独走会 2014/10/18 生駒-めえめえ牧場ラウンドトリップ ヴィア鉢伏峠

最高の秋晴れの中、遠足よろしく山添村にある「めえめえ牧場」までツーリングしました!牧場入り口まで…

14日の火曜から毎日、「週末どこ走ろう」と思いを巡らせ、おぼろげに「林道がいいな」と、過去に走った山間部の光景が頭に浮かんだのと、なるべく自走で距離を走りたいというのと、走ったことのない道で行ったことのないところに行きたいというのとで、Google Mapをぐるぐる回して思いついたのがめえめえ牧場。今年の夏は県内の鉄道沿線の草刈に大活躍したというニュースで有名になったし、一方で、布目ダムのように自転車ツーリングの目的地としてはあまり聞かないし、よし、めえめえ牧場に行こう!と思い立ったのでした。

ただ、県道80号は以前太安万侶の墓までツーリングした際に走ったので、今回は県道80号の少し南を走る林道、鉢伏峠を越えることにしました。

県道80号だとこんな感じで、

鉢伏峠越えだとこんな感じ。

ヘリポートあたりで合流してその先は80号。距離にすると80号のほうが1.2km長く、平均斜度は鉢伏峠のほうが1.8%きつい。5~6kmの距離で平均斜度1.8%変わるとこんなに違うのかというくらいきつかったです。途中、二回目の20%超の劇坂区間は、茶畑が広がってとても麗しい景色なんですが脚ついてしまいました。

この後、水間トンネル前も登らされ、布目ダム脇を通過した後もまた登らされ、「めえめえ牧場」という看板を見つけて右折した後も斜度8%前後の登らされ、

やっと「めえめえ牧場」入り口に到達したのに、

その先まだこんな坂登らされることを目の当たりして、もういいやここで、と完全に心が折れたのでした。

しかしさすが標高約500m、見晴は素晴しかったです。

でも登って下ったということは当然また登らないといけない訳で…。本当に這う這うの体で帰ってきました。ヘリポートにたどり着いて80号を下るだけになったときどれだけ安堵したことか。

なので下った先に待ち受けているノモケマナには寄ってしまう訳です。

獲得標高1,454m。自分的にはこれでも十分きつい数字ですが、その数字以上にきつい峠越えでした・・・。以下、箇条書き:

  • もうこの時期はショート+ニーウォーマーではダメだった。
  • 登り始めに足が攣る。これは以前からの課題。意識していないと登りで無暗に踏んでいる。
  • 左足のクリートが緩んでいるので直す。右のクリートの遊びを締めたのは良かった。
  • 下りでスピードを稼ぐとき、自信がないのか心拍が落ち着かないので休憩になっていない。下りの練習も必要。
  • 水分補給をもっと積極的にすること。

独走会 2014/09/14 周南ー宮島

まるで夏が戻ってきたかのような超好天だった敬老の日絡みの三連休、周南市から岩国錦帯橋を経由して宮島・厳島神社まで50kmちょっとの山あり海ありのホリデーライドを満喫しました!


周南から岩国までは、JR岩徳線沿いの県道144号を走りました。
これがかつての山陽道だそうで、昨年伊勢本街道を走ったときにも思いましたが、今の私には自転車で走るにも少し不安を覚えるようなこの細い道が、昔の人にとっては大切な表通りだったんだなと思いを馳せると同時に、百年後二百年後千年後の道や鉄道はどんなふうになり、今の私たちが最新と思っている道や鉄道はどんなふうになっているのだろうと未来にも思いを馳せます。


岩国まで、山陽道は上りあり下りあり、途中3箇所の欽明路トンネルありというなかなかの山道20kmですが、早朝だったこともありほとんど交通の往来がなく、とても気持ちよく走れました。
モーニング錦帯橋。補修工事は定期的に行われているそうです。


岩国から宮島までの2号線は正直退屈です。まったく海沿い走れませんし、信号は多いですし。
宮島口から宮島へは10分間隔で渡船があります。自転車は車同様、そのまま乗り込めて便利。


宮島には鹿がいます。奈良県人としてはなぜかライバル心が。


大鳥居と愛車。


厳島神社境内。神社ぎりぎりまで自転車で来れます。駐輪場もちゃんとあります。しかし、順路に沿って拝観し、正しい出口から出ると、駐輪場に戻るまで結構歩きます。ビンディングシューズなのでちょっとツラい。


御朱印。「厳島」という文字のイメージにぴったり嵌る素晴らしい字だと、書いて頂いているのを見てる時から感動してました。


『岩村もみじ屋』。厳島神社のすぐ近くです。出口を出ての戻り道でちょっと見かけて、なんかよさそうだったので、せっかくだからあそこでもみじ饅頭買おうと、駐輪場まで行ってわざわざ引き返しました。お店のおじさんはロードバイクに興味持ってくれて、饅頭そっちのけでフジやらミヤタやら、ロードバイク談義しました。もちろんもみじ饅頭は買いました。


これを見たご高齢観光客の方々は口々に「乗ってみるか」と言い合ってました。


宮島は旅情に溢れてました。山登って下って海を渡って神社に参って、この上ないライドでした。恒例の箇条書き:
  • 好天とは言え、9月中旬の6時は相当冷える。アームウォーマー、ニーウォーマーは必要だった。
  • 岩国までの20km(1時間)と岩国からの20km(1時間30分)のペースが違い過ぎる。最も大きいファクターはやはり信号。GARMINのログを見ると、トータル3時間のうち、moving timeは2時間。
  • コースの把握。あとどれくらい、と言うのが感覚と合致しないとどうしてもストレスになる。
  • 25km/h走の維持。

独走会 2014/07/19 梅田ー加古川

曇天は「海へ行くつもりじゃなかった」に格好の天候!平地でどのくらい走れるかを確かめるため、梅田から2号線をひたすら西へ走りました。

1時間で25kmを2時間続けれらることを目標に最近いろいろ試してますが、それもこれも100kmをどれだけ余裕を持って走れるようになるかを考えてのことなので、一度、平地ならどれくらいのペースで走れるかを試してみることにしました。平地を100km走れるコースは県内の自転車道で往復とか八幡木津自転車道とかいろいろありますが、せっかくなのでできるだけ遠くまでということで梅田から2号線をひたすら西に走ることにしました。梅田までは車で運んで、帰りは輪行と、電車代も駐車料金も高速代もかかるという、金に物を言わせた遊び方ですが、時間が限られている中でできるだけ工夫してツーリングを愉しむのも大切なことかなと思います。


須磨海浜公園。約40km地点。神戸港で補給休憩したところなのでもちろんスルーです。


須磨浦公園付近。JRから見るとめっちゃ海岸が近くに見えて美しいポイントですが、カメラを左に振れるようにセットしておいたものの薄々予想してた通り、ガードレールで何にも見えません。もっと高い視点でないと意味ないんですけど、メットにつけて撮ると結構ブレるし悩むところです。


加古川駅。経過時間4:08、移動時間3:04、距離74.71km。平均移動速度24.2km。まずまず目標にしてるペースで走れたし、平地で5時間100kmで走れる目処もついた感じ。75km過ぎから急激に体力が落ち始めますがそれを計算しても大丈夫そうな実感。補給は起床時にパン1枚、約1:20後にローソンの塩おにぎり、2:00と3:30にメイタン・サイクルチャージ。塩おにぎり最高。

2号線は信号が多いですけど三宮を越えて以降は海岸近くを走れたり、普段山ばかり走ってるので凄く新鮮で愉しいライドでした。もう少し時間に余裕があれば要所要所で景色を写真に収めながらより愉しく走れそうと思いました。


ところでさすがに2号線なのでたくさんのサイクリストを見たのですが、見るからに長旅ツーリングをされているサイクリストを見かけました。

須磨浦公園を過ぎたあたりで視界に入り、同じくらいのペースかな~と思ってたら徐々に詰まってきたので、「このペースなら先行して風よけできるかも」と思いつつ、声をかけるのもなんと声掛けしようか迷い、とりあえず「通ります」とだけ声がけして追い抜きして、ペースを保って走ってみたのですが、信号待ちの際に歩道に入って抜いていかれました。

なので悩んだ末、明石海峡大橋が見えるしそろそろ50km地点なので休憩にして離れようと思い、ファミマに寄って明石海峡大橋を見物。麦茶買って写真取って10分くらい休憩。

ところがそれから15km程走った魚住あたりで再度遭遇!今度こそ声をかけて途中まで風よけしましょうかと言おうかどうか悩んだ挙句、加古川駅の位置もよく判ってなかったのでGARMINにルート検索させて2号線を離れ、裏道を使って加古川駅まで走ることに。こういうとき、自信を持って「風よけします」と言えるくらいの足になるよう練習したいな、と思ったのでした。

独走会 2014/06/29 25km/h走-法隆寺往復

25km/hの壁!


1時間の移動距離25kmで2時間、という目標を立てたので、まずは1時間で25kmのテスト。ウチから法隆寺の往復でちょうど25km強なのでこのルートで試してみましたが、25km/hの壁は厚い!信号待ちからのできる限りの早い立ち上げ、直線区間では極力30km/hに乗せる、等々ありとあらゆる努力をつぎ込んでみましたが1時間経過時の走行距離は23.5km。途中、法隆寺前区間での折り返しとか、竜田川沿いの徐行区間とかあったものの、やっぱり都市区間の走行で平均速度25km/hを達成しようと思うとまだまだ修行が足りません。そもそも結構体力をフルに使い切っての23.5km/hなので、これでは2時間持ちません。修行修行。

  • 毎日ローラーを10分程度回し、片足ペダリングしてわかったのはやっぱり右が回せない。
  • 右が回せないと気づいて重点的に練習してまず気づいたのが、指先がシューズ内で暴れるのでインソールをLに変更すること。この日実走してみて気づいたのは、クリートの位置が、「母指球」ということを考えすぎて、ちょっと内側すぎるのでは?ということ。クリート位置を調整してみる。

独走会 - 2014/06/08 生駒ー香芝ー橿原ー郡山ーならまちー生駒

一時間あたり移動距離20kmで総走行距離80km練習。なので一切写真撮影なし!

自分の平地の遅さはよく判っていて、最低限一時間あたり移動距離20kmで80km走れるようになりたいと目標を立てました。で、まずは勝手知ったる奈良盆地の、起伏の少ないルートを選んで練習しました。ロングライドに向けた練習なので、今日の走行には不要な荷物もしょって。ロングライド時の状況でやらないと意味ないので。

最初の2時間は、移動時間各50分くらい、移動時の平均速度25km/h前後。50分走って5分休憩、を2回繰り返した形で、満足できたペースです。

3時間目はGARMINのルート案内をセットして、川西町のあたりからならまちへ。走り始めて15分くらいで空腹に耐えかね、見つけたローソンでおにぎりを食べて若干時間を食い、ならまちについたのが3時間目のスタートから46分後。移動距離16.3kmで平均速度21.0kmになりましたが、たぶん後10分あれば確実に20kmになったと思うので、1時間で20kmは達成できたと思います。

ならまちデッドヒート。信号待ち時点から無法地帯な感じでした(笑)。

ここで『樫舎』に立ち寄り氷を。これで30分くらい休憩になったはずなのに、この後の15kmがなかなかきつく(富雄から東生駒までの若干上り区間があるものの)48分、平均速度18.8km/hまで落ち込んでしまいました。

目標の一時間あたり移動距離20kmで80km走行は出来ませんでしたが、ひとつの手応えは得ました。次の目標は、2時間で50km移動。最初の2時間で50km走れると、そこで1時間休憩してリカバリして、あと3時間で50km走って、トータル6時間で100kmという計算を立てられます。55分走って5分休憩、で計算すると、一時間単位での平均速度の目標は、25km / (55/60) =  27.3km/h。なので移動時はだいたい30km/hで走ってないといけない計算。当面、これが目標です。

  • やっぱり荷物が結構邪魔になる。輪行袋、履き替え用の折り畳み靴、スマートフォンの充電用バッテリ。基本的にこの3つが重さの源なんだけど、靴はビンディングで電車乗り継ぐ覚悟決めれば靴は抜けるなあとか。
  • 膝が冷える。最後の4時間目の途中、膝が痛くて回せなかった。登りは問題なかったので、風のせい?長距離走る際は膝が隠れているレーパンがベストかも。
  • 日焼けで痛い。日焼け止めの塗り直しが必要。
  • 食べる時間が必要。これをカットするためには予め補給食を(エナジー系以外に)持ってないと。

独走会・街のパン屋でパンを買う - 2014/05/31 生駒山麓公園・みやけ・正暦寺・ノモケマナ

「山へ行くつもりじゃなかった」はもちろん、『海へ行くつもりじゃなかった』のオマージュです。


先週末ひどい喉風邪をひいて体力以上に気力を失い、いい天気だったのに走りにも行かなかったしそれどころか何にもしない週末を過ごし、今週末こそはと思ってたら週半ばでぶり返して滅入ってしまったのですが、なんとか走れるかな、くらいまで体調を回復させることができたので、じゃあと駆り出したものの、どの程度走れるか自信がない。まだ鼻は通りきらないし、喉もぜーぜー言う。なので、とりあえず阪奈道路のてっぺんまで、阪奈を通るのは無理だったとき引き返せないから危険なので裏道で出てみて、上りきれたら大阪市内の平坦を走って遠出しよう、無理そうだったら引き返して富雄にかき氷でも食べに行こう、と思ってたのに、気がついたら何故か生駒山麓公園に向かう上りを駆け上がるはめに・・・

宝山寺登るより距離も短く楽そうなのに、実感は宝山寺より厳しいと思ったら、ルートログ見ると平均斜度は宝山寺より少し緩い8.5%くらいですが距離が1km長かったです。いい練習ルートかも。公園に辿り着いたあと、大阪側に出るにはダートを走るしか無いようで、それが嫌なら結局坂を下りきって出直しのようで、そんな気が起きるはずもなく、意気揚々と坂を下って『みやけ』へ。

好きなかき氷五本の指に入ります。店構えも魅力。ロードバイクと氷は絶対的にあいます。


途中でTRANSITの人にあったので、お願いしていたチューブを買いに立ち寄り。最近、立ち寄るとお客さんが続々と来るシーンしか見たことない。儲かってはります。TRANSITの人が出たついでにまたまた改めて独走会について、独走会と言うのは富雄の超絶カッコいい自転車屋TRANSITの走行会「おいしいポタリング」の参加者の(すごくカッコよく言うと)スピンアウトで、「独りで走る愉しさ」を知る大人の集団、ということにしています。独りで走ればそれでもう「独走会」。

さてどうしたものか、と思ったのですが、いくつか行き先で調べていた中から、正暦寺に向かうことに。距離的にちょうどいい長さだったのと、ちょうどいい上りだったので。

正暦寺は奈良市の南東、山間部にあります。北から169号線を帯解寺あたりまで下ったら、正暦寺に登る道に入れます。

約3km・平均斜度3%、ほとんど車も人も通らず、気ままに登りを楽しめました。


孔雀明王という大変珍しい像にお目にかかれました。猛毒を持つコブラの天敵ということで健康の願いを叶えてくれるとともに、消し難い己の煩悩を断ち切ってくださいとお願いすることも修行僧にあったそうです。


住職さんが優しくて、車両進入禁止だけど今の時期は人もいないし門まで自転車持ってきて写真撮ってもいいよとおっしゃってくれたのですが、やっぱりそれは甘えすぎなと思って控えました。

それにしても体調がいまいちとは言え走れなかった。

  • 50kmを過ぎて足が重くなり回せなくなり20km/hくらいしか出せず、富雄から阪奈沿いの登りも苦しかった。平地長距離走練習しないと。

  • 去年も、シーズン初の炎天下はバテバテだった気もする。初独走会の長谷寺。

  • まだ元気があったときも、ケイデンスあげるとおしりがポンポン跳ねてたので、ちゃんと回せてないと思う、回す練習を心がけよう。

帰りは久しぶりにノモケマナ。ハード系がおいしいお店ですが糖分摂取にあんぱんを。ノモケマナのあんぱんは「たい焼きか!」ってくらい餡が入ってます。例によって撮る前に食う体たらく…この食い意地は治りそうにありません。

B002WFMV0I three cheers for our side~海へ行くつもりじゃなかった
フリッパーズ・ギター
ポリスター 2010-01-27

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独走会・街のパン屋でパンを買う - 2014/05/17 くろんど池・秋篠寺・boulangerie ASH

独走会と言っても、別に「走るのは独りであるべし」とか言うわけでは全然ないのです。

またまた改めて独走会について、独走会と言うのは富雄の超絶カッコいい自転車屋TRANSITの走行会「おいしいポタリング」の参加者の(すごくカッコよく言うと)スピンアウトで、「独りで走る愉しさ」を知る大人の集団、ということにしています。独りで走ればそれでもう「独走会」。

ですが最初に書いたように「走るのは独りであるべし」と頑なな訳では全然ありませんで、どちらかと言うと必要に迫られたところのほうが大きいのです。割と忙しい業界に勤めるサラリーマンで、なおかつ勤務先は社員数がそんなにいなくて同じ趣味を持っている人がいないし、住んでいるところは生まれたところでも育ったところでもないので昔からの友人というのもいない訳で、必然的に独りで走る機会が増える訳です。

でも自転車というのは「独り」で愉しむことができるスポーツだし、パンクとか体力切れとかいろんなトラブルに遭遇しても自力でなんとかできてこそ愉しめるスポーツというところが、自立心を大切にする私の気風に妙にマッチして、TRANSITで知り合ったお友達の方々と走るのを愉しむ傍ら、「独り」で走るということも積極的に愉しもう、できればこの「独り」で走るということを、他の人とも共有したい、という、相反することをうまく融合したいという思いを形にしたのが「独走会」なのでした。


そんなTRANSIT一派の聖地・くろんど池。実は私はまともに行ったことがなくて今回初めてきちんと走りました。あれ、東側から来たら相当上りますね。今度、あの上りにもトライしてみようかな。


その下りを下りきった後、精華町に出てこの先どうしようかな~と考えた結果、県道52号を下って秋篠に出ることに。目的地はもちろん秋篠寺。


この苔だけを鑑賞に来られた方もいらっしゃいました。この日は日差しが抜群の明るさで、枝の影とのコントラストに見入りました。御朱印は年に一度しか貰えないそうです(ネットで調べると二回と書かれているサイトもありました)。


そしてこれもまた初めて、富雄の名店、boulangerie ASHに。店構えも可愛らしいので入ってみたくなる雰囲気満点なんですが、ドアをオープンした途端に目に飛び込んでくるパン達がどれもこれもすっごい綺麗。なんというか整っている、端正な、丁寧な綺麗さ。ガラス細工みたいでした、どれも。一気に「あれも欲しいこれも欲しい」モードになりましたがなんとか自分を落ち着けて厳選して4つ買いました。


が、写真撮る前に食べてしまう食い意地は健在で、なんとか間に合ったのがこのカレーフランス。ここしばらくハード系のパンをずっと買ってたんですが、久し振りにソフト系でおいしいと思うパンでした。ふんわりでさっと食べられておいしい。ハード系とソフト系、どちらのほうがおいしさ出すのが難しいんだろうなあと考えてみたりしました。

独走会 - 2014/05/10 宝山寺

リハビリは順調。もう2,3本宝山寺こなせたら、いよいよ暗峠かな~。

前回は生駒総合公園への上りというなんとも弱気なコースでお茶を濁しましたので、少しまとまった時間の取れたこの日はいよいよ宝山寺までの上りを試すことにしました。家を出たときはあまりその気はなく、法隆寺まで行って帰ってくるド平坦コースをペース走、と思ってたのですが家を出て、あまりに爽快に晴れた陽の光の元緑眩しい生駒山を目の当たりにすると、アップもしないままするすると上りの入り口に向かってしまっていたのでした。


結果、14分くらい掛けてですが無事上りきれたので上々の復活具合と満足。あと2,3本、ペースを上げつつ練習して、暗峠に挑みたいなと思います。

そのまま降らず、南に進む道を流した後、第二阪奈を望むあたりで東進して下ったのですが、平均傾斜15度の坂を下るのは怖いです!下りなのに平地より全然スピード出てません。

コースはこちら。この周回、私のような週末ホビーライダーの方にはかなりオススメです。上りも下りもメリハリがあって、かつ全体的に車も少なく道も走りやすいです。


独走会 - 2014/05/06 東大寺戒壇院ー工場跡事務室

"裏"東大寺は連休中でもこんなに落ち着いた佇まいです。

改めて独走会について、独走会と言うのは富雄の超絶カッコいい自転車屋TRANSITの走行会「おいしいポタリング」の参加者の(すごくカッコよく言うと)スピンアウトで、「独りで走る愉しさ」を知る大人の集団、ということにしています。独りで走ればそれでもう「独走会」。

GW連休最終日、少し走る時間が取れたので、思い立って東大寺戒壇院へ。戒壇院は「独走会」を思いついた記念の場所です。戒壇院は「戒を受ける」施設、つまり出家者が正規の僧になるために戒律を授けられる施設。それは制度によって認められるという言い方もできるけれど、「独り立ちする」ということでもある。そして戒壇院で戒律を授けるため唐から招かれたのは鑑真、5回の渡航失敗にも屈せず渡航を成し遂げた鋼の精神。その6度目の航海で嵐に飲まれた際、鑑真の船を救うべく船に現れたのが戒壇院に祀られる四天王。去年戒壇院を訪れた際、戒壇院に纏わるこれらの伝承を知って、これは私が自転車に惹かれる核心にかなり近いものがあると感じました。

時を同じくして、スッタニパータの「犀の角のようにただ独り歩め」という言葉を知ります。もちろんこれは孤立せよということを言っているのではなくて、かなりの程度修行が進んだ僧に対する言葉なのですが、ロードバイクでツーリングするのは、道中何があっても自分の責任、誰のせいにもせず言い訳もせず自分の選んだ道を走っていく愉しみというのは、この「犀の角のようにただ独り歩め」という境地に近づけるものなのではないか、そう閃いたとき、「独走会」の骨格が固まったのでした。


戒壇院北側の門です。少し段を登ります。


戒壇堂の正面。昨年、戒壇院を訪れた際御朱印を書いて頂いた方がいらっしゃって話が弾みました。その方も、自転車を趣味にされているそうで、クロスバイクで約20kmを走って戒壇院に詰めておられるそうです。いつか一緒に走ってみたいなと思っています。

「戒壇院」の文字がシブい。当たり前なんですけどあらゆる品に、お堂の名前とかお寺の名前とか描かれてるんですよね、寺院って。ちょっとユーモラスでさえあります。


御朱印。四天王って言葉は誰でも知ってると思いますが、その像はあまり見ようとしたことがないのではないでしょうか。戒壇院でお会いされることをオススメします。


戒壇院の北すぐにあるカフェ「工場跡事務室」。昭和50年代半ばまで乳酸菌飲料の研究及び製造が行われていた建物、なので工場跡なんですね。木造の味が存分に活かされたレトロな喫茶で、コーヒーもトーストもすべて美味しいオススメの場所です。このエントリが"裏"東大寺の堪能のきっかけになれば幸いです。

独走会 - 住吉神社

何気なく、撮れていたムービーを見てみたら夕闇が存外に綺麗だったので。

暗くなるまでに少し時間があったので、前から気になっていた近所の神社まで行ってみました。住吉神社という名前で、脇には「おまつの宮」と彫られた石碑が建っています。

これは、交野の磐船神社から松の苗を移したことからそう呼ばれているそうです。磐船神社は饒速日命が降臨した神社なので、その神社の松の苗を貰ったというのは大きな意味のあることということなんでしょうね。近くのバス停も「お松の宮前」で、通称として通ってるんだと初めて知りました。


この写真とても気に入ってます。今まで自転車と撮った写真で1,2を争う好きさ具合です。建造物に立てかけずに撮ったところがいちばん気に入ってます。

近くの神社でも行ったことのないところがたくさんあるので、近場乗りでもまだまだ楽しめます。たぶん神社があるんじゃないかなという小さな森とか、機会を見つけては細かく行ってみよう。