第3期いこま未来Lab クラブチーム AS4U18 #2

高校生による、高校生のための「朝」クラブ、AS4U18の第二回をぴっくり通りの旧南都銀行で開催しました。

10月のテスト実施で得た反省点のひとつに、「クラブというのは友達を誘いにくい」というのがあり、その対策として「パーティにする」という形でイベント内容を変更して臨んだ今日の本番。メンバーがそれぞれお友達を呼んできて、イントロクイズやケーキデコ、プレゼント交換でにぎやかにクリスマスパーティを楽しんでいました。

PMとして、イベントの告知が少し遅れたこともあり、少しでもイベント紹介につながる導線を作ろうと、市役所の白川さんとふたりで前座イベントを企画しました。いこま乳児院も参加している「サンタクロース大作戦」を紹介するイベントとしてDJイベントを企画し、ふたりでDJやりました。セトリを考えるのはめちゃめちゃ楽しかった。

イベント自体の思想とか、何を目的としているのか、という振り返りも大切だし、イベントの成否だけではなく、これを実行する仮定で何に悩み何を解決してきたのかを明文化することも大切。自主性というのは非常に難しいことだというのと、どこでどのようにコミュニケーションされているかを見極めることも非常に難しいというのが今回の自分の最大の反省点でした。

このプロジェクト最後の仕事は来月1/14の報告会。充実したアウトプットになるよう最後までやり遂げようと思います。


第3期いこま未来Lab クラブチーム AS4U18 #1

高校生による、高校生のための「朝」クラブ、AS4U18の第一回を10/29にぴっくり通りの旧南都銀行で開催しました!

いこま未来labのクラブチーム活動。「AS4U18」は「エーエスフォーアンダージュウハチ」と読み、もとは朝にやるってことで「ASA」、その最後の文字を似てるから「4」に変えて「AS4」、さらに4をフォーに読んでfor、そして高校生限定なのでU18をつけた、という経緯。写真だけだとちゃんと暗室でクラブっぽい感じでやった=「不健全」なことをやったと思われるかもしれないですが全然そんなことはなく、大音量で音楽が流れる空間をフラフラし、コーラを飲み、自分でDJやってみたりし、最後にビンゴして終わる、という、ちょっとしたパーティ的な感じです。

とは言え、本物のDJができるDJさんに3人も来てもらったので、場の音楽は本物。音楽環境と流れる楽曲がしっかりしているとかっこいい空間になるというのがよくわかりました。

#1: toakabeatsのプレイリスト
#2: ワダダデンのプレイリスト
#3: aiのプレイリスト

チームの高校生メンバーは責任感ある人達ばかりなのでPMとしては困ることはほとんどなくて、会場探しの際のヒアリングや、近辺のお店の方への挨拶などしっかりこなしてました。PM的に唯一大変だったのは集客、というか集客がよくなくても今回はトライアル実施なので構わなかったんですが、「ドリンクのないクラブはちょっと」ということでドリンクを準備したいのだけど集客数が読めないので発注できない、という、これが唯一大変だったことです(笑)。

一通り、企画から実現までの流れ、TODO等々を実体験できたので、今回のトライアルでの経験・感想・反省を踏まえて、次回12/17に第2回目を実施予定です。高校生メンバーは日々学校で忙しい中ですが、自分たちでスケジュール立てて運営していく予定。裏方としてしっかりサポートして、更に楽しい第2回AS4U18にしたいと思います!

第3期いこま未来Lab Day2

Day2はゴールがチーム分けということで、PMが3人いるので前提は3チームだけど、どういうふうに分かれるのか、どういうふうに分けていくのか、わかれるテーマがちゃんと出てくるのか、これはオープニングで藤本さんが「白川さんから”どうやるんですか、だいじょうぶなんですか”と繰り返し聞かれたけど”だいじょうぶです”って(笑)」と触れられて、白川さんが聞く気持ちはものすごくよく分かりました。どうしても従来の仕事というものは予見性を暗黙に必要とされていると思っていて、「こうしたらこうなる」式のフローが欲しいと思ってしまうところがあります。それはでもスタートアップでもベンチャーでも、融資側は相手企業にいつも求めることではないかと思うので、一概に「イノベーションには予見性は不要」と言う向きには軽い反発もありますが、いずれにしても藤本さんのチーム分けへのファシリテーションはさすがという他ありませんでした。これまでのご経験によって可能になっているのは間違いないのですが、ひとつだけエッセンスを吸収したいとしたら、やはり短時間で参加者自身に本質に向かわせていくスキルです。自分自身の本質の見極め力はもちろんですがそれを提示するのはファシリテーションではなくて、参加者にもその自分のスキルを短時間で転移していくようなやり方、あれは安直なリーディングの追随を許さない素晴らしいスキルだと感じました。

高校生の発想力に今回も驚かされたのですが、一方で「自分はできることを先に考えてその枠内で考えていました」という方もいて、その自分自身のウチにあるフレームに気づく能力を持っているのにも驚きました。自分の担当するチームは、確か多分、グループ分けのなかで一番後発で出来たチームなので、チームメンバーも何をどんなふうに思っているのか、近しいようなバラバラなような、割と白紙に近いところがあるような気もしているので、PMの役割も重大だなと思いますが高校生たちの自主性が存分に発揮できるように繊細にやりたいと思います。

第3期いこま未来Lab Day1

高校生がこういったワークショップにこんなに大勢参加するんだというのにストレートに感動しました。それぞれの高校生の発言も言葉がしっかりしていて、自分の思いや考えを丁寧な言葉で伝えるという習慣があるのを見て取ることができました。そしてプロジェクトマネジャーとして自分に何ができるのか、まだ蒙昧としています。他のプロジェクトマネジャーのお二人に比べて、はっきりとした特徴のある人間ではないので不安は拭えません。

プロジェクトマネジャーとしての自己紹介をしたのですが、それに対する高校生が「ITって難しいと思ってる」という感想があって、現在の高校生にとってもITというのは身近ではないという現実に直面して消沈しました。現在の子どもたちは我々の頃より格段にデジタルネイティブだと思っていたから。もうひとつ、「キーボードよりもフリックのほうが早く打てます」という感想があって、この感想で更に詳しく話したかったのだけど時間が押していたので控えたのですが、これが「キーボードのあるデバイスであるPCを使うのがスマホを使うより高度だというふうな圧力をかけてくるおじさん世代や風潮への反論」的なものなのか、私が「30年前の大型コンピュータより今のスマホのほうが処理能力が高い」と話したことに関連づけたものなのかわからなかったのですが、スマホを使いこなせれば問題ないという意見にはきちんとカウンターしておきたかったところです。今、ネット上で展開されている幅広く使われているサービスで、スマホオンリーで開発できているサービスはおそらくひとつもないはずです。つまり、テクノロジーで何かを生み出すサイドなのか、テクノロジーを消費するだけのサイドなのか、ITを使いこなすというのはどういうことなのか、そこをもう1段考えてもらう手助けをしたかったところです。

最後の振り返りで、生駒市地域コミュニティ推進課の赤松さんが、「高校生といっても子供扱いはしてはいけない、ひとりの意見として接していかないといけないと思いました」と仰っていてすごく心を打たれました。自分が何をサポートできるのかまだ全然見通せませんが、自分の頭にある経験や知識や「こうであるべき」を尺度にするのではなく、高校生たちの会話や議論や活動を前面にするように心がけたいと思いました。

いこま未来Labのプロジェクトマネジャーを務めるにあたって

いこま未来Labという、高校生が主役の実践型ワークショップのプロジェクトマネジャーに、お声がけ頂き務めることになりました。いこまち宣伝部に参加して10年、参加者から少し運営側に関わらせてもらえることになりました。とてもよい機会だと思ったので、こういった自治体が企画・運営する市民との協働活動について、私の思うことをまとめておこうと思います。

まず、今回のお話は、有償なのでお受けしました。もしこれが「無償のボランティア」だったら、お受けしたかどうかは未知数です。私はシビックテックの分野に関わりを持っているので、市民が行政に積極的に関わっていくことにはポジティブですが、行政が市民の力を無償で使おうとするのには相当ネガティブです。自分たちが住むところの事柄は自分ごとであると市民自身が思うことは全肯定ですが、それを行政側から拡声されるのは我慢がなりません。人の時間はタダではないのです。人のスキルはタダではないのです。現代の暮らしがもし暮らしにくくなっているというのであれば、それは無償で行う協力関係が減ったからよりも適切に対価を払うことが少なくなったからだと考えています。子どもたちの登校下校を見守ってくれている方々の親切にただ甘えているだけだから、暮らしにくくなっていくのだと思っています。昔はそれくらいのことはみんなタダでやったと言うのなら言う人が率先してやればいいのです。ここにはいわゆる「やりがい搾取」的な事柄への否定的感情も含まれています。「楽しいでしょ?だからタダでやろうよ?」と誘われるとき、その楽しさと引き換えに誘った側は利得を得ています。金銭的な利得なのか評判的な利得なのかは場合によると思いますが。

なので、普通のことかもしれないですが今回のお話は有償なのでお受けしました。これはお金を頂いてやっていることだというのを、明確に言っておきたいという気持ちがあります。どういうのが普通の人かわかりませんが私のような普通の人から見たら、こういう自治体がやるイベントごとに関わっている人ってお金もらってるのかなーもらってないのかなーと、なかなか確認し辛いことでぼんやりした疑問なんじゃないかと思います。そういう感覚があって、これは有償だということを明確に言おうとしました。私は普通のサラリーマンで、普通のサラリーマンでいこまち宣伝部に参加して以来、サラリーマンを続けながらできる範囲でいわゆる「市民活動」というものをやってきたという自負があります。世間では長らくともすれば企業勤めを凡庸なものと見做す風潮がありますが、そうは言っても企業がひとつもなくなれば社会は100%立ち行かなくなるのは自明で、サラリーマンをしながら市民活動ができるということはこれからの社会が実現できなければならないことだと思っています。そしてそのためには適切な対価を支払う意識を持った社会に脱皮しなければならないのです。

私は今回、いこま未来Labのプロジェクトマネジャーを有償だから引き受けました。ここに書いたのが、その理由とそれをここに書いた理由です。

街の本屋で本を買う - 2015/01/25 リブロウィング新橋店『日経ビジネス2016.01.25 活力ある都市ランキング』/日経BP社

市のCMづくりに参加した身としては、こういう都市ランキングの順位に敏感になるのです!

折からの大寒波で新幹線が遅れに遅れ、東京着が110分強遅れ。それって2時間やん、そんなもんラーメンでも食わなやってられへんわ、と何でも言い訳にして新橋駅からそれほど遠くないところで探して直久という駅直結型ショッピングモール内に店舗を構えられるくらいメジャーなラーメン屋さんに入り、ラーメン屋さんなので食べ終わった後だらだら時間つぶしてる訳にもいかずさっと出てきて待ち合わせまで20分という非常に中途半端な時間が余りさてどうしようとウィング新橋内をうろうろしてたらリブロを見つけたのでした。

程なく目に飛び込んできた『活力ある都市ランキング』。思わず飛びつきページを捲りました。なかなか生駒が見つけられず、「香芝より下!?」とか思ってたら(香芝市に失礼)、生駒はこういったランキングではいつも定位置の奈良1位の座を守る全国49位でした。やっぱり自分の住んでいる都市が活力に溢れ魅力が高まり活気づいてほしいと思うし、住民としてそういう気持ちはいつも持っていたい。しかし、これを実現していくプロセスは自分のような一般住民にはなかなかよくわからないし、短絡的なことも思ってしまうだろうし、CM制作に関わった後、更に市の活力を高めるような活動ってどんなことが考えられるだろう?と思索を巡らせる刺激になった一冊でした。

リブロウィング高輪店  東京都港区新橋2丁目 東口地下街1号 ウイング新橋

独走会・街のパン屋でパンを買う - 2016/01/17 Le Bage

パン屋さんじゃなくてベーグル屋さん。評判よく聞くので食べてみたかったLe Bageに念願叶ってようやく行けました。

ウチからLe Bageまでは2km弱。半径5kmのお使いってロードバイクあると格段にラクで、生駒みたいな、いいお店が結構あちこちに点在していて、スーパーなんかも5km圏内にいくつかある、みたいな郊外都市ではすごく便利なツールです。

お店はかわいらしい色合いのグリーン基調で遠目にも入りやすそうなに思えます。

サイト見て、季節限定の安納芋が出ているのは知っていたので安納芋と、その場で吟味しながらプレーン、エブリシング、ダブルチーズ、イチジクを買いました。そばに添えてあったドリップコーヒーにデカフェがあったので手に取ったらイレブンのでした。原産メキシコと書かれてたので、ウェブでメキシコ産のデカフェが手に入りにくいので別のに変える、というポストを読んだけど、今はメキシコ産に戻せたのかな?とか思いつつこれも買いました。

ベーグルは噂に違わぬうまさでした!安納芋、ダブルチーズ、イチジクは、ベーグルの中にそれぞれ入ってるんですよ!イチジクならイチジクジャムが。チーズならチーズが。安納芋なら安納芋が。生地に練りこんでるのではなくて、実際に入ってる。こんなふうに。

これはおいしいです。ハマります。もうこれ以上近所にお気に入りができると困るんですが・・・嬉しい悩みです(笑)

BAGLE SHOP Le Bage  奈良県生駒市西菜畑町1473-4-1