独走会 - 街のパン屋でパンを買う - 竜田川・樸木・春日大社

これ以上ない冬晴れの下、今までのもやもやも雲散霧消する心地良いライドでした!
先月くらいから、毎週ロングライドを計画するのに直前になって気持ちが落ちてしまったり、ロングでなくとも奈良公園くらいまで乗ってこようという程度でもなぜかぐずぐずしてやる気が出ずに乗らず終いで休日が終わり、「あーなんで出なかっただろう?」と自分を嫌悪する繰り返し。疲れてるのかな、とか思いつつ、目先を変えて先週パン屋を巡ってみたら少し乗る気が蘇ってきたので、この日曜もパン屋に行ってみようと愛用の「食べログ」で奈良のパン屋再検索。先週、候補に上がってはいた『樸木』が第一日曜は営業してるということなので、たぶん紅葉がちょうどいい頃合いと思われる竜田川沿いを駆けて『樸木』へという行程でいざ。

竜田公園の紅葉。予想通り見頃でした。ハイカーの方もたくさん。ご近所散歩と思しきかたもたくさん。

『樸木』。場所はなかなか難易度高いです。blogに書かれている住所でgoogle mapで検索かけると、微妙に違う場所を教えられてハマります。「天然酵母パン樸木」で検索すると正しい位置を教えてくれます。

入り口。リースも鮮やかですが木の扉とトタンのコントラストも鮮やかすぎる。

お店構え。この可愛らしさ。席は結構たくさんありましたが埋まってました。予約で来店の若いカップルが僕の後に二組も。大盛況です。

そう、このお店、バイクスタンドがあるんです!blogで見て知ってたのでちょっと楽しみにしてました。

ちゃんと「ロードバイク専用」と書かれてます(笑)。

野菜パン3個入りと玄米食パンとよもぎあんパンを買って、お昼ごはんに早速よもぎあんパンを。よもぎの味もあんの味もほのかです。薄いでもかすかでもなくほのか。しっかりした弾性のある噛みごたえあるパン。これは旨い。ここ目的地で走る価値あると思います。場所もお店もルートも(なにせ法隆寺を掠める位置取りです)全部がツーリング向きです。激賞。

そして朔日参りに春日大社へ。春日大社に朔日参りの習わしなんてないと思うし、家の近所の宝山寺ではまさしく朔日参り、それも12月は年に一度の「厄除け大根炊き」の日なんですが、僕は春日大社が大好きで、春日さんにお参りするのがゲンなので、お昼過ぎになっちゃいましたが朔日参りということで。

結婚式に遭遇。結構な頻度で見かけてる気がします。

もちろん御朱印頂きます。僕が今持っている御朱印帳をここ春日大社で買って初めて御朱印を記して頂いた方でした。鋭くてすごく格好良いのです、春日大社の御朱印。


ほんとにこの日の天気は素敵すぎて、日差しの暖かさ、眩しさ、空の薄青さ、雲の疎らさ、空気の澄みきりと適度な冷え、何もかも冬のライドを満喫させる出来過ぎの日で、気分を一新してくれました。めぐり合わせに感謝です。

街のパン屋でパンを買う - 2013/11/23 トゥールブランシュ

奈良はパティスリーとパン屋の名店が多いと思うのです。と書こうとして一応パティスリーの意味を調べたら「ケーキや洋菓子を専門に扱うベーカリー」とあって「え、じゃあベーカリーってどういう括り?」と深みにはまってしまいました。

ロードバイクとパンって全然あわない感じするんですが、奈良に住んでる者として、いわゆる日々のポタリングの行き先が神社仏閣なのはあまりに身近なので、目的地をパン屋にしてみよう!という安易な発想。

トゥールブランシュ」は住所で言うと六条なんですが、六条って奈良市内だと一般的に「あああの辺」って通じる住所なんでしょうか?九条はピンと来るんですが僕は六条は正直ピンと来ません、なので最寄り駅で言うと敢えて言うなら西ノ京ですが西ノ京からでも結構歩く、ので、ロードバイクで行くのにいい目的地だと思います!パン屋さんって地元密着と言うか、交通の便がよいところにあるものではないので、もう少し広い「地元」ー僕の場合は奈良県ーで見たときに、ロードバイクというのは都合のよい移動手段だったりします。電車でパン買いに行くといっても最寄駅から15分20分歩くとかたいへんだし、車で行くにも駐車場が、というケースもあるし。

そんな訳で「トゥールブランシュ」では一番人気と謳われていた「メープルラウンド」を買いました。「これ一本売り!?ハーフサイズでも結構なサイズやで!?」と思ってたら「焼き立てです~」とハーフが登場。あまりにいい匂いにつられてハーフサイズ買いました。持ち帰りにしたんですが「まだ口開けてますし焼き立てなのでよろしかったらどうぞ」と促され、併設の席に座って少しちぎって食べてみたら、めっちゃふわふわでした!メープルにつられてかぶりついたらめっちゃうまいんだろうな~、と思いつつ、昼飯に買った「味噌メンチバーガー」を頬張りました。