現代思想 2014年2月号 特集=キルケゴール (現代思考) | |
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通勤電車の吊り広告で、文藝春秋に村上春樹が書下ろしを掲載したことを知って(しかも二作目と書いてある。一作目の時点では気づかなかった。不覚)、外回りの合間にさっそく買いに行こうと考えた。ちょうどいい具合にジュンク堂が近かったので買いに向かおうと思ったものの、「買う本が決まっていて、しかも定番の本ならそれは地元の本屋で買うのがよろしいのではないか」と地元愛の強い県外勤務者の私は思い当たり、文藝春秋のジュンク堂での購入は踏み止まった。
同時に思い出したのがSmart ICOCAへのポイントチャージで、近くのJRの駅でポイントチャージを、と思い、はたとどうせチャージするならICOCAで買えばよいのでは、と思いつく。けれどたぶん地元の本屋では電子マネーは使えない。なにせクレジットカードも使えなかった。しょうがない、ポイントチャージ分は別のものを買おう、と切り替えたところに「あ!あの本買えばいいじゃないか!」と思いついたのにその時本を買うことを有耶無耶にしたばっかりに今になってもその書籍名が思い出せない。文藝春秋は無事、近所のいつものジャパンブックスで購入できたものの、あの時チャージ分で買おうと思った本が何だったのか思い出せないまま、チャージした金額は出張のたびにホームで買う缶コーヒー代でじわじわ消えていっている。
文藝春秋 2014年 01月号 [雑誌]
文藝春秋 2013-12-10
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すごく楽しみにしていた一冊。無事出版されてよかったです。
まず一通り流し読みしてみて意識したキーワードは「欲望」と「動員」。僕にはこの二つとも、「風化させない」という意思と繋がります。そもそも観光地化すること自体、いかに「記憶を繋いでいくか」という、「非風化」の試みだと思っていますが、それを更に深めるキーワードとして「欲望」と「動員」があるのかなと思ってます。
特に「動員」は、福島第一原発に関わってだけでなく、ここ最近の現代社会で気になっているキーワード。「関与する」「参加する」というのはどういうことなんだろう?という疑問。ネットでのコミュニティやコミュニケーションはもはや当然、という風潮と、ネットなどというバーチャルな関係性ではダメだ、というアンチネットな風潮がある中、そういう「ネットに対する反発」の感情が若干混じった形でのリアル重視ではなくて、やっぱり生身の身体が実際にその場にいることの重要性を最近改めて信じ始めているので。それは単純に、「安易なことは価値を失っていく」という法則に則っているだけなんだけど、ウェブのクリックで簡単に示せる意思表示というのは、クリックするだけの簡単な意思表示だからその「ありがたみ」は当然減少し、苦労なくしてできることはもはや価値を失ってしまう。でも、実際にその人が行動で示すことというのは、それだけの時間も労力も使うもので、その分有効性は保たれるのではないかなと思う。だから、福島第一原発を観光地化する際にその目的として「動員」が取り上げられるのはとても納得がいくのです。
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福島第一原発観光地化計画 思想地図β vol.4-2 東 浩紀 開沼 博 津田 大介 速水 健朗 藤村 龍至 清水 亮 梅沢 和木 井出 明 猪瀬 直樹 堀江 貴文 八谷 和彦 八束 はじめ 久田 将義 駒崎 弘樹 五十嵐 太郎 渡邉 英徳 石崎 芳行 ゲンロン 2013-11-15 by G-Tools |
本を読むのも、ただなんということもなく楽しみに感じなくなっている昨今。なんだろうこの気分。
書評を読んだり本屋で見かけたりして、気になっているタイトルは溜まっているけれど、なぜか今一つどれも手に取る気になれない。手に取ろうと思うと頭に浮かぶどんよりとした気分。それが何なのか何が原因なのかわからない、読もうと思ったら休みがだいたい一日潰れてしまってこれで良かったのか?と落ち込んでしまうのを思い起こしたからなのか、読書という行為をちゃんとやっているのに何か無駄なことをしたと思ってしまうことに自分自身幻滅してしまうことを思い出すからなのか、よくわからないけれどとにかくどんよりする。
なんとか打開したいのでとりあえず有益無益を一切考えず、いちばん今自分が興味の持てる『動きすぎてはいけない』を買おう、と近所のジャパンブックスに行ってみたけれど、薄々分かってはいたけれど、さすがに近所の小型の本屋さんにそんなゴリゴリのドゥルーズ哲学本置いてる訳ありません。本棚をくまなく探してみて偶然見つけたのがよしもとばななの『すばらしい日々』。知らないタイトルだな、いつの刊行だろ?と手に取ってみたら帯には「震災、放射能、両親の死ー」と書かれているし、これはそんなに古い本ではないと思ったら2013年10月25日初版。せっかく出会ったのでそのままご購入。だいたいこんな塞ぎ込んだ気分のときにはよしもとばななに助けられることが多いな。有難い。気楽にさっと今日読んでしまおう。
すばらしい日々 | |
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よしもとばなな 幻冬舎 2013-10-24 売り上げランキング : 953 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
2か月前、「今こそ原子力推進に舵を切れ」と謳った雑誌が、「福島の被災者が見たチェルノブイリ」とは。
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WEDGE 2013年9月号 今こそ原子力推進に舵を切れ 岡本隆司 竹本三保 原田 泰 株式会社ウェッジ 2013 by G-Tools |
最近、「ここに行ってこれを買おう」と予め決めてることが多いなあ。
今日は東京出張だったのでぜひついでに一冊買おうと思ったのですが、鞄には昨日買った『恋しくて』が入ってるし、タイトなスケジュールだったのであんまりルートから離れたところまでわざわざ足を運ぶ時間もなさそうだし、ということで、東京駅の駅ナカで、気になっていた『WIRED オープン・ガヴァメント』を買おうと。帰り、新幹線に乗る前に首尾よくHINT INDEX BOOKで買えました。
「選挙だけではない、少しのアクションで政治に参加し影響を及ぼすことが出来る」 この触れ込みの磁力は強かった。この「オープン・ガヴァメント」に関する雑誌、東京で買うに相応しいでしょう!アメリカで、自転車レーンをゲリラ的に作ったり、ポールを一夜のうちに設置してそれにかかったコストを行政に通知して改善を促したといったアクションを最近記事で見ただけに、「自分たちが政治にどういう行動をするか」という考えを深められそうな本書、読むのが楽しみです。
新幹線の座席で出してみたものの、先に『恋しくて』を読もうと、後回し。
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WIRED VOL.9 (GQ JAPAN.2013年10月号増刊) コンデナスト・ジャパン 2013-09-10 by G-Tools |
祈・ノーベル文学賞受賞!という訳ではないけれど。
『魔の山』を借りてきつつ『スナックちどり』を本屋で見て即買いしてその週末に即読み切って、やっぱり日本の小説は読みやすいしテーマがすんなり頭に入るし面白く読めるなあとつくづく思い、日本の小説ではないけれど同じ棚に並んでいてどちらを買うかで迷った村上春樹の『恋しくて』を買おうと今朝から決めていて、職場近辺で買うタイミングを逸したものの、たまたま奈良に行く用事が出来たので、おなじみ啓林堂さんで購入。何かでもらって使い道のないままだったクオカードを使ってみた。クオカードって本を買うのにしか使ったことないなあ。
その足でちょっと行ってみたかった、もちいどののおでん屋「よばれや」へ。ホルモンおでんがごっつおいしかったんですが、食い意地張ってるので撮った写真は既によばれた後。世間一般でこの「よばれる」って、通じるんでしょうか?
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恋しくて - TEN SELECTED LOVE STORIES 村上 春樹 中央公論新社 2013-09-07 by G-Tools |
紀伊國屋の梅田本店と言うのは、デカいだけでごちゃごちゃしてて人も多くて見づらくて見づらいのに本の「姿」はあまり感じられなくて好きじゃなくなって当分行ってなかったんだけど、機会があって入ってみたら、僕は今回北西側の入り口から入ったんだけど、そこからビッグマン側の出入り口までほぼ斜めに店内を突っ切れるレイアウトは結構目に飛び込みやすくなっていて好印象だった。
でも特に何を買うこともなくビッグマンから出ようと思った最後の最後に目に飛び込んだ、よしもとばなな。続いて村上春樹も目に飛び込んだんだけど、府立図書館で『魔の山』借りてきたとこなんだけど、やっぱりその魅力にはあらがえずよしもとばなな『スナックちどり』お買い上げ。
好きな作家の新刊はもちろんチェックしているつもりなんだけど、やっぱりたまにチェックできていないことがあって、おまけにチェック漏れてたものの発売日に偶然出くわしてしまうとそりゃやっぱり買わない手はないよね。
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スナックちどり よしもと ばなな 文藝春秋 2013-09-27 by G-Tools |
flipboardをパラパラ捲っていたら、アスキークラウド最新号の紹介が。使うアテはないけれど無闇に気になっている決済サービス"Square"の特集で、翌日振込等の常識破りのサービスを展開しつつ、カード会社への手数料支払等を考えると実際に利益を出せるビジネスなのか?というところに踏み込んでいる内容とあり、これは買いだと新大阪駅で降りると同時に即購入。
しかし雑誌はどこでも置いているしどこでも買えるから、こういうのこそ地元の本屋で買うべきといつも思うけど、買いたいと思った時に買わないとそびれたり忘れたりするし、だいたい帰宅時はすでに閉店してる時間帯。やっぱり利便性は優先。
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アスキークラウド 2013年 11月号 [雑誌] アスキー・メディアワークス 2013-09-24 by G-Tools |
AERA (アエラ) 2013年 9/23号 [雑誌] | |
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朝日新聞出版 2013-09-14 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |