独走会 2014/12/30 生駒-交野-京田辺松井-東寺-出町-山中越-園城寺(三井寺)-宇治-大久保

2014年の走り収めは、文句なしに愉しめた80kmでした。

年末、まとまった走れる時間が取れて、さてどこを走ろうか、地元を巡りたい気持ちもあり、ハードに遠出したい気持ちもあり、でもあんまりハードなルートだと最近練習できてないので鉢伏峠の悪夢が蘇るし、かと言って自走だとここからだとどこに行くにも山越えは避けられないし、と考えに考え抜いたルートが、交野経由で京都へ北上し、出町から大津へ比叡山の麓の山中越をアップダウンし、園城寺に詣でて宇治・木津経由で帰る、という約110kmのプラン。これなら山中越以外はほぼフラットで100kmオーバーが走れるし、道中、憧れの鴨川ライドを挟んだり見どころもたくさんあって飽きないでしょう、と思ってたのですが、出町で立ち寄った「ふたば」が予想以上の行列で1時間かかったのと、帰りのルート設定が甘くてかなり生活道路を組み込んでいた揚句小雨と強烈な突風で萎えに萎え、時間がなくなり切り上げざるを得なかったのですが、それでもこのルートはもう一回走ろうと思うくらい良いルートでした。山中越を組み込むのはほんとにおススメです。


東寺です。写真撮ってたらそばのおじいさんに「ここから斜交いに取るのがいい」と教えてもらいました。
今回のツーリングは、先日、行きつけの富雄のウルトラかっこいい富雄の超絶カッコいい自転車屋TRANSITで購入した175mmクランクの効果を確かめる目的もありました。クランク長の適性というのはいろいろ調べても諸説あるみたいで結局「自分にあったものを」ということみたいなんですが、基本的には身長の1/10だそうで、私は身長178cmなんですが今まで完成車で組み上げられていた170mmで走っていて、最近なんとなくせせこましいと思い始め(3年乗ってて最近初めて自覚した)、それで175mmに変えてみたのですが、実感としては平地は十分効果があるのではと思いました。今までどう頑張っても平地で28km/hでしか走り続けられなかったのが、30km/h以上で走り続けられたと思います。出発から当時まで約40km、かなり順調でした。

出町柳。奈良県人としては京都には憧れと僻みが入り混じるのですが(笑)鴨川沿い、素直にいいところです。

出町橋に「鯖街道入口」という石碑があったのですが、そこから東に進むと比叡山の麓を横断して大津に出れます。距離にして約10km。途中、比叡山ドライブウェイの入り口が頂点です。京都側からは約4.4km、平均斜度5.5%の登りです。この登りがあることで、コース全体に起伏が出来て良かったと思います。写真は比叡山ドライブウェイから少し下った地点から大津市街を見下ろした景色です。

園城寺。なんとお寺がお休みのようで御朱印貰えませんでした・・・・

この通り、拝観料も不要でした。


これが今回想定していたルート。時間が残れば東大寺も詣でる予定でした。

最後に今年最後の箇条書き:

  • 帰りのルートもしっかり考える。地図を見ているだけだと、描画されている道の太さで考えてしまうけど実際走ったら超生活道ということが多々ある。
  • 水分をしっかり取ることで、足の吊りは抑えることができた。
  • 温かめの補給食をどう取るかを考える。
  • 冬は昼を過ぎると風が強くなるのでそれは計算に入れておく。