en-Zepp1から順番に観ていて、感想を清書して順にアップしようと思っていたけどそういかない事情が突然。
4日前、無二の親友から不意に電話があり、大病を患ったと聞かされた。
親友とのやりとりで、彼の言葉が落ち着いているからこちらも落ち着いたり、
ネットを調べてはよくない情報に触れては胸が潰れたり、
そんな自分のことよりも、彼はもう今自分が観ているような、B'zや稲葉さんのライブは
はるかプライオリティ外になってしまうんだろうなという。
映像を観ながらもそういう思いがつきまとう。
私は自分が何を好きかということに、好きなものを表明することを常に躊躇ってきた。
自分の好きなものが、なにか未熟の証のように感じていたから。
読書も、いまやほとんどの大人は本を読まない。それが映画やストリーミングなら誰もが受け入れるし話題にもなる。
そして、B'zや稲葉さんの作品やライブに熱狂するというのも。
世間では、ゴルフをやるのが大人として高尚な趣味のように扱われ、私のような趣味は未熟な趣味だと思わされる。
そういうベースの感覚があり、とうとう親友も、自分と同じようにはこういったものを楽しいと思わなくなるかもしれない状況に。
もちろん彼には日常があって、一日中闘病しているわけではないから、
そうでなくても私が私の楽しみを楽しむことを彼が責めるわけはないのだけれど、
今はまだ整理がつかずそういうことを思いながらしかen-Zepp6は観れなかった。