街のサテンで豆を買う 2016/11/04 アワヒニ

「コンセント使えます」と「50gから豆買えます」のどちらによりつられたのかは言うまでもない。

谷1~谷4は仕事をするサテンには事欠かないのだけど、それでもバッテリ席は時間帯によってどこもアウトでさまようことはあるし、1丁目から順に下って4丁目についてしまったときの徒労感は結構。なので、スタバのまだずいぶん手前で見つけたこの看板に引き寄せられました。

こういうオシャレ系のお店はいくらwifiとコンセントを謳ってても、その対象はだいたいiPhoneなので、ガッチリスーツのサラリーマンが入ってくるとほぼ間違いなくスタッフの皆さんギョッとしてこちらを見ます。すごく場違い感、アウェー感満載になりますが堪えて仕事1時間。

僕が入った時間は空いていて集中して仕事できました。静かでテーブルの高さも椅子の高さもよい感じ。オーダーしたのはコロンビア スプレモ、豆はカフェインレスのコロンビアスプレモとエチオピアイルガチェフコンガをそれぞれ50g。家に帰って早速カフェインレスコロンビアスプレモを淹れてみたら、カフェインレス独特の「泡がもこもこしない」感じで入っていって、味のほうはというと同じくカフェインレス的なベリークリアでした。香りは全然落ちていないので、リフレッシュコーヒーにちょうどよいです。

アワヒニ 大阪市央区船越町1-2-9ドエル天満橋1F

街のサテンで豆を買う 2016/03/28 GREENS

我が家の一番人気デカフェ、モトマチブレンドを求めて再訪です。

神戸に来ることはそうそうないので、チャンスがあったら、寄れるかな?と工程を考えてしまいます。もうちょっと三ノ宮よりにあると行ける機会作りやすいのにと思ったり。初訪問した1/14の後、お店が改装に入られ、屋号も"GREEN"に変わってました。前回来たときより店内が無骨にロースターな見た目な印象でした。僕はああいうシンプルで無骨な作り、好きです。テイクアウトドリンクも昨夏で取りやめにされ、ロースター一本にしているのも好ましいし、やはり先駆者というべきか、ロースターの世の流れを的確に掴んでいるように感じます。

なかなか来れないので200gを、100gを豆で、100gを挽いてもらいました。挽いてもらってあったら忙しくてもさっと飲めるしね。でも200gを挽いておくとちょっともったいないし。挽いた豆は冷凍で保存してくださいと説明書きがあって、勉強になりました。

グリーンズ 神戸市中央区元町通1丁目9-5

街のサテンで豆を買う 2016/03/04 TAKAMURA WINE & COFFEE ROASTERS

有名どころロースター巡り第3弾!”西のブルーボトル”と行ってみて僕が勝手に思ったタカムラコーヒーロースターズです。

大阪市内をターゲットにロースターで検索すると必ず確実に上位に現れるのではないでしょうか、TAKAMURA COFFEE ROASTERS。元ワイン屋さん?細かい情報はよく読まずよく頭に入れず、とりあえず場所が江戸堀なので、会社からの帰りの日なら寄って帰ることができるな、などと機会を伺っていたところに立ち寄れるタイミングがあったのでいざ訪問。

まあびっくりしたのがその外観で、ウェアハウス的なその作りそのデカさは見事にオシャレ。ある種無造作に配置されたシートでコーヒーを飲んでいるお客さん方の常連感と言ったら半端じゃない。そんな敷居の高さ満点、スーツ着てるだけでアウエー感満載の状況の中、デカフェをオーダーしてきました。


ウェブサイトで一通り販売している豆を読んでいたのですが、パナマ ラ・エスメラルダ ゲイシャの200g5,000円を筆頭に、基本的に高級品種メインの展開の印象で、お店も高級感大事にしてるのかなと気おくれしてたのですが、店員さんの接客は非常に柔らかくてフレンドリーでした。デカフェをオーダーして手渡してもらっただけなので知識的なところとかは何もわからないですが、言葉遣いとか表情とか、コーヒー文化に必須のものが備わっているように感じました。コーヒーはリラックスするため、楽しむためのものなので、正しい知識は大切だけれど、蘊蓄のために焙煎してほしい訳でもドリップしてほしい訳でもないのです。


買ってきたデカフェ、メキシコ産オーガニックということなんですが、「コーヒー感をしっかりとだすため深入りにしました」と説明にある通り、飲んだ口当たりはきっちりとしたコーヒーの風味を味わえますが、味は非常にクリア・透明で清流のようです。滑らかで気持ちよく飲めます。このシンプルさ加減は僕は好みでした。また買いに行きたいと思います。


TAKAMURA WINE & COFFEE ROASTERS 大阪市西区江戸堀2丁目2-18

街のサテンで豆を買う 2016/02/10 LiLo COFFEE ROASTERS

有名どころロースター巡り第2弾!おっさんは雰囲気に気圧されて、お店の写真を撮るのをすっかり忘れたのでした。

本町近辺を対象にデカフェを扱っているロースターを検索しますと、いちばん最初に出てきたのがこのLiLo COFFEE ROASTERSでした。心斎橋かあ!おっさんには敷居が高すぎる・・・見つけたときは思わず素通りしそうになりましたが、ここはデカフェのため、勇気一番入店したのでした。

店員さんは落ち着いて丁寧でかつ過剰な接客もなく、とても気持ちよかったです。雰囲気に舞い上がってメニューの見どころが判らず、100gから行けますか?と訊いたのに対して、はい、大丈夫です、と答えてくれたあと、50gから行けますけど、と補足して説明してくれました。値段のことは何も調べずに買いに行ったので、場所が場所だし結構いい値段つけてるんじゃないかなーと漠然と思ってたら¥350/100gで、これはかなり良心的価格ではないでしょうか。

豆を入れてくれる袋、袋につけてくれるラベル、手提げ袋、すべてスタイルが整えられていてさすが心斎橋のお店です。豆を入れる袋はジップ式になってたりします。コーヒーを愉しむというのは、自分がリラックスできてエンジョイできるかが大事なので、こういうスタイルに目を向けることも大事だなあと感じます。無骨な量り売りスタイルもまたよし、小物もひっくるめて神経を行き届かせるのもまたよし。

LiLoのデカフェはコロンビア産でした。味は雑味ゼロですごく透明な感覚を味わえます。だけれどもコクがビシッとあります。デカフェというとコーヒーっぽくない、ということがかつては当たり前だったのかもしれませんが私が試し始めた頃からは全然そんなことは感じたことがなく、そんなデカフェの中でもかなり苦味・コクの存在感を通常のコーヒー同様に感じれる豆でした。デカフェにマイルドさを求めない私のようなタイプにとって魅力いっぱいの豆でした。


LiLo COFFE ROASTERS 大阪市中央区西心斎橋1-10-28 心斎橋Mビル1階

街のサテンで豆を買う 2016/01/14 グリーンズコーヒーロースター

なかなか神戸に出ることはありませんので、少し検索してみましたらデカフェを取り扱っているお店を見つけられたので寄ってきました。

昨年11月で10周年を迎えられた老舗ということで、敷居高い雰囲気かなとちょっと腰が引けてましたが、反対にちゃんと店員さんが複数名いらっしゃる、きっちりしっかりしたショップでした。今までロースターっていうと個人経営されているところばかり行ったり行先候補として上がったりで、店員さんが複数いらっしゃるところは初めてな気が。

目当てのデカフェは3種類、モトマチブレンド・グリーンズブレンド・モトコーブレンドで、順に中煎り・中深煎り・深煎りでした。モトマチブレンドがいちばんマイルドということで、そちらにしてみました。これまで飲んでいたタリーズのデカフェも喫茶イレブンのデカフェもシングルオリジンなので(というか初心者なのでシングルオリジンのほうが味を覚えていきやすいかなと思ってそういうのを選んでる)、初ブレンドデカフェでした。デカフェでマイルドだとどうなんだろう?と思いましたが甘味を感じることのできるバランスよい味で、デカフェを求められる方は妊婦さんとか乳児のお母さんが多いと思うので、リラックスのために飲むデカフェはこういうのがいいなと思える味でした。

グリーンズコーヒーロースター 神戸市中央区元町通1丁目9-5

街のサテンで豆を買う 2016/01/11 喫茶イレブン

グアテマラSHB 200gと、カフェインレスグアテマラを30g。

ご近所の喫茶イレブンは11日が特売日。カフェインレスグアテマラがほとんどないとのことで、同じグアテマラで選ぶことに。たまたま特売豆もグアテマラだったので、他の2種類のグアテマラとの違い、甘味や渋みやクリア感やフレーバーの特徴なんかを簡単にレクチャーしてもらって、特売豆だったグアテマラSHBを貰いました。

「明日は特売日!いつもよりも特売日!」明日は11日、お正月あけて初めの特売日です。今回はお正月という事もありますので、いつもより安くなります!今回の特売豆はグアテマラSHB、銘柄やスペシャルティ豆ではなく一般的なグアテマラ豆の中でも...

Posted by 喫茶イレブン on 2016年1月9日

喫茶イレブンさんのfacebookページはいつもめっちゃ気合入ってて読んでいて楽しいです。仕事への熱意はいつも心を躍らせてくれます。今晩はカフェインレス淹れて、近々グアテマラSHB淹れて、テイストとフレーバーを忘れないうちに、スタンダード品のグアテマラ2種を買いに行きます。

ペーパードリップと雰囲気ばっちりの『物を作って生きるには』。以前読んだ『つながりっぱなしの日常を生きる』の訳者野中モモ氏の新刊(新訳?)です。やっとamazonから届いたので、読みかけのもろもろそっちのけで読みます!

487311747X 物を作って生きるには ―23人のMaker Proが語る仕事と生活 (Make:Japan Books)
John Baichtal
オライリージャパン 2015-12-26

by G-Tools

街のサテンで豆を買う 2015/08/31 阪神梅田本店キーコーヒー直営ショップ

日経産業新聞の一面にキーコーヒーの文字があって、何事かと思って読んだらブルーボトルにキーコーヒーの豆が並んだとあって。

 キーコーヒーが高級豆の看板商品である「トアルコトラジャ」を、世界で通用するブランドにしようと力を入れています。インドネシアの自社農場や地元の農家が栽培した豆を日本だけでなく、欧米にも輸出する計画です。需要拡大に備えて農家に生産指導するキー...

Posted by 日経産業新聞 on 2015年8月30日
1972年生まれの私のイメージは失礼ながら「キーコーヒー?タバコ吸うおっちゃんがよく行くようなサテンによく使われているところだよね?」というところだったので、ブルーボトルが選択したというので食いつくのも結局ブランド信奉と同じようでちょっと恥ずかしくはあるのですが、1970年から継続した企業活動という点に純粋に感動もして、さっそく調べて阪神梅田本店に直営ショップがあると判ったので仕事帰りに寄ってみました。

話題のトアルコトラジャは200g 2160円。タリーズのデカフェエチオピアモカが200g 1230円なので結構高価な豆です。
アイスで淹れてみました。アイスでも香味は素晴しいです。香りを感じると飲まずにはいられなくなるくらいの豊潤さです。味はほどよい酸味ですっきりした味と思います。苦味や渋味の刺激は少なく、味わいやすいです。今日はちょっとラフに淹れてしまったので、次回は丁寧に淹れてより味わいたいと思いました。ドリップを始めてからずっとエチオピア産で来てたので、インドネシア産がどういう特徴なのかも感じて覚えたいと思います。ありがとう日経産業新聞。

街のサテンで豆を買う 喫茶イレブン

ウチから歩いて10分かからない「喫茶イレブン」に、カフェインレスがありました。

喫茶店でカフェインレスの豆を売っているところはなかなか見つからなかったのですが、ここ最近は珍しくなくなってきたような感じがします。豆を買うつもりはなかったんですが、通りかかった際に「カフェインレス」の文字が目に入ったので引き寄せられました。

前々から行きたい行きたいと思いつつなかなか行けず、先月の生駒市の市報で取り上げられているのを見ていよいよ行きたいと思っていたのでグッドタイミングで通りがかったんですが、マスターは市報で見てたよりちょっと厳つかったです(笑)。でも話すといい人そうでした。店内でもハット被っててお洒落でした。

こちらのカフェインレスはグアテマラ。カフェインレスで愛飲しているタリーズのはエチオピアモカで、飲み比べてみて何か違いが感じれるかなと思いつつ淹れてみたんですが、喫茶イレブンのグアテマラカフェインレスのほうが濃いというか重いというか、口に残る味わいだと感じました。酸味も香りもこちらのほうが強いかな?タリーズのエチオピアモカも香りは十分立ちますが、よりクリアな飲み口だと思います。

生駒はパン屋も多ければ喫茶店も多いので、少しずつ手を伸ばしていこう。

街のサテンで豆を買う 工場跡

自分でドリップするようになって新しく自分に生まれた考えというのが、「効率的にやってはいけないことがある」ということ。

ペーパードリップは、豆を計量して、挽いて、サーバを温めて、ペーパーフィルタにお湯をかけて、お湯を沸かして、まず蒸らして…とたくさんの手順を踏むので、職業がSEの私は、どうやったら段取りよく最短時間で淹れらるか?と考えて工夫をし始めていました。そうやって何回か淹れていて、味に違いが出たのか出ていないのかなんて分からないんですが、でも、「あ、コーヒーってこうやってせかせか淹れるもんじゃないな」というのはふっと心底思ったのです。コーヒーを淹れるというのは、ひとつひとつの所作を落ち着いてゆったりやるということ。強いて言えば、落ち着いてゆったりやるだけの時間をきちんと確保するために、他の日常事をだらだらせず手際よく済ませていくこと。これがコーヒーを淹れるという生活かと思い至りました。だいたい、効率を追及しだしたら、豆だって大量にまとめ買いしたほうがいいということになるし。もちろんそんなことできません。直近で飲むだろう適量を都度買わないと。

それからは、お湯を沸かしながら豆を計量して…とか、何と何を並行させられるかとかは止めました。落ち着いてコーヒーを淹れることがひとつの瞑想になるようにしたいというところです。

さて今日は先日、東大寺戒壇院そばのお気に入りのカフェ工場跡で買ってきた豆で淹れました。工場跡でカフェオレ飲んで支払のときに豆が売られているのに気付いて、「どんな味ですか?」とお店の人に聞いてしまう自分も間抜けですが(今飲んだのがその豆で淹れてるだろうっていう)、「飲んだ後はすっきり」とお店の人が教えてくれた通りでした。ブレンドですがクリアで飲んだ後は確かにすっきりです。強い後味を残しません。ちょっと苦味が長続きするかな?という程度です。パッケージに「by 香豆舎」と書かれていたので、香豆舎の存在も知れました。今度足を延ばしてみようと思います。

街のサテンで豆を買う - (iL) Soigneur

ドリップももう暮らしのひとつになったと言っていいかなと思えるようになったので、いよいよ豆買いしてみました。
初豆買いは、以前、サイクリングアイテムをネットで探してた時偶然行きついて知った”(iL) Soigneur”というブリストルのショップの豆をネット通販することにしました。

"(iL) Soigneur"はサイクリングアイテムを扱ってるんですが、ミュゼットがメインプロダクトのようで、オンラインでカスタムミュゼットがオーダーできたりします。About Usにも、自転車を生活の一部とするポリシーが謳われているところに惹かれます。

その(iL) Soigneurのコーヒーは、彼らのお気に入りの店の豆を販売することにしたもののようで、250gから購入できます。豆でも挽いてもくれます。豆は10%のMonsooned Malabarが含まれたSumatraとBlazilのブレンドと説明がありました。

遂に出番を迎えた、見た目のカッコよさだけでこれにしたカリタの電動コーヒーミル。

パックを開けてみたところ。

量の説明は特になかったので、いつもやっている、水500cc・豆30gで淹れようと、豆30gをミルに入れたところ。30gで結構満杯気味です。


30gは12秒、説明書通り挽いたところ。結構荒い?こんなものなんでしょうか。

ドリッパーにセットして、

淹れる!

アイスで淹れてみました。

味はベリーストロング!リラックスするためというよりも気つけ?カフェインの本性、みたいな味わいだと感じました。この豆を焙煎しているお店はカフェだということなので、(iL) Soigneurのメンバーは、お店でいつも飲んで気に入ったはずですから、特別な状況で飲むのではなく、日常で楽しんでいるコーヒーだと思うんですが、サイクリストにはストロングなコーヒーが合うというのはその通りかなと思ったりします。

他の海外のサイクルショップサイトでもコーヒー豆を販売しているサイトを2,3見たことがあるし、国内でもラファは確か豆を販売していたと思いますし、自転車とコーヒーは相性のいい組み合わせじゃないかと思います。どんどん突き詰めていきたいなと思いました。