独走会 201101 金峯山寺 48.92km/537m elev.gain

”昨日より今日 明日より今日"
("オレとオマエの新しい季節"/B'z)

163号(トラックのサイドミラーに頭を跳ねられたから)とか木津川サイクリングロードとか、苦手意識のあるルートがいくつかあって、「奈良県南部」というのが全般的にぼんやりと苦手意識のある方面。そのぼんやりさの源泉を追求していくと、橿原まで大した距離がないのに苦痛だった記憶とか、その更に南はどこを走った記憶もなんか辛かった印象ばかりで、あんまり南下を選ぶ気持ちが沸かなかったんだけど、何か明確なきっかけがある訳でもなく不意に南進を思い立って、金峯山寺を目指すことに。金峯山寺へは2つルートがあるけれど、七曲りを登るルートで。

南下するときはいつもルートをいろいろ凝るけれど結局いい結果になった試しがないので、今回は単純に橿原に出たらあとは169号をまっすぐひたすら走る、というルート。壺阪山あたりでちょっと上りがあって、あれがきつかったよな、という記憶。

けれど実際走ってみた結果でいうと、全然辛くなかった。ちょっとお腹が空いたかなと思って169号のトンネルの前のローソンでおにぎり買って食べた以外はほぼノンストップで金峯山寺まで走れた。たかだか50km弱ということもあるけど、やっぱりこのくらいだったら殆ど疲れず走れるようになってるなというのを実感。昔の苦手意識というのはやっぱりその当時の実力での話で、今年は在宅勤務もあって今までより練習できているからそのぶん走れるようになっているのを伊勢行き、ビワイチについで実感できた。

とは言えこの日は少し気持ちが乗らなかったこともあって帰りは吉野駅から輪行。メンタルのコンデイションというのはとても大切。

箇条書き:

  • チェーンクリーナーをWAKO'Sに変えた。変えたというか、今までディグリーザーを使っていたのを「チェーンクリーナー」というものに変えてみた。今までより綺麗にできている気がする。
  • 軋む音がちょっと気になる。何がきしんでるんだろう?
  • 輪行で帰ることを考えると、新しく買ったPELOTON DE PARISのハンドルバーバッグはちょっと大きいかも。愛用のパッカブルリュックの中に入れられたので問題はなかったけど、履き替えシューズを持っていく輪行だと帰りはシューズを入れないと行けないので厳しいか。
  • ジレは大変役だった。でも次走りに行くときはもうウィンドブレーカーかな。今日で出発時が13℃、日中が20℃くらい。ジャージ+半袖インナー。

街の本屋で本を買う - 2020/09/12 蔦屋書店 奈良『Casa BRUTUS(カーサ ブルータス) 2020年 9月号 [大人も読みたいこどもの本100] 』/カーサブルータス編集部

小学生初めての夏休み、帰省すらままならない状況で夏休みらしい体験が何もできなかったので、せめて一泊外泊で旅行気分をと、近所にできたマリオットの最高級クラスと言われているJWマリオット奈良へ。GO TO TRAVELは政策的にはそのお金の使い方からして納得できないけれど、それを責めることと、それを使うことは連動する必要がないと最近考えが変わったので、というのはそこで孤高潔白の立場を取ったところで得られるものを得なければ最後の勝負に負ける確率が高くなるし、責められるような為政によってでも得られる利得を得ることは共犯になるのではないと言えるし、ということでGO TO TRAVELを利用。この考え方の変化は自分なりに一歩踏み出した感。

で、JWマリオット滞在は殊の外楽しかった、いろいろな要素があるけれど、併設されている蔦屋書店、あれは有り勝ちだと言われがちだけれど僕はああいった店の作りの楽しさを再認識した。メガ書店ともちょっと違う、ビレバンとももちろん違う、買うつもりがなくても面白い場所。子どもにはどんな形でもいいから本には親しんでほしいし、本と「なにか」興味をひかれるような様々な物品が、襲いかかってくるような勢いではなくてそこかしこに点在している、というような。思想の文脈で何かあったような…バザールだっけ?パサージュだっけ?そういうことを思い出した。こういうのも新しいトラベルの形なのかも知れないな、と。



街の本屋で本を買う - 2020/09/09 啓林堂書店 新大宮店『美術手帖2020年10月号』/美術出版社 『なくなりそうな世界の言葉』/吉岡 乾

ひさしぶりに外出することがあり空き時間に本屋に立ち寄ってみて初めて、在宅勤務になってマイナスだったのは立ち寄り立ち読みの時間がなくなっていたことだと気づいた。amazonで本が買えるようになってから、本屋に立ち寄ることは以前よりは減っていたものの、外回りのついでに意識的に立ち寄るようにしていたのが、在宅勤務になると完全になくなってしまっていた。本屋に立ち寄るというのは、現代のリアル書店がどれだけ売れ筋ばかりを並べるようになったとしても必要なこと。 まとまった時間だったので、自分以外に他にお客さんはいても一人、という状況のなか、入念に店内をうろつき周り、買おうと決めたのが、特集的にディスプレイされていた『なくなりそうな世界の言葉』と、もう1冊が『美術手帖』。『なくなりそうな世界の言葉』は、最近、バスク語が主題のひとつだった『アコーディオン弾きの息子』を読み終えたところで、言語に関する興味がまた高まっていたので。『翻訳できない世界の言葉』とかなり迷ったけれど、今は『なくなりそうな世界の言葉』で。もう一冊の『美術手帖』はテーマが「ポスト資本主義とアート」というど真ん中だったから。綺麗事を言うな、ではちょっと済まされない状況になってきていると思うので、アートの視点からみたポスト資本主義を勉強したいと思ったから。マルクス・ガブリエルのインタビューが掲載されているのもポイントだったけど、一読したところではこちらはいつものガブリエル節だった。

独走会 200823 竜田川 22.8km/188m elev.gain

目的地なしだと「やらなくていいか」となりがちなのをちゃんと走りに行ったのが成果。

高速巡航練習しようと、葛城明日香自転車道に出て明日香往復というつもりをしたものの、いろいろ予定が挟んでもうちょっと短めにしようと思い出すと「ローラーでええやん」となりそうなところをとりあえず実走、ということで走りに出たのは良かった。

行きはまあまあ飛ばせたと思うけど、帰りは竜田川公園沿いの遊歩道を走ってしまったりとかでゆったり走ってしまい、平均移動速度23km/hで伊勢のときと同じ。これをなんとか25km/hまで上げたいんだけど…これはもう永遠の課題。

もちろん暑かったけど走ってるときの風は時折涼しかった。徐々に夏も終わる。

箇条書き:

  • 十三峠は一度登らないと。
  • こういうライドだと写真が撮りやすい。
  • もうちょっと裏道探したい。

独走会 200802 烏谷池ーくろんど池ー猿沢池 61.1km/745m elev.gain

”転んで血が出ても 不安と後悔ばっかでも 絵になるように生きてみる"
("IRODORI"/ INABA/SALAS)

先週、歯のブリッジが取れたことから噛み合わせがおかしくなりそれで肩や首もおかしくなり、そこから頭痛が酷くなり吐き気を伴うくらいにまでなり金曜とうとうダウンしてしまったので、歯科医でブリッジを戻してもらって土曜にだいたい回復したものの、何かあったら怖いというのとしばらく乗っていないのでというので、近場を回ろうといことで、まずくろんど池を枚方側から上り、下ってきて163で奈良に向かい、そのまま帰ってくるというルートをざっくり想定。

梅雨が収まらない7月に入ってから、今まで以上に考えないといけないことが増え、思考のキャパシティもメンタルのキャパシティも結構日々ギリギリで過ごしていたんじゃないかなと思う。厳しい状況だと言うのは甘えだという精神論で育った世代なので、自分のことは客観的に見れず、辛いと思うならキャパシティを上げるだけだと、受け入れても余裕は残せるような神経への作り変えに必死だったと思う。結果案の定パンクしてしまい、一時はかなりまずい状態になった。

そのスタイルは変えるつもりはないものの、世間の人は「気分転換」というものを、うまく自分の人生を生きている人は必ず持っていて、それは「それをやっているときは他のことを忘れられるもの」というものだと思う。一時でもそのことを忘れると、次の瞬間にはそのことをより冷静にクリアに見ることができるようになる。離れるというのは逃げているようで逃げているのではなく、離れているようで離れているのでもない。ヒルクライムは疲れるが故に他事を考えない、だからその間は他事を忘れ、結果リセットさせてくれる。枚方からのクライムの最中に考えたのはこれだった。

ここ数年、観光が盛り上がっていた平城宮跡も、手入れが入らなくなって雑草が伸び放題。だけどもうちょっと前は、平城宮跡はただのだだっ広い野原みたいなところで、その「放置感」をみんな甚く気に入っていた。状況に対して何がベストかというのは、少なくとも考え続けた人にしかわからない。考え続ければ、安直な言説にはすぐに気付ける。単純な相対主義に陥ることなく、あるものをあるものとして受け入れながら道を外さずに生きていくのは容易ならざる道だけど諦める訳には行かない。

以下、箇条書き:

  • これで60kmなら100kmは大丈夫。今日のようにスタート6:30にできれば猛暑日でも100kmは走れる。
  • 肩が縮むように痛くなるのは、早めにストレッチで対処。
  • 近所でもわかっているようでわかっていない道が沢山ある。
  • ローラーの負荷を上げて、平地巡航を改めて鍛える。

独走会 200307 法隆寺 31.7km/363m elev.gain

とにかく最近、奈良の自動車の運転マナーが酷すぎると思う。特に高齢者。

ウィークデーから天気が落ち着かない中、めずらしく当日はツーリングにうってつけのよい天気。最近脚力がめっきり落ちたのを自覚してるのでどこまで行けるか後ろ向きになるものの、おおむね予定通り起床でき準備も整えられいざ出発し序盤の慣らし15分くらい経った頃、ふとダウンチューブに手を伸ばすも空振り・・・まさかのビドン忘れ!一気にテンションダウン。春を超えるような陽気になると天気予報でわかってもいたので、これはもうショートトリップで家路だな・・・と法隆寺へ。法隆寺はあまり来ることがないので比較できるほどのイメージがないけれど、いくら早朝でも誰一人いないってことはないでしょうってくらいひとけがありませんでした。先月、東大寺に行ったときも思ったけれど、観光地の寺社とは言え、やはり静寂は寺社に似合うと思いました。

さて今回のライドはそんな顛末で小一時間で終了でしたが、たった小一時間のうちに何度も不快な目に遭わされましたクルマに・・・。

 ・信号待ちからのスタートで先に行かせようとしているのに行かずにつけてくる
 ・逆に信号待ちの前の車が、スタートのとき「徒歩か?」というくらいのペースの出発で、こっちがスタートで加速できない
 ・と思ったらしばらくして急加速で前の車に追いつく
 ・対向車線側のお店から出てこちらに合流してくるのに、わざわざ僕が到達するくらいのタイミングで巻き込むかのように合流してくる
 ・ウインカーを出さずに交差点で左折しようとして巻き込まれかける

まだまだあるけど極めつけは激坂で小休止してたとき、登ってきた車が同じ地点で停車して、先に行かせようと待っていたらUし始めたので「なんだ行かないのか」と思って登りを再開したら結局登ってきて後ろに張り付いてきた

どれもこれも思い出すだけで忌々しいけれど、運転手を見れる限り見てみたら全員70歳前後の老人男性だったんだよね。なんか昨今のニュースといい、70歳前後のご老人はろくなことしない感。

独走会 191229 布目ダム 77.3km/1,344m elev.gain

"ゴールはここじゃない 安住の地などない"
(『兵、走る』/B'z)

今年の走り納め、時間もあるのでビワイチにしようかと思ったものの、渋滞と旧賤ヶ岳トンネルが冬期通行止めということで早々に諦め(賎ヶ岳トンネルを通ればいいのだけど相当危ないらしいので)、三重に向かうことにし、163号は車がとにかくイヤなのでまたしても柳生越ルートを選択。前回、このルートで途中で止めたのでそれを払拭したいという思いもあったんだけど、なんと序盤早々で気持ちが切れてしまった。特に疲れている気もしなかったのに、ほんとに「プツン」という音が聞こえるようなくらい突然気持ちが切れた。新奈良ゴルフクラブを抜けてちょっと行ったくらいのところ。再び登りが始まる地点。

こないだ青山越を諦めたのはおろか、去年、同じような感じで南にエスケープした大柳生にすら届かない。それでももうやめようかと思うくらいの気持ちの折れようだったけど、まあとりあえず一回落ち着こうとじっくりそこで足を止める。そうすると、「確かに調子は上がらないしロングはできないかもしれないけど、今日は時間はどこまでもあるんだから、適当にもうちょっと走ればいいじゃないか、そもそも今日はしんどくなるたび止まるくらいで楽しめばいいと思ってたじゃないか、と思い直せて再スタート。

前回の反省で山程補給用のスイーツ買ってジャージポケットに詰めてたので、再スタート前にその一個を食べたのが効いたのか、切れていた気持ちは吹き飛んで、さてどこまでどう走ろうか?というマインドになり、足も割と普通に戻る。柳生郵便局過ぎたくらいで30km超えてたので、これだと布目ダム回って帰ったら70kmくらいでちょうどいい距離と時間かな、と思い、今まで言ったことのなかった布目ダムへ。

布目ダムは行ってみたら、なるほどこれはサイクリストが目的地にするなあと理屈じゃなくて光景で理解できた。県道80号の西行きは水間トンネルまでこれでもか!という登りだったけど、きつかったけどやめたいという感じはなくて、今思えばやっぱりあの序盤の気持ちの途切れがどうしても理由がわからない。とはいえ、その原因不明の気持ちの途切れに身を任せることなく、その時の自分の少しでも長い距離を走ろうとできたのはこれまでの積み重ねの賜物だと思う。

振り返りを箇条書き:

  • 明らかにトレーニング不足。やっぱり回せてない。ペダリングの改善にもう一度取り組む。
  • 寒さというのはやっぱり影響度が相当高いと改めて感じた。毎年のように冬は出発とかルートとかでうだうだしていたのは、寒さと暗さ(朝早く出発しようとしても日が出てなくて暗いので体内が起きない)からだとはっきりわかった。
  • 右肩を痛めた。疲れて体幹が効かなくなって、ダンシングができなくなって力が入るから。ダンシングの練習ももう一度。
  • しまなみってそんなに距離走れてないよなと改めてみたら今日と同じくらいの距離走ってて、それで獲得標高が倍違ったらペースも違うよなというのと、しまなみくらいだったらあれくらいのペースで走れるんだというので一安心。

独走会 191117 暗峠 13.9km/397m elev.gain

"全てはスタイル飛び方次第 代わりは誰にもやらすな”
(『羽』/稲葉浩志)

あまり考えを纏める機会はないので、ここで一度纏めてみよう。ロードバイクを始めて9年、自転車にはいろんな楽しみ方があることを知った。ロードバイクに入門した人が、いろんなスポーツに派生していく。トライアスロンはわかりやすいし、オフロード用のバイクという楽しみもあるし、これから冬になっていくとシクロクロスが注目されていく。聞き始めの頃は、シクロクロスの存在価値がよくわからなかったんだけど、ロードバイクを続けているうちに理解できるようになった。

けれど僕はロードバイクが好きだ。もう一生ロードバイクで行くと思う。いちばんの理由はもちろんもう1台バイクを購入する余裕がないこと。今のバイクだって本当にたまたまタイミングがあって勢いで買ったのであって、あのときはこんなにロードバイクを好きになるとわかってはいなかったと思う。シクロクロスはとても楽しそうだと思うけど、そのためにもう1台バイクを買うためにお金を回すのは今やることではないとちゃんとわかっている。そうしてそれはこの先当分、というかほぼ最後まで続くことだろう。

僕がロードバイクに入れあげるのは、何よりも「遠くまで自分の足で行ける」というところ。僕にとって自転車は「遠くまで行く」とほぼ同義。そんなに言うほどロングライドできていなくても、なんのために走り何のために練習しているかといえば、ちょっとでも遠くまで走れるようになるため。

自分の好きなこと、自分のキャパシティ、時間、お金、そういうものすべてをバランスしながら生きていくのが僕のスタイル。このスタイルは譲ることができない。融通が効かないと言われるし、付き合いが悪いと言われることも少なくないけれど、たぶん、誰よりもたくさんのことを考えながらバランスを求めている。そのスタイルだから、今まで生きてこれたと最近つくづく思う。

独走会 191109 月ヶ瀬・名張 74.3km/1,060m elev.gain

”ありがと悔いだらけの日々よ 今ならば言える”
(『さよなら傷だらけの日々よ』/B'z)

やってしまったハンガーノック。直近2回が好調だったので油断したのか…と言えばそうでもなくて、走り出してから補給するとかこまめに水分補給とか実践できていた。実際、月ヶ瀬に出るまでは上りも好調で、きついとか疲れるとか感じた局面は全然なかった。柳生の上りが大体終わった頃に、ふっと眠気を感じ、そう言えばお腹空いてる感じが…と思ったときは時すでに遅し。ストックしていた補給食食べても食べても空腹感。夏だったか、津を目指して163走った時にテンションが上がらず伊賀上野で切り上げたとき、数日後に風邪の症状で体調を崩して大変だった記憶も蘇ってきてテンションダウン。165号に出たとこのファミマであったかいうどん食べてみたけどもう無理だなと、青山高原越えは取りやめて引き返し名張から輪行で帰宅。

時間は家族に目いっぱいもらえていて土曜日で余裕はあるというのに、11時そこそこで引き返してしまおうと思ったというのはハンガーノックのテンションへの影響の大きさがわかる。よく考えたらそんなに悪いペースでもないし、あと30kmくらいは(青山の上りを上ったとしても)行けたと思うけど、あの時はその気持ちは全然わかなかった。

ちょっと予想が足りなかったな…と思うのは寒暖差。朝と日中もそうだけど、山間の日向と日陰の差は激しくて、極寒よりこれくらいの季節のほうが難しいかもと思ったり。ジレ、あったほうがいいかな…。

失敗したとき「失敗だ」と、取り繕わずに言えることは重要で、最後の最後、力を持つのは空騒ぎよりも信頼感。アンオフィシャルなものを重用するのは、つまり自分がオフィシャルに耐えられないと気づいていて丸裸になるのに怯えているから。

9年やってまだこんなものか、と嘆くのも構わないし、と落ち着いて言えるようになった。9年やってまだこんなものか、と思えるのも数々の失敗を重ねてこれたから、失敗することができたからに他ならない。まだこんなものか、と言おうとするのはまだまだやりたいうまくなりたいと思っているから。と、今ならば言える。

恒例の箇条書き:
・カシャカシャ言うのはビンディングだと思うけど気になる。
・そのビンディング、右が外しにくいのはおそらくあの錆気味のせい。要メンテ。
・走り出した後、どのくらい食べたらいいのかは今回でよくわかった、おにぎり一個じゃ足りない。
・寝不足はやはりNG。
・今一番必要なのは、3本ローラー。


独走会 190812 伊賀上野 49.7km/477m elev.gain

"笑われても あくまでマイペース"
(『Easy Come, Easy Go!』/B'z)

今から思えばこの数日後に原因不明の高熱に見舞われたので、この時点から何か不調があったのかもしれない。真夏も真夏、正午を過ぎるとまともに走れる暑さじゃなくなるので、3連休を利用して起床時間を徐々にずらし、4時過ぎ起床5時出発にしたものの、どうも出足からすっきりはしなかった。なんかこう、走っている高揚感がないというか。伊賀上野を目前にして、「ここからまた2時間以上同じようなことするのか」という、退屈を恐れる気持ちが既に湧いていたし。

ただ、長く走れないのが退屈への恐怖心というのは前からわかっていて、なぜそれを恐怖と思うのかと言えば、やっぱり後半もそれなりのペースで走れないといけないと思い、それが疲労につながるからだと思う。だから、後半は足が伸びないなら伸びないなりに、休憩多めでのんびり愉しめばいいじゃないかと、このとき初めて想いが切り替わった。笑われても、あくまでマイペース。