遂に、念願の日本海到達を果たしました!!
あまりトレーニングもできていないホビーライダーなので、20km/h平均で走れたとして6.5時間、朝6:30に出発したので13時着くらいが計算上なのですが、敦賀港に着いたのは15時でした。実に8.5時間。我ながら情けない、ですが、今回は走り切ったことでよしとしてます。僕は行き着くところまで行って帰りは輪行、という片道切符タイプなので。
長い距離を走りたい一方、その間に写真を撮れるほど、後半に体力が残せなくて、撮影する写真がどんどん減っていくのを何とかしたいです(笑)。
以下、反省点だらけだった敦賀行を箇条書きで振り返り:
1)奈良~大津(約40km、6:30~10:00)
- 序盤は全く余力あり。途中、写真を撮ったりしたのと、garminにアップロードしておいたルートが名神をクロスするようになっていてその道がなくかなりウロウロして30分くらいロスってるので、それもあって全然疲れなかった。
- コースはいい加減に作成してアップロードしておいてはダメ。宇治橋でも、garminのナビと、道路標識とが違っていて一瞬躊躇した。自分のアップロードした地図を完全に信用できるくらい、アップロードする前に、細部をPC上で確認してから入れる。今回はこの名神横断だけでなくて、この手抜きのせいで後半泣きを見ることになる。
2)大津~高島(約50km、10:00~12:00)
- 道がほぼ平坦なこともあって、ここも余力あり。一度はさんだ休憩を長めに取ったので平均速度は悪いけれど、走行中はほぼ30km/hで走れた。
- 追い風だったのも幸い。
3)高島~マキノ(約20km、12:30~13:30)
- 高島のマックで昼食。自分の限界に挑戦するようなライドのときに、後半戦でマックは今度からは止める。特にポテト。
- ずっと161号を走ってきて、途中、近江今津駅に向かう分岐があったのだけど、どう考えても161号を直進のほうが近道だろうし、下道よりもバイパスを走るほうが走りやすかったのでバイパスを選択したのだけど、これが完全に裏目に。バイパスは車が走ることを考えてるので、側道は広くていいんだけど、小さいけれども長いアップダウンが細かくあるし、何より景色がほとんど変わらないので、走っていて飽きるし不安になる。後半、ばてているときに、延々変わらない山の風景を見て走るのはきつい。
4)マキノ~敦賀港(約20km、13:30~15:00)
- 最後に平均斜度4%くらいの坂が8km続くポイントがあって、ここが辛いだろうと予想はしていたものの、追い打ちをかけたのが片側一車線工事。自分の休みたくないポイントで停車になるし、車が全部通った後最後に自分が通ることになるので、自分が工事区間を抜けないと対抗が待たされている訳なので急がざるを得ず、ここで足を使い切ってしまってダウン。多分、あと500m程だったと思う。路上に座り込んだんだけど、「座ってるよりは少しでも登ったほうがいい」と、とうとうバイクを押して登る。
- ルートを途中で変えたので、garminがしょっちゅうルートの再計算をしてバッテリを消耗し、マキノあたりでLOW BATTERYの表示。国境スキー場が頂点だったんだけど、ロードを押して登り付いたとき、役目は終わったというようにgarminは息絶えました。
- 登ってからの下りで体力は回復したけれど、「あと6km」と判ってからの平地でさえ、ほんとうにつけるのかと疑心暗鬼になるくらい、体力を使い切ってた。
全体を通して:
- 補給食を使うタイミング。疲れ切ってから食べても遅いけど、あまり早くに使ってもダメだと思った。たくさん持っていったので、何キロ毎に、と決めてもいいのかも知れないけど、今回、大津時点で1つ食べ、高島での昼食でもう1つ食べたけど、高島以降は転がり落ちるように体力が落ちた。
- 糖分の補給を意識する。
- どんなに面倒でも、お昼をどこで食べるかはよく考えていくべき。マックのような油の多いものを、100km走って疲れ切って食べると、吸収しないし胃腸が苦しいしで余計に体力が削れる。
- 100kmと130kmは大違いだということを再認識。1kmと31kmは大違いだと思うのに、100km超えると100kmと130kmって大差ないように思う。でも100kmと130kmのほうが、違いは大きい。
- バイパスはよく調べて使う。信号がないし走りやすいけど、景色が単調で気がめいるのと、高速で走る車に抜かれながら走るのは、おもっているより神経を使ってて体力を消耗している。
- 長袖のウェアを着用すべきかも知れない。暑く感じてても、実際には風圧で体が冷えて、それで体力を消耗している気がする。
- 事前のルート作成は絶対に手を抜かない。コースを迷うことが最も時間と体力を失う。
- 限界に挑戦するようなライドのときにこそ、ビンディングが要るかも知れない。
- そして限界に挑戦するようなライドをする上では、やはり28Tを準備しておくべきかもと思った。
出発時のJR奈良駅(6:30)と、到着時のJR奈良駅(19:00)。帰りはサンダーバードで京都、乗り換えてJR奈良線でした。