娘を想う自分のために。
LIVE-GYMに参加するためにバンテリンドームナゴヤに来て、
なんとなくLIVE-GYMに参加するいつもの感覚で2時間前着くらいで来たものの、
今回はツアーグッズ列も整理券がないと並べもしない(整理券外れた)ので
ほんとにやることがなく、眼の前のイオンへ。
まあイオンの中もツアーTシャツを着たBrotherで溢れかえってましたが、
なぜかそれでも本屋は空いているもので。
入り口ド前に稲葉さん表紙のanan?だったかな?とB'z表紙の音楽と人?だったかな?が
サービスで立てられてましたが写真撮ろうとしたら他の人が来たのでさっさと退散。
せっかくだから一冊買いたいものの、ライブ終わりは疲労困憊で
長蛇の列に並んで満員の地下鉄に乗らねばならないことがわかってるので
いたずらに重い本は避けたく、そうなると文庫か〜でも文庫だとだいたいわかってるしな〜
と店内を10週くらいしたところで目に入った女性に向けたコーナー。
その昔だとこういうのをウーマンリヴと呼んだと歴史で学んだけど、
今こそウーマンリヴという言葉は活きるんじゃないかと思ったり。
そのコーナーから更に目にまっすぐ飛び込んできたのがこの一冊。
自分自身、独立とか個人事業主とか考えられないし、
そういう人たちはどうやって生計を立てているのだろうと、
今更この状態ではそんなことリスキーでやってはいけないのだろうと、
そう思う一方で、娘にはいろんな可能性を考えてほしいと思うので、
実際にいろんな可能性で生きている人たちのオムニバスである本著は
店頭でパラパラと捲るだけでも刺激に満ちていて、刮目することが多かった。
とりわけ、活動することと稼ぐことが一本の線で繋がっているところ。
自分も見習わねばと思った一冊。
未来屋書店 ナゴヤドーム前店 461-0048 愛知県名古屋市東区矢田南4丁目102−3
https://www.miraiyashoten.co.jp/shop/未来屋書店ナゴヤドーム前/
果たして何を感じるのか。
数年目から毎回思っている通り、「あと何回ライブを観ることができるのか」考えているというのに今回はあまり熱があがらない理由はわかっていて、ひとつは家族が忙しいから、そこに覆いかぶさったのが親友の大病。
年初からずっと楽しみにしてきてはいるのだけど、PREMIUM席はおろかSS席も当選せず、その時点でなんとかしてよりいい席をという熱もあがらなかった。何もビーパの運営や自分の席運のなさを恨んでるのではなくて、「これで十分」と思ってしまってる。「しまってる」というのも変な話だけど。
家までなら、名古屋ならたぶん帰れるけど1泊してイベント気分を、というのもあったけど、今回は場所が場所でどうしても親友のことを思い出すので会える訳でもないしとなるとイベント感で浮足立ちたくもなく帰る予定にしてしまう。
...ここまでをライブ前に書き。
...ここからがライブ帰りに書いてる。
稲葉さんも松本さんも「こうやってライブやれてるのは"普通"なんじゃない」と、繰り返し「あたりまえではない」とMCしていて、特に稲葉さんは「異常」という言葉を使ったくらい。それはスペシャルということで、日常はすべてスペシャルということをB'zのお二人が年々痛感されていることが伝わってくるライブでした。
特に稲葉さんはコロナ禍くらいから、「昔だったらこうはしなかった」的なことをよく言う印象で、今日もとあるシーンのMCで「昔だったら"かわいい"と言われても"なんだよ、うるせえな、バカ"って思っちゃってたけど」と、「バカ」って言葉使うなんてえええ、ってちょっとびっくりするくらい本心っぽく聞こえるふうに言ったりする。
「そのときと今の自分とは身体も心も違うわけで」と、ありきたりの捉え方で言えば「まるくなった」心持ちで懐かしめるということだと思うんだけど、それを肯定的に捉えさせてくれる力が宿ってるのが凄いと思う。
それでいて単に丸くなるだけでなく、年を取れば経験積んでいろいろなことがあって、だけど子どもの頃のようにパッションを大事にしよう、という両面の投げかけをしてくれる。そして、そのためには健康が大事だということも。
年を取り身体も心も変わることでエネルギー感は衰えてしまうとしてもパッションを燃え上がらせようというメッセージは50代中盤の自分にすごく響いた。
そして、そのためにも記録が大事ということ。自分の過去の記録を改めて棚卸しし整理してみよう。ログは必ず生きてくる。
以下、こんなブログ誰もみないと思いますがネタバレ予告
このぐらいで。
記録することと、記録を開示することの大事さと意義。
親友が大病になり様々に物事の見え方感じ方が変わり、en-Zeppもそれまでと鑑賞の際の心持ちが大なり小なり変わった。
楽しめないというのではなくて。感じることの種類が増えたという感じか。
ようやく、COMPLETE CUBEを購入する最大の動機だったSurviving en-Zeppまでたどり着いた。
観始めてすぐにつくづく頭に染み入ったのは、「記録の大切さ」。
大病を患っている親友も、その経緯を書き残したい、それに付き合ってほしいとnoteを開設した。
病気発覚の契機となった出来事から今日現在までにを、克明に記録している。
最近、自分のビジネス周辺では、生成AI活用で、音声録音で議事起こしが自動でできるとか、それも音声は録音しているから記録しているといえば記録している訳だけど、何かその記録が「いい加減」になっているような感覚がある。
Surviving en-Zeppは、記録自体はずっとカメラを回して稲葉さんとその周辺を撮っていただけに見えても、何を撮影するかやどう撮影するか、そこに意図を持ってやっていて、我々に見せているのも意図を持って編集しているはず。
やはり、ここでも「意図」が大事になっている。
なんでそうするのか。なんでそうしたいのか。
HowではなくWhyが相当重要。それを痛感した。
内容では、「ライブ」だったんだなーというのを改めて。
何が起きるかわからないけどそれもひっくるめてライブだと言っているのが胸に来る。
B'zはいつも完璧なライブをずっと見せてくれてたし、ショーとはそういうものだと信じてたところがあり、自分たちが生きてきた時代は「予定通り完遂する」ことがプロフェッショナルな時代だったけれど、今はそれだけではない時代。
どうやらシェーンとデュランが何かミスったことがあったようで、それがわかるシーンが映し出されていたけれど、それもひっくるめて楽しんでいる楽しめているというのを見て、自分も改めて更に真剣に仕事をしなければと思うに至った。
]]>熊本駅近辺は広々していて建築も大きくて好みです!
出張の際は、限られた時間でも少しでもその土地の書店か図書館かに足を運ぶようにしています。
全国にあるようなメガ書店だとしても、仮に陳列の書籍選択が同じだったとしても、場所が違うだけでこちらの目に入ってくる本が違ったりするからです。全く同じ作りの店はないし、仮に全く同じ作りだったとしてもその窓から見える景色やその店に至るまでの道筋がとうぜん違うのでそれだけで見つける本も違ってくるからです。
今回、熊本出張では熊本駅チカのアミュプラザ内のメトロ書店熊本本店に!
白基調の、すごい明るい作りで、遠目に見たとき、色合い的にスリコと合体したフロアなのかな?と感じてました🙂明るい作りの書店って最近珍しい気がしますが、子どもたちが集まりやすい印象です。
うろうろ回って目に飛び込んだのが、サンリオキャラクターが表紙の文庫が面置きされた棚。
よくある「5分でわかるxx」シリーズのようでしたが、子供向けに書かれているようで、娘がシナモロールが好きなので買ってあげようと、題材がなにかもあまり確認せず買ったのですが、なんと『エチカ』でした。
こんな形で娘がスピノザで出会ってくれるならそんなありがたいことはないな、と思いました。
やっぱり、少しでも時間があるなら惜しまず街の本屋に足を運ぼう、と改めて。
メトロ書店熊本本店 熊本県熊本市西区春日3丁目15−26
]]>en-Zepp1から順番に観ていて、感想を清書して順にアップしようと思っていたけどそういかない事情が突然。
4日前、無二の親友から不意に電話があり、大病を患ったと聞かされた。
親友とのやりとりで、彼の言葉が落ち着いているからこちらも落ち着いたり、
ネットを調べてはよくない情報に触れては胸が潰れたり、
そんな自分のことよりも、彼はもう今自分が観ているような、B'zや稲葉さんのライブは
はるかプライオリティ外になってしまうんだろうなという。
映像を観ながらもそういう思いがつきまとう。
私は自分が何を好きかということに、好きなものを表明することを常に躊躇ってきた。
自分の好きなものが、なにか未熟の証のように感じていたから。
読書も、いまやほとんどの大人は本を読まない。それが映画やストリーミングなら誰もが受け入れるし話題にもなる。
そして、B'zや稲葉さんの作品やライブに熱狂するというのも。
世間では、ゴルフをやるのが大人として高尚な趣味のように扱われ、私のような趣味は未熟な趣味だと思わされる。
そういうベースの感覚があり、とうとう親友も、自分と同じようにはこういったものを楽しいと思わなくなるかもしれない状況に。
もちろん彼には日常があって、一日中闘病しているわけではないから、
そうでなくても私が私の楽しみを楽しむことを彼が責めるわけはないのだけれど、
今はまだ整理がつかずそういうことを思いながらしかen-Zepp6は観れなかった。
]]>熟考の末、Day1から順に観ていきます!
自分が参加したDay2から観るか、最初にSurviving en-Zeppを観るか、順番に観ていくか。いつ観れるのかという時間の問題があって、時間が取れたならまず観たいものから観るほうがいいのではないか、というタイパ思考も過ぎりましたが、流れを再現した観方をしたいという気持ちが勝りまして、順番に観ていくことにしました。
初日の高揚感、というのを感じようとしてしまうくらい、初日に行きたかったなあと思いつつ、それ言い出したら全部行きたかったなあと思ってしまうのでそこは収まる。
マグマはそれこそリリースされたとき擦り切れるくらいという例えがぴったりなくらい聴きまくってたので、ソロの1stというだけではない思い入れがあって、B'zの歌詞とはちょっと違う稲葉さんの思考に初めて触れて電撃を受けて未だに身体に残っているような。
『冷血』の「お尻も汚したままで」とか、『眠れないのは誰のせい』の「腐りはじめのやな臭いをぷんぷんまきちらしはじめてる」とか。
やっぱりこれを生で聴けたのは羨ましいなあ!とやっぱり湧き上がっちゃう。
『灼熱の人』、割とよく聴いているつもりだけどLIVE版で聴くと湧き上がるエネルギーが、それこそマグマがより大きく。年をとっても、エネルギーを立ち上げるというのは大切だなと改めて。
マグマだけでなく、ソロ曲通して特に愛している曲のひとつ『愛なき道』。これは一回ではなくて、全枚観たらもっかい観たい。というか何回でも観たい。
と思うのはたぶんこれだけじゃないくらい出てくるんだろうな。
これは大変なLIVE版買っちゃったなw
]]>今年一番の贅沢。
稲葉さんの誕生日に届いた、COMPLETE CUBE!!
届いた当日に、アンパッキングする気になれず😎
enⅣ同様、ドキュメンタリーにいちばん興味があるんだけど、enⅣと違ってen-zeppは全部の日にちセトリが違う訳で、どれからどう観るか悩む。
自分が参加したDay2から観るか。
それともまずドキュメンタリーを観るか。
Day1から順に観るか。
なんにせよ、アンパッキングしないと観れないけどね。
最低、今日一日は未開封で外観鑑賞です。
物語が神話化するというループ。
物語が求められているとかストーリーが大事とか言うとき、なぜそう言っているのかなと訝しんでしまうことが数年前から増えた気がする。子供の頃から生粋の物語好きだったので、世間がみんな物語が大事と言い出すのは喜ばしいはずなのに、その言われ方に安直なもの依存的なものを感じてしまうことが少なくなかった。
物語はどちらかと言うと、普通ではできないことや知り合えない人を体験するところが面白いのに、フィルター・バブルよろしく「あなたはあなたでよい」という肯定を補強するために物語が必要とされているような気がしていた。そういう、「物語が必要だ」という主張は、物語という存在を神格化ー言うなれば「神話」になってしまう危険がある。
そこに来て、本著の帯のこのセリフ。速攻買ってしまいました。当初の目的は、朱先生の100分de名著だったのですが、100分de名著棚でフッサールを見つけてしまい、フッサールのこの時代の状況は、相対主義が進んで、「正しさ」の基準の共通理解が崩壊している現代に近しいので、これまた興味を持ってしまって購入。
]]>すばらしいドキュメンタリー!稲葉さんの凄さと普通さ(只者さ?)が凝縮されてて何回でも観れる。
昔はこういう映像作品は、「始まりから最後まで一気に観る」のが決まりのように考えていて、まとまった時間を取らないと観なかったんだけど、いつからか、どんな形であれできる限り速やかに観れるときに観ないと、というスタンスになり、このBlu-rayに関しては、リリース前のCM YouTubeで、参加したファイナルのアンコールの『正面衝突』が顛末から収められていることわかってたのでまずそこから観ました。あの、「え、やるの?」「最初だけちょっとでしょ?」みたいな、疑ってるような期待しているようなギャーギャーいう会場の雰囲気が観れてあのなんとも言えない極上の幸福感で心が満たされます。あー終わった、ありがとう稲葉さん、でも寂しいなあ⋯という思いを余韻ごと持ってっちゃった『正面衝突』。あれは最高の体験でした。
ドキュメンタリーで印象的なのは、「タダモノハタダタダハゲムノミ」Tシャツを配ってるくだりで、稲葉さんが「義務的じゃないんだから」「みんなを盛り上げようと思ってやってるんだから」みたいなことを笑いながら言ってたところ。自分も何かしたときにこういう言い回ししがちなんだけど、稲葉さんもするんだ〜と思い、内容は同じだけで言い回しとか声色とかで受け止められ方変わるのかなーと思ったところ。これ関連で、シェーンが2度ほど、稲葉さんがボスだから、というようなことをいうシーンがあったけど、自分がプロデュースしてるってことをちゃんと引き受けてちゃんとリードしていたんだという当たり前のことが見えたのも貴重でした。パフォーマーとしての稲葉さんしか見えてなかったので。
ドキュメンタリーの最後に、ソロを始めた頃を、「皆さんはB'zの稲葉がひとりで何ができるのか、という、引き算で考えられてたと思うんです、それはしょうがないことで」というコメントで表現してて、稲葉さんの状況理解と向き合い方の凄みを改めて実感しました。自分にはそういうふうに物事に対応していくような時間的余裕はないと思いつつ、一方で『トワニワカク』的なスタンスも大事だと思いつつ、だからこそ「タダモノハタダタダハゲムノミ」という言葉が強く響いてきます。日々手を抜きません。
うちわ、配布当日は忙しくてどうしても店舗に行けなかったけど、翌日たまたま出張先のタワーレコードで、店員さんに勇気をだして聞いてみて無事ゲット。
]]>うめきたの読書会なんて最高過ぎません?
「ネガティブ・ケイパビリティ」で朱喜哲さんの記述を見かけて、それ以降いろんなところに登場してはるーと気になっていて、その上対談相手が「欲望の資本主義」の丸山俊一さんで、おまけに建て付けが「読書倶楽部」という、絶対行きたいと思ったイベント。無事行けてお話聞けて大興奮でした。SNS時代の「場」のあり方、にまで話が及ぶんだけど、その際に丸山さんが、学生運動同時の記憶を引き出して話を深めてくれたりするところも最高でした。
リチャード・ローティ、初見だと思い込んでたのですが、読もうと思って流れちゃってた『偶然性・アイロニー・連帯』の人じゃん!と自分のノート見て思い出した。しかも、知ったのが100分de名著でそれも朱先生じゃん!記憶力が薄れるって不幸⋯でもそれを補えてよかったよかった。
UNITE#02から1ヶ月半。まだそのくらいしか経たないのかー。
松本さんの体調はどうなんだろう?どのくらいの規模頻度のツアーになるんだろう?
と会報の松本さんのコメントを読んだりして考えていた(あれ、FYOPの発表は会報の前だっけ)中、発表されたスケジュールは4ドーム各2回の全8公演。そりゃそうだよね⋯と納得しつつ、今年は年末に近づけば近づくほどLIVEにはいけない年なので、大阪が最終日というチャンスは泣く泣く放棄して名古屋に一点集中。
S席だけど無事ゲットできたので一安心。
UNITE#02のときも「あと何回観れるのか」とぐるぐる考えたこともあるけれど。
でも、一回観れるだけでも感謝。
そうこうしていたらROCK ROCKの30周年記念にB’zが出演!という公式LINEが。
共演にもびっくりしたけど、場所がインテックスって⋯。
近いし行きたいけど、日付が日付なので悩むなあ…。
これに行くくらいならFYOP大阪ドームって考え方になるけど⋯。
横浜・関内最高でした。
UNITE#02で横浜泊、せっかくなので本屋を巡ろうと計画していたものの、なんだかんだあって午前中で切り上げることにして、では「この一店」はどのお店だろうと思案の結果、関内のLOCAL BOOK STORE kita. に。行けるならシェア型書店の見学にしたいし、LOCAL BOOK STORE kita.はうまいぐあいに9:00オープンだったので都合もよい。だいたいの本屋さんは早くても11:00開店だし、もともとは横浜界隈で一店見たら、自分たちが棚を出しているPASSAGE by ALL REVIEWSに初めて行きたかったところだけどあそこも12:00オープンとかで断念。
LOCAL BOOK STORE kita.はお店も棚もウェルカム感がとてもあって、きっとそれもあって、お店番してる方に話しかけることができて、すごいたくさんのことを教えてもらえた。自分もシェア型書店やってるんです、と打ち明けて、LOCAL BOOK STORE kita. がどんな工夫をされているのかをかなり懇切丁寧に教えて頂けた。この後行ったサテンでも思ったけど、都会の人ってすごくよく話をして顔見知りになってる。自分は住んでいるところで顔見知りになるという経験が人生ですごく薄くて憧れる。
棚はほんとに素敵な棚ばかりで買いたい本もたくさんあったのだけど、「ここでしか買えない」一冊を、と思い、ソーシャルワーカーの日記帳という名のZINEを。ZINEはつくるのに興味があって、近々挑戦してみたいなと思ってて、なのでこれもちょうどいいタイミングで出会えた。
LOCAL BOOK STORE kita. https://kitabooks.jp/ 神奈川県横浜市中区日本大通33番地 神奈川県住宅供給公社ビル 1F
バトンをつなぐということ。
UNITE#02の対バン4バンドのなかで、こういう機会がなければライブで聴くことがいちばんなかったのがONE OK ROCKだったと思う。好きとか嫌いとかではなくて、今の自分の生活や年齢は、何に時間を費やすのかというのが日に日に切実になるので、他の3バンドにも時間を割けないけれど。なのでB'zが対バンを組んでくれたというのは嬉しいこと。
音はONE OK ROCKのほうがキレイだった印象。B'zももちろん盛り上がれたんだけど、ときどきすべての音量が同じ厚みで押し寄せてきて稲葉さんの声が取れない、というのがあった。というのがあって、アンコールで松本さんのギター聴いたときは、やっぱり松本さんのギターって違うんだなというのを実感。
どうやったって松本さんの出演辞退のことを考えない訳にはいかなくて、今後どうなっていくのか。今冬のドームツアーで松本さん完全復活!って稲葉さん言ってたけど、今冬はいけるかもしれないけどその先どうなるかは誰にもわからない。今でさえ、自分も含めて観れるなら何公演でも、というファンがいる。B'z Partyの優先でさえ当選しないファンがいる。そうすると公演数を増やさないといけないし、少しでも多く観たいというファン心理がより公演の形を難しくする。
ドームを5か所10回やっても、1公演5万人として50万人。やっぱりファンクラブでも当選しない人が出てくる。全部B'z Party公式デジタルチケットにすればいいのにと思うけど、チケット販売会社との兼ね合いとかがきっとあると思ってて、なのでB'z Partyでも当選しないというのが発生してると思う。
それに、みんながみんなドームに行けるとは限らない。自分も今回、UNITEには結構無理して参加した。仕事もあるし、新幹線代、宿泊代、かなりの出費になる。なんで全部横浜なんだ、と思うと、自分より東京から遠い地域の人なんかはもっとそう思うと思う。ドームに簡単にいけない地域のファンはどうなるのか。
B'zの二人もそうそう多数の公演を長期間続けられないようになると思うので、公演数x収容数をあげてカバーしていくのは限界があると思う。そうすると、考えられるのは住所制な気もする。会場最寄りの住所を証明できる人しか申し込みできなくする。特にB'z Partyチケット。その会場周辺の人数をどう読むのか、という課題もあるのはあるけれど。今までも工夫に工夫を重ねてきた運営なので、B'zの二人が続けていけて、かつ、ファンも納得できるようなやり方を考えてくれると信じてます。
]]>世間に認められない状況というのはLGBTQ+に限ったことではない。これがLGBTQ+の話だったら読み手の想像力の働き方が一段単純になるところだけど、そうではない状況で組み立てられているところに惹きつけられて一気に読んだ。周囲に絶対理解されないということと、理解だけではなく法律的にも自然の摂理的にもNGであることは別のことで、主人公の立場はその両方にある。そして主人公はいわゆる「強い」女性であり弁護士であり、自分の強さに対するそれまでの周囲の「無理解」に対する不満が、自分自身が周囲に対して(身内に対しても)見える範囲で判断していたという「無理解」に気づくことが起こり、第3篇の「ハッピーエンド」につながる。「ハッピーエンド」という章タイトルを見たとき、不穏な印象を受けるけれど、その不穏さがどこまであたっていてどこまで間違っているかも、自分が何をどこまで見ているのかの物差しになるような気がした。
]]>
お客様先に、駅から徒歩で向かうにはちょっと早過ぎたのでブックファーストへ。店内撮影OK!と書かれた案内を、私は初めて見た気がします。これまでも何度か立ち寄ったことがあるんですが今回初めてこの案内に気づきました。
ちょうとNHKでやってるドラマを観てるので、買うのは読み返す用に『神の子どもたちはみな踊る』かな〜と思ってたら近くの『かわいそうだね?』が目に入る。娘はいろいろ日々忙しそうで、自分の好きな本しか読む時間がなさそうだけど、こういう小説を読んでほしいものだなあと思って購入。
#ブックファースト
]]>
予防歯科通いのついでに立ち寄って、娘に新しい国語辞書を買おうと吟味して買ったあと、店を出る段になって入り口のプッシュで目に入った一冊。もう出て半年近く経つ本なんだーと、自分のアンテナの鈍りに軽い失望。ネットのブックレビューだけだと、意識して頑張って偏りをなくしたとて流入量が絶対的に少ないので書店に立ち寄るの大事。
]]>どうやったって寂しさは募る。
去年の稲葉さんソロのときも、「もうこれで見れないかもしれない」と思ってしまう感が、自分のネガティブさや諸々のインタビュー記事やであったうえに、今回のINABA/SALASでは、それこそインタビューではっきりと「お互い年なので、この先はタイミング的にもう難しいだろうなと」と答えていたので、どれだけ「Only Hello」と言われたって寂しさは募る。INABA/SALASがこれで打ち止めというだけだとしても、「打ち止め」の存在が、いずれはB'zも⋯と想像せざるを得ないわけで、先のことを嘆くよりも今を大事に生きろと言われても先のことと同じことが眼前に繰り広げられると悄然としてしまうのは無理からぬこと。
誰も見ていないブログとは言えまだツアー中ではあるのでセトリについては触れないようにして、「聴きたいな」と思ってた曲がすべて聴けて満足。この曲で励まされたい、と思ったり、この辛口の曲で痺れたい、と思ったのが全部聴けた。INABA/SALASは踊れる感が強い音がやっぱりB'z・稲葉さんソロとは違うなあと実感。
稲葉さん、「また会いましょう」としか言わなかったので、あれはOnly Helloの裏っ返しだよね。INABA/SALASはこれでバイバイだよ、と(ツアーはまだ続くけど)。なのに最後の最後いつものように「じゃあね、バイバイ!」と言っちゃって、「じゃなかった、ハロー!」と言っててややこしくなってた。あれは毎度あんなふうなんでしょうか?今日だけ??
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仕事で千里中央に行った際、イオンSENRITOに入ってる書店で見かけ、気になったけどそのときは買わなかった(読んでいる本が多数あったから)。で、今日、博多出張で空き時間に丸善に寄ってみたら「話題の本」の棚で再び見かけて今回は購入。
それにしても、この丸善は購買欲をそそる。難波のジュンク堂のように、静寂と書籍群の圧倒という、メガ書店の迫力ではなく、敷地は確かに広大でまだ奥に行けるまだ奥に行けるという探索の喜びはあるのだけど、それよりも雑多感からくる高揚が楽しいのだと思う。中央側が割と背丈の低いつくりで視界がごちゃごちゃとなるのもいい。
そうして見つけた『女の子のための西洋哲学入門』。完全に買う気になったけど出張中で鞄に入り切らないと思ったので泣く泣く断念。週末に地元で買うか。売ってないかな...
]]>走り納め。
2024年は秋からほとんど走らなかった。特に何という明確な理由もないけれど。11月末まで陽気が続いたのでまたとない秋だったはずだけれど。そんな中、一度試そうと思っていたこのルートが本当に気に入って、3回目にして走り納めに。ほとんど登りがなく、50kmを飽きずに走れるルート。終盤でラーメンを食べられるこのルート。
天理に入ったところで、インナーに落としたフロントがアウターに戻らず。いったん止まってワイヤーやシフターの状態を見た結果、シフターに籾殻が入ってて噛んでるようと思い、それを取り出してシフトチェンジできることを確認。ワイヤーはそろそろメンテしないとと思ってたところでもあるので、オーバーホールを考えないと。
天気予報で「西風6m」を見ていたので覚悟はしていたけれど、天理からの後半は延々吹かれて辛かった。ハンドルを取られたり、ほんとに全く進まなかったり。ただ、意外とやめたいと思うような気分にはならなかった。これも、慣れている道のメリット。
]]>新しいヘルメットをお試し。
もう10年近くKASK Mojitoを愛用してて、「ヘルメットは2,3年で買い替えないといけない」とか読んだことあるけど、流石になかなか値の張るものなので2,3年で買い替えとはいかずここまで来て、しかし内部のインナーパッドが剥がれに剥がれてしまっていて、インナーパッドを買って補修するか買い替えるか数ヶ月悩んで、買い替えるならどれに買い替えるかいろいろ見漁ってみて、K-PLUS NOVAがよさげと購入。そのお試しライドに、以前仕事で都道府県CIOフォーラムというのに参加してCIOじゃないのにベンダ側で視察ツアーに参加した際の行き先だったなら歴史芸術文化村が、場所もよかったけどそこまでの道が走るのによさそうだなと覚えてて行ってみることに。
生駒から時計回りに奈良→天理→王寺と四角形を描くこのルート、なんで今まで気づかなかったんだろうというくらいちょうどいいコースだった。50km前後を走るのにはもってこい。遅めに出れば、こんなふうに帰りの途中にちかみちらーめんによって一杯食べて帰れる(笑)。午前中にさっと流したいのでもいい。もっと短いか、もっと長いかしか今まで考えてこなかったけど、そこまでハードでもなくそこまで軽くもない、ちょうどいいくらいのライドをもっとしばしばやりたいような、もっと日常にしたいみたいな気持ちが芽生えているのかもしれない。
]]>IN/SECTS vol.13で紹介されている書店巡り@東京!
機会があったら行ってみようと、IN/SECTS vol.13で紹介されている書店はGoogle Mapにピン打ってマップにしてあって、この日まとまった空き時間があったので上野あたりを巡ってみることにし、訪れたのがReadin' Writin'。
紹介されている紙面で写真を見て、それが「東京」とか紹介されていると、どれだけ賑やかなところにあるのかなって勝手に思い込んでいたけど、もちろん奈良に比べたら人出の数は比べ物にならないんだけど、「この通りのそこを曲がったその通りにほんとにあるの?」ってくらい、言ったら普通の路地みたいなところにあったのが驚きでした。恐る恐る入店する感じ。逆に緊張する感じ。
ちょうど入ったときに、先のお客さんが会計終わったところで、ご主人の「ありがとうございました」って柔らかい声が聞こえたので、「あ、ここ、いやすい」と思ってゆっくり陳列を見て回りました。エッセンシャルワーカーや北朝鮮関連の書籍に惹きつけられたのですが、『IN/SECTS 本をつくって本を売る』が目に入ったので「この旅で買わなきゃいつ買うねん」と手に取った近くに『現代思想+ 15歳からのブックガイド』があり、娘がパラパラ目を通して、何か見てはいけないようなものを見た感覚になって、少し背伸びしてみようと思ってくれたらいいなとこれも購入。
レジで「PayPayだけ使えないんです」と言われ、 PayPayを拒絶している私は不便なかったのですが、その理由に始まるお話を聞いて、自分が思ってることに近い感じがして、書店という器のフィーリングがあってたら、そこの人ともフィーリング近いのかも、なんて思ったり。
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文庫本が出たというネットニュースを見て、まず本作自体聞き覚えなくて、NHKでドラマ化されてるくらいなのに知らなかったのが情けないのと、代理母というテーマに強い興味を引かれ、ひとまず最寄りのこの書店へ。改めて探してみると、この規模の書店だと書籍数が少なく感じてしまう、ということ。でもふと、本屋が元気だったと言われる90年代の、自分が中学・高校のときの、当時の田舎の書店の記憶を思い起こすと、この啓林堂書店生駒店のサイズと対して変わらない。なのに、あの当時、書店に足を踏み入れることがあんなにわくわくしたのは、自分の好奇心の強さの違いからではないのか。同じ棚のサイズなら、並ぶ書籍の種類・数は同じに決まってる。読んだことのある本の率もそうは違わないはず。だとすると、「つまらない」と決めてかかる率が年々上がってるだけじゃないのか。そんなことを考えながら本著を探したら、文庫本出たてということもあり、3冊入荷されているのを見つけた。
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zeppもそうだけど大阪城ホールだってもう見れるチャンスあるかどうかわからないから目一杯楽しみました!
今回、ひさびさにツアーの感想を書いているSNSとかブログとかを漁ってみて(なぜ漁らなくなったかと言えば、Googleで検索しても個人のサイトがまったく上がってこなくなったから。2000年代はほんと良かった)、たまたま、「ファンクラブ抽選で何度も何度も全滅食らうのに、当たる人は毎回当たっててこの不公平感がイヤでビーパを離れてた」と書いている方のブログを読んで、自分もそうなので気持ちがすごいわかるとともに、冒頭に書いた「大阪城ホールだって見れるチャンスもうないかもしれない」という思いに至ったのでした。
いろいろ漁りつつもセトリは周到に避けてて、日替わりパートも、曜日が同じだからSky Expoと同じ曲だろうと思ってたら3曲とも違ってマジびっくり。日替わり3曲は3曲とも大阪城ホール版が良かったのでこれはどうしても書きたい!こんなブログだれも見てないと思うので、といいつつ一応余白とって最後に書くことにしよう。
稲葉さんが今年還暦というのが度々触れられてて、自分も五十を超えているので何を言うかという感じですが、自分たちが二十代三十代のとき、団塊の世代たちは時代の激動を「しなやかに」生きている、という表現をよく見かけて、その称揚のされ方がどうにも胡散臭くて嫌いだったし今も嫌い。稲葉さんの歌詞にはあまり「しなやか」という言葉は出てこない気がする。そもそも稲葉さんは一度使った言葉を二度三度使わないけれど。あの「しなやか」という言葉の用法は、「上手に」という含意があり、しかもそれをポジティブに味付けされていて、それまでの自分が行ったことのマイナス面に無反省な感じが受け入れられなかった。今も受け入れられない。そういう、「旅の恥はかき捨て」的な生き方がおそらく富を最大化する生き方なのだろうけど、それは受け入れられないし、稲葉さんの歌詞もスタンスとしてのそういう「しなやか」とはかなり無縁に感じている。『ブラックホール』なんかはまさにそうだと思う。『NOW』もそう。けして過去をチャラにしない。思い悩むことを捨てたりしない。それでもって「答えなど探すなという」。痺れます。同時代にこんな偉大な先輩がいることを本当に感謝です。
さて日替わりについて!
このくらいで。
1発目『波』!聴こえた時点で、「もっと奥へ」で「キャーーー!」てなるだろうなって思ったら、意外とそうでもないように感じたのは、『touch』を聞いたのがZeppで小さかったからよくわかったってことなのか、大阪のオーディエンスは色気より熱さを求めてるから曲全体で盛り上がってたのか。『波』の世界観夢幻感がめっっちゃでてました。
2発目『正面衝突』!これほんと聴きたかったというかノリたかったんでイントロ聴こえて燃えました。摩擦係数の、妙!意外と妙!やるひと少なかったけどお構いなしw隣の女性が、始終手拍子も少なめ手挙げも少なめで、どういうモチベで来たんだろう?と不思議なんですがこの曲だけは間奏のゆーらゆーら振り付け含めて完璧にやってたので『正面衝突』が好きなのかも。
3発目『あの命この命』!これ、zeppの前、ツアー発表されたときから「聴きたいな」とぼんやり思ってたので聴けて感激。涙出そうになります。こういうどん詰まりのことを考え抜くスタンスが稲葉さんに心酔してしまうところなのです。
]]>
2回目のライブ。Sky Expoは初めての会場。奇しくもen-zeppと同じ空港近く。飛行機乗るわけではないけれど空港近くにいくって非日常感があってちょっと浮足立つ感じなのが楽しい。
B'zを考えたら、この規模の会場って、最高峰の席でも万々歳の広さ(狭さ)なんだけど、Zeppを体験した後では・・・。予定があって入場直前に会場についたけど、案外グッズも残っていたみたいで(これまた都合があって買わなかったけど)、なんとなく、まわりの雰囲気がテンション低いのでは・・・と思ってたら、やっぱり後方だったからか、ぐわーーーっていう熱はない感じ。けど、Zepp思い出してみたらまわりそんなに髪振り乱して盛り上がってた人がいっぱいだった訳ではなく、密集感というか狭さ感というか、そういう差かな、と気を取り直してテンションを上げる。
アリーナはアリーナらしいセトリで、en-zeppより30分くらい長かった、と思う。後半、ところどころ稲葉さん調子よくないのかな?と思うところがあったけど、とにかく『只者』の各曲が響き過ぎで。『DINOSAUR』くらいからの、同世代感、今を一緒に生きてる感がばんばん響いてきて。こんな先輩がいてくれていることが幸せで幸せで。同じように皆誰もが考えるわけではなくて、というかどちらかというとそう考えない人たちに囲まれるほうが断然多い人生で、どういうふうに生きていくかって毎日考えさせてくれる。
次回も楽しみ。
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一生に1回しかないen-Zepp Day2、ってMCが、はっとするし、しんみりするし、奮い立たされる。
それはそうなんだけど、その手の言葉の先に思い起こしがちな暗さがないところが稲葉さんだなと思う。それはとても大切でとても当たり前のことなんだよと丁寧に杭を打たれるような。ぼそっと言ったこの一言を胸に大事に持って帰った人、いっぱいいたと思う。
しょっぱなから叫べる曲が多くて、Zeppでライブ観てる感にばっちりぴったり。Zeppで稲葉さん観るのはもちろん初めてで、他のバンドとかをZeppで観るときとおんなじ盛り上がり方。開演5分前くらいに後ろで「さあ始まったらもみくちゃになるよ〜」と言ってた人がいたけど、たぶんB'zファンそんなことしないよ〜と思ってたら案の定誰も前に押し進んだりしない、もちろんモッシュなんか起きない。それでも「ああZeppでライブ観てるんだなあ」って感慨に浸れる最高のセトリ。
6公演するって時点でファンなら誰しも気づいた通りだったけどそれだけじゃないところもあって、とにかくまた前に進む身の引き締めを頂いたって感じ。どんなに割を食っても、流されそうになっても、こんなもんでいいやって思いそうになっても、自分が信じるものを大事にやり続けていきましょうというエネルギーを貰えた。
空港の近くでライブをやるというのは、ホテルもあるしなるほどなーと今回初めて思った。松本さんの豊中ライブも行って思うけど、この規模で観られるならソロをやり続けてくれたらいいやって思うけど、B'z観たらやっぱりB'zいいなって思うねんな。
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大学来の親友が伝えるためだけにDMを打って教えてくれた鴨葱書店。私の本好き書店好きを知っているので(年一,二で飲む機会に、行きたい本屋に付き合ってくれたこともある)教えてくれた。娘の中学入試のための見学会で京都に行く機会ができたので、あわせて行ってみた。
11:00の開店間もなく入店したので、日曜の朝だしお客さんは他におらず入っても来なかった。店主もいるのかいないのかわからないくらいの気配の消しよう。他の日はそうではないのかもしれないし、京都独特な「一見客対応」のように感じるのもこちらの偏見なのかもしれないけど、しかし、この書店の接客としてはぴったりだったと思う。
入口入るなり眼前に並ぶ思想書哲学書。比較的思想書哲学書好きなほうなのでいろいろ目に入れてるつもりだけど見たことのない書物がわっと目に来る。サイン本なんかも並ぶ。新刊で読みたいと思っていた書籍も揃う中、ほんとにここで出会った一冊を買うのがやっぱりいいだろうと決めたのが『CONTEXT DESIGN』。2019年に刊行されていたと全然知らなかった。自身の生来のテーマに重なる内容でほんとにいい一冊に出会えた。親友に感謝。
鴨葱書店 京都府京都市南区東九条東岩本町11-4
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家族で出かけた帰りの京橋駅で京阪モールに立ち寄り、千房でおひるしてぶらぶらしてたら紀伊國屋書店に突き当たる。我が家は本屋でほしい本があったら買うのは私の財布からになっているので、家族みんな張り切って棚を巡り始める。
今朝、おはよう日本で『方舟を燃やす』に関する著者インタビューを観たところで、実書に出会ったら買いたくなるに違いないけど、先日『DJヒロヒト』を買ったところで連日この金額の書籍を購入するのは厳しいなと思っていたところ、行き着いたエリアには文芸の棚がなく、よかったよかったと目についた見たことのない文芸誌『スピン』を買って帰ろうとし、家族が持ってきたアイテム(本ではなかった)を抱えてレジに向かったら、レジの向こう側に文芸棚群が…。家族も文芸棚を求めていたようで、もうちょっと探すと言ってそちらに行ってしまい、勢い自分も棚をウロウロしてしまい、結局『方舟を燃やす』を見つけてしまった。
でも気になってたんだからこれでよいのだ。
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先週体を暑さに慣らしてところ、今日はそこまで気温も上がらない走りやすい絶好の天気、初詣の際に返すのを漏らしていた御守を春日大社に返したあと、以前から行きたいと思っていたところに向かう道中でパンク。実際には空気が残っていて、シーラントも入れていないピュアなチューブレスで使ってて、乏しい知識ではスローパンクだとしてもそんなに空気が残らないのでは?と思い、どこからか空気が漏れているかと調べてみてもそれっぽいところがない。じゃあ空気を入れてみようと携行ポンプを持ち出したものの、チューブレスに変えてから初めて携行ポンプを使ってみたらバルブに全然噛み合わない。仕方がない、いざと言うときのために携行してたファーストリスポーン、ガス込みの補修材を使ってみたら、思ってたよりちゃんと使うことができ、充填もでき、走れる状態に復帰した。
そのとき、後ろからおばあさんが「空気入れあるよ、貸してあげるよ」と声をかけてくださった。近くの(たぶん止めていた場所の脇が高台になっていてそこから)お家のおばあさんが、私が停車して空気を入れているのを見てやってきてくださったのだ。私はこういうとき、うまく会話ができないタチだったが、なぜか今回はおばあさんの好意を無駄にしてしまったと悔やむことのない、気持ちよい会話を続けて感謝の念を伝えることができた。親切に声をかけてくださったことに、心から感謝したからできたことのような気がする。
独走会という名前をつけているけれど、もちろんひとりで気ままに気楽に、でもこういうトラブルが起きた際も独力で解決するのをしょいこんで行動するのが好きなのだけれど、誰かの好意親切を「ありがとう」とありがたく受け入れられることもまた、独走会という名前をつけた裏に込めた気持ちだったことを思い出した。
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