街の本屋で本を買う - 2018/10/05 ジュンク堂書店難波店『バイシクルクラブセレクション  2018年 11月号 』/エイ出版社 『Software Design総集編2013-2017 』/Software Design編集部

ちょっと寄ってみたら、欲しい本のオンパレードで困った!

ほんとうに何の気なしに寄ってみたら、そんなときに限ってあれも欲しい、これも欲しい、ってなる。あれはたぶん、「本を探す」という行為は、頭の中が空っぽのほうが適しているということなんだろうなあ、と今振り返ってみて思った。暇つぶしに図書館に行ったときのほうが、目にした本に興味を覚えることが多い気がするし。

とりあえず足を運んだIT棚で、目に飛び込んだのがこれ。

Software Design総集編【2013~2017】

DVDに5年分収められてるそうで、「いくら?」と思って裏表紙見たら¥2,000。¥2,000!? マジで!?

買おうかなあ、どうしようかなあ・・・とうろうろしていたら次に目に飛び込んだのがこれ。

世界の終焉 ―今ここにいることの論理―

これは読みたいなあ・・・でも今図書館から一冊借りてきてるのがあるしなあ・・・とりあえずブックマークしておくか・・・とケータイ取り出してブックマークしながらうろうろしたら更に目に飛び込んだのがこれ。

「待つ」ということ (角川選書)

もう勘弁して。時間のかかることはすべて短縮もしくは無くしてしまうのが絶対正義みたいになった世の中で、これを押し進めていった先、時間に余剰が生まれたとしたらそれをどのように使うのか(そしてそこにまた短縮すべきもしくは無くしてしまうべき時間が生まれてくるのか)という命題と、押し進めていくことに幸せがあるのかという命題の狭間で悩み、「かけなければいけない時間」逆に「どうしようもない時間」これをそのまま「かけなければいけない時間」「どうしようもない時間」として扱える耐性というのは重要になるんじゃないか、と、つまり「待つ」ことの重要性を考えようとしていたところに鷲田清一氏で『「待つ」ということ」ですよ。うわー待ってくれーって思わず口走りそうになりましたよ。

で、「今日何冊買おうかなあ・・・」と思いながらぶらぶらしたらぶち当たったのがこれ。

明日の前に

難波店の店長に本気で一押しされたら買わない訳にいかない訳ですよ。『有限性の後で』も読んでないんですけど・・・とその2冊を手に取ってパラパラしてみたらもう全然ついていけません。もちろん今までもついていけなかったんですけど。これはちょっと思いつきで買っていかず読める時間をちゃんと確保したときに買おうと冷静に。

で、最終的に買うことにしたのが、『Software Design総集編2013~2017』と、これ。

バイシクルクラブセレクション ラクに走れるロードバイク術

奇しくも両方「まとめサイト」というか、過去記事のセレクション集。音楽でいうベスト盤というか全集というか。でも出版物としては、こういう「アーカイブ」をうまく組み立てて出してくれたらいいと思う。特にバイシクルクラブセレクションは、テーマに沿って過去記事をまとめているもので、これって結構ニーズあるなあと思いました。

街の本屋で本を買う - 2018/09/08 ジュンク堂書店難波店『さよなら未来――エディターズ・クロニクル 2010-2017 』/若林恵

さっそくdポイントを活用。
『さよなら未来』は図書館で借りて読み終えたのだけれど、読み終えたその瞬間に「これは手元に置いてときどき読み返さないといけない本だなー」と強く感じて、それからそんなに間を空けずにたまたまジュンク堂に入ってdポイントが使えるようになったことを知って、これはいい、dポイントで『さよなら未来」買おう、と思い立ってようやく買いに行けました。お店ではdポイントのモバイルアプリのバーコード見せるだけで至ってスムーズ。dポイントがジュンク堂で使えるというのは本当に大きい。願わくば、honto!のオンラインストアでは使えるようにならないでほしいかなー。

さよなら未来――エディターズ・クロニクル 2010-2017
 2010-2017 若林 恵

岩波書店 2018-04-20
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B'z "B'z LIVE-GYM Pleasure2018 -HINOTORI- 2018/09/15@ヤンマースタジアム長居

生きている間にあの曲をもう一度生で聴けるとは思ってませんでした!

こんなサイト誰にも引っかからないですが、マナー上、以下、ネタバレありです。しかし、ライブ前にもちょっと頭を過ったんだけど、今ではライブの情報とかウェブで検索しても、引っかかるサイトってアフィリエイトがらみの情報サイトばっかりなんですよね。セットリストとグッズ情報だけ並んでるような。10年前だと検索するとそれはもうわらわらぞろぞろと個人の感想が満載のホームページやブログ(がもう広まってた頃かなー)が検索結果に並んで、見出しの引用だけでセトリちょっと見えちゃって「あ”ー!!」みたいなこと結構あったと思うんだけど。今じゃウェブでそういうこと発信するほうが珍しいというか。なんかそういう時間がみんななくなっちゃったんでしょうね。あの頃はそういう「無償」の遊びに使う時間がまだあったんだと思う、今やそういうのもアフィリエイトとかで「対価」つきじゃないとやってられない時代になったんでしょうね。インスタとかで感想書いてる人はまだそこそこいてるものの、インスタというSNSの特性上、感想というよりは音楽雑誌とかラジオとかのイベントお勧めコメントみたいになってるし。

---以下ネタバレあり---







こんなもんでいいか。

ヤンマースタジアム長居ということで屋外ということで、心配のひとつは雨。B'zはファン誰もが認める雨男なので。そして自分も雨男なので。ちゃんとパッカブルレインコート持っていきました。でも実際に使ったのは5分間くらい2回だけで、稲葉さんも天に向かって「ありがとうございますぅ」と叫ぶくらい持ちました。

もう一つ、一番大きな心配は稲葉さんの喉と体調。レディクレで中途切り上げがあり、今回も直前の福岡・豊田で不調だったというのをネットで見ていて、LIVE DINASOURのとき同様、いつかは必ず来る観れなくなるときのことを思いながら1時間前に入場、ぼんやり待つ。今回はS席でアリーナの最後方、ほぼ肉眼ではステージ上の動きは見えない位置でしたが周囲のお客さんはマナー悪い人はなく、両隣も相当B'z好きと思われる男性で盛り上がれました。

『裸足の女神』は野外にめっちゃあってた!!後奏の「NaNaNaNa~」の掛け合い延々続くのは実はあんまり好きじゃないんだけど、今回はほとんどなく、とても爽やかに秋の夕暮れに響いてました。

そして『Wonderful Opportunity』!! 仙台まで行った2008年のACTION以来10年ぶり。もう聴けることないだろうな~と思ってただけに感涙。今度こそ、もうこの先、生で聴けることないかもな~もう会えないかもしれないよ~もうヤレないかもしれないよ~って頭を巡る。本当に人生の大事なときを救ってもらった曲なので、じっくり耳に落とし込むように聴く。やっぱりこの辺の年代の曲を聴くと、大学時代を、大学からの親友との切磋琢磨を、胸が焦げるくらいの熱さで思い起こす。

唯一、事前にHINOTORIについて目にした情報はファンクラブのインタビュー記事だったと思うんだけど、そこでHINOTORIについての解説が語られていて、そのテーマにちょっと「ん?」と思ってはいました。うーん、それ持ってきて魂盛り上がるかなあ、みたいな。確かに30年と言う時間を思えば、その間には本当に様々な出来事が誰にも積み重なっていて、その中には戻れないような想いが募る出来事もあるでしょうけれど、なんというかそれはライブで消化できないのでは?と少々疑問で。

で、ライブ中の演出を振り返ってみると、「B'zのLIVE-GYMへようこそ」もかつてBrotherhoodのときにやった紙コップver.のだったり、Spilit Looseのときのオープニング映像を流したり、極めつけはLOVE PHANTOMのダイブをやったり(今回はスタント入れ替えなしで本人がほんとに飛んだように見えたけどどうなんだろう?これもウェブで探ろうかなと思ったけど以外と簡単なワードでは個人ブログとか引っかからないんだよね)、過去のステージを再演してくれる中で、MCは常に「感謝」に溢れる言葉で。そう言えば歌詞もやっぱり変化してて、昔は「終わらない旅をする」なんて言ってもすっごいまだ先がある感満載だけど、ここ数年は「もうここまで来たんだから」という、開き直りじゃなくて覚悟のようなものを滾らせる言い回しが多いと感じていて、それは今回やった『光芒』の「自分を救う それは自分なのか 今更答えはいらない」とか、『パーフェクトライフ』もそうだし、思えばACTIONあたりからそうなのかな、その覚悟を感謝で包んだような言葉をたくさん聞かされた。

だから、長い年月生きてきたら、いろんな出来事があって、いろんな記憶があって、いかんともしがたい事柄というのも多少はあって、そういうのもひっくるめて生きていこう、という大きなメッセージに、LOVE PHANTOM-HINOTORI-LOVE PHANTOMからアンコールのBrotherhoodのMCに繋がる流れで感じ取れたのでした。

強く心に刻んだのはやはり時間がそう残されていないということ、残されていない時間をどう生きるかということ。残されていない時間を少しでもよく生きるために、彼らのような真摯で謙虚なスタンスをもう一度真似しなくてはいけないなということ。よりよく生きるためにそれは絶対に必要なことで、今の僕の周りは少しでも自分を大きく見せようとする人たちであふれかえっていて、言葉の端々に少しでも自分を大きく見せようという意識が零れ出ているような人たちであふれかえっていて、自分もうっかり負けじとその言葉の応酬にのっかってしまっている。この厳しい世界ではそういう戦いを制していかなければならないけれども、やはり自分はそのやり方ではないやり方で自分の人生を制していきたい。そのための準備は紆余曲折ありながらもなんとか続けられているし、言葉も準備できつつある。長い年月の中で起こったあらゆる事柄に感謝を込めつつ、B'zから生きる喜びのためのリスタートの時間をもらえることを感謝して、また手を抜かないように生きていきたいと思えたPleasureでした。


独走会 - 2018/08/17 奈良

”この河を辿ってゆこう 悲しみのルーツを探して”
(『ROOTS』/B'z)

パッキングも周到に済ませ、新しいジャージを新調し、ウェア類もすぐ着れるよう準備し、GARMIN Edgeにルートマップも読み込ませておいたけれど、夏休みのスケジュール的に前日早めに就寝できないことは予め分かっていて、それでもロングライドできるように持っていこうとしたものの、起床はやはり万全には程遠くて相当逡巡した末に宛のない近場ライド。

そんなときにとりあえず向かうのは転害門。

害が転ずる、と意味ありげなのに実は元々はその字ではなくて後世の当て字、とか。意味を求めてしまうことの光の面と、影の面。ありのままをありのままで受け取れることと、受け取れないこと。

鴻池運動公園のスタバで一服しようと登ったらまだ開店前、とか。計画してもうまくいかないのに、無計画なら更にうまくいかないことが増えるばかり。

それでも南大門を見上げて、

皆目逃げない鹿に借景させてもらって、

浮雲園地を流しながら見上げる夏の空の美しさで、近場にこんな場所があるありがたさを再確認。


とてもありがたいことが多いのに、時間に追われて感謝の気持ちをすり減らして、習慣的に感謝の気持ちを表面に出せる人々に遅れを取り続けて、惨めな気持ちに追い込まれ、だから遠く離れた過去への感謝の気持ちなんて言うべくもなくなる。それを取り戻すための仕掛けがまだ見つけられないけれど、探し続けている。

”誰もが同じものを 同じとき 同じように 愛せないけれど" (『ROOTS』/B'z)

その仕掛けをもしかしたらこの自転車という趣味が阻害しているのかもと最近思い始めている。思うように乗れず、練習もできず、もうかれこれ8年もやってこれくらいしか伸びないし、思うように乗れないことがストレスになるくらいなら、そんな趣味は捨ててしまったほうが良い人生を送れるのではないか。

”この河を辿ってゆこう 悲しみのルーツを探して”(『ROOTS』/B'z)

街の本屋で本を買う - 2018/07/31 ジュンク堂書店難波店『現代思想 2017年9月臨時増刊号 総特集◎かこさとし 』/青土社

國分功一郎xかこさとし対談、のポップで即決。

その割にはそのポップを写真に撮ってないんだけど。

中途半端に時間が空いたので難波のジュンク堂へ。オフィスからすぐのところに本店があるんだけど、なんとなく未知との遭遇は難波店のほうが相性がいい。ちょうと昨日、『100分de名著 ペスト』を読み返し、最近最新の哲学とか思想とか全然触れようとしていないなあ、でもろくに(趣味で)本を読む時間も取れないし致し方ないよなあ、と諦めて寝たところ。かといって哲学書とか見ようとはっきり思ってジュンクに行った訳じゃないので意味もなく「料理」の棚を一棚ずつ眺めて回ったりし、巡ってきた『現代思想』の棚でポップつけられてたのがこれ。買わない訳ないよね。僕が難波店に行った後しばらくの間に難波店に行って『現代思想』の棚に行って、「かこさとし特集」ってポップがあるのにその本そのものがない、置かれているべきところがぽっかり空いてる棚に巡ってしまった人、すみません。

4791713516 現代思想 2017年9月臨時増刊号 総特集◎かこさとし ―『だるまちゃん』『からすのパンやさん』から科学絵本、そしてあそびの大研究まで・・・広がり続ける表現の世界―
かこさとし 國分功一郎 中村桂子 池内了 蜂飼耳 枝元なほみ 猪熊弘子 岡崎勝 渡邉麻里子 藤原辰史
青土社 2017-08-28

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ジュンク堂書店難波店 大阪府大阪市浪速区湊町1-2-3 マルイト難波ビル3階

独走会 - 2018/07/01 津 95.6km

覚えてもらえているというのは、どういうことか。

 思えば本当に人とのつながりを粗末にしてきた人生で、人生のステージが変わる度にそれまでの人間関係をばっさり絶ってきた。中学生から高校生になったときもそうだし、高校生から大学生になったときもそうだし、大学生から社会人になったときも、社会人で転職したときも。より現在に近いステージの人間関係はまだそれでもいくつか保ってもらっている人たちがいるけれど、学生時分は本当に酷かった。保育園の頃からの友達で、高校進学で別々の高校に進んでしばらく疎遠になっていたマエちゃんから社会人になったかならないかくらいの年に不意に年賀状をもらい、そこに「返事はいいよ!永遠に友達!」と書かれていたのを読み、返事を出そうかと思ったものの「返事はいいよ」と書いてあるのだし出したら却って迷惑なのだろう、などと考えられない薄情さでそのままにしてしまったり、中学生時代、MSXでゲームづくりに夢中だった僕は、同じようにゲームづくりが好きなドンちゃんとゲーム制作グループのマネごとをやっていて、PCを持てなかったどちらかというと厳しい家計の家庭で育っていたドンちゃんにゲームシナリオを描いてもらい、それを僕がプログラミングするということをやっていたのだけど、中3も夏休みをすぎると流石に時間が追いつかなくなり、それでもドンちゃんは毎月律儀にシナリオを書いて渡してくれ、一向に出来上がらない状況にも「いいねんいいねん楽しいから」と何も言わず、そうこうしているうちに受験も終わり、ドンちゃんとも違う学校に進むことになり、その少しの罪悪感も新しい高校での仲間に馴染んでいくうちに薄れていって忘れてしまった。

 流石に社会人になって何度か転職してしばらくして、この人間関係の粗末さ加減は取り返しがつかないと気づいたものの、そのときはもう本当に取り返しがつかなかった。周りはみんな、人間関係というものをビジネスでも十全に利用していた。それは至極当然のことだった。ビジネスは人と人がやるのだから。中途半端にテック界隈を過ごしてしまった己の勘違いを恥じた。それでもせめて並のテックスキルがあれば渡っていけただろうけど、もはや僕にはコーディングのスキルすらなかった。

 どれだけSNSが浸透しても、会わなければ関係は希薄になる。ところが、僕のことを覚えてくれている人がいる。例えば、TRANSITで出会った向井さん、ヤッさん、キンコさん。去年は不意に昔の会社の恩師が連絡をくれたりもしたし、当時のビジネスパートナーで一緒に仕事をさせてもらっていた方からも連絡を頂いたりした。

 覚えてもらえているということは、どういうことだろう?

 もう二度と会わなそうな人なら、もうどうでもいいじゃないか。僕の薄情さは、紛い物の潔さと根っからの無精で成り立っていた。だから、一期一会とか、まったくよくわからなかった。だけど、そんな薄情さを全面に出している僕を覚えてくれている人たちがいる。

 自分を思い出してみようと、100km走れる、故郷を辿るルートを選んでみた。


 笠置。いつか早朝に事故に遭ったことを思い出す。


 上野。母校の周りに並ぶ家庭教師の幟。あそこにも間違いなく僕の人生の分岐点があった。


 長野峠。大学生の頃から未知に挑まない性分だったから、完全に地元と言える場所なのに知ったのはほんとにロードバイクで走ってから。


 津。今、間違いなく僕は再び人生の分岐点にいる。いい加減にやり過ごしてしまった時間は取り戻せない。それでも僕のことを覚えてくれている人たちがいる。もうマエちゃんやドンちゃんは僕のことを忘れているだろうし、僕の後悔なんて朝露よりも小さい、気にも止めないようなことだろう、だから僕から声を掛けることはもうできないだろう、だから、だからこそ、僕は今まで僕と関わってくれた人々に感謝の気持ちひとつを忘れずに生きていこう。

 ”いくら舌打ちしても 戻らない日々よ”
 (『ミエナイチカラ』/B'z)

 そう思いながら到着の写真を2,3枚撮っていたら、おじいさんが話しかけてきた。「遠くからおいでですか?」一期一会の意味を少しだけわかった僕は、おじいさんの奥さんであろうおばあさんが「おじいさん、早く」と横断歩道の向こうから急かすまでの五分ほどを、淀みなく会話することができた。

 知っている道でも走る度に新しい道になる。独り走るのはどの道を走るのであっても、新しい道を探すことに同じ。

 以下、箇条書き:

  • 今回は本当に調子がよかった。60km過ぎからのいつものペースダウンも乗り越えることができた。後半も、太ももの痛みで回すのが嫌になることなく、走り終わってもまだ体力に余力があった。
  • この好調に思い当たるのは毎日のストレッチか。ハムストリングスが硬いのはよくないと分かっていたので、ここしばらく就寝前の運動はストレッチとブリッジにしていた。
  • ストレッチとブリッジにできたのは、毎日のローラーを4分インターバルから普通の10分間走に変え、体重コントロールはこっちでいいかなと思ったから。もちろん、ペダリングの改善にも繋がっていたと思う。
  • 今回の課題は向かい風。伊賀上野抜けて長野峠までの20km、平均3%くらいの登りがだらだらと続くところをずっと向かい風で辛かった。それでも気持ちが萎えることなく登りきれた。
  • 休憩のタイミングで毎回しっかり補給するようにしてみた。塩おにぎり1個とエナジーチャージ系のゼリー1つ。28kmの笠置と50kmの伊賀上野で。伊賀上野ではメイタンも。これがよかったのだと思う。
  • SUEWを今回始めて完璧に装着できた気がする。
  • チェーンが、特定のギアのときにカシャカシャいってる気がする。抵抗はないし速度も問題なく出てるので支障はないんだろうけど一度チェックする。

独走会ランナバウト・街のサテンで豆を買う - 2018/06/17 ROKUMEI COFFEE

美容院行くついでに富雄まで。身軽で気軽なご近所ライド。

とは言え、平均斜度5~6%の上り・下り路なので、行きも登るし帰りも登る、という加減良いルート。帰路はいつも文字通り帰路でしか通らない、つまりライド熟して疲れ果ててる状態でしか登ったことなかったので気持ち億劫だったんだけど、体力がある状態ならさすがに普通に登れた。

やっぱマンデリンですよマンデリン!ビターストロングをガンガン飲む!と言いつつ、開店一周年記念の10%増量カードをもらってたので、グァテマラCOEも一緒に購入。フルーティフレイバーと言われるような種類の中では、グァテマラぐらいまでが好み。ちなみに今回は体力も気持ちも余裕があったのでバイクラックは正しく使えました。

最近、大型のサドルバッグをだいたい使っているので、ロードバイクを日常使いするときちょっと手間だなと感じてたりしてたところに、ふと思い出したウィングナット・バイシクル・バックパック。ときどき街でも見かけますが、バッグの位置が腰くらいまで低いタイプのバックパックで、前傾姿勢を取ったとき背中に背負わないので負担が少なく暑さも少ないという機能性。何かを背負って走るというのがどうもカッコよくないなと思って最近全然使ってなかったけど、やっぱりこのバックパックよくできてる。で、さっと家を出て走り出せるように、リペアツール類はこんなふうに、
100均とかでよく打ってるツールケースに、スペアチューブ・タイヤレバー・マルチツールの3点セットを詰めて合って、大型サドルバッグのときはこのまま詰める、バックパックのときでもカバンにこのまま放り込んで出発、と、煩わしさのないような工夫。いよいよシーズン本番、お使い程度でもこまめに乗るようにするぞ。

以下箇条書き:
  • 右シューズのSPEEDPLAYの遊びが大きくなり過ぎているのでアジャストする。
  • 体幹を使った登りが少しわかってきた。
  • いよいよサドルがちょっと低いか?
  • 後輪が圧不足でパンク寸前だったので忘れず入れなおす。

独走会 - 2018/06/03 高の原-大津-京都 61.8km

ばらまいてよ Good News。
(『SUPER LOVE SONG』/B'z)

ネットが浸透して、何が一番大きな影響かってやっぱり流言飛語とかデマとかフェイクニュースの類の爆発力だよなあと、その昔は口コミで取り付け騒ぎが起こったりしたことを思い起こしながら考えることが多くて、やっぱり今までにない革新的なものが現れたとき、それを徹底的に利用しようとするのは善いことをしようとする人より悪いことをしようとするほうなんだなあと少し絶望的になったりもする訳で、そんなとき決まって思い出すのが「ばらまいてよGood News」という、あの曲に唐突に現れるフレーズ。やっぱり、悪いニュースに塗れて生きるより、グッドニュースをできるだけ伝えるようにして生きるほうが当たり前によい人生になるよなあとつくづく反省する。

なので、今回、できれば長距離走れれば走りたいけど家からだと行ける先が決まってるので、ちょっとでも輪行で帰ってきやすいところまで車で行こうと特急の止まる高の原まで車で7:00過ぎに行ったら当て込んでいた駐車場が軒並み8:15営業開始でのっけからテンションが下がったとか、それでも中途でやめるのはやめようと走り始めて最初の休憩地点と見込んでいた宇治田原のコンビニが潰れていて撃沈したとか、そのうちやっぱり喉が少し痛いような気がして今日は遠出は断念とか、そういうことはうだうだ言わないことにする。

QUOC NIGHTは相変わらず調子いい。

うだうだ言わないけど、それでもさすがに、遠出を断念したけれど大津から輪行はさすがにちょっとと思い、京都までは走ることにしたものの、大津ー京都間のルートだけはほんとに閉口!

一般的には1号線だと思うんだけど、追分あたりのルート変更がほんとによくわからなくってキライで、あの辺をパスするために今回は小関越ー琵琶湖疏水第一堅抗というルート。

ほんとにここからであってるのか…

疲れてまともに撮れてない琵琶湖疏水第一堅抗。

下ってきたところで出会った京阪京津線。四宮駅。

この辺まではよかったんだけど、この先、旧東海道を走った先で大迷走。

GARMINもGoogleも、渋谷街道では西に行けないと言う。GARMINは醍醐道に導こうとしてたようで、途中で「これあってる?」と気づいてさすがに怖くなってしぶしぶ1号線ルートを選択。あそこめっちゃ怖い…。

大津ー京都間のいい道があればかなり走る選択肢が広がるんだけど、みんなあんな怖い思いして京都から大津に出てるんでしょうか?もっと北側の峠で出てるんでしょうか?ちょっと調べてみよう。

極めつけは帰り近鉄特急で輪行しようとして特急券買おうとしたら、まだ12時台なのに案内される特急が15時台!「なんで!?」と思ったら日中の特急は高の原止まらないらしい…完全に誤算。でも日中の急行はそれほど混むこともなく、自転車担いでてもあまり人様にご迷惑かけることもなく無事帰ることができました。

マイナスに考えることはいくらでもできるし、悲観的なところを自分の特徴みたいに考えてきたけれど、この先自分がどんなことをしてあげられるかなと考えると、できる限り前向きで少しでも何かをよくする楽しくするほうが望ましいと心底思ったので、今回のライドも、短い距離だったけれど、口をついたのは「梅雨前の貴重な晴れに走ることができて嬉しい」だったのでした。

箇条書き:

  • 喉の痛みの不安はあったものの、走り自体は快調だったと思う。走っている間に疲れは一切出なかった。
  • 前日にフレイムで読んだ、「小指で握る」は結構効果あったと思う。
  • やっぱりもうちょっと食べないといけない。
  • 感覚的には、こうやって山道が好きになるんだろうなあという感じ。やっぱり、車が多いのは怖い。
  • 高の原案は今後却下。
  • ビブは3/4でもよかったかも。結構、ロング履いている人を見かけた。
  • 初志貫徹すること。計画を途中で変えるときはもっと細心の注意を払うこと。
  • 平地巡行30km/hを目指す。