メンテナンス

しまなみ海道からこっち、満足にクリーニングしてなかったので、一通りクリーニング。

  • フィニッシュライン・バイクウォッシュでフレーム・リム・タイヤを洗ってあげる。
  • ディグリーザーとチェーンクリーナーキットでチェーンを洗浄。
  • スプロケを、リアを外さないでディグリーザーで簡易洗浄。
  • チェーン・ワイヤ・ブレーキ・ディレイラーにメンテルーブで注油。

これで一通り。ほんとはスプロケを徹底的に洗ってあげたかったんだけど、時間の都合上見送り。スプロケとリアディレイラー、プーリーまわりに砂が凄く噛んでいるので、オーバーホールして綺麗にしてあげたいな。

フレームには何が飛び散ったのか結構頑固な汚れがついていて、こういうのが後々錆につながるんだなと実感。やっぱりとにかく走り終わった後のすぐの空ぶきがなにより大事!とこれまた痛感。

次回は、バーテープの交換に挑戦!!

慣らし走行 その2&最近買ったサイクルウェア!

二週間ブランクなので、今日はとりあえず軽く30分~1時間くらい流すだけにしようと軽装で出発。
軽装ってのは、最近買った2XUのMembrane Cycle Jacketと、Defeetのウールグローブ。

2XUのMembrane Cycle Jackectはこんなの。

グレーです。これは今年のモデルじゃないんだけど、今年のモデルより自転車自転車してない感じがよくて、それとグレーの色感がよくて、型落ちで安く買えるならと狙ってたのでした。探しまくって定価より5,000円安く売ってた店で購入。

裏面。バックポケットばっちり。仕切りもたくさん。なおかつ、ジッパーつきのエリアもあり。前面の左にジッパーつきのポケットがあって、そこは裏に穴が開いてる。なんのためだろうこれ?とちょっと考えてみて、あ!イヤフォンを通すんだこれ!と気づいた。買ったときにいくつかついてたタグのひとつに「MP3対応」みたいなこと書いたのがあって「なんのこっちゃ?」と思ったんだけど、ここにミュージックプレイヤーを入れろってことなんだな。でも、ロードバイク乗ってるときに音楽聴くのは関心しません。なのであんまり使わないかな?

上下のコーディネートはこんな感じ。パンツはCCPのマグホス フルレングス。ただし右裾が破れたので(以前の四日市ロングライド記参照)、まくって安全ピンでとめてます~。すでにパンツプロテクターは注文済み。

マグホスは右のポケットだけ異常にでっかくて収容力十分というアシンメトリーな構成と、膝下があらかじめ抜かれててペダリングしやすいというのが気に入って買いました。走りやすいし、お店に入っても街中歩いてもこれならおかしくないので。めっちゃ気に入ってます。

グローブはまさに軍手!Defeetのウールグローブです。ソックスとニーウォーマーをDefeet使ってるんですが、肌触りとか保温性とかすごく満足してたので、これを見つけたときは迷わず買いました。安いし。それに、ごつごつした、ぱっと見カッコいいグローブより、なにせ「軍手」ライクだから、ブレーキレバーの操作が絶対やりやすいんじゃないかなと思って。

 僕んちからはどこに行くにも走って5分と立たず坂を登らないといけないので、ウオームアップ前に心臓が上がってイヤになるのですが(笑)、今日は特に2週間のブランクって結構デカいんだな~って痛感するくらい、持ちませんでした。1時間走らず、早々に退散。

しかし、このウェア群は大正解!まったく寒くなかったです~。見た目も自分の理想ほぼカンペキ。気持ちよく走れる~!

さあ、次回からはいよいよトゥークリップ&トゥーストラップにリベンジ!!

明日はひさしぶりにメンテナンスしてあげます。分解して大掃除~!

慣らし走行

車で図書情報館に出向いて貸出可だったお目当ての本を借り、
(図書情報館の貸出機が新しくなっていて、操作方法が変わっていてちょっと手間取った。それとPCもWin7にアップグレードされてて驚いた)
のんびり過ごして帰ってきた後、すごく天気がいいので、ロードバイクの慣らし走行に。
慣らしといっても慣らすのはロードバイクではなく自分。
先週、暴飲暴食した月曜の夜からみるみる心身ともにおかしくなったので、しばらくおとなしくしていたので。

ギアぜんぶローにして近所のなるべく坂のない道をウロウロ。
フォームが全然決まらなかったりしたけど、そんなの気にしない。
ロードバイクで近所乗りするのもいいもんだな~となんかほのぼの。
先週、府立図書館行ったときに、全身普段オシャレ着の女の子がロードバイクにバックパックで走り抜けたのを見て、
「あ、ちょっといいなあ」と思ったんだ。大阪市内じゃ絶対思わないのにな~。

12月に入っても、休みの日は今日みたいに晴れるといいな。
年内にもう一度、ロングライドに出かけたいと思ってるからな。どこに行こうかな。 

朝練!

第二回目の朝練。6:15-6:45くらい?

ヒートテック+ウインドブレーカー、パッド付パンツ+ヒートテックレギンス+ニーウォーマー+五分丈パンツ、で挑んでみましたが、寒さは全然平気でした。ただ、グローブが指ぬきで、これはちょっとつらかった!あと、ウィンドブレーカーの袖口から入る風!!

道的には前回と同じ。信号が多いのを除けば、直線で走りやすいんだけど、もうちょっと長い距離を走ったほうがいいかなと思わなくもない。でも、壱分の向こうに越えようと思うと、信号待ちのロスタイムが長いのは避けられない。ルートを考え直すかな~。

朝練して、夜お酒飲んだけど、ぜんぜん平気!疲れもなし!健康になってきた証拠?(笑)

四日市まで112km!

しまなみで130km走れたので、四日市まで走ることもできるだろうと、ルートを確認して四日市を目指すことに。

ルートラボで調べてみたら、110kmちょっと。距離的にはしまなみより楽なハズ。
当日は秋晴れのいい天気、絶好のツーリング日和!
130kmを7時間30分だったので、7時出発で余裕を見て16時着で計画。

例によって、後半になればなるほど余裕がなくなり、全然写真撮ってない!! 

ルートラボを埋め込みたかったんだけどどうしても表示されないのでpngでキャプチャしたものを。
URLはこちら。http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=fd100b51872826154ec35a519ff1c4e1

①出発-163号-24号-上狛四丁目(20.2km)

まずいきなり出発が1時間遅れ。準備に手間取る。
163号に出て、木津に出て一旦24号を走った後、再び163号で東に向かうルート。
木津自転車道で嵐山に行った際、163号を走るのがイヤで奈良市街を通るルートで行ったんだけど、今回走ってみたら全然大丈夫。確かにトラックはしょっちゅう通るけどそれほど怖くはなかった。24号から再び163に入るところで一区切りと考えていたのでそこまでは基本的にノンストップ。泉大橋だけ、ちょっと記念に撮影。ここまで50分くらい?ちょっと遅いけどいつものペース。

②上狛四丁目-163号-笠置-伊賀上野(23.1km)

163号はとにかくアップダウンがきついということは知っているので、この区間をどれだけのタイムで走れるかがポイント、と考えていて、くだりが見つかるたび全力で走る。平地で30km/h前後で走り抜けることができ、好調好調。出発してから基本的にノンストップだったので、笠置ドライブインでいったん休憩。もちろん笠置はよく知ってはいるけど、実際に降りてみたことはなくて、ああこういう場所だったんだな、ここだったんだな、としみじみ。

登りは確かにきついのと、向かい風が強いのとで、なかなか前に進まないときもあったものの、登り坂で止まることもなく、まずまず落ち着いて走る。ところが島ヶ原に差し掛かったあたりで、左膝が少し痛みだす。なんだろう?と思いながら走っていると、今度は買ったばかりのフルレングスのサイクルパンツの右足の裾がギアにこすれ、とうとう破れてしまう!パンツが破れたこと自体はしょうがないけど、このまま走ってたら危なくてしょうがない。とにかく裾を纏めることを考えないと、と、慎重に走りながら伊賀上野について最初のコンビニに。

安全ピンでもあればいいか、と思ったけど、なんとコンビニには安全ピンはおいてない!ローソンに寄ってみたものの同じ。マックスバリュとコメリがあったのでしばし考えてコメリへ。無事安全ピンを調達して裾を纏める。伊賀上野には10:50頃ついてて、再び走り始めたのが11:20くらいで、これで約30分のロス。

③伊賀上野-25号(旧道)-柘植(16.5km)

昔住んでいたいちばんよく知っている道で、いちばん楽に走れると思っていたルートなのに、予想外にいちばん苦労した難ルート。走っても走っても全然足が出ない。また足を使い切ったか??ほぼ直線のただの平地、風も吹いてないのにまったく足がでない。必死で回しても20km/hでない。そうなると精神的にも沈んで余計力が出ない。予想外の難ルート。それもそのはず、後からルートラボで見てみたら、180mアップの緩い延々登り坂だったのだ。よく知ってる道だと漫然とルートラボを見ていて、この登りが柘植から亀山に至るルートだと思っていたので、ここを走っているときはなんで自分の足がでないのかまったくわからなかった。

とりあえず、お腹がすいたから、としか思い当たらず、ドライブイン伊賀に入って天ぷらうどん。こんな味だったっけな…。

補給食にウィダーインと、とりあえず体力を回復させようとリポビタンDを買って、リポDは速攻飲む。このときはまだ、ここからが登りの本番だと思っていたので…。12:30頃出発。

④柘植-25号(旧道)-亀山(19.4km)

名阪国道ではもちろんなく、旧道の25号を通って亀山へ。ウェブでこのルートで亀山に出たという方の記事を何件か見つけてたので大丈夫だろうと思ってはいたものの、自分の記憶に残っている25号のこのルートはとんでもない砂利道で、ほんとに大丈夫なのか…そもそもかなりの急勾配だったはず。柘植が50km地点だったはずなので、ここまでで4時間30分かかってるということは、このペースでは16時に亀山に到着できない。とにかくできる限り早く亀山にたどり着けるよう方針を決める。名阪国道の標識が「亀山20km」と書いていたので、坂道も計算して14:00までになんとか亀山にたどり着こうと決める。

ところが…柘植で少し登ったあとは、ひたすら下る!下る!下る!地図でみたら当たり前なんだけど、柘植で頂点にたどり着いていて、後は亀山に向かって下る一方だったのだ。しかも砂利道の記憶はもちろん間違ってなくて、車で走るのも必死だったもんな、と鬼の形相で路面を探りながら飛ばして飛ばしてくだっていく。このころになると、足の痛みとか感じなくなっていて、やっぱりウオームアップの延長というか、走っている間に出来てくる体があるんだな、と痛感。国道1号線に出たところで、13:09。亀山にたどり着いたのが13:30頃。

⑤亀山-1号-四日市(20.0km)

亀山にたどり着いたあたりで見た道路標識に「四日市30km」と書かれていて、20km/hペースで走って1時間30分…15:00着か、行けるかもしれない、と気持ちを立て直して1号線をひた走る。1号線に入ってからは絶好調で、目に見えるアップダウンがあるものの、登り坂でも30km/hをキープして走れることがあったくらい。きつい登りでも27,8km/hで走り切れた。今更リポビタンDが効いてきたか?やっぱり道がいいとスピードが出るのか?と思いながらひたすら飛ばし、ちょっとキツいかな、と思い始めた頃、残してた補給食を食べてまた回復。平均30km/hくらいで快調に飛ばす。

ロングライドの後半って、経験的に、疲れているので、ほんとは見たことのない道だったり、全然違う道だったりしても、ちょっと似ている建物や景色を錯覚して、「あ、ここ知ってる、あそこやんな」って思って安心してしまうんだけど、この1号線で四日市市に入ったときは「え、もう?」と思ったけど全然間違えなかったし、自信があった。言うほど通ったことのない道に違いないのに、まったく見間違えてるなんて思わないくらい自信があった。もうちょっとでたどり着ける。この闇の向こうに。市街に入ったので車と信号が多くて、今まで通りには飛ばせずそれがもどかしかったけれど、やり遂げるという喜びが全身を満たす。そして何の間違いもなく、無事近鉄四日市駅に到着。14:40くらいだったと思う。

 

近鉄四日市駅の周りをCRRを押しながら一周し、ヘルメットとグローブをバックパックに仕舞いサイクルキャップに着替えて、駐輪できるところを探してララスクエアに停めてサンマルクへ。何をするでもなくコーヒーを。この後、どこでロードバイクをばらして輪行袋にいれるかなあ、と、思いめぐらせながらずっとコーヒーを。

秋の遷都祭へ

ポストしまなみの初ポタリングは秋の遷都祭へ!
なんのイベントに行く訳でもないので、見れるものは春とほぼ変わんないし、単に平城宮跡に行ってぶらぶらするだけなんですが、それでもいいんです。あそこはただ行って風に吹かれるだけでいいんです。

ルートはいつも通り、帝塚山大学前を抜けてとりみ通りを走り、学園前→菖蒲池で、西大寺。
15分もウォームアップできないまま東生駒から坂に入るので、急に心臓があがるんだけど、一度あがると楽になるのと、しまなみでの経験から、やっぱり坂は早く強く登れるようになってると思う。あとは平地のスピードをつけるための地脚を鍛えること。朝練、朝練。

会場では、例によって大極殿に入る訳でもなく、一度潜った朱雀門をもっかい潜るわけでもなく、遣唐使船も外から眺めるだけで、ただ宮跡内を淡々と散歩。今日の秋晴れは素晴らしかった。そして、結構な数の人が来てると思うのに、あの広大な敷地は物の数に入らないといったような顔をする。

お昼は韓国料理を出しているお店でビビン麺を。結構しっかりした甘辛味でうまかったです。オススメ。

遠目に見た大極殿。祭が終わっても、大極殿はそのまま居続けてくれるし、反対にもうあの何にもなかったただの広っぱの平城京跡には戻らないんだと思うと寂しいけど、きれいになって人が来てくれるんならそれもまたよし、とそんな気分。

朝練!

週末乗りだけではスピードを出す心臓が鍛えられないことをしまなみで痛感し、週に一回は平日の朝に練習をする決意。

『Tarzan』や『funride』を買ってきて、紹介されてた朝練記事を熟読。「インターバルトレーニング30分」という、短時間の全速力ダッシュを繰り返し行うトレーニングが効果的ということで、30分ならすこし早起きすればなんとかなるのでこれにトライ。

今週の頭に一週間のスケジュールを眺めてみたところ、今日が少し遅め出発の東京出張だったので、急に予定が変わることもなく、いちばん計画しやすいと思って予定していたんだけど、昨日の夜の時点で天気予報は雨…。しかも急激に寒くなって。なんなんだよ…と思いながら支度して寝て6:00に起きてみたら、とりあえず雨は降ってない!

6:00起床、着替え等を済ませたら6:15。CRR担いで部屋を出ていざスタート。30分で帰ってこれる距離で走りやすそうなところをイメージした結果、東生駒に出るまでの5分でウォームアップにして、168号を南下して壱分で折り返すのがよいと思い、このルートで。結果…:

  • ウェアを気にしてたけど、真っ先にいるのは冬用グローブ!
  • 168は短い間隔でやたら信号がある。かといって川沿いは生活道なので、急に歩行者が飛び出してくるのが心配。
  • 一回目の全力ダッシュの後、二回目の全力ダッシュはかなりキツい。この辺がインターバルトレーニングの所以なんだろうな。

思ったよりは手軽だったので、週一でちゃんと続けていきたいと思います。

B0043AT0YA Tarzan (ターザン) 2010年 10/28号 [雑誌]
マガジンハウス 2010-10-14

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B004665R66 funride (ファンライド) 2010年 11月号 [雑誌]
アールビーズ 2010-10-20

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funride買ってきた

B004665R66 funride (ファンライド) 2010年 11月号 [雑誌]
アールビーズ 2010-10-20

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10/10に参加した「しまなみアイランドライド」でいちばん痛感したのが、自分は平地のスピードが圧倒的に不足してること。

これからのライドは、平地でのスピードを上げる練習にしようと思っていたところに、”強い「地脚」がほしい!”と書かれたfunride発見。即購入。

今週から平日も一日朝走ることに決めたし、頑張るぞ。

しまなみアイランドライド 多々羅130!

遂に行ってきました、しまなみアイランドライド!!
前日まで雨模様だったのですが、当日の10日は夏を思わせるくらいのいい天気。ほんとに爽快にロングライドできました!

何よりも自信になったのは、各エイドステーションでの休憩以外、一度もバイクを降りず足をつかず走り切れたことです!!

ロードバイクを初めて2か月、こういうイベントに参加するのも初めてだったし、130kmという距離を走ったのも初めてだったので、これからロードバイクを始めたりイベントに参加される方に参考になるかも知れないので、気のついたところなんかを書いてみます。

10/9 -前日・プレイベント-

大会前日は、エントリーとプレイベントがあります。プレイベントは、ロードバイク界で有名な方々のトークショーや、メーカーの展示会なんかがあり賑わってます。

まずネックになるのは荷物です。僕は奈良在住で、この大会を知ってエントリーした8月ではすでに尾道市内のホテルはどこも満室で、仕方なく三原に宿泊しました。 なるべくかける費用を抑えたかったので輪行したのですが、プレイベントの中に「ビギナーズミーティング」という、初心者向けの講習会があり、12:00と14:50からの2回あったのでこれに参加。奈良から12:00の講習会に間に合うよう移動するのは結構朝早くなるので14:50を予定していったの

ですが、そうするとホテルに先にチェックインできない。仕方なく、バイクと荷物を持って会場に行くことに。ということで、

  • エントリーはすごく早くしたほうがいいみたいです。
  • ロードバイクは、宅配サービスがあるので使ったほうがいいです。しまなみのは、片道5,000円、往復6,000でした(結局、僕は帰りは宅配サービスを使ったので損と言えば損でした)
  • 輪行する場合、最寄駅から会場までの距離はちゃんと調べておいたほうがいいと思います。くみ上げて現地に行くにしても、荷物があると結構な負担です。

ビギナーズミーティングは出たほうがいいです。いろいろ事前に調べて頭でっかちになるので分かった気になっちゃいますけど、最後の最後、直前に頭に入れておくべきことを丁寧に説明してくれます。タイヤ周りのことは特に参考になりました。

プレイベントは、興味がなければどっちでもいいと思います(笑)。友達と来てれば、回ると気持ちが盛り上がると思います。

10/10 -当日-

0.集合

僕がエントリーしたのは、多々羅130という、向島を出発して大三島を周回して帰ってくる130kmのコースです。集合時間は朝6:30、集合場所までは自走です。尾道から渡船で向島に渡ります。

まず、僕は三原泊なので、三原から尾道まで走らないといけません。渡し船は朝5:00から出てるということなので、万一を考えて5:00に尾道につくように出発を予定しました。三原-尾道は約10km前後、ちょうどいいウォームアップになりました。国道2号線をひたすら東に走ればいいので、道に迷うこともありません。ということで、

  • 尾道で宿が取れなかったら、三原がオススメ。朝4時に三原を出れば、どんなにゆっくりでも5時には尾道につきます。
  • ただし、真っ暗で寒いです!ウィンドブレーカーとライトは必須です。

尾道から渡船に乗って向島に渡り、更にそこから15分くらい?走ると、出発地点の向島運動公園に到着。向島運動公園の到着寸前に結構な坂があります。

到着したのは5:30くらい、あたりはまだ真っ暗。さすがにちょっと早すぎたかと思いましたが、なんでも余裕を持って行動するほうが気持ちも整えられます。ただひとつ失敗したのが朝食!何も考えてなかった僕は、朝起きたらホテルで朝食を食べてしまったのです。でもよく考えたら、3時にご飯食べて7時になったら、それって普段の昼食の時間。この状態で走り始めて大丈夫なのか若干不安がよぎる。周りはみんなバナナとか朝食食べてる。補給食は3つ持ってるから、一個食べるか。うーん…悩みましたが、とりあえず最初のエイドステーションに着くまでは様子を見ることに。

  • 朝食は集合場所で!

1.スタート~因島総合支所(第一エイドステーション) 25.5km

朝7:00、いよいよ多々羅130kmがスタート!スタートは、各コースで走力に自信のある人から順にA,B,Cに順に分かれてスタートします。しまなみアイランドライドはレースではないので、制限時間をめいっぱい使って観光して回る方もいますから、そういう方はCグループに分かれます。僕はまったく走力に自信がないので迷わずCに並びました。

スタートは各グループを更に40人くぎりくらいでインターバルをおいてスタートしました。スタートから第一エイドステーションまでは、ほぼ隊列になって走りますので、コースの心配とかもありません。でも、しまなみアイランドライドのコースガイドで立ってくれてる方々は、ほんとに分かりやすく立ってくれてるので、コースを間違う心配はまったくないと思います。で、僕は初めて2か月の超初心者ライダーなので、前を追い抜くつもりも全くなく、ちょうど自分のペースよりちょっとゆるいくらいだったので順調についていってたのですが、気づいたことがいくつかあって、:

  • 慣れている人ほど、後ろを走ってる人のことをあまり考えず走るような気がします。妙に膨らんだりとか、妙に緩めたりとか。
  • 僕の後ろが、2・3組くらいで走ってる人で、そのうちの一人がベテランの方のようで、一緒に走ってる人にいろいろとガイダンスをしていて、「慣れないとどうしても抜かれたくない!とか気負ってしまう」とか「車輪一個分くらいの距離を空けて走るのがいい」とか薀蓄を述べられてたのですが、信号の停止でよそ見をしてたのか追突されそうになりました。あんまりおしゃべりしながら走るもんじゃないと思います。
  • 学生サークルのノリくらい元気のよい団体が前を走ってたのですが、疲れなのか注意不足なのか急停止に対応できず転倒してました。ちょうど登りが始まるところで、道が細く車も来るのでつかえたんだと思うんですが、下手すると大事故なので、わいわいやるなかにも真剣さは必要だと思いました。

この坂が、因島総合支所手前の最初の難関の坂で、標高100mまで上がります。勾配率10%はないのかな?というところだったと思います。自分はまずこの坂を登り切れるかどうかがポイントだったんですが、どうにか一度も休まず足をつけず登りきることができました。さすが生駒山を毎週登ってた効果が出ました。この後も、上り坂がきついと感じたことは1度を除いてなかったです。

それと、イベントのスタッフの方はほんとにどのスタッフの方も丁寧で優しくていい人ばかりだったんですが、唯一、この区間の伴走車だけは、あんまりよろしくなかったと思います。妙なポジショニング(道路の真ん中)とかをゆっくり走ってて、ウチから抜いたらいいのかどうかわかんないとか、急ブレーキとか、エイドステーションでも結構そういう話をしてる人が多かったです。

エイドステーションでいろはすもらって一休み。心配してたおなかは持ったので、とりあえずここで補給食のひとつ、ゼリータイプのを食べる。というか飲む。5分くらいインターバルして出発。

2.因島総合支所~多々羅しまなみ公園(第二エイドステーション) 21.1km

しまなみ海道の橋を使って、向島から生口島、生口島から大三島に渡るルート。このルートの見どころはもちろん橋です!橋にたどり着くまでの間、橋を見ながら「あれを渡るのか~」という高揚感、自転車道を登りながら「これを登り切ったらあの橋が!」という期待感、そして橋を走りながら見える瀬戸内海!まさに絶景です。しまなみアイランドライドのメーンといっても過言じゃないと思います。

ここを走っているときは、ほとんど集団とも出会わず、集団に抜かれることもなく、ほんとにほとんど独り旅みたいな感じでした。途中、ちょうどいいペースで走ってる方がいたのでペースメーカーについていかせてもらいました。こういうのもイベントのいいところかも。

  • 多々羅しまなみ公園で配られてる冷凍みかんは絶対食べたほうがいいです!オススメ。おいしいです。

自分がいま渡ってきた橋を眺めて感慨に浸りつつ、10分くらい休憩して、出発。

3.多々羅しまなみ公園~ふるさと憩の家(第三エイドステーション) 26.0km

全ルートの中で最長のこの区間。ここまで、それほど自分のペースを乱さず、かつ、登りも止まることなくこれたし、腰が痛いくらいで疲れもあまりないので、このまま行ければ大丈夫かな~と思ってた矢先、思わぬアクシデント。

足がでない!!

このルートが始まってすぐ、少しゆるいふつうの登り坂があるんですが、坂に差し掛かったので踏み入れようと思ったらまったく足が出ない。仕方なく、ギアをすべてローに入れて少しずつ漕ぐ。それでも思い感じがしてしょうがない。足を使い切るってこういうことか~と猛烈に実感しながら、とにかく必死で漕ぐ。もうほんとにダメだったら降りておそう、と思いつつ、ゆるゆる漕ぐ。途中さっき抜いた人とかにどんどん抜かれながら、じりじり登ってなんとか到達!この坂はほんとにつらかった。しばらく走ってて、どうも空腹感が否めないので、まだ中盤に差し掛かってないけど補給食食べてしまうおと、ウェハース系の補給食を食べる。するとこれがすごくうまい!そして元気が回復する!いろんな本を読んでると、消化がよく、食べやすい、セリー上のものや、ペースト状

のものが勧められてますけど、「食べた感」というのは、疲れてるときに結構体力を回復してくれます。なので、

  • 特にロードバイク始めて間もない、専用の補給色に慣れてない「まだ普通の人」は、ウェハース系の補給食お勧めです。おなかに食べた感が残るので、力が出ます。

僕はほんとにあの補給食のおかげでめちゃくちゃ救われました。この時点であれを食べてなかったら、ほんとに足が止まってしまったかもしれません。まだ足が出るからと言って、最初の方の登りで結構無茶をしてしまったのかと反省しつつ、ここからはとにかくいつもの自分よりローペース、20km/h前後で走ることに決めました。どんどんパスされますが、気にしません。とにかくふつうに走れるようになるまで、次のエイドステーションに着くまでは無理をしない。ひたすら、楽に走れるペースを守って走ります。そして、第三エイドステーションの手前、再び猛烈な坂が現れます。

が、ここの坂はもう大丈夫でした。確かにきつかったですが、たち漕ぎを使うこともありませんでした。リアの歯を1枚残して、自分のリズムで淡々と漕ぎ続けます。結構な人が下りたり押したりしてたと思いますが、そんな中坂を上り切れるというのはなんとも言えない得意な気持ちになれるものです。

ここで登り切ったあたりのところで、「これさあ、もう頂上超えたよねー?」と後ろの方から声をかけられて、ぶっちゃけ全然わからなかったので「わかんないっすー」と答えたところ、「わかんないー?これ怖いんだよねー、いつまで続くかわかんないからさー」と言って、下りを猛烈にかけて行かれました。あれ?あの人なんか見たことある・・・

ふるさと憩の家では、エアーサロンパスのサービスがありました。僕は使わなかったけど、あれは使ったほうがいいかも。あと、僕はビンディングを使ってなくて普通のスニーカーで参加してたんですが、左足の小指がちょっといたんだので、バンドエイドで応急処置。バンドエイドはサドルバッグに入れておくといいと思います。

4.ふるさと憩の家~多々羅しまなみ公園(チェックポイント) 15.3km

この区間、あっと言う間でした。なぜかと言うと、僕がコースの左回りと右回りを勘違いしてたというのもありますが(笑)、最初の登りが終わってしまえば、平坦な、ある意味退屈なルートです。海の光の反射を眺めながら、ひたすらお昼ご飯を楽しみに走るカンジです。多々羅しまなみ公園のチェックポイントは、多々羅130の参加者は14:00までに到着しないといけないのですが、12:00には着いてたのかな?ちょうどお昼時に着いてたと思います。

ふるさと憩の家を出るとすぐ坂が始まり、これが最大の難所の二つ目、標高100m程度の登りなんですが、ほんとに正直言って、全然きつくなかったです。体力が回復してるのと、坂に対する地力があったんだと思いますが、エイドステーションを出るとき相当気合と覚悟を持って走り始めたんですけど、くだりに入って「あれ?これで終わり?」というカンジ。そうこうしてるとスタッフ車が来て、「きつい登り坂はこれで終わりですー」とアナウンス。ほどなくして「この後は多々羅しまなみ公園に戻って昼飯ですー」と別のスタッフ車。俄然気楽になります(笑)。

登り坂と下り坂が二回連続するんですが、登りで追い抜いた人に、くだりで猛スピードで抜かれます。でも、次の登りでまた、その人は自転車を押してた

りします。トータルで早ければそれでいいという考え方もあるし、ロードに乗ってる以上は極力ロードで走破したいという僕みたいな考え方もあるし、なかなかほんとにおもしろいスポーツです、ロードバイクって。

5.多々羅しまなみ公園~万田酵素(第四エイドステーション) 23.1km

この区間も、2.の区間と同様、メインは橋です。ただ、気分は正直、もう帰りの気分になってるので、道中の記憶はあんまりありません(笑)。確か、いつの間にかスタッフ車が先導についてくれてたと思います。それはなぜかと言うと、このあたりから別ルートの参加者も合流した復路になるので、台数がすごく多くなるので。しかも生活道なので信号も車も多く、前を見てなかったのか急ブレーキの音が聞こえたこともありました。あと、僕の後ろを走る人が、ど

ういう訳か僕の後輪に自分の前輪を重ねるように走ったり止まったりするのがすごく気になりました。ああいうのが一般的なんでしょうか?パスしたいならパスしてくれたらいいのに、と何度も思いました。実際、パスしていく集団もあったわけで。

6.万田酵素~向島運動公園(ゴール) 16.4km

最後の2区間で気づいたことがあって、それは、

  • 坂道の足と、平地の足は全然違う

ということです。僕は結局最後まで、登りでペースを落とすことはなくって、最後の坂まで、自分の持ってるペースで登ることが出来たんですが、平地はほかの人のペースにどうしてもついていくことができない。これは心拍の鍛え方とか、身につけないといけないことが何かあるんだろうなあというのを実感しました。坂でパスした人に、平地でぶっちぎられることが結構何度もありました。ただ、そんな中でも言えることは、

  • 結局、自分のペースで走れるほうが早い

スタッフ車が先導してくれてたとき、途中でどうにもついていけなくなって、こりゃ無理だと脱落し、他コースの人達にもバンバン抜かれたんですが、途中でその人達は休んでました。向かい風がきつかったし、僕も休んだら復活するって経験上わかってたんですが、とにかく下りないことと決めてたので、ゆっくりでもそのまま走りました。結果、また抜いていった人もいるし、結局ゴールまで抜かれなかった人もいるんですが、僕自身としては、うさぎとかめを地で行くような、マイペースの走りができてほんと満足でした。ロードバイクに乗ってるからには、単に早けりゃそれでいいということではなく、ロードバイクでずっと移動できるような体力を養おうと、気持ちを新たにしたのでした。

写真も何枚かとったのですが、それはまたぼちぼちアップしようかと思います。まずは、終わった翌日の感動をそのまま書いてみました。

また加筆したり気づいたりした点書くと思いますが、とにかくしまなみアイランドライドに携わられたすべてのスタッフの方々に感謝をお伝えしたいと思います。皆さんの熱意が、あの好天を呼んだんだと思えてなりません。ほんとうにありがとうございました!!

そして最後まで読んでくださってありがとうございます!!

最低の出来

しまなみアイランドライドをいよいよ来週に控え、最後の練習の機会。
府立図書館から予約していた本の確保ができましたという案内が来ていたので、大阪方面に軽く走ることに決定。
転倒して痛めた左足付け根が完治という訳じゃないので、ここでムリしてひどくしたらまずいし。
ルートは、使ったことのない163号にしようかと思ったけど、あまりに遠回りになるので、勝手がわかってる阪奈道路ルートで。

しかし…今回は全般的に最低の出来。
阪奈道路の頂点に出るまでの、市街地の道のりで、3回も止まってしまった。
心臓が上がりすぎる。足を踏み込めない。

思い当たるところは、登りに入るまでの10分弱の間に、ちょっと強めに走ってしまって心臓を急に上げたこと。
その心拍数のまま登りに入ってしまった。
確かに心臓が一度上がった後、走るのは楽になるんだけど、アップの仕方が大事だと痛感。
運動はじめ15分間はアップに充てるのが目安、と『ロードバイクバイブル』のエンゾ早川が書いていたので、一応それを目安にしてみよう。

477791724X ロードバイクバイブル 改訂版 (エイムック 2024)
エンゾ早川
エイ出版社 2010-08-28

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確かに草花的でバイブルというほど詳しくはないけど、「ロードバイク始めました」の人間にとっては一冊で全体がわかるので重宝です。

帰りに堺筋本町のY's Roadに寄って、懸案だったフロント用のエンド金具を購入。

オーストリッチ エンド金具 フロント用 オーストリッチ エンド金具 フロント用

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輪行する際、フロントフォークがむき出しなのが不安で、エンド金具が欲しいと思ってたんだけど、いざ買ってつけてみたら、地面に設置する面がエンド金具にはならないんだね。設置するところは相変わらずフォーク…。エンドを保護するものはまた別途買わないといけないのか。