奈良自転車道

の、一部を走ってきました(笑)。

風邪気味なのと風邪薬のせいとで体がだるくって、でもこういう状態で会社に行くとたいてい治るので、きっと体を動かすとましになるぞ、と思いReal Streamを駆り出す!

もともと今日は暗峠越えに挑戦するつもりだったけどさすがに体調が心配なので止めといて、さてどこ行こう?と何も決めず漕ぎ出して、結局実家へ。
実家は大和郡山にあって、所要時間は片道約50分。My Tracksで振り返ったら、完全に行きが下りでした。
奈良には奈良自転車道というのが3つあって、偶然途中でその1つに。こんなとこ通ってたんだ~。

今日もたくさんのツーリストに出くわしました。年齢層の高い、地元ツーリストが多かったな。 

epub & Blackberry

Blackberryでepubフォーマットを読もうとすると:

epubフォーマットファイルを直接Blackberry上で読める。

Moblipocketはmobipocket方式が読めるアプリで、epubフォーマットを直接読める訳ではない。
けれど、Windows上のMobipocketで、epubファイルをmobipocket形式に変換してBlackberryに転送できる。
Office文書、PDF文書、テキスト、HTMLなどをmobipocket形式に変換できるので、こちらのほうが便利かも。

そのepubフォーマットファイルを作成しようとすると:

「後で読む」式のサービスだけど、保存したhtmlファイルをepubフォーマットに変換して出力できる。
epubの他、kindleフォーマットにも変換可能。kindelフォーマットって、mobipocketとは違うの?・・・違わない。kindleフォーマットで出力させるとprc拡張子のファイルができるけど、mobipocketフォーマットにするとprcにmbp拡張子のファイルができる。

Kindle for Blackberryで読めばいい、と思ったけど、Kindle for BlackberryはAmazonでKindle形式の電子書籍を購入して閲覧するだけで、ファイル転送して閲覧することはできなそう。トータルで便利そうなのはMobipocketかなあ。 

『モバイル・コンピューティング』/小林雅一

4569775691 モバイル・コンピューティング
PHP研究所  2010-02-06

by G-Tools

「モバイルったって、パソコンが小さくなるだけだろう?」程度の認識しかなかったところを、インターフェースの変化・進化をたどって根本的なところを理解させてくれた良書。モバイル・プラットフォームで始まっている主導権争いの構図は概ねこれまでのIT業界で起きてきた主導権争いの構図で理解できるけど、「モバイル・コンピューティング」の本質的なところは、インターフェース抜きでは理解できないところだった。「モバイルだからキーボードをつける余裕がない」程度の話じゃなかったのだ。

モバイル・コンピューティングは、「モバイル」だから、いつでもどこでも「情報処理」ができる、もしくはそれを実現する、ということ。古くはホストコンピュータの時代は情報処理ができる場所は「ホストコンピュータの設置場所」で、それがパーソナルコンピュータとなって「パーソナルコンピュータのある場所」となり、パーソナルコンピュータがノートブックになって「ノートブックが置ける場所」になった。そして「モバイル」になると、もはや置く場所も問わなくなる。いつでも「持っている」。その代り、どうやってコンピュータに情報処理を「させるのか」というインターフェースの問題が現れる。だから、インターフェースを理解しない訳にはいかなかった。
実用的な情報処理、例えばアドレス帳管理とか写真管理とかは、処理のバリエーションはそれほど多くなく、従ってそれほど多様なサービス提供者も求められないと思う。写真管理で言うとPicasaかFlickrとあと1種類くらいが世界で提供されてば十分。それは裏を返すと、この分野での仕事に従事できる人間がそれだけ少なくて済むということで、それだけ仕事がなくなることを意味する。これまでは、ローカルマシンで処理するが故に、ローカルマシンで動作するアプリケーションを選択することになり、それだけ開発の仕事があった。iPhoneとAndroidというプラットフォーム/マーケットが新たに現れたけど、本質的にはアプリケーションの規模と寿命はどんどん短くなると思う。小規模な開発体制で開発できる環境ということは、1つのアプリケーションはそれだけ短期間しか収益を上げられないということだ。矢継ぎ早にアプリケーションを提供し続けない限り、その開発団体は事業継続できなくなる。でも、ゲーム以外にそんなにバリエーションのあるアプリケーションカテゴリがあるか?ゲームですら、出尽くした感があるというのに。
この「仕事が無くなる」漠然とした問いへの解の道は、第6章「キンドルと出版産業の未来」にかすかに提示されているように思う。

p9「HTC DreamのCPUの処理速度は初代クレイの6.5倍、メモリーの容量は実に48倍」
p12「携帯電話端末の売上は2008年に3589万台と、前年よりも29.3%減少、また2009年上期には前年同期比で14%も減少」
p20「2種類のモバイル端末向けチップ ムーアズタウン メッドフィールド」
p46「ABC(Activity Based Computing)」
p70「1984年」
p71「キャリアを中心とするモバイル産業の構図は、少なくとも、つい最近まで、日本と米国とで驚くほど似通っていた」
p78「2007年7月31日に採択された」「無線インフラのオープン・アクセス規制」「700MHz帯の電波」
p82「契約利用者を獲得するには、一人当たり50~100ポンド(7500~15000円)もかかる。
p100「コンピュータがユーザの置かれた状況(コンテクスト)を感知し、そこで必要な仕事を自動的にこなしてくれる。」
p127「AR」
p131「ビジュアル・マーカーARに向けて、ARToolKit」「奈良先端科学技術大学院大学の加藤博一教授が開発」
p139「恐らくモバイル・コンピューティングに適しているのは、」「音声を中心とするコマンドだろう」「アンディ・ルービン氏が自ら開発した携帯OSにアンドロイドという名称をつけたのは、モバイル・コンピューティングの未来に対する、そのようなビジョンに基づいていたのだろう」
p147「結局、これまでのアクセル要因が、全部逆転する」「新機能を搭載するのはもう止めて、むしろ昨日の利用率を高める方向に舵を切るべきだ」
p162「キャリアにとってアイフォーン・ビジネスは非常に利益率が高い」
p163「マイクロペイメントの仕組みをもっていること」
p173「NFC Near Field Communication」「RFID(電波による個体識別技術)
p182「いちいちダウンロードするよりは、ウエブ上の共通アプリを使用した方が効率的で処理も早くなる」
p183「モバイル・サービスは遅かれ早かれ、必ずクラウド・コンピューティングに向かう」
p209「2009年前期における電子ブックの売上は前年同期比で136.2%増の1400万ドルを記録」
p225「ひたすら情報機器の高性能化や多機能化に向かって突っ走るよりも、ペンやインクのように我々の生活に馴染んだ使い易さを優先する、という姿勢」
p232「たとえば教育があまり行き届いていない地域でも、ワイヤレス・インフラは存在する」

Goodreadsはchromeでimportできない

なんでだろうなー。chromeでimportしようとすると、ずーっとアイコン回ったまんま。
Firefoxでimportするとすんなりできる。今後はFirefoxで。

最近のウェブサービスは昔ほどブラウザで挙動違ったりしないけど、
まだたまにこういうことがあるな。

昔気質

僕は昔気質で、いいことばっか聞かされると、それの悪いとこはなんだろう?と、いいところ・悪いところ両方知りたがる。
でも最近、誰もがみんないいことばっか聞いてそれで動くんだなあとつくづく思うことが多い。
仕事をしていても、いいことばっか聞いて購入してしまうお客様が最近少なくないし、その上、競合製品の悪口を割とそのまま真に受けたりする人さえ多い。僕なんかは、競合を悪く言う人はあんまり信用できないなと思ってしまう。なぜなら、競合の欠点を言いたくなるのは当たり前のことだから。そんな当たり前のことを当たり前にしかできない人は、仕事ができないにきまってるのだ。

で、なんでこんなこと思ったかというと、アフィリエイトサイトって絶対持ち上げてんだよな、という当たり前の事実を突き詰めてみたから。僕もamazonアフィリエイトはってるけど、全然売れない。当たり前、あんなレビュー書いてたら。当然、「こんなにおもしろい」「こんなに役に立つ」的なこと書き倒したほうが売れるに決まってる。でもそれってどうなん?それってわざわざ情報発信することなん?自分がおもしろがってやってることだし、そこは曲げちゃいかんなと思うわけだ。

『PRESIDENT2010年5/17号』

B003G4STQE PRESIDENT (プレジデント) 2010年 5/17号 [雑誌]
プレジデント社  2010-04-26

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p32 クリス・アンダーソン
「マサチューセッツ州ウェアハムにあるオープンソース型の自動車メーカー、ローカル・モーダーズ」「マイクロ工場」「クラウドソーシング」
「日本に特に問題があるとは思わない。」「日本ではメディア業界に問題があるのかもしれないが、アメリカにも違う問題がたくさんある。規制があるからといって悲観する必要はない。」

スタートアップは製品開発を外注すべきか

p50 リンクナレッジ

p63 せどり携帯サーチ … ネットは距離を縮め格差を無くすのではなかったか?なぜ差を生んでいるのか

p118 大野修理大夫

『1Q84 BOOK3』/村上春樹

4103534257 1Q84 BOOK 3
新潮社  2010-04-16

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まず何よりもびっくりしたのは、「青豆と天吾のラブストーリーがどうなるか」を楽しみにBOOK3を読んだ人が結構いるってことだった。ネットで感想をいろいろ漁ってみると、BOOK2で青豆が死んでしまったのかどうか、そしてBOOK3で青豆と天吾が無事再会できるのかどうか、そこに興味のほとんどを集中させて読み、その顛末にやきもきあれこれ書いている人が少なからずいたことにびっくりした。はっきり言って、青豆と天吾がどうなるのかなんて、BOOK2を読み終えた時点で、もしBOOK3が出るとしたらこうなるしかないってストーリーだったし、この二人の「ラブストーリー」的なところには全然ウエイトがおかれない。もちろん、青豆と天吾が主役なんだから、そのストーリーは大事に違いない。でも、青豆と天吾の力を借りて、語りたかったことが他にもいっぱいあると考えるのが普通はとても自然だ。

BOOK3では、「さきがけ」のような、宗教に纏わる問題や、日本の現代社会を取り巻く精神的な諸問題を解き明かすことは、作者は「お断りを入れて放棄している」と解釈している文章もいくつか目にしたけれど、僕はそうは思わない。なぜなら、「比較的」複雑な事情を持たされて物語に登場したのが青豆と天吾なのだから、その諸問題について語ることを「放棄した」BOOK3なんて考えたくもないからだ。そして、その諸問題にどう対面していけばいいのか?それについては、単に諸問題を詳らかに記載するのみで対面の姿勢は書き記されないことは考えられるけど、BOOK3はちゃんと姿勢も指し示してくれているような気がする。そのキーポイントは何だろう?BOOK1&2では指し示してなくて、BOOK3で指し示してくれたような「気がする」キーポイントは何だろう?と考えると、やっぱり、BOOK3で突然、章を受け持つことになった牛河の動静と、その牛河の死(殺され方)にあるんじゃないかと思う。自分が知らず知らず青豆と天吾をひきつける役割を果たしていて、なおかつ、客観的な第三者的な視点の役割を担っていて、そうして最後に知ってることを洗いざらい話させられ突然殺される。そして青豆と天吾が残る。僕には、あの、偶然に偶然が重なって、牛河の前に天吾と青豆が現れずに済んだシーンがとても美しく心に残っている。

『オー!ファーザー』/伊坂幸太郎

4104596043 オー!ファーザー
新潮社  2010-03

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四人の父親がいる高校生・由紀夫が、徐々に徐々に事件に巻き込まれて・・・というか絡んでいく。

小気味よい台詞回しと、重層的なストーリー展開。好きな人間なら誰しも「これが伊坂ワールド」と納得する構成なんだけど、僕は「なんかもうひとつスムースじゃないなあ…」と思いながら読んでたら、後書で本作が新聞連載だったと知って、それはそれで納得。そしてもうひとつ、「これが第一期伊坂幸太郎最後の作品」と書かれていて、それもそれで納得。

随所に張り巡らされた複線、ちょっとだけ斜に構えてるがゆえに本音の温かい部分を受け入れやすいキャラクター達、何が起きているのか簡単には掴ませられないミステリー部分、娯楽小説としては確かに「第一期終幕」を飾るに相応しいと思います。ただ、「伊坂幸太郎を読みたいんだけど何から読めばいいかな?」と誰かに聞かれたら、僕は本作はオススメしないです。そう考えると、これはやっぱりファン向きなのかなーと思いました。 

竜田川沿いに道の駅へぐりへ

特段行き先を決めずReal Streamを漕ぎ出し、なんとなく南へ。
今日は今まで以上に自転車ツアーしてる人を見かけました。
いい天気だったし、走った道が竜田川沿いで、自然溢れるルートだったのもあるかな。

目的地を決めずに出発したということで、純粋にサイクリングだけを楽しんでみて、
思ったのは、Real Streamは意外と軽いので、実はそれほどアシスト要らないかも?ということ。
実際には奈良はやっぱり坂だらけなので、
僕みたいに「ちょっと楽しみたい」くらいの自転車乗りにはアシストがあるのがちょうどいいんだけど、
前回も今回も、バッテリをほとんど使わずに済んだし。

で、今回は、途中から「猛烈にスピードを出す」ことをテーマに。
アシストを入れておくと、ほんとにあっという間に8段のトップスピードに乗れる!
アシストはあくまでアシストなので、漕ぐ力は必要でちゃんと体力使うんだけど、
同じ体力使うならスピードが出てるほうが楽しい!
短期間で猛烈にスピードが上がっていくのはめちゃめちゃ楽しいです。

とは言え、アシストは電池に限りがあるので、アシストを当てにしてる限り、
サイクリングできる距離も限られるんだよね。
そのうち、凄い遠出がしたくなって、ロードバイクが欲しくなったりする気もする。

今日思ったこと:
  • ボトルホルダーは必須。早く買おう。
  • サドル堅いと思ってたけど、慣れてきたら大丈夫かも。サドルカバー買うのは様子見。
  • 帽子は要る! 

 


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