融資と投資の違いは、常に意識して経済情報やニュースやビジネスを行うことが有用。p126「国民生活金融公庫���平成20年10月に統合により日本政策金融公庫へと名称が変わります���が出している書式」���事業計画書���事業計画書はダウンロード要。
p191「自社ならではの価値���マーケティング���ビジネスの成功」
マーケティングとは何か���
融資と投資の違いは、常に意識して経済情報やニュースやビジネスを行うことが有用。p126「国民生活金融公庫���平成20年10月に統合により日本政策金融公庫へと名称が変わります���が出している書式」���事業計画書���事業計画書はダウンロード要。
p191「自社ならではの価値���マーケティング���ビジネスの成功」
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家日和 奥田 英朗 集英社 2007-04 by G-Tools |
取り扱ってるテーマが失業だったり別居だったり、結構ヘヴィだけど、読中シリアスになることはない。例えば勤め先が倒産した裕輔が主人公の『ここが青山』は、裕輔もあっけらかんとしていれば妻もあっけらかんとしたもので、主夫業に自然と滑り込んでいく様がテンポよく語られる。突然、妻から別居を言い出され家に残された夫が卒なく独り暮らしを楽しんでいく様が描かれる『家においでよ』も、妻が出て行った理由がいまいちピンと来ないという、典型的な鈍感夫が、あまり深刻になることもなく、独り暮らしを楽しむうちに事態が好転する、というような話。
どの話も、主人公は飄々として淡々として、あまり物事に執着しない。そういうスタンスが物事をうまく運ばせる好例集、というふうにとらえることもできる。読んでて心地よいんだけど、いくらなんでもちょっと事態を軽く捉え過ぎじゃないか���と主人公に対して思うところもあって、そこが軽くて物足りない。なんでも深刻になり過ぎてもいい結果にならないよ、というのは頭では分かっていても、なかなかそうはいかないよ…というような悩みが描かれているのがやっぱり好み。『家日和』は、でてくる事件が重大事なだけに、肩透かしを食らったような気になるところが若干残念。
p54「自分の供した料理がおいしくないというのは、身の置き場がない。」
p122「家に自分の遊び場が欲しければ、それなりの大きな家を建てられるとか、別荘を持てるとか、そういう甲斐性が求められるわけよ。建売住宅で男の王国は作れない。マイホームは女の城だ」
p222「ロハスを俎上に載せたくて仕方がないのである。」
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論理学 野矢 茂樹 東京大学出版会 1994-02 by G-Tools |
述語論理
p75「ドイツの数学者・論理学者・哲学者であるフレーゲ」
p84「オルガノン」
p85「古代ギリシャ哲学にストア学派およびメガラ学派という学派があったんですが、」
p86「「���の倍数は偶数である」と「���の倍数ならば偶数である」」
p87「特定の個人ないし個物を表わす名前を「固有名」と言い、固有名によって表わされる特定の個人ないし個物を「個体」と言う」
p90「真理性は、明らかに、語のレベルで問われるのではなく、文のレベルで問われる」
p91「空欄の部分は 変項 と呼ばれ、…命題関数を構成する変項以外の要素「…は犬である」の部分は 述語 と呼ばれる」
p95
��� 命題 審議を問題にできる文
��� 命題関数 命題から個体を表わす表現を空欄にし、x,y,z,…で置き換えたもの
��� ���個体���変項
��� 述語
��� (個体���定項
��� 量化
��� 全称量化子と存在量化子
��� 量化の範囲
��� 自由変項と束縛変項
p100「述語論理において論理的心理とみなされる論理式を「妥当式」と呼ぶ。」
述語論理の意味論
p102「「トートロジー」という言葉は、そのもともとの意味合いである「同語反復」を漠然と意味する場合から、明確に「恒真関数」のみを意味する場合まで、多少の語法の揺らぎがある」
p104「妥当式」 「論理式Aが妥当である���Aはいかなる解釈のもとでも真」
p126「フレーゲの論理主義」
p126「フレーゲへの手紙 ラッセル、1902」
p127「命題関数と集合の同等性」
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まぼろしハワイ よしもと ばなな 幻冬舎 2007-09-26 by G-Tools |
オハナもコーちゃんもコホラも、���例によって���特殊な家族事情を抱えているが、それらを解き解くのが
ハワイの自然・生命の力のように描かれている。でも確かにハワイの気候や自然は特殊かも知れないけれど、そうじゃなきゃ何かがよくならないとしたら、それほど不幸なこともない。『まぼろしハワイ』は、ハワイならではのようで、ハワイならではない何かが詰まっている。でも、あまり目立ってない気がする。そこを目立たせるのかどうかは悩みどころだったのだと思う。
もう一つの思ったことというのは、これはあとがきを読んで更に思いを強くした。『まぼろしハワイ』の「生の喜び」というのは、「今を生きる」というような、日々の日常生活をきちんとするといったことではなくて、「先を見据えている」芯の強さが滲んでいるし、あとがきには何度も別れについてかかれている。別れというのは恋人と別れるだけじゃない。「いつか終わる」ことを想像していないと何にも感謝できないというのは恥ずかしいことだけど、今に「やらないよりはマシ」という気持ちになってるのだろう。
p23 でもきっと逃げ出しても楽しくなったわけじゃないんだ、そう思った。
p55 そういうことじゃなくって、なんか私の世代はあんまりそういうふうにぐっと人の近くに行くことができないのよ。
p55 甘えっ子同士だと寄りかかり合って自滅しちゃうもんね。
p95 あさみさんはしみじみと言ったが、そこにはもう恋心はなく、ふたりはもう終わっているのだな、と私ははじめてほんとうに思った。
p133 施設に入りたがったとしても、妻子や仕事を捨てて毎日行くし世話をするだろう。それは僕がしなくてはならないことにもう決まっているのだ。
p136 ちょっと楽をしようと思って、飲んでいるが車に乗ってしまって、もしなにかが起きたらどうしようというふうに思わず、特に責任を取る気もなく、運を天にま
かせて、自分だけは死なないし人も轢かないと思っているような人は、事故が起きると突然神妙になる。ありえないことが起きた、信じられない、まずそのこと
で、その程度のことでいっぱいになってしまう。その程度の想像力しかない奴に親のいる人生を奪われた僕のような人間はどうしたらいいのだろう、と思う
p216 彼の運転はうまく、そして人を乗せているので慎重だった。
p227 それは、ぎらぎらして待っていてもなかなか叶いそうにない夢ですね。
p227 でもあたかも願望が実現しているようでいて、実はそれって自分という名前の檻に閉じ込められているのとあまり変わらないように思うんだけど。
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野間 彰翔泳社 2006-04-11 売り上げランキング : 304054 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
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IT投資で伸びる会社、沈む会社 平野 雅章 日本経済新聞出版社 2007-08 by G-Tools |
p9「工場設計の支配的思想���ドミナントモデル���」
p52 アラル・ワイル
p79「組織と組織成員とを区別しないことに起因」
p120「トラブルや事故は確率的に必ず起きるもの」
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メモリー・キーパーの娘 キム・エドワーズ 日本放送出版協会 2008-02-26 by G-Tools |
デイヴィッドが娘フィービを施設に預けることにしたのには訳がある。ダウン症だったから、ダウン症は寿命が相対的に短いから、といった理由だけではない。しかし、もし自分がその立場だったら、死産と偽って施設に預けるという決断ができるだろうか���反対に、ダウン症で生まれてきた子どもを育てていくことに、なんら悲嘆や不安を感じずにいられるだろうか���あるいはダウン症をどれほどのことか把握できるだろうか���何もかもわからないことだらけだった。そして、そのわからないことだらけのまま人生を生きていかなければならないという命の重みを静かに味あわせてくれたのは、この小説が25年という年月を描き切っている長編であるからに他ならない。
デイヴィッドは妻ノラと息子ポールに秘密を打ち明けることができず、その後起きる辛い出来事はすべて、自分のその決断の報いだとして絶えて生きていくことに徹する。その秘密を隠し通したことで、彼と家族のすれ違いは解かれないまま彼は生涯を終えてしまう。その秘密を打ち明けたほうが正しかったのかどうか���デイヴィッドがどこまでそのすれ違いに自覚的なのかは判らないけれど、自分の行いの報いだとしてそれを受け入れて生きていこうとする姿勢は、例えそれが独り善がりでも間違いでも、なぜか共感するところはある。
ポールの「アメリカ人にはうんざりだ」や、ポールの恋人ミシェルの「犠牲を払うのはいつも女」など、しばしば「日本人の習性」といって嘲笑される行動や、欧米ではこんなに男女平等が進んでいるなどと取り上げられる知識が、いかに受け売りで胡散臭いものなのかを知らされる部分があった。一方で、会話で出てきた事柄を真実として前に進んでいくところ、これはやっぱり日本とアメリカで違うところなのかも知れないとこれも改めて思った。日本は、いくら会話をしたとしても、「本当のところはどこか違うところにある。隠されているものが真実である」という感覚を胸に持って生きている感じがどうしてもするから。
p26「まぶたを横切る蒙古襞。平たい鼻。」
p57「ノラは額縁にはいった父の写真を段ボール箱にしまいながら、やり場のない怒りに駆られて顔をほてらせた。」
p183「さっきまでケイ・マーシャルを羨んでいたかと思えば、今度はまったく別の理由でブリーを妬んでいる。」
p202「おまえはこれから順風満帆の人生を歩むんだ、たぶんもう父さんや母さんに連絡をよこすこともなかろう。わしらみたいな人間に割く時間はもうないだろうしな」
p222「テーブルで飛び交うのは、いまや数字や記号、そして制度の変更は無理だという声、声、声。」
p254「その秘め事のおかげで、デイヴィッドとの距離に以前ほど耐えがたさを感じなくなった。」
p316「辛抱を切らした自分が腹立たしかった。」
p351「たぶん広く一般にも、”代償の理論”というのがある。」
p363「ジューンを、母を、ノラを慰めたい、そう願ってきた。そしていまもやはり、これまで同様なにもできなかった。」
p447「アメリカ人にはほんとうんざりだ」
p480「土曜日���アルが仕事から帰ってくる日。いつもフィービにはなにかプレゼントを、妻には花束を持って。」
p508「犠牲を払うのはいつも女のほうなの。」
p522「あなたぐらいの歳のころ、私もこんな色が好きだった。」
p528「そのすべてが、フィービの歩んできた人生とくらべて、なんだかくだらなく思えた。」
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ゆれる 西川 美和 ポプラ社 2006-06 by G-Tools |
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ピンクペッパー 1 (1) (Feelコミックス) (Feelコミックス) 南 Q太 祥伝社 2008-10-08 by G-Tools |
南Q太は『さよならみどりちゃん』で知って大好きになって、結構コレクションしてます。新刊が出たというのでamazonで買ってみたら、今まで見たことのない作風・テーマでこれまた感動。
できちゃった結婚ってなんでそうなるんだろう���と思ってたら「えー���こんなことほんとにするんか���」という驚きもあったし、南Q太らしい生々しいタッチももちろんあるんだけど、同じ生々しさでも、子供をもったことによる日々の心持の違いを、陳腐なようで陳腐にならない表現で描いててどんどん読み進む。
「������過ぎてやっとわかることってあるんだね」というセリフがあって、もしこれを������代の頃読んでたら、絶対今のオレでわかってやるって意地になってたと思う。でも、今は、������にならないとわからないこともあるんだろうなあと思うし、オレが今不安に思ってるコレは、実は人より少し早く気づいちゃったことで、まだそのキャパシティを持てない年齢だったから余計不安になっているので、もう少し落ち着いたほうがいいとか、逆に������代に気づいておくべきことを、今頃気づいちゃったよ情けないなあとか、いろいろちぐはぐな自分をちょっと落ち着いて見つめるきっかけにすることができる。これは大きなことじゃないかなあと思う。
「欲しいと思ったものをすぐに欲しがる 子どものようだ」と主人公のしょう子が思う場面。欲しいと思う、こうなりたいと思う、こうなってほしいと思う、それ自体は悪いことじゃないと思うけど、思い通りにならない間や思い通りにならなかったときに次にどうするのかで、その人が決まるのだと思う。南Q太の漫画に出てくる人物は、みんな、出くわした場面に対していっこいっこ正面からぶつかっていこうとする。その姿勢を見習わないとなあと思う。
やっぱり、しょう子と両親との関係のあたりが泣けてくる。お母さんとのジェネレーションギャップは大変なものだけど、当然思いやりとか優しさとかはおんなじで、そういうのが愛だよねと泣けてくる。
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葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫 う 20-1) 歌野 晶午 文藝春秋 2007-05 by G-Tools |
p101「とにかく観察しろ。意味は考えなくていい。見たことをそのまま頭に叩き込んでおけ。そうすればおまえの頭がそのまま貴重な資料となる。」
p104「しかし労力を厭う人間は珍しくない。」
p130「過去から学ばない人間は、猿以下の動物と一緒だ」
p135「そう自覚しているだけまだましだと、愚にもつかぬ自己分析に酔いしれている甘ちゃんなのである」
p139「戸島会の組織図が頭の中に叩き込まれ、組員の性格や癖もかなり把握できた」
p178「誰が殺ったのであろうと敵は討つ」
p234「わからないふりをしてみせるのも、円滑なコミュニケーションを図るうえでは重要である」
p250「しかし、不動産屋にフィリピン人妻と聞かされて驚いた俺にも、差別の意識が根深くあるのだろう」
p265「千恵が生まれて半年くらいはしあわせだったなあ」
p341「俺は自己愛が強い男だ」
p362「明日、心が穏やかになっている保証はない」