独走会 230212 琥珀荘 33.79km/368m elev.gain

立ち位置を落ち着いて把握してみる。

ロードバイクを始めた当初は、帝塚山大の前の登りすら、あれがあるから奈良方面に行きたくないなと思うくらいだったのが、4年5年と経てあまり苦でなくなった。コロナ禍でインドアトレーニングを結構やった一昨年あたりは逆に実力があがったなと実感できたけれど、去年はあまり走らず、結果、奈良に行って帰ってくるくらいがちょうどいいなと思うように。

落ち着いて考えてみればロードバイクを始めて10年以上、40代はそれまで何も運動していなかった分伸びしろもあって、40代とは言えトレーニングを積めば積むだけ人並みに近づけるという思いがあったが、50歳になっている今、いつまでも無邪気に伸びしろを求めていけるのではないかもしれないという少し寂しい思いが去来する。それに抗うような「生涯現役!」的なスタンスは不快感があって、でもそれは「外向き」の匂いをそこに感じるからかも知れず、どのように生きていきたいのかというスタンスで「生涯現役」を志向するのは受け入れられるように思えた。

せっかく奈良まで出向いたら新しいお店を開拓するか、それともお気に入りをリピートするのか、毎度逡巡する身にとっては、あたりをつけた行ったことのないお店が臨時休業だったりなぜかオープンしなかったりするのも、今日はお気に入りをリピートしようという気持ちにさせてくれるものでありがたい。近距離ライドは不意の出来事でも時間を気にせずにいられるのがいちばん。琥珀荘はこの上なく居心地がよくてお気に入り。