LOSTMAN GO TO BUDOKAN - the pillows@日本武道館 2009/09/16

���日も過ぎると書き出しに困るのですが、LOSTMAN GO TO BUDOKAN行ってきました���
先にミクシィ関心空間にレポや連想した思いを書いちゃってるので、
ここでは当日の行動と、ライブで感じた流れをログしておこうと思います。


9/16にあわせて夏季休暇を9/15-17で取得。
当日13時頃から下見に出発。
九段下界隈は、得意先の近所ということもあり、勝手は判ってるけど、
武道館にも靖国神社にも実際に行ったことない。
武道館の正面に回ってみると、既に人がちらほら。
まだ、物販の設営が始まったところ、という状態なのに。
でも、その場にいたいという気持ちは、わかるなあ。


まだ時間はたっぷりある���と思い���、靖国神社���千鳥ヶ淵へ。
靖国神社は初めて行ったけど、やっぱり僕の持ってる神社のイメージとはちょっと違う神社だった。
新しいっていうのかな���僕の中での神社は、太古から存在してるというか。


で、15:30頃帰ってきたら物販の列が大変なことに���
公園で幾重にも折り返した後、一時は九段下の駅に向かって列が延びて
さらにまた公園に折り返すくらいの列だったらしい。
実際、物販に辿り着くまでに1時間30分要した������
並んでる間、毛虫がパンツの裾に張り付くという事件も発生。
教えてくれた後ろのお姉さん、ありがとう。

���シャツ買って、いったんホテルに戻って着替えて、再び会場へ。
非常に甘いカメラチェックを通って、いざ入館������
2階スタンド席だったのですが、初武道館はやっぱりちょっと感動しました。
日の丸の前に下げられたスピーカ���が印象的。
アリーナはオールスタンディングでブロックで区切られてる。
ドームを見慣れた目には「意外と狭いな」なんて声があるのかも知れないけど、
僕には年季の入り方が会場をとても大きく見せるいい施設だな、と感じられました。

約40分くらい、たこ焼きを食べたりしながら開演を待つ。
���この、ライブ開演を待つ1時間前後ってめっちゃ早いんよね���
物販の列が半端じゃなかったので、15分くらいはおすんじゃないかな���と思ってたら、
ほぼ定刻に開演������

雑誌のインタビューやなんやで「ちょっとピロウズとは思えないくらいかっこいいオープニング」と
見聞きしてたから、どんなんだろう���と期待してたら、
ステージ前のスクリーンに、ピロウズのロゴのひとつである、
三本剣のロゴをモチーフにした超カッコいいアニメーション������
メンバー���人が固く結束するサマだね。
そして、あれこれ想像してた、注目の���曲目���

アニメーションの終わりとともに、あの電子音が������

1.Thank You,My Twilight

僕は「MY FOOT」かなーと思ってて、朝から「MY FOOT」聴いて半泣きになったりしたんだけど、
Talking Rock!のピロウズ特集やthe pillows castを読みながら、
「Thank you, My Twilight」の頃のことを読んでたとき、これだな���と予感して
ずっと聴いてた。もちろん、ピロウズファンなら必ず予想のひとつに入れる曲。

「折り返し地点だけど、下っていく感じはまったくない」

まだまだ走れ、ピロウズ���

2.MY FOOT

その直後で「MY FOOT」���早くも涙目。

”どこに居てもミスキャスト

独り言が増えたロストマン

誘われないのに断るセリフ覚えて”

でも、進んできたからここに辿り着いたじゃないか。
それだって通過点だっていうんだろう���

3.No Surrender

ここでノーサレというのがびっくりしたんだけど、
「また会おう������」と早々に叫ばれて二度びっくり。
でも、記念日が始まった直後からもうその先のことを見据えてるようで
らしいな、と思ったり。

4.Another Morning

さわおにスポットライトが当たって
”新しい誕生日なんだ���������”
これほどに相応しい曲、ないね。

5.Wake Up!dodo

6.プロポーズ

「アナザーモーニング」までの流れが強烈過ぎて、
「Wake up! Wake Up! Wake up!」からの���曲はちょっとリラックスタイム。

この辺で、スクリーンやときおり直に見れるさわおの表情を見て、
どうも淡々としてるというか抑えすぎてるというか、
変に構えちゃってるのかなーと思ってたんだけど、
どうやら素直に熱が入ってるんじゃないかな、と思い始める。

7.スケアクロウ

オープニングのアニメーションが甦る。三人の固い結束の歌。
なぜか古い曲のイメージがあるんだけど、
avex移籍第一弾だよね。あの時期でもこの心情ってのがすごい。

8.New Animal

「意外と新しい目の曲もやるんだな���」という感想。
と、思ってたら、「こういう日なので昔の曲を」という������とともに、

9.90'S MY LIFE
10.僕はかけら

「ビートルズに憧れてて、そんな曲を創ってました」という紹介をされると
それがとてもよくわかる。もちろん古臭くなんて全然ないけど、
ここまでの新しい目の曲の流れと相俟って、
ピロウズの20年を感じる。

11.ONE LIFE

スクリーンの青い芥子の花の群れに見とれてた。
「MY FOOT」とリンクするところがありつつ、
キミは僕の光、と歌うところが好き。聴きいれる曲。

12.1989

スクリーンには「1989.09.16」と「2009.09.16」。
そして「1989.09.16」がカウントアップ。
この曲は、ふだんさわおは「歌詞は世間に向けたメッセージとかほとんどない」と言ってるけど、
もうひとりじゃないと素直に言ってるようなとこがじんとくる。

13.サリバンになりたい

聴き入らせといてすぐまた火をつける���
誰もが感想で述べてますがとにかくアップダウンが激しい激しい。

ここでメンバー紹介の������があったのですが、

・あの真鍋君が最後トチるくらいメンバー全員バッキバキに緊張しているとわかる
・さわおが自己紹介しなかったくらいメンバー全員バッキバキに緊張しているとわかる

メンバー紹介がここでなかったらちょっと中弛みしたかも���ってくらい、
ものすごいテンポで次々曲が繰り出されて。
でもまだ中盤戦。

14.Ladybird Girl

「内輪の君たちにラブソングを」だったっけな���
ラブソングって言ってこんな曲持ってこれるところがピロウズの強さだよなー。
「古いギターで新しい歌また作ったんだよ」なんて痺れるじゃないか���

15.Funny Bunny

今振り返ると、「そんなに早く、Funny Bunny持ってきていいの������」って
このときは思ってたんだよね。それくらい、密度が濃かった。
Funny Bunnyのサビの大合唱は、みんな楽しみにしてる一大イベントだったから、
最後のほうまで引っ張るかなと思ったんだけど、
���このときは���早々に歌った、って印象だった。
でもこうやってみるとすでに15曲目。ほんとに充実してた。

16.I Know You

Poison Rock'n RollのPodCastで、ちょっと前に感謝についてさわおが語ったのを聴いてたので、
ここでの������はほんとうに感動した。
さわおの感謝に対する考え方というのは、なるほどなあとも思えるトンガリ方だったんだけど、
単に「丸くなった」だけではない、深い感謝というものが溢れ出てたと思います。
そんなふうに感謝するさわおも、また、どんどん人間味が増してきたんだと思います。

17.ストレンジカメレオン

このとき完全にぼーっとしてました。聞き惚れてました。
気づいたら、スクリーンの映像が凄く壮大で驚く。

18.サードアイ

渾身の縦ノリ������笑���
個人的にいちばん好きな曲なのでやってくれて嬉しかったです。

19.この世の果てまで

「この世の果てまで行こう」とゆったり煽っておいて、

20.その未来は今

「その未来は今」������くどいですがアップダウン激しい。
それにしてもこの繋ぎ方いい。

「オレは嬉しいぞ���」の������は一生忘れません。
あんなふうにモノが言える真剣さというのをいつも忘れないようにしたい。

21.雨上がりに見た幻

22.Hybrid Rainbow

もちろんこの二曲はセットで。
「雨上がりに見た幻」は初めてライブで聴いたんですが、
ものすごい力強く響きますねー。
ストカメ以降、長丁場だからなのかなんなのか、
さわおの声がラフになってきてた���僕はけして嫌いじゃない���んだけど、
ハイブリのときは、きっと感極まってたと思うね。
感極まってのシャウトがものすごい良かった。
テクニック云々じゃない、それこそライブの良さが全開。

Encore1

1.Please Mr.Lostman

2.Swanky Street

名盤「Please Mr.Lostman」の名曲中の名曲、
「Please Mr.Lostman」と「Swanky Street」がアンコール。
「Thank you,my twilight」と「Please Mr.Lostman」って一組みたいに感じてるんだけど、
スクリーンの演出がそんな感じで感動。

Encore2

1.Calvero

2.Ride on shooting star

3.LITTLE BUSTERS

「Calvero」のギター���ベース立てのカッコよさに痺れ、
「Ride on shooting star」は悪ふざけそのままに会場全体で大暴れし、
「LITTLE BUSTERS」は、結構合唱してた人いたと思う。
ダブルアンコール独特の振り切った、後先考えない楽しい盛り上がり���
もうすぐ、このアニバーサリーが終わっちゃうんだって寂しさを感じさせないような。

Encore3

1.Poison Rock'n'roll

ダブルアンコールが終わった後の������は「雨上がりに見た幻」、会場は大合唱。
照明がつかないし、なにしろ今日は記念日、あるだろうあるだろうと期待してたら
ありました���トリプルアンコール������
そこを最新アルバムのトリの曲でしめるあたりがいかにもらしいな���。


こうやって、最高の誕生日は最高のパフォーマンスとともに幕を下ろし、
この日九段下界隈どこに言ってもピロウズ���シャツを着た人を見かけた楽しい一日も幕を下ろしたのでした。
この後、近くのラーメン屋「斑鳩」でラーメン食べてたら、
ピロウズ���シャツ来た人がどんどん並んでそれもまた楽しかった。

漠然と、「ストレンジカメレオン」や「ハイブリッドレインボウ」といった、
ちょっと昔の名曲に頼るようなことになるのかな、と思ったけど、
こうやってみると年代も全然散らばってるし、最新作も盛り上がる。
次のアルバム「OOPARTS」のツアーも思い切り期待しちゃって大丈夫���
自分たちの軌跡に自信と誇りを持ち続けて、次の10年20年を続けていってほしいです。
もう孤独じゃないって、ずっと信じていってほしい。