街の本屋で本を買う - 2012/08/21 Akateeminen Kirjakauppa@Helsinki

Alvar Aaltoが設計し、併設のCafe Aaltoも有名な、Akateeminen Kirjakauppaで買いました!

外国の書店は、行くと必ず胸躍るけれど、いざ「何を買う?」という段になると、なんだか萎れてしまうところがあります。やっぱり外国語で書かれた文章ってそうそうすらすら読めないし、見た目で「あっなんかいいな」と思っても、CDをジャケ買いするみたいに買ってもやっぱり内容はなかなか楽しめないし、結局写真集とか地図とか、目で見て楽しめるものになってしまうので、なんかしゅんとなるのです。

Akateeminen Kirjakauppaももちろん例外ではなくて、Helsinkiだから置いてある本はもちろんFinland語の本が圧倒的に多くて、そんなんぜんぜんわかる訳もなく、日本文化について書いてそうな表紙の本を見て、どんなこと書いてるんだろう~とパラパラめくって写真でその内容を推測する、みたいな楽しみ方ですが、思いっきり吹き抜けの造りがただ回遊してるだけの書店でのおもしろさを更に大きくしてくれます。二階のほとんどが吹き抜けで一階が丸見えで、日本ではなかなかあそこまで売り場面積を犠牲にする造りに出会えないです。

 で、回遊した結果、ロードバイク本ディスプレイを発見。ツールのドキュメンタリーっぽいものとか数冊紹介されていたなか選んだのは『THE URBAN BIKING HANDBOOK』。フィンランドではなくアメリカの出版社からの本だけれど、"The DIY Guide to Building,Rebuilding,Tinkering with, and Reparing Your Bicycle for City Living"と表紙に書かれていて、こういう本をスタンドディスプレイで紹介しているところがフィンランドっぽさなのかなーと思ったりしました。URBAN BIKING、つまり「街乗り」のスタイルも、欧州らしさもあればアメリカらしさ、日本らしさもあると思うけれど、より自転車を使いこなしているのは日本よりは欧州だなと、欧州に旅行するといつも思います。

 

1592536956 The Urban Biking Handbook: The DIY Guide to Building, Rebuilding, Tinkering with, and Repairing Your Bicycle for City Living
Charles Haine
Quarry Books 2011-08

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