独走会 191006 ブルーボトルコーヒー京都カフェ 105.4km/510m elev.gain

(追い)"風の強い日を選んで走ってきた"
(原典:『FUNNY BUNNY』/the pillows)

一年の中でいちばん走りやすい気候のシーズンになり、家族にまた1日時間をもらってライドへ。今回は遠出をするよりも自走で100km走りたいという気持ちが勝って、いつか行ってみたいと思っていたブルーボトル京都を目的地に。天気予報を確認するとばっちり北風!帰りが追い風になるので、行きは京都行きの際のいつもの168号→学研都市線沿い→久御山から北上ルートで、帰りは大の苦手の桂川CRに。

行きはちょっと寒かったのを除けば(家を出た瞬間「寒いな」と思ってニーウォーマーを取りに戻ってよかった)、道はよく知っているしペースも順調だったしブルーボトルに着くまでまったく疲れは溜まらなかった。ブルーボトルで15分くらい休憩して、予定通り鴨川沿いを下って桂川CRを目指す。だいたいCRってときどき橋を跨いでサイドチェンジしないと行き止まりになったり、サイドチェンジの際に方向感覚を失ってしまったりというのがあったりなんだけど、今回はそういうことで気持ちが折れて自走を止めようという気持ちは起きなかった。それは多分に追い風のおかげもあったと思う。ただ、唯一、切り上げてしまおうかという気持ちが起きたのは、切り上げてしまえば1時間足らずで娘に会えるなーと頭を過った時。それは純粋に会いたいというのもあるし、娘の相手を任せてしまっている大変さを思うからでもある。けれど実際のところは娘ももう、そんなにべったりしないといけないような年ではないし、かかる手もずいぶん少なくはなっている。それはちょっと切ないことでもあるけれど、その成長を喜び、成長に応じてこちらも成長しないといけない。なので決めたことを楽しもうと桂川CRを走る。

追い風のおかげで桂川CRは超快適に走れたけれど、案の定163号に入った途端ペースダウン。帰りの163号はなぜかどんなときでも調子が出ない。桂川CRの唯一の難点は、さくらであい館以外はコンビニすらないということで、補給食の調達が甘くて163号に入ってコンビニに入るまで補給しなかったのでタイミングを逃したのかもしれない。そして見事に向かい風。だけど木津まで来ればもう家はすぐそこなので、多少の登りも淡々と。

僕は「風の強い日を選んで走ってきた」ので、守りは滅法強いと思う。ピンチには必ず向かっていこうとするけれど、追い風を捕まえるのには躊躇するところが確かにあったと思う。ここが勝負、というときに、別にいいか、と流してしまうような。だけど、追い風を利用することは決して卑怯なことでも楽をすることでもない。もし今が追い風だと思ったら気負わず迷わず乗っかろうと。

恒例の振り返り:

  • やっぱり補給が遅かったと思う。163号に入ってからかなり足がきつかった。
  • 相変わらずルート確認が甘いけど、まあああいうのも楽しいかなと思えた。
  • やっぱり今年の津行きで5時間切れたのはかなりハイペースだったんだな自分的には、と分かった。