街の本屋で本を買う - 2013/04/26 紀伊國屋書店グランフロント大阪店

posthaven移行初めてのエントリは、紀伊國屋書店グランフロント大阪店。

まず最初にどうしても書いておきたいことがあって、これはたぶん開店初日だった昨日だけのことだと思うけど、書店関係者の方と出版関係者の方と思しき方々が、方々で書店の通路を塞いで名刺交換しているのに出くわした。そうでなくても大混雑している初日に、客を押しのけて名刺交換してどうもどうもとやっているのは見苦しいし迷惑だし紀伊國屋書店の店員に対してはいったい誰を見て商売しているのかと言いたくもなります。

今回はたまたま、日経夕刊のプロムナードで小林秀夫と河上徹太郎の上機嫌対談が収録されたCDが『考える人』についてくると知って買おうと思っていたところにグランフロント大阪が今日からオープンというニュースが目に入り、それならとグランフロントの紀伊國屋書店に。

しかし確かに噂に違わぬデカさでした。メガ書店はもう慣れっこですが、それでもこのデカさは凄いな~と思ったのと、好感も持ちました。それはたぶんワンフロアだったからで、このつくりはMARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店のような複数階より良いと思います。延べ床面積はあちらのほうが広いかも知れませんが、メガ書店の良さというのはワンフロアでつくることによって出るんじゃないかと感じました。保有する書籍の数は同じでも、むしろ複数階のほうが多くても、ある一定量を超えたら書籍数自体はそれほど問題ではなく、「すべてを見通せている」という、視覚的な満足感が来店満足度を上げる気がします。これは複数階店だけでなく、ネット書店でも味わえないことです。

目標の書籍にすぐ辿り着けるか、というと、これだけのデカさなのである程度配置を知らないと難しいですが、概ね判りやすい配置だと思います。エスカレーターから上がってきたらすぐ雑誌コーナーになり、その流れで文庫本コーナーになるのは親切かも。たいてい、単行本コーナーを前面に出してると思うんですが、文芸単行本コーナーはそんなに押し出しの強い場所ではなかったです。もちろん新刊コーナーは目立つ位置にありました。それと、同じ本を大量に表紙を見えるように棚に並べ尽くす陳列、あれは意外と効果ありだと思いました。

KINOナビ。しばらく紀伊國屋には行ってなかったので、KINOナビが既存店舗には既にあるものなのか新しく登場したものなのか知らなかったですが取りあえず使ってみました。小林秀夫を買おうとして丸谷才一を思い出すという。しかしなぜかその時、「丸谷才一」という名前も『エホバの顔を避けて』という署名も思い出せず、「河出書房新社」だけしか思い出せなかったので「河出書房」で検索したのですがもちろん大量過ぎて全然見つけられず。仕方なくケータイで自分のメモを見直して、「丸谷」で検索し、出てきた一覧から「丸谷才一」の著者名で絞り込みにしたら、なぜか『エホバ~』が出て来ない。今度は『エホバ』で検索したら、3冊目くらいに『エホバの顔を避けて』が出てきた。なんだろう?と思いつつ、所在地を調べてそこへ。

KINOナビの操作性自体は反応もよく、速くてよい端末だと思います。なにせ店舗がデカいので、状況によってKINOナビを有効に使ったほうがよいかなと思いました。

4309021735 エホバの顔を避けて (KAWADEルネサンス)
丸谷 才一
河出書房新社 2013-02-23

by G-Tools

首尾よく見つけることができて、レジに向かう途中、平積みになっていた本に反応。思わず買ってしまう。

4140883952 知の逆転 (NHK出版新書 395)
ジャレド・ダイアモンド ノーム・チョムスキー オリバー・サックス マービン・ミンスキー トム・レイトン ジェームズ・ワトソン 吉成真由美
NHK出版 2012-12-06

by G-Tools

店舗が大き過ぎて、エレベーターの周囲の通路も跨いだつくりになってるので、レジの済んでない本も一旦店舗の外に持ち出さざるを得ない場所があるんだけど、特に問題なく買い歩くことができました。メガ書店はどこも一緒だと思ってたけど、ここは意外と気に入るかも知れません。 

しかしposthaven... 意外と使いにくい。

  • 貼り付けた写真がエディット中に見えない。
  • Googleと連携してない。
  • facebookとも連携してない(autopostはできる)。
  • タグが自動入力されない。

永久保証の代償がこれか・・・。仕方ないのか。