街の本屋で本を買う - 2012/11/28 文教堂 中之島フェスティバルプラザ店

オープン当日のフェスティバルプラザの文教堂に行ってきました!

結構な頻度で肥後橋駅を使うので、フェスティバルプラザのオープンは長い間楽しみにしてました!「楽しみ」と言うほど、どんな店が入るのかをチェックしていた訳ではないんですが、新しいスポットがオープンするというのは何でもやっぱり楽しみなもの。それが職場のご近所となるとより一層!

で、やっぱりいちばんに足を運ぶのは本屋!ということで文教堂へ。

取りあえずそんなに時間がないこともあって、買いたいと思っていた本を探すことに。乾さんからお勧め頂いていた丸谷才一の『エホバの顔を避けて』、ルクアの三省堂で見かけて次買おうと思っていた小手鞠るいの『その愛の向こう側』、そして博多で買いそびれた東洋経済のバックナンバー、なんとどれもない!!

文庫、新刊、雑誌、バランスよくジャンルが出揃っていて、そのどれ一つとして希望が叶わない。いちおう、少し狭い目の店内には雑誌棚、文庫棚、新書棚、文芸新刊棚、一通り揃ってるんですけど、「本好き」としてはそのどれもが中途半端。もちろん、人通りの多い複合商業施設でかつ駅直結の立地で狭めの店舗なので、売れ筋を万遍なく揃えるというのがセオリーなんでしょうけど、本好きに取っては正直言って使えない。

あんまり辛いこと書いたことなかったけど、この店舗はちょっと来ないかな~と思いました。せめて雑誌棚がバックナンバー豊富とか、いや、いっそ、こういう立地の店舗は、雑誌オンリーのほうが使い勝手いいんじゃないかなと思いました。ビジネス書の陳列もなぜか隅の方だったし。

街の本屋で本を買う - 2012/11/25 ジャパンブックス アントレ生駒店

近所の散歩ついでに買うにはヘビー過ぎるタイトル!

ちょっと用事があって出かけたついでに近所のジャパンブックス(通称ジャパブ)に。先日買えなかった3冊のどれかを買おうとしたら目に飛び込んできたのがこれ。

WORK SHIFT』も同じようなことを言っている。検索したら知識が何でも出てくるようになったら、ロボットが何でも拵えてくれるようになったら、車が自動で運転してくれるようになったら、断然少人数でプロダクションできるようになったら、それだけ仕事は減っていく。その代わりに新しい仕事が生まれるのかもしれないが、そのためにはより素早くスキルを習得する必要がある。

安穏としていられないことだけは事実。より多くのゲインを得ることだけでなく、いかに支出を抑えるかということも考えなければならない。

B00A3URUNM COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2013年 01月号 [雑誌]
講談社 2012-11-24

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街の本屋で本を買う - 2012/11/20 本のがんこ堂 石山駅前店

結局買わなかったんですが、いいロケーションでした。

この前の週、JR博多駅で『東洋経済-解雇・失業』、『週刊ダイヤモンド-カネを生む地図』、そして『ハーバード・ビジネス・レビュー-強い営業』の3冊で迷って結局買えなかったので、あれば買おうと思って入店したのですが、残念ながらどれもなかったのでした。駅前の書店は、このあたりのビジネス雑誌は結構置いてないところがありますね。

「がんこ堂」という店名はインパクト満点でしたが、入ってすぐの棚が話題の新書系で3~4棚構成されていて、「電車に乗る前に手早く読む本を」というニーズにちゃんと対応しているお店と思いました。

B009ZHJZ78 週刊 東洋経済 2012年 11/17号 [雑誌]
東洋経済新報社 2012-11-12

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B009ZHJXL6 週刊 ダイヤモンド 2012年 11/17号 [雑誌]
ダイヤモンド社 2012-11-12

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B009W5IZYM Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2012年 12月号 [雑誌]
ダイヤモンド社 2012-11-09

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街の本屋で本を買う - 2012/11/11 三省堂書店 ルクア大阪店

読みたい、読みたい、読みたい、小説が読みたい、おもしろい小説が、それも現代日本作家の小説が読みたい。小説に飢えに飢え、とうとう禁断症状のように本屋に。

図書情報館の乾さんに、丸谷才一を読んだことがなかったので、お勧めをお伺いしていたので、まずはそれを買おうかと思ったら、なんと丸谷才一著作が一冊もない。あんまり使いたくないタチなんだけどやむなく蔵書検索機で調べてみたらやはり在庫欄には「X」のマーク。

これは致し方ないと、文庫棚に行く途中で通りすがった小説新刊コーナーで目にしていた好きな三作家-白石一文、島本理生、小手鞠るいの三冊と睨めっこ。もうここは直感です、白石一文の『火口のふたり』を手に取ってレジへ。たぶん、次に読むのは小手鞠るい。いや、多分ではなく決定事項。運命論的決定事項。

4309021425 火口のふたり
白石 一文
河出書房新社 2012-11-09

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街の本屋で本を買う - 2012/10/05 ABCブックセンター京田辺店

「ABCブックセンター」という書店のホームページがどうしても見つからない!青山ブックセンターとは違うのは間違いないみたい。

仕事の待ち合わせで15分くらい早く着いたので、時間潰しに駅前の「アルプラザ京田辺」の中の「ABCブックセンター」へ。スーパーに入っている本屋は、だいたい雑誌メインのつくりをしてるので、こういう時間潰しのときの本探しにはいいのだけど、残念ながら雑誌を買うような気分でもなく。かと言って文庫本は探して周りにくいんだよな~このタイプの陳列だと・・・

と思ってたら、平積みコーナーに『ソハの地下水道』発見!日経夕刊の映画評を読んで猛烈に惹かれていたので迷わず購入。スーパーの平積みコーナーに置かれている本なんて、たいてい何かのキャンペーンとかタイアップとか、マスでよく名の通った売れやすいものでしょと思ってて、まさかこんな本が置かれてるとはゆめにも思いませんでした。見やすいところはちゃんと見て回るものだと反省。映画を先に観ることになったので、この原作はじっくりと読んでみようと思います。


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4087606503 ソハの地下水道 (集英社文庫)
ロバート・マーシャル 杉田 七重
集英社 2012-08-21

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街の本屋で本を買う - 2012/09/14 丸善書店 丸の内本店

ひさしぶりに東京出張が入ったので、オアゾの丸善で買いました。

この丸の内本店は、オープンしてそこそこの時に行ってみて、これはとてつもなくエロい本屋だ、という感想を書いたことがあります。エロい、というのはエロ本(!)がたくさん並んでるという意味ではもちろんなくて、当時の東京駅界隈・丸の内界隈の再開発の空気、日本の伝統的なデベロッパースタイル、デベロップメントに纏わるカネのバカデカさから来る潤い加減、バカデカいカネにするためにそれに見合う高級感とそれを嫌味ないよう覆い隠すための洗練、つまりはその源泉たる欲望、そういうものをさすがの高次元で纏めている本屋だなあと感嘆しながら隈なくフロアを歩き回ったのでした。

今回は、その前日にジュンク堂本店を歩き回った際に目に入ってた『ワークシフト』を買おうと決めてたので、一階に入ってすぐ見つかって買うだけでした。確か、ICOCAに結構チャージが残ってるなと思い、店員のお姉さんにICOCAが使えるか聞こうと思ったのですが、まずそもそもICOCAが通じるのか、若干不安に。こういうとき、地方に行くと概してその地方のICカード名しか通じないということが頭に入ってるし、逆に東京はびっくりするくらいなんでも知ってるのでその点不安はないと言えばない、なので一応気を使って、「SUICAしかダメですか?ICOCAでもいけますか?」と聞いてみたのですが、物凄い美人のその店員さんは、「はい、ICOCAもお使い頂けます」と丁寧に答えてくれ、「少々お待ちください」と、そのレジにはカードリーダーがなかったので隣のレジで処理してカードリーダーを差し出してくれました。一通り手続きが終わって「お待たせ致しました、ありがとうございます」と差し出してくれた包みを受け取り、今朝の売店でこれから「どうも」ではなくこう言うことにしようと決めた「ありがとう」を発して立ち去った後、僕の背中に向けて「ありがとうございました、またの御利用をお待ちしております」と、か細いながらもきっちり客の耳に届く声で挨拶するあたり、やっぱりここはとてつもなくエロい本屋だと再認識したのでした。

4833420163 ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉
リンダ・グラットン 池村 千秋
プレジデント社 2012-07-28

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街の本屋で本を買う - 2012/08/21 Akateeminen Kirjakauppa@Helsinki

Alvar Aaltoが設計し、併設のCafe Aaltoも有名な、Akateeminen Kirjakauppaで買いました!

外国の書店は、行くと必ず胸躍るけれど、いざ「何を買う?」という段になると、なんだか萎れてしまうところがあります。やっぱり外国語で書かれた文章ってそうそうすらすら読めないし、見た目で「あっなんかいいな」と思っても、CDをジャケ買いするみたいに買ってもやっぱり内容はなかなか楽しめないし、結局写真集とか地図とか、目で見て楽しめるものになってしまうので、なんかしゅんとなるのです。

Akateeminen Kirjakauppaももちろん例外ではなくて、Helsinkiだから置いてある本はもちろんFinland語の本が圧倒的に多くて、そんなんぜんぜんわかる訳もなく、日本文化について書いてそうな表紙の本を見て、どんなこと書いてるんだろう~とパラパラめくって写真でその内容を推測する、みたいな楽しみ方ですが、思いっきり吹き抜けの造りがただ回遊してるだけの書店でのおもしろさを更に大きくしてくれます。二階のほとんどが吹き抜けで一階が丸見えで、日本ではなかなかあそこまで売り場面積を犠牲にする造りに出会えないです。

 で、回遊した結果、ロードバイク本ディスプレイを発見。ツールのドキュメンタリーっぽいものとか数冊紹介されていたなか選んだのは『THE URBAN BIKING HANDBOOK』。フィンランドではなくアメリカの出版社からの本だけれど、"The DIY Guide to Building,Rebuilding,Tinkering with, and Reparing Your Bicycle for City Living"と表紙に書かれていて、こういう本をスタンドディスプレイで紹介しているところがフィンランドっぽさなのかなーと思ったりしました。URBAN BIKING、つまり「街乗り」のスタイルも、欧州らしさもあればアメリカらしさ、日本らしさもあると思うけれど、より自転車を使いこなしているのは日本よりは欧州だなと、欧州に旅行するといつも思います。

 

1592536956 The Urban Biking Handbook: The DIY Guide to Building, Rebuilding, Tinkering with, and Repairing Your Bicycle for City Living
Charles Haine
Quarry Books 2011-08

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街の本屋で本を買う - 2012/08/02 MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店

4492502343 銀輪の巨人
野嶋 剛
東洋経済新報社 2012-06-01

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4344951166 スペクテイター〈23号〉
エディトリアルデパートメント 2011-03

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「街の本屋で本を買う」を思いついたきっかけがそうだけど、一頃よりもメガ書店に対する高揚感というのがなくなった。三重の片田舎の高校生だった頃初めて入った紀伊国屋梅田店に浮き足立ったり、仕事場の近くにジュンク堂が出来たりしたときの興奮だったり、そういうのはこのMARUZEN&ジュンク堂梅田店が出来たときにはほとんど感じなかった。1Fの雑誌コーナーの高さと配置にちょっと物珍しさがあったけれど、「結局、本屋は本屋」という思いが、この数年の間に出来上がったのかも。これは、決して電子書籍が普及しつつあるからとか、amazonで何でも買えるからということではないと思う。

買いたい本が決まってるときはメガ書店に行って買う、そのついでに何か別の本と巡り合うのがメガ書店のおもしろさとしたら、本屋自体に偶然の出会いで入ってしまえというのが「街の本屋で本を買う」なんだけど、今回は久し振りにメガ書店で偶然の買い物。お目当ては、趣味のロードバイクに関連したビジネス本『銀輪の巨人』、台湾の一大ロードバイクメーカーGIANTの成長ドキュメンタリーで、なぜ台湾企業は日本をしり目に急成長できるのか、その内実を読みたくて買ったんだけど、一方で、趣味のロードバイクとして、台湾を走ってみたいなと思っているところへこの『SPECTATOR vol.23』。「台湾縦断 自転車紀行」なんてど真ん中の記事があったら読まずにいられない。おまけにもうひとつの特集が、「再考・就職しないで生きるには」。これからの仕事についてキャリアについて突然深刻に考えざるを得なくなった自分には正にセレンディピティなめぐり合わせ。ロードバイクとビジネスと台湾。この繋がりが銀輪のように回る、回る。 ¥1,680+¥1,000。


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街の本屋で本を買う - 2012/06/29 文教堂 淀屋橋店

B007CL0GRW ハーバード・ビジネス・スクール 「生き方」と「働き方」の授業 2012年 04月号 [雑誌]
ダイヤモンド社 2012-03-09

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 淀屋橋odonaは大阪にたくさんある商業ビルの中でも特に印象的。odonaがオープンした2008年、僕はそういうビルが淀屋橋にできるということを、本当にオープン間際になるまで知らなくて(ポスター等も全く目に入っていなかった)、オープン間もなく足を運んでみて、「不景気不景気と言われてるのに、まだこんなビルが出来るんだな」と妙に感心したり不思議に思ったりしていたらその年の秋、リーマンショックが全世界を襲い、いよいよ不思議な建物として印象に残ったのです。

 アポとアポの合間にひさしぶりにodonaに立ち寄り。ここの文教堂は、エリアがエスカレーターを挟んで大きく二分割されているのが面白い。雑誌・新刊・話題書系と、ハードカバー・文庫・専門書でぱっきり割れてる。ここは場所柄、平日の日中に行ってもサラリーマン率が凄い高い。自分もそうですが。

 あんまり時間もない中、雑誌・新刊・話題書側のエリアを回ってみたら、未読の『朗読者』の文庫本が出ているのを見つけて、買うか、と思ったものの、図書館で借りてる『ブリキの太鼓』を読んでる途中でまだまだ分量あるし、と躊躇。やはりodonaというビジネスマンよりの立地・雰囲気に乗ってビジネス書関連かなと思い見て回ると『ハニカム式 日経新聞1習慣ワークブック』が目に。あまりこの手の本は手を伸ばさないんだけど、ハウツーというかメソッドというか、そういうのを疑い持たずきっちりやってみるということも必要かな、と思っていたところなのでもう少しのところで買うところだったのですが、その上の棚にあったハーバード・ビジネス・スクールの『生き方と働き方の授業』をレジに。こういう本こそ、読むだけでは何も変わらないと重々承知しているし、自分が今置かれている立場や地位にはあまり役に立たないだろうということも判っているし、なにより行動することが大事ということも判っているけれども、出来る限りいろんな方位の知識を、良い悪い・好き嫌いを置いて見知るべし、という自分のやりかたを曲げない、ということでご購入。¥980。


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街の本屋で本を買う - 2012/06/23 ジャパンブックス生駒南店

4861442699 ツール・ド・フランス2012公式プログラム (ヤエスメディアムック366)
八重洲出版 2012-06-20

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 先日、ツールドフランス2012公式プログラムを買おうとして見つけられなかったという顛末だったのですが、それもそのはず、なんとその翌日の6/20発売だった、というオチ。自分の間の悪さっぷりに呆れてしまったのですが、その後、本屋に立ち寄るのを忘れ買いそびれ。この土日に、コースの特徴とか、出場選手とか、ある程度の知識を得ておきたいなあ、そうすると今日公式プログラム買っときたいなあ、でもこの奈良のいち住宅地のそれこそ「街の本屋」で、ツールの公式プログラム売ってるかなあ、と少々不安を持ちつつ、近所のジャパンブックスへ。ちなみにジャパンブックス、地元民は「ジャパブ」と略します。僕は地元で本屋の名前を話すお相手はいないので自分で「ジャパブ」なんて言ったことないですが、この本屋の広報誌みたいのとかで「ジャパブ」と名乗ってるので間違いないです、きっと。

 で、ないんじゃないかな~と思いながら足を運んだジャパブですが、ちゃんとありました、ツール2012公式プログラム。ちゃんと立ち読み防止バンドが掛かって。最近、あんな立派なゴム製の立ち読み防止バンドがあるんですね~。バンドには「ゼクシィ」と書かれてた気がする。「気がする」というのは、そのバンドはレジで回収されるから。「立ち読み防止」なんて書きましたけど、店内をふらっと一周見て回って思いましたが、あれはたぶん、付録系がついている本に、付録が抜けたり抜き取られたりしないように掛けているものですね。この公式プログラムにも、「特大ルートマップ」という、ほんとに特大で貼る壁にちょっと苦労しそうなマップが付録でついてました。

 奈良はマーケットが大きいのか小さいのか、みんな大抵大阪で買うのか、よそで人気のCDとか本とかでも、意外と残ってることがあってねらい目です。ただ、今回みたいに、歩いて5分で行ける本屋でいつでも用が済ませられると判っていればいいんですが、やはりそうもいかないとなると休日の時間の1時間強を大阪に出るための移動時間に取られることになるので、大抵の奈良県人は大阪に通勤してますし、休日の移動時間を嫌うと平日の勤務後に大阪で買い物をするということになります。ただ、人によっては店が開いている時間にたいてい仕事が終わらない、という人も少なくないと思うし、かと言って書店の閉店時間が21:00より遅いところは少なく、なかなかジレンマを感じるところです。


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