Surface Pro 2「が」届きました

決め手はやっぱり「キーボード」でした。でもそのおかげてちょっとおもしろいことが判りました。通販について(笑)

プライベート用のメインマシンの新調を少し前からいろいろ検討してて、候補に挙がってくるのは言わずもがなの:

  • Surface 2 or Surface Pro 2
  • Nexus7
  • iPad
  • Windows8 Note or Ultrabook

となる訳で、検討のポイントも言わずもがなの:

  • OSはWindowsじゃなくてもいいのか?逆に、Androidでなくてもいいのか?
  • キーボードがなくてもいいのか?
  • 価格。

とこうなる訳です。当然このご時世、タブレットにするべきじゃないか、という頭が最初に来るんだけど、「メインマシンがタブレットってどうよ?」とどうしても思います。私のマシンの使い方はその80%くらいがテキスト入力。どう頑張ってもキーボードが最も優秀なインターフェース。いちおう、昔、ケータイで使う用のBluetoothキーボードとして買った「ポケモンキーボード」があるのでそれを使えばいいんだけど、やっぱり所詮オモチャと言えばオモチャ。

そうなると選択肢としてMacBookとかChromebookという選択肢もあるにはあるけれど、まずMacBookはその価格で考えると敢えてMacにする必要がない。Chromebookは価格的には十分魅力的だけど、さすがにちょっとメインマシンにする度胸がない。

という訳でOSがどうこうよりもキーボードの有無でSurfaceとWindows8 ノート型の二択になった訳ですが、幸運なことに(笑)家庭内予算の工面ができたのでSurface Pro 2の購入を決心。決心した以上はさっさと買わないと品切れ入荷待ちとかになるとストレス最高潮なので、この類の製品は値引き等それほど期待できないし、さっさとネットで注文したのでした。キーボードはもちろんType Cover 2。

で、御用達のヨドバシ・ドット・コムでSurfaceを見ると「あと1時間と何分以内の御発注で本日中にお届け!」みたいな赤い文字が躍ってるので、「本日中!?」と喜び勇んでクリックしてみたら、次のページでは「本日中に大阪市中央区内にお届け」とあるので「そういうこと・・・」とがっかりしながらSurface Pro 2とType Cover 2を注文。まるでサンタクロースを待つ子どものような気持ちで昨晩は寝たのでした。

で、今朝、いつ来るかなと思っていたら意外なことに朝10時ぐらいに日本郵便のおじさんが到着。「早!」と喜々として梱包を解き、「これがSurfaceのパッケージかあ~薄いなあ~」とかぐるぐるいわゆる開封の儀をやってたわけですが、そう言えばType Cover 2がない。「そう言えば発送も別便でメール書かれてたしな~」と思いながら待つものの、お昼を過ぎてもやってこない。「なんで同じところからの物品の配達で、時間差が発生するんだ日本郵政?」と思って何の気なしにもう一度発送メールを見てみたら、なんとType Cover 2はクロネコヤマト!しかも発送元は北海道!!

そんなもん今日着くわけない。がっくり肩を落として今日はとりあえず「Windows8 タブレット」として弄り倒すことに。

確かに、ヨドバシ・ドット・コムの画面で、Type Cover 2のところにあの「本日中にお届け!」という赤い文字があった記憶はない。ということはやっぱり「早く欲しい!」というインセンティブで買うかも知れない商品に関しては、極力当日発送が出来るようにそれぞれのローカル拠点に在庫してあって(何ならヨドバシ店舗からの発送?)、それ以外のアクセサリ類は共通在庫にするため、北海道とかの大規模物流拠点に纏めていて、ラストマイルをクロネコに依頼する、という運用にしてるのかな。ひとつ勉強になりました。

さて肝心のSurface Pro 2のタブレットとしての使用感ですが、今日一日使ってみたいちばんの感想は、「マイクロソフト、苦労したんだなあ」というものでした。

  • ユーザとしては簡単に考えるけど、使ってみるとやっぱりタブレットとPCは別物。というか、PCアプリとして開発されたソフトウェアがすべてタブレットで遜色なく動作する訳では(当然だけど)ない。たとえばChromeでGoogleを表示させて検索したいからと検索窓をタップしても入力のフォーカスが当たらない。
  • 逆に、タブレット用に最適化されているアプリももちろんあって、IEもタブレット仕様があるのだけど、PCアプリももちろんあって、この辺が若干混乱するというかややこしい感じ。ネットとエンターテインメント系は一通りタブレット仕様でできるので、遊び用途はタブレット、ビジネス用途はPC、という割り切りか。この辺が「これさえあれば、なにもいらない」というコピーに込めた意味なのかも。
  • タブレットとしてなら、Nexus7だったかも、ケータイがAndroidなので、ケータイと同じことがそのままタブレットでもできる、というほうがすっきりする。
  • タブレットの操作性は独特。特にマルチタスクの切替の部分。
  • まだすべて見た訳ではないですが、かなりの部分、「Microsoftアカウント」というものが前提になったつくりになっているっぽい。要はクラウド(SkyDrive)の使用が前提になっているということ。「ローカルアカウント」ももちろんあるんだけど、「ストア」からアプリをダウンロードしたい場合、「Microsoftアカウント」の作成と使用が必須。MicrosoftアカウントはMicrosoft関連のサービスのメールアドレスでなくても何でも構わないんだけど、とにかくメールアドレスが必要になり、今後はそのメールアドレスでSurfaceにログインすることになる。このあたりがちょっとすっきりしないところかも知れないけれど、ネットに接続することが大前提の「タブレット」としては当然のこと。Androidはそうだしね。