独走会(どくそうえ) #03 - おふさ観音

先週の話になりますが、7/21は第三回独走会(どくそうえ)、おふさ観音でした。

独走会は一回目が長谷寺、二回目が朝護孫子寺と、少しハードめの目的地だったので、今回はド平坦で、あまり遠すぎないところを選んでみました。

おふさ観音は富雄・生駒界隈からだと往復50kmちょっとくらい、近鉄八木駅から2,3kmのところで、夏の間は「風鈴まつり」やってます。境内に「おふさ茶房」があって、風鈴があまた飾られた庭園を縁側越しに眺めながらかき氷を頂けます。奈良の夏のツーリングにお勧めできる目的地です。

境内では、「おふさ観音アートフェスティバル」が開催されているそうです。僕は時間なくて観させて頂けませんでしたが、貼られていたポスターがとてもカッコよく、興味惹かれるものでした。

http://www.ofusa.jp/artblog/2013/07/post-8.html


ルートはこんな感じ。田原本あたりから走った24号大和御所道路がとてつもなく超快走路でした。お勧めです。



独走会 - 朱雀門・稲妻温泉・なかにし・sankaku、そして奈良警察署

教訓:身分証明書は二か所に分散して所持すること。

確か去年の夏、何かのフリーペーパーで「稲妻温泉」というのを見て、「銭湯!なるほど!銭湯に入りに駆けるってのもいいな!」と密かに温めていたライド。のんびりゆっくり、いつもの奈良へ。


ひさしぶりの朱雀門。いつ行ってもそんなに人気がない、そこがお気に入り。


稲妻温泉。ならまちは結構銭湯いっぱいあります。いい感じでアップの終わった体の汗を流して、桶で頭から冷水何倍も被って(シャワーなんて当然ないので)、最後に水風呂入ってシメ!脱衣所で涼んでファンタオレンジ飲んで、せっかくなのでヘルメット被らず歩速でならまちを流してみる。気持ちいい!


そして更に涼みに「なかにし」へ。今年二回目の「なかにし」の氷。ここの氷はしっとり系です。マイルドで優しい冷たさ。


山本あつしさんが個展をやっていらっしゃるというので、藝育カフェ sankakuへ。その名も「ザ」。facebookでちょくちょく「ザ・」から始まるタイトルの写真をアップされてて、おもしろいな~と思ってたので、「画廊ごっこ」と仰ってるし、それならズブの素人がお邪魔してもよかろうと足を運ばせて頂きました。

最初、一週して「ザ・スタチュー・オブ・リバティ」がおもしろくていいなあ、と思ったんですが、意味がわからなかったこの単語を山本さんに聞いてみたらこの一枚が僕の中では一等賞。おもしろいです!


ひとしきり休日のならまちを満喫して、さあ帰ろうと思ったら・・・財布がない!厳密には定期入れなんだけど、そこにお金とカードと免許証(ほんとは保険証を入れたつもりが免許証入れてた)が入ってる。参った・・・とりあえずポケット再確認、鞄再確認。やっぱりない。

「なかにし」でお金払って、ジャージのポケットに入れたところまでは覚えてる。だから、「なかにし」から「sankaku」までのルートで落としてるはず。と思ってもう一度そのルートを辿ってみるけど(実際のところ、「なかにし」から「sankaku」は直線で100mないくらいだけど、ちょっとだけ遠回りした)、やっぱりない。

観念して、まずはカードの停止にかかる。立ち止まれるところないかなあ・・・と探して、元興寺の入口にへたり込んで、クレジットカード、キャッシュカード、PiTaPaの順で停止。こういうとき、スマホって本当に便利だなあと思う。スマホなかったら、紛失連絡の番号調べるだけでも一苦労だし、そもそも電話するのも大変。だって財布落としてるから公衆電話からもかけられないし。昔、一度財布落としてカード停止手続きしたことはあるので雰囲気は判ってたけど、どの窓口も非常にスムースに対応してくれます。

一通り手続き終えたので、警察に紛失届を・・・と、いちばん近い交番をスマホで調べて(こういうときも便利ですよね~)、「ならまち交番」へ。鍵かかってたんだけど中に人がいるっぽいので相図してみたら出てきてくれて、財布落とした旨伝えたら、届いてるとのこと!

なんでもならまちを巡回している係りの人が拾ってくれたそうで、免許証入ってたから名乗ったら一発で判ってもらえました。ただ、財布は既に本署(とおまわりさんは呼んでいた)に持って行ったとのことで、そちらに向かいました。

本署では先にならまち交番に行ったことも伝わっていて、書類の記入だけでスムースに返却してもらえたのですが、最後にいちおう本人確認の手続きがあって、財布ごと落とした僕はこれで結構困りました。ケータイに自分の名前を登録してたりするばよかったんでしょうが、それはそれでケータイを落として悪意ある人に拾われた際困るから登録しないという考え方もあって、僕の出した結論は、「身分証明書の分散」でした。荷物が増えればそれだけ忘れるリスクも高くはなるんですが、鞄の中に入れっぱなしにするなら大丈夫でしょう。

ならまちを巡回しているというその人は、ならまち交番のお巡りさんは知り合いのような感じでしたが、「お礼の権利も放棄されて名乗らなかったので」ということで教えてもらえませんでした。親切な方に拾って頂いて本当にありがたかったです。お礼を直接述べることが叶わぬ中、ここでお礼を申し上げさせて頂きます。

独走会 - 米原

150kmを目指して走ったものの雨に打たれて115kmでリタイアしましたが、いろいろ多くの課題点が見つかったツーリングでした。

7/7の「轍」さんのツーリングに参加した際の課題点を踏まえて、巡航速度を上げることをいちばんの課題に走りました。生駒を出て三山木・宇治田原を経て石山、そこから琵琶湖沿いに米原へ。石山までの50kmで軽くアップダウンを熟して、湖岸の平坦道をひたすら走りました。

数値的には巡航速度は25.4km/h。ただ、6:00に生駒を出て米原着は12:00。休憩も含めた移動速度は17.8km/h。合計2時間くらい停まってる計算になる。石山までの50kmまでは1度休憩しただけ、途中落石で交互通行になってる箇所が3か所くらいあって、合計しても15分くらいしか停まってないと思う。石山で雨宿り含めて15分休憩して、残りの65kmを3時間15分。単純に割ると20km/h。石山からの65kmはド平坦で湖岸道路で信号も少ないけど70km越えたあたりから腰が痺れ、太腿も辛くなり、休憩の頻度が増えたにも関わらず20km/hで、今の私の体力はこの速度が限界。前半は走行中は概ね30km/h、後半は27km/hを維持していたので、これ以上のスピードで、足を疲れさせずに走るために何が必要なのかを理解してトレーニングする必要がある。

昨日から雨の心配はあったのだけどうまい具合に降られずに済みながら走ってこれたものの、近江八幡を過ぎたあたりで豪雨に降られ、その後はもう延々雨。彦根に入ったあたりで更に強まり、もう全然気持ち立て直せず。米原について、この先、山道に入るのにこの雨が続かれるとさすがに危険だしということで切り上げ。動画は、まだ雨に降られる前、ひまわりじゃないけど黄色い花が咲いてるので気分ツールドフランスごっこで盛り上がってたエリアです(笑)。

以下、恒例の箇条書き:

  • 天気予報が雨の心配がある際は、着替えを持って行くこと。
  • 少し大きめのサドルバックとしてCalladiceのNelsonを愛用してるが、日帰りのツーリングにはやはり若干大きいし重い。バックパックは背中が暑いし体にも負荷はかかるしということで今回はNelsonを使ってみたけれど、やはり重さが少し気になる。検討して、程よいサイズ程よい大きさのサドルバッグを購入することを考える。
  • どうしても必要な荷物というのは、履き替えの靴。輪行の際、シューズの踵を減らしたくないので。これと輪行袋が入ればよいので、それほど大きいものは要らないはず。
  • 70kmを過ぎた後、1時間走り続けられなくなるのは大きく3つ、①腰が痺れる不快感②太腿の疲れの不快感③心拍数が160を下回らない。心拍数が160以上というのは無酸素運動の域なので、やはり如何に高ケイデンスで走り続けられるようになるかが必要になる。巡航速度は高めを維持できたけれど、ギアは少し高めのものを使い続けていて、ケイデンスは平均70くらいだった。
  • ゼロスタートの練習はだいぶできたと思う。楽に走るためには、素早く巡航速度まで引き上げるほうが楽だということはよくわかった。
  • 雨で気持ちが折れたというのは、到着時間の目標を立てていることが関係してる。できれば13:00までに150kmを走り切りたかったのだけど、雨に降られてそれがかなり難しいとなったとき、切り上げてしまおうという気持ちになる。でも150km走るとなるといろんなアクシデントは考えないといけないので、基本的には後ろを気にしないスケジュール感で今後は挑みたい。そうそう、その距離を走る機会はない訳だから、途中でリタイアするのはやはりもったいない。
  • エネルギー系補給食の補給のタイミング。


雨に降られ完全に心が折れた図(笑)。

「轍」さんの「三船さんと走ろう 七夕ツーリング」に参加しました

偶然見つけた京都の自転車店、「轍」さんの「三船さんと走ろう 七夕ツーリング」に参加してきました!

とても楽しく、いろいろ感想はたくさんあるのですが、いちばん思ったのは、今回、8:30出発で戻ってきたのが16:30、8時間走った訳ですが、走行距離は以下の通り90.7km。私の足は全く遅いのですが、それでも過去実績だと8時間で巡航20kmで150~160km走れるのは判っている訳です。150kmだと敦賀に行ってお釣が来ます。私が参加した班は三班中で最も早い班だったので巡航速度が遅いのではありません。じゃあなぜこんなことになるかと言うと、要は走ってない時間が長いのです。昼食ポイントが日吉ダムだったのですが、2時間くらい休憩してました。それを取り返せる足を持ってる皆さんが僕の班だったので、それは凄いなと思うしそこまで足を鍛えないといけないと思うのと同時に、自分にとって自転車の愉しみは、自分のペースでいいからできるだけ遠くにたどり着きたいというものなので、無意味に停まってるのはちょっと性に合いませんでした。ペースが遅くても走り続けているほうが好みです。そう思うのは、休憩時間のタイムマネジメントが若干よく判らなかったからかも知れません。


日吉ダムカレー。多くは語るまい。


美山牛乳ソフト。カレーも美味でしたがこちらも美味。


「自分のペースでできるだけ遠くへ」とは言え、早く走れるに越したことはない。今日、改めて痛感した自分の弱点、それは:

  • 出足が遅い。前走との差を埋めるために余計な体力を使う。
  • 70kmを過ぎたあたりで、回せなくなる。

出足の問題は、正しいゼロスタートをちゃんと練習しないと。回せなくなるのはもっと自転車に乗るしかない。

以下、恒例の箇条書き:

  • おいしいポタリングは素晴らしいイベントです。そして独走会もかなりいいアイデアだったと思います、ほんとに。
  • 後半、主催者車がパンクし、後続の2班に抜かれたので、私の参加した班は挽回すべく飛ばしたのですがそれが44km以上。なぜなら44kmで追いつけなかったから。私はとてもじゃないですがついていけませんでした。何かあった時にリカバリできることも含めた班分けが理想だと思う。
  • 前走のペースに合わせて車間を維持するのは相変わらず難しい。
  • なんか自転車乗りってやっぱりちょっと性格悪いな、とちょっと思った日でした。


独走会 - 朝護孫子寺-法隆寺-みやけ

ロードバイクと名刹と氷。これぞ日本のツーリング。奈良に住んでて良かった!

独走会と言うのは富雄の超絶カッコいい自転車屋TRANSITの走行会「おいしいポタリング」の参加者の(すごくカッコよく言うと)スピンアウトで、「独りで走る愉しさ」を知る大人の集団、ということにしています。その独走会の壮行会、「独走会(どくそうえ)」というのをやってまして、集合時間と場所だけ決めて、途中輪行でも何でもいいからそこまでやってこい、という、自転車でやるフラッシュモブ的なことをしてます。前回は長谷寺、今回は信貴山朝護孫子寺に行って参りました。

朝護孫子寺へは普通は王寺側から登るのだと思うんですが、ルートラボで下調べしてその勾配に恐れをなした僕は、168の途中、平群駅付近で西に入り、フラワーロード経由で朝護孫子寺にたどり着くことを目指したのですが…


真ん中の縦線が朝護孫子寺、下りは王寺駅側に向かって降りているんですが、正直、そんなに変わりませんでした…。ただ、フラワーロードの途中、高架になっている地点から斑鳩方面を眺める景色は壮観でした。


進行方向と逆側なんですが、向こう側は路側帯も狭く歩道もなかったので、やむなく対岸に渡って歩道で撮影です。


長谷寺からの眺めも絶景でしたが、朝護孫子寺からの眺めも負けず劣らずの絶景。長谷寺へはそれほど登らなかったですが、朝護孫子寺はかなりの登りを熟して辿り着いたので、感激もひとしおです。


せっかくですのでその足で法隆寺へ。山に建てられた朝護孫子寺を見てきたところなので、法隆寺が如何に平地に建てる良さが生きているかを感じます。配置の調和の美しさ。拝観料が1,000円なのに驚きましたが、昨今富士山の世界遺産登録で維持費が取りざたされているように、日本最初の世界遺産法隆寺も、その維持に責任を持っているということなのかと思いました。


そしてシメは富雄のかき氷の名店「みやけ」。旧鴻池邸であるこの建物、その風情は超一級です。夏のサイクリング、走り終えてクールダウンに町屋でかき氷。これ以上乙なことはなかなかありません。


という訳でこの約40kmのルート、日本の夏のツーリングの醍醐味満載と言っていいんじゃないでしょうか。お勧めです!

独走会 - アヤイチ(菖蒲池一周)

ビワイチとか、アワイチとか、奈良にも一周できるとこないんかなあ~…あるやん!菖蒲池!!

ということで、アヤイチしてきました。

ルートはこんな感じ。実際にはもっと池の外周に沿って走れる道があるようです。

菖蒲池は2004年まで遊園地があったところ。今はメインは住宅地になっていますが、きれいに整備された住宅地のシンボル公園になっているので、走行は気持ちよいです。池にせり出した休憩場所があって、周回する愉しみもありそう。

途中で出会った亀。君に負けないくらい、着実に前に進んでいきますよ。これから。

痛恨事

こういうノリの話は(ウチの)会社の人間にはしてはいけないと肝に銘じてたのに、うっかり勢いで話してしまった。こないだ、東京から上司が来阪したので飲みに行き、その場で話の流れで蒲郡行きの話をしてしまったのだ。蒲郡に、10年後の自分に手紙を出せる時手紙というのがあって、そこまで自転車で行ったという話を。

この話をしてしまったのはほんとに痛恨だった。こういうことを「おもしろい」と思う感受性は、誰しも持っている訳じゃない。持っていても「おもしろい」と人前で言うかどうかも別問題だし、そういうのを持っているのは「若い間」だと決めてかかっている老年は、この話を聞いて話者の僕を「青臭い」と見做すようになる。ナイーブ扱いされてしまう。

何をおもしろいと思い、どんな情熱を胸に抱くかは個人の自由だけど、その「個人の自由」-つまり「他人の自由」を尊重できない人はただくたびれてしまっただけの枯れた人間と言い切って差支えないだろう。成熟も円熟も人生に必要なことに違いないけれど、それらすべては「たくさんの視点」を自分の中につくれるからこそ必要なことなのであって、わからないこと・できないことを増やすためのものではない。僕は視点を増やしまりいわば王道で、人間性はもちろんビジネスでも成長を続ける。


独走会 - 暗峠

生駒市民たるもの、折に触れ、暗峠は登っとかなきゃならんでしょう!

とは言え、出来は散々でした・・・。平均斜度10.5%、最大斜度25%超、距離3kmの激坂、暗峠。大阪側ほどではないにせよ、普通の坂じゃないことは明明白白です。半年ぶりくらいのチャレンジで、登り方を忘れてて3回足をついてしまいました。途中、踊り場のようになだらかになるところが2回あって3パートに分かれてるイメージを持っているんですが、最初のパートでも斜度15%越えるのでそこで心拍数を持っていかれてしまいました。ただ、ラスト1kmの激坂は意外にきつくなかったというか、やっぱりアップの重要性を感じました。ちょうどいいアップができていると楽に登れるんですよね~。

正直、暗峠なんて登ったってなんにもおもしろいことないです。無闇にきついし、舗装はあれてるし、コンクリート路面とか輪っか?のスリップどめが施された路面とか、ふらふらになって辿り着いた頂きは石畳でタイヤ取られてこけそうになるし、全然見晴しもよくない。挙句、下りもあんな路面なので怖くてしょうがない。同じ県境の峠なら、十三峠のほうが距離も短いし斜度も緩いし眺めもいいし、どう考えても暗峠より十三峠のほうが登り甲斐がある。大阪側に出る目的にしても、暗峠の大阪側の下りなんてほとんど歩いてるのと同じスピードでないと危なすぎるし。

それでも時々は暗峠を登る理由、それは、ロングライドをしていてキツくなったとき、暗峠を思い出して、「アレよりはマシだろ?」と思えるから。もちろん、ツーリングに無理は禁物、適切な状況判断でリタイアすることも大事ですが、「もう少し頑張ってみよう」というエネルギーも同じくらい大事で、疲れて嫌気がさしたときに、暗峠でも諦めなかった自分を思い出すと、もうちょっと頑張ろうかなと思えるのです。厳しいトレーニングをする意味ってそこかなと思います。僕はロードバイクは趣味なので愉しめることが第一なんですが、ときどき、愉しみを広げるための努力もしておこう、というところです。

独走会 - 蒲郡・海辺の文学記念館

念願叶って、蒲郡の”海辺の文学記念館”に行ってきました!10年後の自分に手紙を出しに。

このルート、今までの僕のツーリングの中で最高に楽しいルートでした!自信を持ってオススメできます。10年後の自分に手紙を出すという行為が、ツーリングでそこまで行くということでより素晴らしいものになります。機会があればぜひやってみてください。

海辺の文学記念館"では、”時手紙”といって、5年後または10年後の自分に手紙を出すことができます。これをテレビで知って、「行ってみたい!」と思い、Google Mapで調べてみたら、奈良から約180km。ビワイチやしまなみで経験したことのある距離ではあるので、全然ムリという訳ではないなと思ったんだけど問題は締切時間。時手紙の受付締め切りは15:30。自分の足では180km走るためにはどんなに頑張っても10~11時間かかる。15:00着として、11時間ということは朝4時に出発しないといけない。ということで、余裕を持ってまだ暗い朝の3時に出発した結果が先月の被轢過。なので今回はムリせず走れるスケジュールを組み立てました。

  • JR奈良駅発加茂行の始発、5:03発に乗車。JR奈良までは車で移動。
  • JR伊賀上野駅6:04着。準備を整え、6:30頃スタート。
  • 163号線を東へ。ほぼ道なりで津・なぎさまちへ。8:40頃着。約45km。
  • 9:00のエアポートラインでセントレアへ。10:00頃着。セントレア内のプロントで補給を済ませる。
  • セントレア10:15発の名鉄で、二駅先の常滑へ。名鉄は特急でも特急券なしで乗れる車両があります。セントレアからは自走では出れないそうです。
  • 常滑駅10:30頃スタート。県道34号-衣浦トンネル-国道247号と乗り継いで、蒲郡。13:30頃到着。約55km。

伊賀上野から津まで2時間で着けるとは自分では思ってなかったので、予定全般は1時間繰り上がってるのですが、ところどころ思った以上に時間が掛かってるのでちょうどよかったです。もし、津に9時までに到着できなくて10時になったとしても、14:30蒲郡着なので、充分行けると思います。実際に走る距離は100km少し。巡航18km/h前後で100km走ることが出来れば十分です。


早朝のJR奈良駅。5時台の並ぶ電光掲示板は壮観。


伊賀上野。高校時代はここで近鉄に乗り換えてました。今はもう、その路線は近鉄ではありません。


津からエアポートライン。自転車はちゃんと括ってくれました。かっこいいお兄さんが。


まさかのトライアスロンフェスタ。この後、信号待ちで後ろから追いついてきたロードの人に、「来週のトライアスロンに出られる方ですか?2XU履いていらっしゃるので」と間違われてしまう。迂闊に2XUなんてはくもんじゃない(笑)


凄く楽しみにしていた衣浦トンネル。地下11階まで階段で降りていくのが大変でした(笑)


これが「海辺の文学記念館」。平野啓一郎氏も蒲郡出身だと初めて知りました。
こちらの管理人の方はとても上品な方でした。手続きの案内は判りやすく丁寧で、気持ちよく過ごせる場所です。


手紙を書き終えたら、こんなポストに投函します。すごく風情あります。


海辺の文学記念館からすぐのところに竹島という島があり、そこに伸びる桟橋がまた風情あります。


では恒例の箇条書き:

  • GARMINの表示は、どの画面でもGRADE(斜度)を出しておくのが意外と役に立つことが判った。今回のルートはほとんど勾配のないルートだったものの、見た目下りなのにきついなーと思ったら斜度2%の登りとか、正確に把握することで楽に走ることが出来た。
  • 風もほとんどなく、ずっと平坦だったという好条件はあったものの、今回はとにかくよく走った。これは、タイヤがPRO4に変わったからか、ハブが新品に変わったからか、様々の要因があるように思う。年に一度、ちゃんとしたオーバーホールをしたほうがいいなと思った。
  • エネルギーチャージ系の補給食を2回食べた以外は、プロントのモーニングトーストと、ファミリーマートのおにぎり1個しか食べなかった。小刻みに少しずつ食べられるようになりつつある。
  • トラックに抜かれるのはまだ少し恐怖心がある。これは克服するのは難しい。薄れるのを待つしかなさそう。
  • このルート、帰りをよくよく考えておく必要があります。僕は、昔住んでいたところを通りたかったのもあって、蒲郡-名古屋-亀山-伊賀上野-奈良というJR在来線乗継で帰りましたが、2:30くらいに蒲郡を出られるなら、自走で名古屋まで40kmくらい走って、名古屋から新幹線で京都、京都から近鉄というのがいちばんよいと思います。

セントレアからのルートはこんな感じ。もともとは「りんくう常滑」で名鉄を降りるつもりでしたが、特急は止まらないので一駅先の「常滑」から出発しました。やっぱり現地に行くと調べていても予想外のことは多々あります。そういうのもまた、ツーリングの愉しみであり独走の愉しみです。

独走会 - 三輪山外周

「独りで走る愉しさ」の判る集団「独走会」(絶賛メンバー募集中)というのをやってて、その独走会での初イベント「独走会(どくそうえ)」で長谷寺まで走りました(その様子はこちら)。一頻り長谷寺をお参りした後、僕は独走会よろしく「じゃあ私は三輪山回って帰るので~」と、メンバーと別れ、県道38号→県道50号で169号巻向あたりに抜けるコースを走ったのですが、これが事前にルートラボで調べた雰囲気と全く違うキツさでした。


長谷寺から初瀬(はせ)ダムに向かう途中、犬くん(ちゃん?)とすれ違い、ケータイを落としてめんどくさそうに拾い上げるまで。

Video processing failed. —


結構トレッキングの団体さんを見たんですが、いったいどこから来たんだろう??

Video processing failed. —


三輪山というのは大神神社の御神体。つまり山自体が神様な訳です。入山するにもかなり厳しいお作法があります。なのでこの一帯は神聖な力を持っていると言っていいかと思うのですが、その力が近くを走るこちらを試すが如く、データには現れないようなキツさで僕の体力と気力を奪っていくのでした。いや本当に。

冷静に振り返ってみると、

  • ほとんど水分補給しないまま走ってきたので、疲れてきたときには既に水分補給は遅かった
  • 朝6:30に朝食を食べて11:30を過ぎ、空腹でエネルギー切れ
  • 気温は30℃、久し振りの高温下のライドで体がついていかない

おまけに、家に帰って改めてルートラボ見てみたら、長谷寺からピークと思われる笠山荒神の参道入り口付近までは、平均すると斜度3%くらいで表示されるんだけど、短く切り取ってみると10%以上が頻発する結構な登り、が約12,3km続いてる。そりゃそれなりの気合で行かないとバテるわ…。169号にやっと出て、目当てだった千寿亭が大行列だったときにはもう、他のお店を探そうという気力すら残ってませんでした。

今週あたりからぼちぼち梅雨に入るみたいで、またしばらく思うように乗れない日々が続きそうですが、夏本番に向けて地道にトレーニングに精を出します。