アフター奈良3”乾さんといっしょ #01” #jbnsgt3k #jbnsgt3

乾さんは顔バレOKだそうなので、乾さんのショットを載せさせてもらおうかと思ったんですが、さすがに気が引けましたので、心安らぐ奈良公園のショットをお楽しみください(笑)。ちなみに飛火野園地というエリアです。

さて、地味に「おかあさんといっしょ」に引っ掛けている、誰も気づきそうにないこのタイトル。”自分の仕事"を考える3日間に参加後、図書情報館の乾さんにお時間頂いてお話させてもらって以来、「一度飲みにお誘いさせてください」とお願いし続けてたんですが、先日のビブリオバトル meets 奈良県立図書情報館で乾さんがプレゼンされた『編集進化論』を読んだ感想をブログに書いたら、乾さんがコメントを下さり、その往来でタイミングが合って遂にご一緒させて頂けました。せっかくの機会なので、アフター奈良3メンバーにも呼び掛けたところ、上杉さんが合流。一軒めは乾さん行きつけの焼き鳥屋、二軒めは乾さん行きつけのバーと乾さん縋りだったんですが(笑)、めちゃめちゃ楽しかったです。最近、乾さんとやり取りさせてもらってた内容が、僕にとっては結構シリアスというかハイレベルで、その教えを生で乞うという手もあったんですが、なんとなく、いつもの自分のどストレートなのは引っ込めたほうがいいんじゃないかと思い、乾さんが問題なさそうなら、「目上の方とおもしろい酒を飲みに来ました」というカンジで行こう!と思い、実際もう完全にそんな振る舞いに(笑)。

と言いつつ、キモになる話題もあったのですが、まず今回の教訓:

  • チャック屋にはビール2杯以上飲ますべからず。

大事なことなので2回言ってもいいくらいです(笑)。

そして今回の話題を例によって箇条書き:

  • 編集と認識論とRaw Dataの話を、もっと深堀りさせてもらおうかなと思ってたんですが、ちょっと乾さんの性格も読めてたので(笑)、自分の理解が間違ってないかを確認させてもらうくらいにしました。それでもやっぱり、それだけでもこのテーマはおもしろくてたまりません。
  • 図書情報館の使い方について、どうしてもその二つの使用方法について、そこまで差がつくのかがまだわかんない。僕は、自分が何も持っていない人間なので、何も持っていない人間でも、ある種の「主体性」を持って関われるような活動で、参加する母数が増えるのがいいんじゃないかと思っている。
  • そう思いながら、自分のブログの乾さんと初めてお会いしたときのエントリーを見たら、少し、それがわかるヒントが。
  • 「乾さんとゆかいな仲間たち」は早急に奪取するべし。
  • サロンの話が出来なかったのは痛恨。乾さんが振り出してくれたし、上杉さんもいたので、ちょうどよかったのに。ただなぜサロンの話に乗っからなかったかと言えば、その話の先にあるのは、僕の中では図書情報館の使い方についての話だったからで、そういう意図で話をするのは僕だけかな、と思ったので。
  • 乾さんがツイッターを見ていたことに衝撃。
  • 乾さんからB'zの曲についてネタふりされたことに衝撃。B'zファンは自分たちのことをレアケース扱いしているので、他人から振られると硬直します(笑)。
  • アフター奈良3 @乾さん宅、要検討。
  • やっぱり僕は目上の人と飲むのは好きですね。最近、そういう機会があまりなかったので、本当に貴重でしたしありがたかったです。議論がおもしろいのと、飲みがおもしろいのと、両方あるのはなかなかないですね。

 

アフター「アフター2011奈良3 vol.2 『マイルストーン』」 #jbnsgt3 #jbnsgt3k

1月の第一回から2ヶ月強、アフター奈良3 vol.2を、奈良県立図書情報館で開催できました!
場所と機材を 快く都合してくださった乾さん、ほんとうにありがとうございました!!

ちなみになぜ図書情報館にしたかというと、

  • 奈良3で知り合った仲間なので、たまに場所が奈良でもいいかな
  • 土日でないと参加が難しいという方がいらっしゃったので、土日なら奈良まででも来れるんじゃない?
  • 4月と言えば、図書情報館の前の佐保川の桜!川沿いに延々続く桜並木は絶景です

という訳で図書情報館に(笑)。休み時間設けて桜並木を散歩してみましたが、ちょうど満開直後というところで、花びらも綺麗に舞うし、見ごたえ十分でした。例年ならもう1週間早いところなんですが、これはやはり幹事の人徳のなせる業でしょう!(笑)

 

今回は、前回も参加された8名、今回初参加の3名の合計11名。前回参加で今回不参加の方についても、事前に近況を聞いておいて皆さんに報告しました。転職を実現されたり、自分のやりたい企画の実現に邁進されていたり、「思う」だけでなく実際に「する」に繋げている話は、やはり刺激です。

さて今回は単なる宴会だけでなく、「語る」セッションを準備しました。

  1.  「トリセツ」 13:00 - 14:50
  2. 「自分の仕事を語る」 15:10 - 17:00

「トリセツ」は、「自分の仕事について、10枚の写真を用いて10分で説明する」というもので、中津さんがアイデアをくれました。ペチャクチャナイトに想を得られたそうです。これは、有志5名にご準備を頂いて、プレゼンテーションして頂きました。

この「トリセツ」セッションがかなり盛り上がり、予定の時間を結構オーバーしたので、休み時間の佐保川散歩を経て、後半は、初参加の方2名の自己紹介と併せて、「トリセツ」発表者以外の方の自己紹介、という形で進めました。

※ちなみにもともとの「自分の仕事を語る」セッションは、3人1セットで、一人五分で自分の仕事を説明する、というのを、セットを変えて繰り返し繰り返しやり続けていく、という企画のセッションでした。

結果的には、時間をうまく使うことが出来、万遍ないセッションが展開できて、おもしろい展開になってよかったなーと思ってます。そして、奈良3よろしく、今日の感想を皆さんに書いてもらって、セッション終了。


そして、幹事としてやり終えた感想なんですが:

  • 体調がまだ万全でなかった、というか、頭がうまく働かなくて、仕切りが不十分でした。
  • 幹事としては、前回同様、「これでよかったのかな」という想いは多分にある。みんなが、どれだけのものを持って帰れたのか…。
  • ジェネラルな内容でなく、もっとゴリゴリに押していくようなセッションでも大丈夫なのかも知れない。
  • 自分も何かを得よう、というスタンスは、捨てないと続けられないなと思った。だからと言って、gainのない仕組は必ず頓挫する。
  • 夜の部で、人と話す体力は残ってなかったです。
幹事として、絶対に口にしてはいけないことというのはもちろんあって、そのあたりはこの回のキモと完全にクロスしてしまうところなのでそこがかなり苦しいところなのですが、僕はやり遂げてみたいなと思います。

こんなときに、こんなときだから、こんなときでも LOSTAGE五味さんの「自主」の話 #jbnsgt3k #lostage

こんなときになんなんですが、去年からLOSTAGEというバンドをしっかり聴くようになって、大好きなんです。

五味兄弟が奈良出身で、なんだかよくわかんないけど、声とか、顔とか、メロディとか歌詞とか、ものすごいシンパシーを感じる訳です。 

この画像は、前後の状況がよくわかんないんですが、調べてもいないんですが、とにかく2010/10/2の4:00AMに仙台駅前で、ゲリラ的に演奏して撮影したもののようです。「あしたタワレコでライブ」みたいなこと言ってるのが聞こえるので、インストアライブ前に、レコード会社の人と企んで、撮影したもんじゃないかなと思います。アップしているアカウントがflakerecordsオフィシャルのようなので。

五味さんは、今、仙台を思い出してるんだろうか?

なんで今LOSTAGEかというと、『自分の仕事』を考える3日間以来、「仕事」「働く」ということについて、一介のサラリーマンのスタンスで考え込み続けている僕にとって、とても、というか、あまりにも僕の考えをトレースして書いてもらったかのような、そんなエントリーを五味さんのブログで読むことができたから。

”最近のできごと、これから" - LOSTAGE 五味岳久の日記

エントリがある訳だからくどくどとここでサマリしたりするつもりは全然なくて、でも五味さんの「やり方」というか「進め方」というか、その律儀でバカ丁寧なやり方加減というのは、ほんとに共感するし、手を抜きそうになる自分の強い戒めになる。まとめるつもりはないと言いながら雑把に言っちゃうと「次のリリースは自主でやる。どうなるかはわからない。」ということを言ってて、引用すると、

自分達でやることでどれくらいの予算が必要で、どれくらいの労力、人手が必要で、それがどのくらい大変な事なのか、思い知りたいわけです。

「リリース」というフローを、最初から最後まで全部体験したい、と言ってる訳です。これは僕たちサラリーマンにとっても永遠の命題で、「スペシャリトがいいのかジェネラリストがいいのか」とか、「経営者は自社の業務プロセスに精通しているべきか、しかしそれでは外部から経営のプロを招聘できない」とか、「だから経営のプロは短期間で業務プロセスを把握できるような明晰でスピーディーな頭脳を持たなければならない」とか、「所詮そんなもの机上のもので本質に触れない」とか、いろんな議論が日々巻き起こってる訳です。でも僕は、やっぱり「経験」していないと、どこかで「歪み」を引き起こしているものだと思います。数字は大事ですが、数字で計れないものがちゃんとあることをわかって行動していないと、結局、その「計れない」失敗さえも、数字の暴力でごまかしていこうとするのが企業というものだと思うんです。

話が若干それてしまったけど、五味さんの、この「筋の通ったバカっぷり」が僕は本当に大好きで、もちろん音楽も大好きで。そして、この「自主で出す」ということについて、ちゃんと「お金」のことについてもエントリで触れているところもたまらなく好きです。僕は、「仕事」「働く」というのは、なんとしても、自分で食っていけていて初めてそれを「仕事」と呼んでいい、と思ってて、LOSTAGEがバンド活動を「仕事」と呼ぶかどうかは別ですが、創作系の人の感覚として時々出会うような、タニマチやパトロン(なんてどぎつい明言はしないけど、言ってしまえばそういうこと。スポンサーね、要は)がどこかにいて、自分の創作が生み出す収益とは無関係に、生活が保障され安定してなければ、安心していいクリエイションができないよ」みたいな、そういうのは断じて仕事じゃない、と思う訳です。それはそれで、「趣味として創作してる人」と名乗ってもらえばよい。それが産業であれ創作であれ、誰かにとって何かの「価値」を生み出すところに意味があって、その対価でもって生活を成り立たせてる人じゃなければ、僕は同じ「働く人間」としては認められない。そりゃいろんな問題はある、やりたいことが今の日本ではもうほとんど対価を貰えないようなことであったり、だけれども、やっぱり、自分の活動と関係ないところで、自分の生活が保障されることを、「働く」という状態とは言えないと思う。そういうコンテクストの中で、五味さんのこのエントリはかっこよすぎる、と思う訳です。

五味さんの最新のエントリは地震に関することで、「ああなるほど」と思うところがあるし、このエントリで触れている事柄に対するその筋の通り方も、ほんとに共感できて好きでたまらないんですが、あらぬ誤解をする人もいそうなので、ここでは引用したりはしません。とにかくシンパシーなのです。

アウター奈良3自転車部vol.1 平城宮跡-石舞台古墳ポタリング! 2011/03/05

奈良3(セミナー”「自分の仕事」を考える3日間)で知り合ったチャリ友達で、平城宮跡から石舞台古墳までポタリング!!

往路は他の人とネタが被ると思いますので(笑)、橿原神宮前駅からの”地獄の復路-前田先生と行くストイックな奈良自転車道"の顛末をお届けします。

橿原神宮前駅から復路スタート。ロードバイク歴の長い前田さんを先頭に、木下さんと僕が必死にストイックについていく構図。ルートは基本的に往路と同様、中央自転車道で北上し、中央自転車道が途中でなくなってしまう前に飛鳥・葛城自転車道へ乗り換える、というルートを想定。

中央自転車道は、八木近辺の今井町を過ぎてしまったら、なーんにも観るべきところがありません(笑)。ひたすら飛鳥川に沿って北上します。飛鳥川もずっと桜並木のようなので、桜の季節に走るとすごく気持ちいいのかも。

平均速度24km/hくらいで前田先生に引っ張ってもらい、往路で飛鳥・葛城自転車道→中央自転車道に移動した道に出る。ここらでいったん休憩して、ルートを再確認しよう、ということに。ローソンに立ち寄る。木下さんは全然余裕があるようで、速度を25km/hをちょっと上回るくらいでお願いしてみよう、ということに。再度、前田先生のアイフォーンでルート検索し、僕の地図と照らし合わせておおよそのルートを確認、再出発。

ところが結構このあたりの道って分かりにくく、ほとんど民家街を走ることになるので目印もなく、気がついたら飛鳥川に逆戻り。さすがに申し訳なくて、いちかばちか土地勘あるので、遠くに見えてる建物と木下さんの土地勘と方位磁石かを手掛かりに、大雑把に郡山を目指し、工業団地に辿り着けたので、そこから西に移動して飛鳥・葛城自転車道に復帰するよりは、素直に中央道を北上するほうがよいという結論で、再び前田先生に25km/h前後で引っ張ってもらう。

この、迷ってから工業団地までの間は僕が先導したんですけど、引っ張ってもらった後先導して気づいたことは、

  • とにかく、一定のスピードで走れるってのは凄い!僕が先導したときは、どんなに頑張っても±1km/hくらいでずっとぶれっぱなし。これは、やっぱり足の回し方の修練なんだと思う。
  • 向かい風がないことのありがたさがよく分かりました。
  • ルート案内をしっかりやることの大切さ。

いい経験です(笑)。順調なペース(と思ってるのは僕だけだったかも)で、三列縦隊で黙々とストイックに走るの、僕は結構好きでした。もちろん、楽しくサイクリングしてるのも大好きなんですけど、どちらも楽しいです。

さてここからが悪夢のアクシデント。

中央道を北上すると、大和小泉駅を過ぎたあたりで、JRを越えるための高架があります。ここは自転車通行禁止っぽくて、それを木下さんもご存知で、途中で停車してたときに「どうしようか?」と話をしてました。で、今国府の交差点で停車したとき、話をしようと振り返った僕の足が木下さんの自転車の前輪に当たってしまい、なんとか踏みとどまろうとしたときに太腿と背中に激痛が!!!攣った!攣った!!!

…いやー初体験でした。疲労してるときってほんとちょっと力のかけかた間違えただけであんなに攣るんですね~。声が出なくなりましたよ。ほんとに。これはちょっと苦しくて、回復するまで待ってもらおうと歩道に乗り上げることに。その間、中央道をどうするか、一旦西に出て自転車道に復帰するか、相談して、結局中央道の高架脇のスロープを使って越えた方がいいという結論。

で、順調に走り直し、池内を越えたあたりで今度は痛恨の後輪リムうちパンク!!

その時、交差点停止の走り始めでシューストラップに足を入れるのに失敗して若干出遅れてたので、前方の木下さんとも距離があって、「待ってー!」と声を出しても既に遅く…。おまけに悪いことにハンドポンプもない!!落としてる!!

もう復旧は絶望的。輪行袋は持ってたので詰めたとしても、どの駅に戻る?いちばん近いのは小泉だけど…。途方に暮れる。

ただ、ここでついてたのが実家の近くだったこと!(笑)親父に電話して泣きついて自転車ごと積んで家まで送ってくれとお願いし、なんとか聞き入れてもらいました。電話してる間、気が付いた前田先生と木下さんが引き返してきてくれたので、ポンプを貸してもらうこともできたんですが、そのあいだ二人を待たせることになるし、悪いなと思い、そこでお別れすることにしました。ほんとは平城宮跡まで戻って最後に記念撮影したかったんですけどねー。

僕の復路の総走行距離は25km弱。いろいろ迷ったりしたけど1時間30分くらい?走行中の速度的にはいいカンジだったと思います。

次回のアウター奈良3は、ビワイチがいいな、ビワイチ!!

ルートはこんな感じ:http://yj.pn/6s4p7K

お昼に石舞台公演で食べた古代米カレー。「カレーに突っ込んだらあかんねんな」とボソッと言って、前田さんの失笑を買いました(笑)。

アフター「アフター2011奈良3」 #jbnsgt3

1次会:19:00~21:30@ぐるなび - 創菜ダイニング 卯乃家 梅田 E-MA店 
2次会:21:30~23:00@OPEN DOOR B2(大阪駅前第一ビル)

ご参加の皆様お疲れ様でした!スペシャルゲストに図書情報館の乾さんもお招きして、第一回の「アフター2001奈良3」をこんなにも早く、しかも大盛り上がりで実施することができました!!楽しかったです&エネルギー充填です!

鍋料理だった都合上、席の移動がやり辛くてできなかったりとか反省点はありますが、何よりこんなに早く、交流の場が持てたってのが、やっぱりあのフォーラムの求心力の現れなんだろうな~とつくづく凄いな、と思います。僕はこのつながりはほんとに大事にしたいなーと思います。

一次会ではあらぬ角度から結婚観の話になりなぜかレヴィ=ストロースを薦める波乱の展開になったり(笑)、二次会では一介のビジネスマンとしてビジネスのルールに対する想いをこんこんと語る予想外の展開になったり(笑)、これは個人的ですけどみんなそれぞれ意外な展開があったりして充実してたんじゃないかなーと。スペシャルゲスト乾さんの「カルシファー談義」にトドメを刺す、みたいな(笑)。

ただ、幹事(もどき)としては、「あれでよかったんかな」という反省というか内省というか、そういうのはある。西村さんが言った「マジあたたかい場」というのを僕は結構真に受けていて、もちろん底流に同じ思いを持つ仲間との楽しい飲み会というのがあるだけで人生も仕事も変わるけれど、それだけじゃない場もあっていいしあったほうがいいしそんな場になれる可能性を秘めてる場な訳で、テーマとか何かを準備して、もっとうまい、いい方法があったんじゃないかなと。そういうのを期待してた人もいたんじゃないかなと思ったり。せっかくハートに火がついたなら、その火を行先をしっかり見続けていくような。

2回目もやりたいなー。2回目だけじゃなく、続けていきたいなー。

図書情報館乾さんとお話させて頂きました #jbnsgt3

なんでも「それを思いついた人」の想いというのを聞いてみたいのが性分で、勢いで乾さんに「話きかせてください」とメールしてみたところ、快く引き受けてくださったので、お時間取って頂きました。

いちばん印象に残っているのは、「例えばタツミさんのほうから、図書情報館にこういう協力をしてほしいとか、グループ研修室をつかって何かやってみるとか、どんどん使ってもらったらいい」と仰られたこと。自分が何か行動するということはほとんど頭になくて、そうかそういうふうに考えればいいのかとはっとさせられた一言でした。もちろん何かをするためにはいろんなハードルはあるのでそれは判っていますが、だからといって頭からその選択肢を消していた自分はよくないな、と。

  • 3回とも雰囲気が違ってて、特に第2回と第3回は雰囲気がずいぶん違っていたと仰っていた。第3回は第2回に較べておとなしかったそう。第2回のときはそれこそ毎晩あちこちで夜通し飲んでるようなグループがたくさんあったそうだ。
  • このフォーラムに触発されて、参加した個々人が何かにつなげていけばそれでよい。小さいコミュニティが生まれるならそれもまたよし。第2回の参加者で、そういう活動を続けてる人達もいるとのこと。
  • 乾さんご自身は、こういうフォーラムがあっても参加するかどうかは微妙と仰ってて、それはなんか、こういう企画を立ててやり通した方としてよくわかる気がした。その他のことに関する御発言も含めて、徹頭徹尾リアリズムだと思う。
  • 山本ふみこさんのセッションに関する感想が深かった。
  • 企画・集客を考えられるスタンスの現実的な視点。例えばこの3年間は地元観光に貢献していたり、歴史もの企画であれば集客は読めたり。母数の多さは無視できないということであったり。
  • カルシファーの話。
  • やっぱり過去2回との違いというのが印象深かった。自分が出た回だからひいき目があるのかも知れないけど、僕は第3回はかなりよい意味でシリアスだったと思う。あまり重いことがよいのか悪いのかという議論はあると思うけれど。

うーん、まったくメモを取らなかったのであんまりうまく纏まりません(笑)。

鈴木昭男さんに最初質問しようと思っていたこと #jbnsgt3

もう1週間経ったんだなあ。初日から。
初日、車を駆って阪奈を下って大和郡山方面の案内に沿って308号に逸れたとき、その先に見える奈良市一体のすぐ上空万遍なくうす雲のような霞がかかっていたのを思い出す。「たなびく」っていうの?神秘的で胸が騒いだ。

「自分は何をするのか」と考える熱源。
ときどき、3日間で思ったことを、思い出すように書いてみようと思う。

2日目の鈴木昭男さんのセッション、離婚に関する質問を思い切ってしてみたんだけれど、最初の30分のお話を聞いている最中は、全然違うことを考えてた。なぜか、質問しようということだけは最初から思っていて(質問しないという想定はゼロだった)、自分のなかで質問を醸成しながら聞いてた。

当初、頭の中で湧いてきた質問は、「僕は貴方のことが嫌いです」というものだった。

今、世の中には、「自分の仕事にやりがいとか楽しさを感じない」という人がたくさんいる。そういう人たちの中には、自分のやっている仕事に「感謝」を貰えない人達が少なくないと思う。例えば日々送電の保守をやっている人がいたとして、その人の作業がなければ電気を使った便利な暮らしは成り立たないのに、目立った感謝の言葉を貰うことは少ないと思うし、その仕事の話をしても「ありがとう」と言われる局面は少ないと思う。その上、家族にもほとんど日々の働きの感謝を伝えてもらえない人が少なくないように思う。かたや、鈴木さんは、いわば好きなように、好きなことを追究して生きて、こうやって一席ぶって、それで、さっきまで見ず知らずだった鈴木さんに「ありがとうございました」と本気で感謝する人達がたくさんいる。なんで、僕たちは身近な人の頑張りに感謝できないんでしょう?

こういうことを、ぐるんぐるんと考えていた。そしてそのうち、自分は、自分の働きと、生活というものが切り離せないことに気づき、お話を伺った後の3人でのディスカッションで、たまたまお相手が女性2名だったので、

「正直、鈴木さんみたいな男性って、旦那としてはどう思う?」

と聞いてみた。そこから急速に、先に書いた僕の質問はバカみたいになっていって、自分の中での「働く」ことに関する根本的なところにどんどん踏み込んでいって、初めて鈴木さんが語ってくださったことの根本の部分がわかったし、追加で質問して聞いてみないと判らないことも明確になった。

そこでもって、ディスカッションしてくれた女性2名が「質問しなきゃ!」と背中を押してくれたので、いの一番に手を挙げ質問することが出来た。

今思い返してもあれは稀有な体験。原点に立ち戻れたし、「考える」スタート地点に立たせてくれた。

「自分の仕事」を考える3日間 1/10

”言った後で急に 僕は何故だかわからず泣いた”
(『FRIENDS』/B'z) 

B00005F5BX FRIENDS
B’z 
BMGルームス 1992-12-09

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自分の出不精を差っ引いても不思議なもんで、
初日当日の朝、「参加者同士が話し合うように進行する」などといった、前年の記録を思い出しながら、「あーめんどうなもんに申し込んでしまったなーそれも3連休3日とも使ってー」と思っていたのが、昨日のセッションが終わる頃には既に「祭りの後」「宴の後」を思ってメランコリック。

しかしこのイベントは参加した場で刺激を受けたり楽しい時間を過ごしたりするのが狙いのイベントじゃない。だからこのイベントが終わってしまうことを残念がるのは少し筋違い。なにより寂しさに感けて今日のセッションを台無しにしたら意味がない。 

最後のまとめで西村さんが仰っていた、「こういうものは区切りをつけてなければならない」という言葉の意味は痛いほどよくわかる。痛い程、というのは心中お察ししますという意味じゃなくて残念で仕方がないけれどそうでなければならないという意味で「痛い程」。何かを感じ意欲が湧いたら、「やってる人じゃないと」とか「思いだけじゃないくて実際にやりだしやり続ける工夫」とか、大事なヒントはいっぱいもらってる。

  • 皆川明さん
    • 僕に取っては、昨日の中村さんのお話以上に、最高にリアルなビジネスの深いところが聞けた。
    • リレーするとき、「最高のスピードで」というところが印象に残ると(西村さん始め)たくさんの方が仰っていたが、僕は「苦しくてもノリノリで繋ぐ」と仰った言葉のほうがより鮮明で感動した。
    • 価値の下がらないもの、ゴールはない、100年続くブランド→100年でいいのか→創業15年経った今も「ここから最低100年は」
    • ミナペルホネンのオマージュは意味がない。
    • ロングスパンでみた大量生産。質量。
    • ガンジーセーター
    • 皆川さんは計算に強いと言っておられた。中村さんは計算が苦手と言っておられた。

ほんとうになんだかよくわかんないんですけどこのタイミングで僕はなぜか涙ぐんだんですよ。

  • 伊藤ガビンさん
    • 訳わからん。と人には言わざるを得ないほど、自分がどう解釈したかを伝えるのが誰にとっても難しいセッションだったと思う。
    • 西村さんはガビンさんをラストに持ってくることを最初から意図してたような気がする。最後にありきたりの結論にならないよう、引っ掻き回したんだろうか?
    • 口ロロは知ってたけどいけすかん感じで聴いてなかった。聴こう。
    • 歴史にマッピング vs 答えの出ていないものが好き
    • それぞれの人がどこに意識を分散するか もしくは集中するか

関心空間のたかはしさんと話が出来たり、得難い体験を得難い質量でぎゅうぎゅうにインプットした3日間。最初にも書いたけどこれが今日だけのことで終わってしまっては意味がないし、単に楽しいというだけでこのイベントはもちろん関係性をつなげていくだけでは何にもならない。僕が仕事上で悩んでいることは分かりやすくはないけれど表に出しているので、仕事に関する行動や考えの記録をオープンにしていこうと思う。

今日の自分に向かって手を振ろう。

"問題は依然、解決しない 
うまい話も基本的にない
明日怖い?怖いのは自分 
そんな毎日を生きるのも自分
今日の自分に向かって思い切って

手を振ろう さぁいま 手を振ろう"
(『手を振ろう』/稲葉浩志) 

B003UIUBT4 Hadou
Koshi Inaba 稲葉浩志
バーミリオンレコード 2010-08-18

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「自分の仕事」を考える3日間 1/9

いやこのすばらしいイベントがあと1日で終わりなんて。
そして全3回の第3回が終わるということで、もう今後参加できることはないなんて。
参加するだけでは意義はないことは判っていても、なくなるってことは寂しいもんだよね。

元来、早め早めに目的地に移動してしまう性で、
今日は昨日の実績を活かしていくらか遅く家を出たのにそれでも8:20くらいに到着してしまって、駐車場開門の列に並ぶ(8:45開門だった)。休日朝の阪奈道が空き過ぎてんだよ!(笑)

昨日の行きはラジオが流したのがミスチルの『未来』でなんか暗喩的で格好いいのでそれをリンクに貼ってみたけど、今日は帰りのラジオが流したのが槇原敬之の『もう恋なんてしない』でなんかなあ。なのでそれはリンクせず、会場の朝カフェとランチでお世話になってる「庭禾」さんのリンクで。撤収前でディスカウントになったピタサンドを買って帰りました~。

瀬戸暮らし日記

via niwakalife.exblog.jp

昨日の御三方は「社会活動」「公人」的な色合いが濃淡はあれ共通したところだったけど、今日の御三方はそういう面は少なく(中村さんは「社会問題的な面はあんまり」と仰っていたし)、そういう意味で昨日のように「大上段」に構えたことを考えずに済む分、自分の問題に引き付けやすかった。しかしながら、引き付けやすい分現実的で出口のない話になりがちで難しい面もあった。

  • 鈴木昭男さん
    • たどたどしく、離婚に関する剛速球質問をさせて頂いたが、少し困られた表情をされていらっしゃったけれど、鈴木さんは僕の目を一度も外さずにお答えしてくださった。お答え頂いた内容もさることながら、あの姿勢は心から誠実な人の姿勢だと思うし、一朝一夕に身につくものじゃないと思う。
    • でもやっぱり不躾な質問には違いないと思い、後からお礼とお詫びにいきました。そこで言葉を交わさせて頂いた空気感が極上。あれだけで僕の中では鳴ってます。
    • 「鈴木さんのような男性と結婚するのはどう思うか?」という素朴な問いが、まさか次の山本ふみこさんのセッションにつながるとはこの時点では夢にも思っていない。
    • でもANALAPOSはセックスかも知れないってことは僕は一目見たときから判っていましたよ。
  • 山本ふみこさん
    • 僕の中での「主婦=仕事か」議論にひとつの終止符。
    • いかに自分のアクティビティーにかかるストレスを減らすか。これは『グーグル時代の情報整理術』と同じことを言ってて面白かった。
    • 「成り行き」のこころは僕は完璧に理解できていると思う。
    • 3人組になった方の、図書館勤務の話はかなり重いテーマだった。
    • 山本さんはかならず質問者の正面まで移動されてた。
  • 中村好文さん
    • エンケルハウスのことも秋篠の森のことも、奈良県民なのに知りませんでした。情けない。
    • 中村さんの話を聞きたくて参加したという人を何人も聞きました。
    • 仕事に関するスタンスとしては、実際にそれを選択するかどうかは別として(背伸びもしないし卑屈にもならない、とか)、自分が一通り考えてきたことと最も合致する方だった。
    • 相性。相手が本来持っている能力を引き出せなかった。
    • 事務能力がなかったことが「有利に働いた」・・・ある種の戦略性
    • 計画性がないこと
    • クライアントに設計会社があるが、そう言えば中村さんのような物腰の方がほとんどのように思う。なぜだろう?

  •  

    「自分の仕事」を考える3日間 1/8

    待ちに待った”「自分の仕事」を考える3日間”。
    ミクシィで「奈良県立図書情報館」コミュを運営しているくらい(と言ってもほとんどトピックも立たないけど)溺愛している奈良県立図書情報館でこんなスゴいイベントをやってたことを、第1回の2009年に知れなかったことを残念に思いつつ、念願の参加です。

    車で阪奈道路に乗る前、fm802が流してきたのがMr.Childrenの『未来』で、なんか印象的な。

    「生まれたての僕らの前にはただ
    果てしない未来があって」
    (『未来』/Mr.Children)

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    全体を通じては、「自分の”働く”ということについて」引き付けて考えることが、多少はできたけどとにかく難しかった。ゲストの方の話の、ご自身の仕事の活動そのものを題材に考える面と、仕事で関わられた対象を題材にする面とがあって、何を主語にして会話すればいいのか、躊躇することがしばしばあった。

    • 広瀬敏通さん
      • 「 今、災害が起きたら何をするか?」という質問の仕方と、それに対する回答。
      • 参加者17万人というのは日本の人口の0.1%ちょっとで、社会に浸透しているとは到底言い難いと思う。その状態で、創業者が退いてよかったのだろうか?
      • 自分の目で確かめること
      • 誰かに仕事を頼むこと。広げること。
    • 坂口恭平さん
      • 社会化するということ
      • 説得力の生み出し方
      • 言語化しないで共感を生む方法-喋りに喋って仲間にすることは意外と簡単
      • 何をやって食っていくのか?突き詰め方
      • パス-人脈
    • 川口有美子さん
      • プロ観として自分にいちばん近かった
      • 川口さんのセッションまで聞いた時点で、「今日の3人には共通点がある」とグループディスカッションで言われたことが衝撃的
      • 稼ぎを生む働きと、稼ぎを生まない働き-今の自分の仕事は、いかにすべての時間を「稼ぎを生む働き」にするかということにフォーカス
      • ALSに財源が傾斜配分される-他の病気よりもALSということか、困ってるなら各々立ち上がれということか
      • 戦略性-どうすれば実現するのか、方法・手段を知る重要性
      • ここでも、他人に頼む仕事が出てくること=拡大=仕事になるという図式