LOSTAGE "Crypt City Defect release tour" 2013/11/08@奈良NEVERLAND

ネバーランドで兄さんが宙を舞うのを初めて見ました!

・・・というテンションでいつも通りライブの感想を書くはずが、「あれってダイブでいいんだっけ?クラウド・サーフ?」といちいち言葉の定義に敏感になるタチなので検索してみたら、思いもかけず横山剣氏のブログに行き当たり、何気なく読んでみたらこれが途方もなく深くて腕組みして考え込んでしまったのでした。

2009年のエントリーなので(いつも思うけど、コラムとかブログは年月日入れておくのが絶対だと思うんだけど、一般のニュースサイト含めてなんで掲載年月日ないところ多いんだろう?このサイトも各エントリーにはNoだけで年月日がなくて、ROCK IN JAPAN FES.の年数で2009年とやっとわかった)詳細はぜひぜひ読んでほしいのですが、ダイブ・モッシュ・クラウドサーフがつきもののKen Bandが「ダイブ・モッシュ禁止」を掲げたROCK IN JAPAN FES.に出演した際の心境と顛末が克明に書かれてます。そのバンドとファンが(仮に危険だとしても)共有しているスタイル、運営方法に責任を持つ主催者、その主催者が決定する運営規則、そこへの参加意思と参加自由、等々、「自由」について考えるときの姿勢としてこれ以上ないものに触れることができました。それとともに、これだけのことをきちんと言語化して説明できるのが凄いなあと思いました。ぼんやり考えることができても、これだけ詳らかに丁寧に書き落とすのは並大抵ではないと思います。

さて話を戻そう(Kenさんのマネ)。諸般の事情で今回も(Crypt Cityのツアーだというのに)ライブは中座でthe springsummersとLOSTAGEまで観て帰りました。the springsummersは予備知識なしでしたがここ最近では珍しいんじゃないかなと思う堅物バンドな匂いを感じました。真面目とかそういう意味じゃなくて、向こうっ気が強いというかやろうとしていることに忠実というか。曲も結構好みでした。しばらくアンテナ張ってみようかと思えるバンドでした。

LOSTAGEはいちばんのトピックはもちろん宙を舞い流血した五味兄さんなんですが(笑)昨日はいつにもまして兄さんボヤキMCのオンパレード。おもしろかったので思い出せるだけ箇条書きに:

  • (「今日はたくさんお知らせがあります」と語り始め、12/23の「大忘年会」を告知した後、ノーリアクションの会場に向かって)「もういいねん。無視されてもそのまま続けるから。淡々と続けるから。拍手とかもいらん。笑いとかもいらんねん」
  • (MC中、何かついて拓人さんに振った際、無視されて)「今日はオマエ遠くに感じるわ。会場もすごい遠く感じる」
  • 「あ。僕昨日誕生日でした!こういうとき、メンバーがこっそり何か準備してくれてるとか・・・ないよな」
  • (一緒に演奏する話をツイッター?上であっさり世間に知らしめてしまった中尾氏に対して)「なんで言うねん。ここに来てる人みんな知ってる前提やん」
  • (NEVERLANDやる前に)「いつになったらみんなで唄えるようになるんやろ。できるまでやるからな」

いやーしかし、HANARARTもとみおフェスも振りきって行ってよかったです(笑)