リハビリテーション#05-#10

わかると思うけど けっして僕はシンボウ強い方じゃないよ

(『ビリビリ』/B'z)

伊賀上野ライド以降も、毎朝コツコツとローラー台を回してました。とにかく心臓を鍛える、という方針の元、しばらくの間はこのworkoutに決定:

①ローラー台負荷1・フロントアウター・リア2段 でHR Zone 3(129bpm~148bpm)
②ローラー台負荷1・フロントアウター・リア2段 でHR Zone 4(149bpm~166bpm)

数字というのは正直なもので、毎朝やってると、同じ心拍数で出せる平均速度・距離が上がっていくのがちゃんとわかる。20分間の間で、速度が3km/h強、距離で700m強増やせている。HR Zone 4で10分走るのも、どんどん楽になってくる。

そこで今日は、休日で時間があるので、「30km/hを30分続けるためにはどのくらいの心拍数が必要か?」という観点でこのworkout:

①ローラー台負荷1・フロントアウター・リア2段 でHR Zone 3(129bpm~148bpm)
②ローラー台負荷1・フロントアウター・リア自由 で28km/h~35km/hをキープ
③ローラー台負荷1・フロントアウター・リア2段 でHR Zone 3(129bpm~148bpm)

これはさすがにきつかった。HRはだいたい170bpm前後。自分のmaxが185bpmなので、かなり危険水域で走り続けてることがわかる。もう少し緩めの設定なら、30分無理なく走り続けられると思うから、25km/h ava.なら1時間~2時間は走れそう。なので、時間のあるときのworkoutはやはりこれくらいの強度でやることにする。

ここんところ、HR monitorが使えることに夢中になって、心拍数ばかり意識してきたけど、30km/hを30分キープしようと思うと、太腿の筋肉の疲れも気になることが分かった。200km走るためには、単にスタミナがあればいいってもんじゃない、当たり前だけど。ペダリングのスムーズさと、太腿の筋肉の改善も必要。

それで気になるのは、「ハイケイデンス理論は正しいのか?」ということで、まあ、僕のような基本リア2段とか3段とかの人間にケイデンスも何もあったもんじゃないんですけど、80~90rpmを目安にと言われると、軽めで忙しなくペダリングすることになる訳です。僕は異常に太腿の筋肉がついているので、割と一回の出力を大き目にしてケイデンス低めのほうが楽に感じるのですが、さすがに30km/h 30分の間にリアを強めにすると、太腿の疲れが目立ちました。それでもせわしなく漕ぐよりはこちらのほうが楽そうなので、心拍を鍛えるトレーニングとは別に、筋肉を鍛えるトレーニングも必要だと思いました。

この考えに気付かせてくれたのが、このブログです:

ロードバイクのスローライドで遅筋のトレーニングとメタボ解消:マフェトン理論、敗れたり!むしろ、「ためしてガッテン」理論! 

心拍を鍛えるのも重要だけど、長距離・長時間を楽に走るためには、自分の軽量化と”遅筋”の有効活用が必須、と理解できました。

 

B00005F5DW Liar!Liar! 2nd beat ビリビリ
稲葉浩志 B’z
Rooms Records 1997-10-08

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