選択 2009.1

トヨタ「経営垂直悪化」の深層
p64 「トヨタ生産方式で省けるムダは、部品は仕掛品などの半製品。ところが完成品である自動車は例外。」「増産や生産技術を引き上げるための投資は惜しまない。新車開発のコストはケチっても、工場には高価な最新設備を迷わず導入する」

→昔は「下請け」をこき使い、今は「非正規労働者」をこき使う。要は、以下に身内を少なくするか、に注力してきた経営

p66 「傲慢なグローバル企業になっている。特に顕著なのが技術開発。自社でコツコツ取り組むよりも、カネで買ってくればいいという考え方になってしまった。今のトヨタはビッグスリーとそっくりだ。」

→スピード競争の渦中では、カネで買ってくるのは仕方のないこともある。どんな信念や計画で買ってくるのか���ただ「手を広げる」という意図だけではダメ。多角経営と同じ。