街の本屋で本を買う - 2013/08/13 ブックスキヨスク小倉駅店

久し振りに小倉に行きましたので、積極的に本を買おうと思ってたのですが、予定が押して駅ビルに立ち寄るヒマさえなく、新幹線駅校内のブックスキヨスクにて。

去年から「街の本屋で本を買う」ってことをやってるのですが、傾向を見ると、出張先で本を買っている比率が高いです。出張時は荷物は多いので、そこに一冊本を増やしたりすると重くて帰り余計に疲れるのは分かってるんですけど、なぜか出先は本を買いたくなる衝動が大きいです。旅と(出張なので旅じゃないけど)本の相性はやはり相当高いのでしょうか?

今回は乗車予定の新幹線まであと30分ない、という状況だったので、とりあえず新幹線に乗る前にwifiコーナーでメールはダウンロードしておきたいし(山陽新幹線は圧倒的にトンネルが多いので、受信済みのメールはできる限り乗車前にダウンロードしておかないとストレスになる)、それほど時間がない中、ディスプレイをぐるっと。売り場面積はそれほど広くないし、雑誌メインのよくある「駅の本屋」なので、却って買う本が決められません。世の団塊世代は、こういうときに新書の豆知識本を買って雑学を増やしていったのか、とかどうでもいいことを考えたり。

そんな中、売上ランキングディスプレイの第一位は当然ながら『オレたちバブル入行組』。出版されたとき、書評を見て絶対おもしろいだろうと思ったんだけど、「バブル入社世代」に猛烈な反発を抱く((笑))バブル崩壊後入社世代である団塊ジュニア世代の私は、バブル入行組が祭り上げられるその筋書きへの嫌悪感にどうしても耐えられず手を伸ばせなかったという過去。もちろん、彼らも大変なことはあったと思いますし、私たちよりも後の世代でも活躍している世代はありますから、時代のせいにはできないのですが、得も言われぬ嫌悪感というのは払拭できんのです。この辺の「魂」の部分というのは、おいおい整理していきたいと思い続けてます。

で、『オレたちバブル入行組』は買わなかったんですが、ドラマについてのニュースや記事を読む中で、主演の堺雅人氏が『文・堺雅人』という書籍を出したことを知っていたのでそちらを購入。最近の刊行かなと思ったら、2009年だったんですね。やっぱり仕事をきちんとやる人というのは、波が来た時に嵩にかかるやり方ではなくて、やるべき時にきちんとやってきてるんですね。

文・堺雅人 (文春文庫)
 堺 雅人

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