B'z LIVE-GYM 2011 "C'mon" 2011/12/09 京セラドーム大阪

”C'mon"一曲ですべて良し!なライブでした。以下、若干ネタばれすると思いますのでご注意ください。

今回は"ACTION"に続いてファンクラブ優先が悉くついてなくて、ホールツアー全滅。e+とかなんとか全滅。もはや渋々というカンジで京セラドーム大阪を抑えたのでした。アルバムとしては、『C'mon』と『さよなら傷だらけの日々よ』が飛び抜けてて、中盤の『ピルグリム』『ザ・マイスター』『デッドエンド』の三連発にシビれる、と聴きどころはあるものの、トータルの印象は『ACTION』『MAGIC』のほうが好み。そんなテンションで、仕事帰りにドームへ。

恒例の開演前ACTは、外国人ノリのTVショウの間のCMが秀逸!お馴染みのマツコデラックスの「バカモン!」が流れたと思ったら、普通に「秀月」のCMが流れだし、途中の「御宅の”家紋を”・・・」のところをリピートして「カモンを」「カモンを」「カモンを」とか、絶妙によく似た曲を流しながら子どもが塾で勉強してるふうの映像が流れて最後に「カモンイクモン!」とか。一頻り笑えました。マイケル富岡のツアーグッズTVショッピングは余計。

10分押しくらいで開演。以下、恒例の箇条書き:

  • 本編は予想通り、『さよなら傷だらけの日々よ』で始まり『C'mon』で締める、という構成。ほんとにこの二曲で満腹になるくらいパワーのある曲。
  • アルバム曲を3曲もやらなかった。"Brotherhood"のときと同じ印象。特に”デッドエンド”をやらなかったのは結構落胆…。ホールツアーではやったんだろうか?
  • 『さよなら傷だらけの日々よ』と『C'mon』、そしてアンコールで『いつかのメリークリスマス』があったから充実感残るけど、セットリスト的には振り返ってみると結構スカスカな印象がある。"MAGIC"のときは、前半これでもかってくらいのバラード押しで、「あー稲葉さんもさすがに全編通して押しまくる構成はキツくなってきたんかなー」と思ったものだけど、今回は更にそれが進んだ印象。でも、仕方のないことだと思う。
  • そういう意味では、会場、とくにS席中心になる(=ファンクラブ優先、高い)アリーナの年齢層がどう考えても高いのにも、もう慣れました。
  • 途中の手拍子アクションと「井戸」パフォーマンス、楽しいしおもしろいけど、いまいち繋がりがわからなかった。すごく浮いてる印象。
  • ツアーテーマも、やっぱり震災を受けてのものだと思うんだけど、その割には『Splash』とか『Liar!Liar!』とか、ん?と思うし、『裸足の女神』も、「なんでこの季節に?」と思ったり。『Brotherhood』の位置もヘン。
  • というのをひっくるめて稲葉さんのMCを振り返ると、やっぱり、重くしっかりと受け止めないといけないことだなと思った。「恥ずかしながら・・・」という言葉を使っていたのがとても印象的。このアルバムのメッセージの主軸として、これまでは鼓舞するような、何かをやるためのエネルギーとなるようなメッセージだったところから、『C'mon』の「止まらない それだけで生まれるチャンス」とか『デッドエンド』の「夢を描けないのなら ひたむきに待てばいい」とか、無理矢理ではないスタンスが強く押し出されてる。そういう「日々いろいろ、ほんとうにいろいろある」というイメージを、構成に反映させていたのかなと思う。

 

B0055PDQN8 C'mon(通常盤)
B'z
VERMILLION RECORDS 2011-07-27

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the pillows "Energiia tour" 2011/12/09 Namba Hatch

O.K.,busters, This is my first "TRIAL" to report about the show in English, so I'd please like you to be patient with my bad engrish.

I went to the "Energiia" tour at Namba Hatch, Osaka on 9th Dec. I live in KANSAI area including Osaka prefecture, and Namba Hatch is in Osaka. Namba Hatch is a very particular hall because the accident called "さわお怒りのダイブ事件" like "ライドン事件" (Ride on shooting star accident in America tour) happened there. So we KANSAI busters are always nervous at Namba Hatch.

After "さわお怒りのダイブ事件" which happend on OOPARTS tour, Sawao-san don't talk so much during thier performance. On this day he also don't talk so much but thier performance was very awesome. They concentrated all thier "Energiia".

Here is the Set-List. I couldn't remember all of those so I needed the help of other busters.

01.RAIN BRAIN
02.ビスケットハンマー(Biscuit Hammer)
03.NO SELF CONTROL
04.New Animal
05.バビロン 天使の詩(Babylon)  
06.Kim deal
07.エネルギヤ (Energiia)
08.BLOCKHEAD (in April)  
09.Ritalin 202
10.Skeleton Liar  
11.THAT HOUSE  
12.ハイキング  (Hiking)
13.FLAG STAR  
14.日々のうた  (Hibi-no-uta)
15.RUSH
16.MY FOOT
17.Midnight Down
18.GOOD DREAMS
19.その未来は今 (Sono Mirai wa Ima)

 <encore #1>
01.YOUR ORDER
02.Sleepy Head

 <encore #2>
01.エネルギヤ  (Energiia)
02.RUNNERS HIGH 

Do you wonder why they performed エネルギヤ twice? At the first time of Energiia, Sawao-san said "Hey busters 男子(boys), let's sing together" before playing that tune. But after playing that, Sawao-san confessed that he forgot and mistook the lilyc and said "We have to play this song one more time". So they re-performed that at encore :D

As sawao-san said, they performed "THAT HOUSE" at first today. Sawao-san said he was not good at singing this song but I was moved. Maybe many of the audience were also moved.

7th Dec was Sawao-san's birthday so some of the audience said "Happy Birthday, Sawao-san!". After that, Sawao-san sang an alternative of  Another Morning like this - "A- Nanoka(7th) wa- Atarashii - Boku no Tanjyoubi Datta." :P 

FLAG STAR become the standard number of decenmber's show. I like this song very much. I wanna go KARAOKE and sing it.

They announced the next tour "TRIAL TOUR" by flyer. I've already booked 6/8 Zepp Namba. I can't wait! I'm also going to report the show, Thank you for reading all of my report, busters!!

ダブルブッキング-ライブとボランティアでライブを優先させること #jbnsgt3k

楽しみにしていたピロウズ@なんばhatchの日に、社内東日本大震災ボランティアツアーが開催されるというお知らせが来た。

ボランティアツアーの内容は、PCのセッティングと簡単な操作説明を行うというもので、土日の二日間。移動のため金曜から出発で、金曜に関しては社内のボランティア休暇制度を使える。東京出発で、東京からの交通費は会社が手配するけれど、東京までは自費負担。

こういう業界にいてるので、PCセッティングと操作説明でボランティアできるなんて願ってもないチャンスだし、東京への往復交通費は自分で負担しても全然構わない。いつも「ボランティア」というと、片づけとか炊き出しとかそういうのが浮かんで、行ければ行きたい、というような気持ちだったんだけど、普通の人よりは自分はうまくその作業を提供できる、という、行ってみれば「役に立てる」という内容なら、それがこんなに力強い気持ちに発展するんだということを初めて知った。

けれど、ピロウズのライブと日が重なっている。

これはかなり考えた。かなりかなりかなり考えて、ピロウズのライブに行くことにした。

ボランティァは自分の生活を犠牲にするようなものであってはならないとか、被災者ではない自分は自分の日常を生きることが復興を支援することになるとか、消費を行うことこそ経済を動かし復興に繋がることだとか、今まで聞いたことのあるロジックは全部頭の中に駆け巡ったけれど、そのどれも、実際に自分にダブルブッキングが起きたときに全然助けにならなかった。

決めたのは、ピロウズが好きで、ピロウズのライブを楽しみにしているから。これが嘘ではないから。単純にそういうことだった。

このブログのポストはfacebookにオープンしてるし、読んでもらうのが恥ずかしかったり気恥ずかしかったりすることは極力控えてるんですけど、この悩みのいきさつは書いても悪くないかなと思いました。

B005RY38EE エネルギヤ(DVD付)
the pillows
avex trax 2011-12-07

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TAKAHISAGOMI.COMからお届け物

昨日、「まだ届かない」と書いたそばから、届きました!

通販で買うと、ステッカー3枚おまけみたいですね。Tシャツ買ったときもつけてくれはった。

て言うか絶対自転車で行ける距離なんで、取りに行くから郵送代を省きたい(笑)

バッジは、ロードバイク用の鞄につけます!

五味さん x 携帯電話キャンペーン x クリスマスソング!?

五味さんが携帯電話キャンペーンソング!?

みたいなことが五味さんの日記に書いててびっくり。

クリスマスソングってことは、もうすぐじゃないの!?

「参加」と書いてるけど、参加でも関わってることに違いないし。

五味アイコンで注目されて以来うなぎのぼりだけど、去年あのタイミングで『LOSTAGE』リリースしたのもやっぱりめぐり合わせだと思う。

なんとJOYSOUNDに終に!『NEVERLAND』が収録されてるし!!

歌手詳細

LOSTAGE

    新譜 曲名 情報欄 歌詞 マイうた
    NEVERLAND この曲の歌詞を見る マイうた登録

    で、東京とか行ってお忙しいんでしょう、TAKAHISAGOMI.COMで通販した物品がまだ届きません…(笑)。

    2011-11-29 - LOSTAGE 五味岳久 の日記

    [LIFE]明日CommentsAdd Star

    東京へいって、某携帯電話のキャンペーンの曲にゲスト参加することになりそれのレコーディング。

    そういう経験があまりない、あまりないというか一回もないので緊張しています。

    とりあえずそれの送られてきた曲を確認中。クリスマスソング。


    何かそれ用にメイキングの動画なども撮影するそうで「クリスマスっぽい格好で来てください」とのこと。それがどんな格好なのか、わからない。赤いシャツかなんかかな…。

     

    確認中って書いたけど、実はまだ確認してません…。

    いまはslitsとpop groupのスプリットの7inchを確認中。確認中っていうか聴いてるだけでした、すいません。

    これから確認します。

    Permalink | コメント(0) | 18:13

    僕はやっぱりこのアルバムがいちばん好きです。何と言うか、太い。

    B003DV432E LOSTAGE(DVD付)
    LOSTAGE
    バウンディ 2010-06-02

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    LOSTAGE 五味さんの日記がそこはかとなく穏やか

    最近、五味さんの日記がなんというか凄い穏やかだ。

    というか、CONTEXTツアーの途中から(途中だっけ?パンゲアもNEVERLANDもCONTEXTツアーじゃないか)ぜんぜんブログ更新してはらなくて、こないだのSTANDARD BOOKSTOREのイベントの後、feedlyに久し振りに五味さんの日記の更新が通知されて(たぶん沖縄の後くらい?)ツアーの過密スケジュールが終わったからなのかそれ以来結構コンスタントに更新してはる。ファンとしてはツアー中の心情みたいのも読みたいところもあるけどね。

    で、その五味さんのブログがなんかすごい口調(文調?)が穏やかに感じる。MCで聞いても口調はどっちかっていうと穏やかなほうだし、もともとブログが凄い攻撃的という訳でもないんだけど、なんというか、「凪」なカンジ。悪い意味じゃなくて、いろいろ経験して、いろいろやりたいこともあって、でも落ち着いている、取り乱してはない、ちゃんと見据えている、そんな口調。

    STANDARD BOOKSTOREのイベントのとき、「もう、アイコンなんかでやっていけへんぞ、ピーク過ぎてるぞってみんな思ってるやろ?本人もわかってる」と言ってたのを思い出したりして。

    年末のNEVERLANDのチケットも予約したし、楽しみ楽しみ。


    [BOOK]リアル・ブラジル音楽CommentsAdd Star

    f:id:hostage:20111122013610j:image:medium

     

    こないだkacicaのワンマンを観に奈良町のカフェ、カナカナへ行った時に購入。

    ブラジル音楽に特に興味があったかといえばそうでもないんですが、最近親父のレコードを引っ張りだして聴いたりしてたので(なんかそういうのが多い)、ちょっと知識から入ろうかなと思って買いました。

    まず出てくるジャンルというか言葉からしてどんな音楽なのか全然わからないので、これを読みながらネットで検索したり試聴したりして、レコードとか買ってみようかななんて思ってます。

    だからといってLOSTAGEがブラジル音楽の影響を受けたような曲を作るようになるとは思えませんけどね…笑。聴いてみたいと思う音楽がまだまだ世界にはたくさんあって、一生かかっても辿り着けないようなモノもあると思うんですが、その未開の地がこの先に広がってると思うとなんかワクワクするというか。いいですよね。

    ボッサや、サンバ、MPBだけじゃないみたいですブラジル。ブレーガ・ポッピとかパゴーヂとか…って一体どんな音楽なんだろうかと。謎に興奮しますね…。

    そういえば、中学くらいのときにロック雑誌の本で初めて読んで知ったマイブラッディバレンタインって言葉が、その時は「一体どんな恐ろしいバンドの音楽なんだろうか」と思ってCDを買いにいったのを思い出しました笑。ある意味恐ろしいくらい美しい音楽でしたけど。

    知らない事があるのは、可能性とか希望がある みたいで素敵だと思いました。

    Permalink | コメント(0) | 01:45

     

    B001QDMS50 GO
    lostage
    TOY'S FACTORY Inc.(VAP)(M) 2009-03-25

    by G-Tools

    『After The Apples』/吉井和哉

    BGMにしてオマエを深夜のドライブに連れていくぜ!オマエじゃなくて、オマエだぜ!

    ・・・という声が聴こえてきそうなアルバム。

    正直、そんなに期待してなかったので、CDで買うかどうか悩んだのです。初回限定盤は「Flowers & Powerlight Tour 2011」のライブ音源CD付なので、ミニアルバムなのに¥3,000もするし(笑)。いつまで経っても通常版の案内出なかったし(笑)。そうこうしてるうちに発売日当日が過ぎ、「やっぱ聴きたい」と急に思ってiTSで購入。

    #1『無音dB』の、「ムオンデシベル」って言葉の響きと意味の響きとダンスチューンな音!『After The Apple』というタイトルで、『VOLT』以上に「吉井和哉」のエッセンスを詰め込みまくってた総合色の強い『The Apple』の後、『The Apple』を発売した後の、東日本大震災を経験した後、そういうものを込めてくるのかなと思ったら、さに非ず、全然「流して」聴けるアルバムでした。#5『バスツアー』なんか、もう「ザ・ダンスフロアー!」なカンジで。『バスツアー』だけど(笑)。この曲聴いたとき、「これ流して夜、高速流したら気分いいだろうなー」と。

    ただ、全体を通して、なんとなく漂う違和感というのがあって。「ここじゃない、ここじゃない」とじくじくと感じてるような。#4『ダビデ』と#6『Born』はその辺とてもわかりやすいし。#3『母いすゞ』なんて、「母」を持ち出してきたところが凄いし。なんだろうなこの違和感。でも全然声高じゃないんで、とりあえず違和感抱いたまま踊っとけ今は!ということなんだろうか、これは。東日本大震災のAfterも未だうだうだ言ってるし、何も先へ進んでるようにないし、けど今は踊っとけ、踊れる元気が出たなら、ということなんだろうか、これは。


    B005LUJSPC After The Apples(通常盤)
    吉井和哉
    EMIミュージックジャパン 2011-11-16

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    目指すは次の世界 明日はもうここにはいない

    ”別れとはつらく 新しいものだろ”

    今更に盛り上がるご近所が
    僕をやけに冷静に導いてくれる

    ただ歩いているだけでもトライなのと同じように
    なんのあてもなくても飛び出してみるのも時には無謀ではない

    内輪受けも内輪揉めももうたくさん
    それのためになら敵も味方も必要ない

    吉井和哉/寺田亨「The Apples Gallery」行ってきました

    仕事の合間のわずかな時間で、大丸心斎橋店14Fで開催中の「The Apples Gallery」行ってきました。

    500円でポストカード3枚ついてお得です。

    会場には大スクリーンで「Flowers & PowerLight Tour 2011」の映像が流れライブ音源が流れてました。吉井の衣装が3セットとギターが展示。

    寺田亨さんって静岡出身だったんだ、『Bunched Birth』、『smile』のジャケットもやってたんだ、と撮影しながら読む。受付で聞いてみたら撮影自由とのことだったんで。Little DとD.D.のイラスト群が愛らしくてよかった。邪気が全然なくて、見てると無になれそう。

    写真はIKEDA MICHIさんのが、撮ってるほうが完全に吉井の色気にはまってるな~と感じれていいのが多かったです。

    『After Apples』、待ち遠しいー。

    「五味岳久さんトーク&ライブ似顔絵&ライブショー」行ってきました

    兄さんのトーク&ライブ似顔絵&ライブショー、行ってきました!!

     

    僕にしては気の利いたことにちゃんと『#oshare in DICTIONAY』持参で行きました(笑)。

    会場にはオーディエンスが65人いたそうですが(五味アイコン描いてもらえる人の抽選が、整理番号1から65の間で選んでたので)、さすがにスーツ着てネクタイしたサラリーマンは僕だけで居心地悪い悪い。その上、司会がぴあの高橋一さんとSPACE SHOWER TVの幸山由佳さんだった訳ですが、のっけから高橋さん「ぶっちゃけ、ここ二人はサラリーマンですわ」とのたまっていよいよ居心地悪い悪い(笑)。やっぱり、こういうイベントごとには、アートとかデザインとかに親密な業種の人はともかく、「ふつうの」勤め人は来ないっていう前提になってんだなあと。そういうバリアを改めて。ほんとのこと言うと、日本のカルチャーを、バックグラウンドを、状況を変えたいんだったら、そういうイロメガネから変えなきゃいけないと思うけどね。

    さてショーは、最初30分くらいトークして、オーディエンスの中から選ばれた3名(当初は2名の予定だったみたいだけど、店側が時間おしてもいいってOK出して、3名に増えた)のアイコンを画伯がライブペインティングして、最後の弾き語りで二曲。スタンダードブックストアのページには、「LOSTAGEのアコースティックライブ」って書いてたので、ナニ拓人さんと岩城さんも来るの?と思ってたけど兄さんひとりでした。あれねえ、イベントタイトルには『#oshare in dictionaryの五味岳久さんって書いてるのに、ライブやるのは「LOSTAGE」って、ちょっと揺れてるねえ。

    トークは、最初に高橋さんが「今日はUSTしません。なぜかと言うと、ここだけの話満載にするつもりだから」と言ってたワリにはそんなに危ない話もなかった気がするけど、それは、オーディエンスのあったまり具合の問題かも。同じく高橋さんがはじめに「飲み会気分で!」(スタンダードブックストアのページにも書いてる)と言ってたんだけど、五味さんが「みんなシャイやねん」と言う通り、LOSTAGEのファンってびっくりするぐらいほんとにシャイな人が集まるんよね。「奈良の人?」って聞いたとき、結構な数手を挙げてたんで、奈良県人がシャイなんだろうか(笑) 始まってすぐに、五味さんが会場に問いかけて、例によってノーリアクションで、「オレ、このコール&レスポンスが出来てないカンジ、キライじゃないねん」と言ってたのがめちゃおかしかった。

    五味アイコンは、五味さんの無差別選択で選ばれた番号の方が、次の番号を選ぶってので、僕の整理番号は36だったんだけど、その方が仰ったのが39で、最後の一人はジャンケンで選んだんだけど、一回目は勝ってそれでもう10人くらいまで絞り込まれたんだけど、二回目で負けて。なんか惜しい感じでした。で、ほぼ1時間30分くらい、五味さんがアイコン描くとこをスクリーンで眺めながらダベる、という珍しいイベント(笑)。

    途中、五味さんが似顔絵がうまくなりすぎてるという話になって(オーディエンス3名のアイコンも確かにめっちゃ似てた)、高橋さんが、「初期の味のあるアイコンのほうが好きな方」と聞いたらほとんどの人が手を挙げ、「今のうまくなったアイコンのほうが好きな方」と聞いたら誰も手を挙げなかったのに、アイコン描いてた五味さんが「え?オレ見てなかった。どれくらいの比率やったん?」と高橋さんに聞いて、詰まった高橋さん「んー五分五分かな?いや6:4くらいで・・・」と適当に答えたら五味さん、「6:4てめっちゃええ比率やと思うねん、音楽でも、”初期のアルバムのほうがいい”とかいう人でてくるやんか」みたいなこと言ってて痛々しい(笑)。あのくだりがめっちゃおもしろかった。

    その他箇条書き:

    • 『oshare in DICTIONARY』は、初版は結構間違いがあるらしい。
    • アイコン展の話。アイコン展の話もそうだけど、今日のイベントのMCの高橋さんと幸山さんが、手弁当でノーギャラで引き受けた話。引き受けたというのか、そもそもお二人がやりたいと言って動いたのかまでは分からなかったけれど、幸山さんが五味アイコンブックを創るに至った経緯然り、動くことのおもしろさを伝えてもらった。
    • 反対に、五味アイコンブックを創る困難さも。幸山さんが高橋さんに「ぴあがあるじゃん(=出版できるという意味」と聞いたら、「ウチはちょっと・・・」と難色を示した話とか、これだけ親密にしている間柄でも、柵を通すことがあったりするのが当たり前だと改めて認識。
    • そして本を出すにあたっての五味さんのスタンス。「自分から、本にしたいと言って動くつもりはなかった」と。パルコの人とかに「本にするなら言ってくれたら」と、基本的には自主的なスタンスを求められてて、五味さんはそこまでの自主性は本に関してはなかったので腰を挙げなかったが、幸山さんが動いてくれたと。これは珍しい例で、普通は、やりたいなら自分が動かないとダメだと思う。
    • 五味さんは、いろんな人達が動いてくれて、こういうことが出来ていると頻りに言ってた。この1年、パンゲアとかいろいろあったけど五味さんを見続けてよかったと思った。自分の仕事にとっても。
    • 「もう五味アイコン飽きられてるやろ、ピーク過ぎてるやろと思ってるやろ、じぶんでもわかってます」と自虐的に言ってた五味さんがおもしろかった。
    • 会場に来てたのは、ほぼLOSTAGEファンだった。五味アイコンからLOSTAGEを知った、もしくは五味アイコンの作者、というので来た人はほとんどいなかったみたい。

    そして押しも押した22:00過ぎ、待望の弾き語り。曲目は『楽園』と、会場からのリクエストで『母乳』でした。