2023年→2024年

2023年は、いろいろ整理した年だったと、振り返ってみて思う。

愛着を持っていたものを、その愛着って実は惰性なのではないか、ということを全く意図しないまま試したような一年だった。

結果、維持できなくなったものごともあるように思う。今はまだ、維持できなくなっているのかどうかわからない、ような気がする。

この10年、自分にとっての世界を広げる方向に"だけ”フォーカスしていた。ありとあらゆる可能性があれば、そこに手を出していた。可能性があったとき、それが自分のメリットになるのかどうかを考えて取捨選択するのはバチでもあたるかのように、可能な限り手を出していた。その手を出すときに、謙虚以上の遠慮が作用していることに、加えて喪失への恐れが作用していることに目をつぶっていたのだと思う。どういうわけかそれに頓着しなくなってしまったのが2023年だったように思う。

自分は何者でもないけれど、だからといって遠慮はしません。そういう気持ちになったのだと思う。

言いたいことは丁寧にはっきりという。摩擦を怖れない。次の10年に向けて。