思いつきで、本屋で買った本をメモしていこうと思う。amazonの便利さを手ばなしで褒め称えてる僕なので、本屋で本を買うことにノスタルジーを覚えたりはしないけど、本屋を見つけたらなるだけ入って本を買うことにしてみたらどんな本が部屋に並ぶのか?出張の多い身なので、行く先々で本屋に入ってみたらなんか変わるのか?その程度の面白がり方でこんなことを始めてみる。
その初回は、休日の時間潰しに奈良に行ったついでに入った啓林堂書店奈良店。小西通には啓林堂が2つあって、先に奈良ビブレ店に入ってた。奈良ビブレ店のが広いので、なんとなく先に奈良ビブレ店に足が向いてしまう。近鉄奈良駅からだと奈良店が先に現れるんだけど。
啓林堂書店奈良店は、「奈良」という特色があるかというと、レジすぐ隣に、奈良関連書籍が集められているけど、控えめ。雑誌と文庫が表舞台で新書は奥手という、読書家に向けた頗る標準的な配置。
「永遠の0」を探してた二人組が、店員に訊いたほうが早いよと店員へ。ところが店員は書籍リストを繰りながら、著者と出版社を調べたのか、調べ終わってから棚へ移動。無事に見つかりはしたものの、そんな著名な本くらい、どこに収めてるのか頭に入ってておかしくないんじゃないの?と顛末を見ててちょっと心配に。
自分が選んだのは『青春の終焉』 三浦雅士。定年を過ぎても「青春」を謳う人種が増えた今、「青春」とは何なのかを整理しておく必要があると思えたから。日本最古の歴史を持つ、我が奈良で手に入れるにふさわしいテーマだと思う。三浦雅士って人、有名な人なんだろうと思いつつ、見たことあるなくらいに思ってたら、先週かった木田元『反哲学入門』の帯にコメント書いてた人だった。
青春の終焉 |
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