果たして何を感じるのか。
数年目から毎回思っている通り、「あと何回ライブを観ることができるのか」考えているというのに今回はあまり熱があがらない理由はわかっていて、ひとつは家族が忙しいから、そこに覆いかぶさったのが親友の大病。
年初からずっと楽しみにしてきてはいるのだけど、PREMIUM席はおろかSS席も当選せず、その時点でなんとかしてよりいい席をという熱もあがらなかった。何もビーパの運営や自分の席運のなさを恨んでるのではなくて、「これで十分」と思ってしまってる。「しまってる」というのも変な話だけど。
家までなら、名古屋ならたぶん帰れるけど1泊してイベント気分を、というのもあったけど、今回は場所が場所でどうしても親友のことを思い出すので会える訳でもないしとなるとイベント感で浮足立ちたくもなく帰る予定にしてしまう。
...ここまでをライブ前に書き。
...ここからがライブ帰りに書いてる。
稲葉さんも松本さんも「こうやってライブやれてるのは"普通"なんじゃない」と、繰り返し「あたりまえではない」とMCしていて、特に稲葉さんは「異常」という言葉を使ったくらい。それはスペシャルということで、日常はすべてスペシャルということをB'zのお二人が年々痛感されていることが伝わってくるライブでした。
特に稲葉さんはコロナ禍くらいから、「昔だったらこうはしなかった」的なことをよく言う印象で、今日もとあるシーンのMCで「昔だったら"かわいい"と言われても"なんだよ、うるせえな、バカ"って思っちゃってたけど」と、「バカ」って言葉使うなんてえええ、ってちょっとびっくりするくらい本心っぽく聞こえるふうに言ったりする。
「そのときと今の自分とは身体も心も違うわけで」と、ありきたりの捉え方で言えば「まるくなった」心持ちで懐かしめるということだと思うんだけど、それを肯定的に捉えさせてくれる力が宿ってるのが凄いと思う。
それでいて単に丸くなるだけでなく、年を取れば経験積んでいろいろなことがあって、だけど子どもの頃のようにパッションを大事にしよう、という両面の投げかけをしてくれる。そして、そのためには健康が大事だということも。
年を取り身体も心も変わることでエネルギー感は衰えてしまうとしてもパッションを燃え上がらせようというメッセージは50代中盤の自分にすごく響いた。
そして、そのためにも記録が大事ということ。自分の過去の記録を改めて棚卸しし整理してみよう。ログは必ず生きてくる。
以下、こんなブログ誰もみないと思いますがネタバレ予告
このぐらいで。
- とにかく松本さんの声が気になった。LIVE-GYMにようこそに割って入ったときの第一声、「誰がしゃべった今?」と思ったくらい
- 『片翼の風景』はやらなかった。だろうな、と思ったしそれは妥当かなと思ったけど『濁流BOY』をやらなかったのは意外だった。
- 紅白セトリをやったのはさすがだなあと思った。ぜんぜん予想してなかった。
- 『声明』はまったくの予想外。今ここで声明を持ってくるって。
- 『MY LONELY TOWN』もまったくの予想外。これは松本さんが好きだからかな。
- ピアノのみの『夜に振られても』がアレンジばりばりでよかった。
- アンコールの流れは良過ぎ。アンコールセトリ史上No.1では?
- 自分の耳が悪くなってるのかしれないけど、ときどき稲葉さんのボーカルとリズム隊とがあってないことがあったような。ドームがひさしぶりで音のズレの感覚をなくしてるからかも。
- でも『ギリギリchop』の2番?の稲葉さんは飛んでたと思う。
- あと、最後の『イチブトゼンブ』も、サビまでのキーというかリズムに乗せるというか、なんか違和感があった。
- 『Still Alive』、いろんな意味で染みた。泣けた。
- 銀テ、ちょうど降ってこない位置で取れないかなーと思ったら運良く2枚取れた。隣の人が取れなかったので差し上げた。