街の本屋で本を買う - 2013/12/15 ジャパンブックス生駒南店 『文藝春秋 2014年01月号』/文藝春秋

本を買うタイミングというのは意外に難しい。

 通勤電車の吊り広告で、文藝春秋に村上春樹が書下ろしを掲載したことを知って(しかも二作目と書いてある。一作目の時点では気づかなかった。不覚)、外回りの合間にさっそく買いに行こうと考えた。ちょうどいい具合にジュンク堂が近かったので買いに向かおうと思ったものの、「買う本が決まっていて、しかも定番の本ならそれは地元の本屋で買うのがよろしいのではないか」と地元愛の強い県外勤務者の私は思い当たり、文藝春秋のジュンク堂での購入は踏み止まった。

 同時に思い出したのがSmart ICOCAへのポイントチャージで、近くのJRの駅でポイントチャージを、と思い、はたとどうせチャージするならICOCAで買えばよいのでは、と思いつく。けれどたぶん地元の本屋では電子マネーは使えない。なにせクレジットカードも使えなかった。しょうがない、ポイントチャージ分は別のものを買おう、と切り替えたところに「あ!あの本買えばいいじゃないか!」と思いついたのにその時本を買うことを有耶無耶にしたばっかりに今になってもその書籍名が思い出せない。文藝春秋は無事、近所のいつものジャパンブックスで購入できたものの、あの時チャージ分で買おうと思った本が何だったのか思い出せないまま、チャージした金額は出張のたびにホームで買う缶コーヒー代でじわじわ消えていっている。

B00GUP6QYS文藝春秋 2014年 01月号 [雑誌]
文藝春秋 2013-12-10

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