街のサテンで豆を買う - タリーズコーヒー奈良ファミリー店

GIZMODEのこの記事に触発されて、突然自宅ドリップを始めようと思い立ったのでした!

そもそもコーヒーをドリップするどころかまず料理に関することは何一つできない僕がなんでまたあの記事でやってみようと思うまでに興味を持ったのかというと、ここ最近耳にしていた「サードウェーブ」の特徴のひとつ、「シングルオリジン」を比較するためにドリップしてみました、という記事だったから。なんでもかんでも単純なものが好みで、服装も極力モノカラーで纏めるし、味覚も冷奴やおひたしに醤油をかけないくらい素材派だったりするので、「シングルオリジン」というのに強烈に惹かれたのです。ワインなんかもそうだけどなんか覚えないといけないこといっぱいそうでなんか嫌だな~だったのが「1:1」になった途端俄然やる気が出るのです。我ながら変。

しかしながら何分やったこと全くないので、道具として何が必要なのか、豆はそもそもどう買うのか、なんにもわかりません。まず道具を揃えようということで、あの記事を参考に、メジャーどころとしてはハリオとカリタがあり、ハリオは今主流になりつつあるサードウェーブが発祥した海外で挙って使われているくらいのものだということが分かったのですが、電動コーヒーミルが安価でカッコ良かったカリタで一式揃えることに。ヘンコです。


次に豆の買い方。もちろん今まで原産地を考えてオーダーしたことなんてないので、まずは「豆を買う」というところから学ばせてもらおうと、いわゆる「セカンドウェーブ」系のコーヒーチェーンで購入しようと思い、立ち寄るついでのあった西大寺のタリーズへ。

なんとタリーズにはデカフェ(カフェインレス)の豆があり、しかもシングルオリジンにあたる「バライエタル」なんですね。エチオピアモカのバライエタル。あの記事で比較されてたのもエチオピアモカだったので好都合。西大寺タリーズの店員のお姉さんは綺麗でとても親切でした。抜群に愛想よかったです。電動コーヒーミル買ってましたが「お挽きいたしましょうか?」の誘いに負けて挽いてもらいました(笑)。タリーズは豆の購入対象のポイントカードもやっていて、カードも貰いました。


さて家に帰り、早速、あの記事(いい加減しつこい)をSurfaceの画面に表示し、見よう見まねでドリップ。300mlで18gとか計量が大変。ハカリだけはハリオしかなくてしかもカッコ良かったのですがいかんせん高くてケチったのでした。ウチにホームスケールがあったので助かりました。

しかし…

見るからに薄い。

再挑戦した二杯目と較べると一目瞭然。その理由は、氷の分量を間違えていたのでした。「水の量と氷の量を1:1」と書いてあるのを、「250mlのコーヒーを入れるなら、250ml分の氷」と勘違いしたのでした。合算して250mlで計算しないといけないのね。

初めて(厳密には二杯目)自分でドリップしたコーヒーは、香りも苦味もスッキリ感も確かに缶コーヒーやボトルコーヒーとは全然違うものでした。タリーズのデカフェは特にカフェインレスながら苦味も甘味もはっきり出ておいしいです。

これで一通りドリップについて簡単な基本はできるようになりました。これからいろんな豆を試してみようと思います!