『Guitar』/LOSTAGE

いい感じで「ねじれた」アルバムやなあ、と言うのが二周聴いた時点での感想です。そしていい意味で聞き流してます。
発売からまるまる一ヶ月遅れでやっと買えました『Guitar』。どうしてもthroat recordsで買いたいもんで、そしてthroat recordsは土日平気で休業するサラリーマン泣かせな(笑)レコードショップなのでなかなかタイミングあいませんでしたが遂に買いに行けました。五味さんにしたら、店で買われたら袋もいるしレシートも減るしコスト掛かるからネット通販で買ってくれってなものかも知れません、僕は音楽業界の中間マージンのことよく判ってないので見当違いかも知れません(笑)。

ライブで聴けた『Good Luck/美しき敗北者たち』と802で聴いた『Flowers/路傍の花』、レビュー記事のどれもが書いてた「歌もの」という表現通りの印象だったのだけど、いざアルバムを通して聴くと、「歌もの」というにはギターも目立ってる。僕は音楽はとても狭い範囲で好きなのを聴いているだけのただの素人なのだけど、メロディラインはどの曲もとても美しいけどそれは今までのハードなLOSTAGEの曲でも同じく美しいと感じてて、それよりもギターが歌ってるような、そこのほうが「歌もの」という言葉が当たるような気がしました。それで、「歌ものと言いつつ、人間の声というボーカルだけじゃなくて、ギターも主役ということかな」、とそう考えるといい意味でずいぶん「ねじれた」タイトルのアルバムやなあ、と思ったのでした。

いつもは歌詞カードとにらめっこでどういうこと言ってるのか理解しようとするのに、このアルバムはずーっと流してずーっとボーカルも含めて「音」を聴いてます。

throat records。五味さんはいつも驚くほど丁寧で感じがよいです。

B00KYMEREO Guitar
LOSTAGE
SPACE SHOWER MUSIC 2014-08-05

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