Koshi Inaba LIVE 2024 〜en-Zepp〜 COMPLETE CUBE Surviving en-Zepp

記録することと、記録を開示することの大事さと意義。

親友が大病になり様々に物事の見え方感じ方が変わり、en-Zeppもそれまでと鑑賞の際の心持ちが大なり小なり変わった。

楽しめないというのではなくて。感じることの種類が増えたという感じか。

ようやく、COMPLETE CUBEを購入する最大の動機だったSurviving en-Zeppまでたどり着いた。

観始めてすぐにつくづく頭に染み入ったのは、「記録の大切さ」。

大病を患っている親友も、その経緯を書き残したい、それに付き合ってほしいとnoteを開設した。
病気発覚の契機となった出来事から今日現在までにを、克明に記録している。

最近、自分のビジネス周辺では、生成AI活用で、音声録音で議事起こしが自動でできるとか、それも音声は録音しているから記録しているといえば記録している訳だけど、何かその記録が「いい加減」になっているような感覚がある。

Surviving en-Zeppは、記録自体はずっとカメラを回して稲葉さんとその周辺を撮っていただけに見えても、何を撮影するかやどう撮影するか、そこに意図を持ってやっていて、我々に見せているのも意図を持って編集しているはず。

やはり、ここでも「意図」が大事になっている。

なんでそうするのか。なんでそうしたいのか。

HowではなくWhyが相当重要。それを痛感した。


内容では、「ライブ」だったんだなーというのを改めて。

何が起きるかわからないけどそれもひっくるめてライブだと言っているのが胸に来る。

B'zはいつも完璧なライブをずっと見せてくれてたし、ショーとはそういうものだと信じてたところがあり、自分たちが生きてきた時代は「予定通り完遂する」ことがプロフェッショナルな時代だったけれど、今はそれだけではない時代。

どうやらシェーンとデュランが何かミスったことがあったようで、それがわかるシーンが映し出されていたけれど、それもひっくるめて楽しんでいる楽しめているというのを見て、自分も改めて更に真剣に仕事をしなければと思うに至った。