街の本屋で本を買う - 2016/12/28 ジュンク堂書店奈良店 『<インターネット>の次に来るもの』/ケヴィン・ケリー 『限りなく完璧に近い人々』/マイケル・ブース

久々の実書店での衝動買い。衝動で買うかどうかの決め手は鮮度。

 『限りなく完璧に近い人々』をfacebookか何かで知って、本屋による機会があったら、使ってない図書カードを使ってこれを買おうと思って1か月近く。行けてなかったならファミリーのジュンク堂にたまたま足を運べたので、様子見がてら買いに行ってみる。
 『限りなく完璧に近い人々』って、どういう分類の棚にありそうだ?と思ってフロアをぐるっと回ってみたけど、全然勘が働かない。難波店とか本店とかだと何となくぶらぶらしてたらこの辺にありそう、ってすぐわかるのにこの違いは何だろう?と思う。今から思うとこれはたぶん、話題になっている本に対する店側の感度とその配置の仕方の差なのかなあ、と思ったりする。店舗面積が狭いとその分、目立たせられる場所も少なくなるので不利なのかなあ。
 そういう訳で、検索機を使いたくなるのだけどこの検索機の場所がまたわかりにくい。これも本店や難波店だとわからないなんてことはない。行きつけてるということもあるけれど、レジ回りにすぐあるからすぐ目に入る。奈良店はレジからは見えないところに配置されてる。あれはちょっと改良の余地があるんじゃないか。
 ともかく、検索機を使って無事『限りなく完璧に近い人々』を見つけ出し、レジに向かう途中で目に入ってしまったのが『<インターネット>の次に来るもの』。『テクニウム』のケヴィン・ケリーの最新刊ということで、反射的に即購入。年末年始、時間があるようで毎年ないので読み切ることはできないと思うけれど、なるべく読み進めておきたい一冊。
 レジで図書カードとカードを出したら「iD払いもできますがいかがなさいますか?」と質問された。ジュンク堂はiDも使えるんだ。でもふと思ったんだけど、hontoってiD払いできないよね、ネット書店なのに。というか、オンラインショップって電子マネー使えないのが普通な感覚なんだけど、オンラインショップなのに電子マネー使えないってなんか変じゃないか、単純に。iD使えればdポイントをキャッシュバックで充当出来たりいろいろいいんだけど、なんで電子マネー使えない方がデファクトみたいになってるんだろう。
4140817046 〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則
ケヴィン・ケリー 服部 桂
NHK出版 2016-07-23

by G-Tools
4041033896 限りなく完璧に近い人々 なぜ北欧の暮らしは世界一幸せなのか?
マイケル・ブース 黒田 眞知
KADOKAWA 2016-09-29

by G-Tools

独走会 2016/12/23 津 95.6km

荒野を走れ。どこまでも。「今日しかない」と「明日もある」の狭間で。

今年の走り収め、家族に時間を貰って100km走を計画。いろいろなプランを考えたものの、シンプルに163号で津を目指すという、走りなれた旅程で。コンスタントに長距離を走らなくなって久しいし、練習もしていないし、まして先々月肺炎で入院しているし、不安要素が多々あるのでコースは不安要素のないものを。

ところが走り出してすぐ、空気圧チェックをしてなかったことを思い出し、連鎖でサドルバッグに替えチューブを入れたかどうかも不安になる。だけど、少々の不安要素でぐらついていられない、準備は怠ってはいけないけれど必ずしも100%出来る訳ではないから突発事項にも対処しないと、と開き直り、ぐいぐいと走り続ける。手抜きではなく無鉄砲でもなく、この心境に至るまでに費やした時間は嘘ではないと思う。

今回はとにかく52km地点の伊賀上野から70km地点の長野トンネル入り口までの18kmが辛かった。以前、同じルートを走った際はこの区間は快適に走れたという記憶があって油断していた。この区間、ずっと登りとは言え平均斜度3%程度の緩いものなのに、18kmを1時間かかってる。全体を30kmずつに分けるとだいたい同じペースで走れていたのだけど、この区間は数字以上に辛かった。18kmで都合2回足を止めてる。心拍が苦しいとか足が痛いとかではなく、とにかく回したくなくなる、足が。ギアは軽くしているので足に負担はほとんどないんだけど、10数回回すだけで回すことが気持ち悪くなって足が止まってしまう。走りながら、寒さが足に与える影響というものに初めて思い至った。

計画より1時間遅い、約6時間で津着。ただ100kmを走りたかっただけなので、道中の観光も、目的地でも観光も何もなし。写真もほとんど撮らず。7時過ぎに出発したときは「今日は久し振りの長距離だし、無理に新しいルートを選ぶよりも100km安心して走ることに重点を置いて、新しい長距離ルートを走る機会はまた必ずあるから」と気持ちを整理し、走っている最中は「せっかくもらった今日という時間を満喫させてもらわないと。中途半端に切り上げて早く帰ってもそれは意味のないこと、やりきろう」と気持ちを強くし、でも頭の通底では「もう十分やりたいことをさせてもらった、次はいつ走れるかなんてあんまり思わない」という心境にもなり。この二律背反にもがき苦しんだ先に、きっと本当に時間を大切にできるスタンスが待ち構えているに違いない。おみやげには、三重と言えばの赤福でもベビースターでも井村屋でもなく、津に通っていた学生時代にも食べたことのないなが餅を、津駅のファミマで。

箇条書き:

  • 伊賀上野-長野峠間はとにかく寒かった。天気も風向きも目まぐるしく変わるコンディションで、高地はやっぱり冷えるので、それだけで足が言うことを聞かなくなることがよくわかった。膝が痛むし、長野峠を抜けた後、ペダリングは回復しても何度か太ももや膝裏が痙攣した。今はタイツだけど、冬用のパンツをどうするか考え直さないといけないかも。
  • 伊賀上野に到着する数km前からやたらとお腹が空いた。笠置で白むすび半分食べたのだけど、お腹は空くし眠たくなるし、多分若干ハンガーノックだったのかも。伊賀上野でコンビニでスイーツ等々で補給したけど、その後の体調とペースを考えると遅かったのかもしれない。
  • 相変わらず平地が遅い。これはバランス感覚の無さが大きいと思う。それ向けの練習をしたい。
  • 疲れてくるとポジションが決まらないのはそういうものなのかも知れないけど、それでもちょっとポジションを見直さないといけないかも。
  • 財布の着用方法を見直す。バックポケット付きのウィンドブレーカーがほしいけどそれは贅沢。
  • リアライトの電池を入れ替えること。

2016/12/12-2016/1218の振り返り

  • ボクに足りないのは想像力、と記憶力。
  • やりたいことをやりきるメンタリティも、記憶力に依存している。
  • 常に冷静さを保つ必要性を痛感した。自分が最後の砦になることを常に自覚してふるまわなければならない。
  • 最後の砦に報酬はない。
  • 集中して時間を取るためには睡眠不足をどう乗り越えるかも考えなければならない。
  • 面倒なプロセスがあれば、改善することに徹底的にこだわる。
  • 振り返る。自分が書いたものを読む。

額はさておきカネを出す - 2016/12/11 Internet Archive

”強く願うだけじゃ足りないよ" (『ユートピア』/B'z)

世の中をよりよくしたいなら、心の中で祈ってるだけじゃダメなのです。ただ言うだけにしたって「言う」という行動がなければダメなのです。良い世の中になってほしいという願いを表に出さなければ何も始まらないのです。もちろん行動はとても貴重なことですが、お金もとても貴重で重要なアクションです。時間に追われるビジネスマンにとって、社会貢献の手段のひとつとして寄付は貴重なものです。応援したいアクションや実現したい社会があるなら、その金銭面のリソースを少しでもバックアップすることが、日本の社会で当たり前のことになればいいなと思います。クラウドファンディングやらスタートアップやら、カネになりそうでリターンのありそなことばかりが持てはやされてきた昨今ですが、もっと「よりよい社会の実現のために、金銭面のリソースを応援する」寄付が広がればいいなと思います。

そういう訳で「額はさておきカネを出す」です。第一回はInternet Archiveです。もっと身近な、生活に近いところで始められたらなあと思っていたのですが、大上段ですが抜き差しならないので。

詳細はIT Mediaのこの記事(トランプ大統領誕生前に、Internet Archiveがカナダにバックアップ構築へ)です。Internet Archiveが大統領という不測の事態でオジャンになる可能性があるのです。インターネットの理想を守るために参加しました。寄付はこちらから。

2016/12/05-2016/12/11の振り返り

  • 時間をどのように使っているかに自覚的になることで、不達成感を払拭することができる。
  • 体調管理は今まで以上に重要。特に睡眠。寝れない理由を考えているがなかなか突き止められない。
  • 集中力の低下。
  • 多くを語ることを躊躇することを繰り返し戒める。
  • そして、暴力的に成果を上げようとする人種は必ず多弁である。その多弁に立ち向かえるキラートークを常に考えている必要がある。
  • 己の美学に反する行動やスタンスに出くわしても、否定せずに超越できるメンタリティを得るためにどうすればいいのかを意識する。

独走会ランナバウト - 2016/11/23 春日大社 - フロレスタ - ふじ門製麺 - KOHYO東生駒店

病み上がり第一走はやっぱり春日大社。

肺炎を患い入院して以来、それ以前にもましてロードバイクに乗れず、ローラーも全く回していなかったので、以前トラックのサイドミラーに後頭部を撥ねられたときと同様、やっぱりまずは春日大社。尋常ならざる人出と車の中、大仏殿交差点で「本日予約のみ 春日大社」という看板が立っていて何事かと思ったら七五三。

いつものように、いつかの「朝のお参り」で教えてもらった打ち方でひときわ大きい柏手を打ったのち、御朱印を頂きに。いつも御朱印長とは別に紙でもらっていて、その紙に、お願いして娘の名前を書き入れてもらう。春日大社の方は皆さん快く受けてくださる。今日は思い切って「お釣りはいいです」と言ってみたんだけど笑って受け取られず、「なんでしたらそちらに…」という感じでそばにあった募金箱を。なるほど、と思い(確か熊本地震だったと思う)募金しました。実名出すけど北野天満宮なんかは「お釣りはお心遣いとしてお納め頂ければ幸いです」くらいのことが作務所に堂々と掲げられていて、なんか大違いだなあと。そういう「臆面もなさ」が規模の維持には大切だとはよく知っているけれど、これから先の時代、そうではなくなるような気もするなあ。

フロレスタでお土産にドーナツしこたま買って、前から気になっていたふじ門製麺に並んで、そうこうしたら食べ終えるまでに50分くらい使っていて、すっかり足も体も冷えたのか全然回りません。今回は本当に出来としては最悪で、

  • 膝の上の筋肉が痛い。回せていない証拠。
  • お尻が痛い。乗れていない証拠。
  • 帰りは巡航20km切るくらい。とにかく体力が落ちている証拠。

持久力というよりは回すのが下手になっている感が否めない。体重は春に比べたら数キロ落ちているので、推進力は増すはずなんだけど痩せ方が筋肉落ちなのかなあと心配になる。だからと言ってローラーに乗る時間をつくるのも簡単ではなく、短時間のインターバルトレーニングでは「回転運動」の上達にどれくらい効率的かわからないし、月一で走っているだけでは現状維持が精いっぱいで足がどんどん衰えますがもうそれはそれでいいのかなと、ランナバウトでもひーひー言って、帰りはどこからでも登りになるのをひーひー言って月一走るのも、それはそれで愉しみなんじゃないかなと。できることを愉しみつくすのが人間的成長に必要なんじゃないかなと。

KOHYOはここに娘の大好きな瓶詰シマダのラムネがあるから。

2016/11/14-2016/11/21の振り返り

  • 文句を言う奴は、どこまで言っても文句を言う。というか文句しか言わない。
  • 減点主義の下でこれ以上やっていけない。よそと比較するのならよそに行ってほしい。よそより勝っているところに感謝がないのであればそれは悪影響していることは間違いない。
  • 同じ1時間があればそれを何に使うのが全体最適なのか、同じ1万円があればそれを何に使うのが全体最適なのか、機械じゃないんだからそれは度外視してやっているのに、減点主義でやられたのではモチベーションは下がる。
  • とは言え、自分自身は人間性を高めていくしかない。
  • 向上心のないものは、馬鹿だ。

街の本屋で本を買う - 2016/11/10 ふたば書房・京都駅八条口店 『文庫X』

これは痺れた。絶対買いです。まだ買ってない人、明日必ず買ってください。

だいたい書籍に関する大きな話題になりそうなトピックは、少なくともテレビが伝えるよりは前に一通りキャッチする感度のアンテナは持ってるつもりだったのに、あろうことか「おはよう日本」で初めて知ったのがこの『文庫X』。盛岡のさわや書店フェザン店の方が、どうしても勧めたい一冊をどうやって勧めれば届くのか考えた結果思いつかれたのがこの「匿名方式」。書籍名がわからないようにブックカバーで多い、そのカバーに推薦文を一面に書いてある。これは買わないとな。と思って数日過ごしていたら、京都駅を歩いていた時横目に飛び込んできた文庫X。即購入。

買うまでは、話題になるような本は読まないまでもだいたい知っているつもりだし、もしかしてすでに持ってる書籍と被るかも、みたいなことを思ってたのですが、恥ずかしいことに存在も知らない本でした。自分の視野の狭さと驕りを猛省すると同時に、まだ読み始めですが、この本をどうにかして広めたいと思われたさわや書店さんの気持ちはめちゃくちゃ伝わりました。これは確かに、時代を揺るがすノンフィクションに違いありません。このことを、国民の大多数が知るか知らないかは、社会がどちらの方向に進むのかに決定的な影響を与えると思うくらいのインパクトです。絶対買ってください。

街のサテンで豆を買う 2016/11/04 アワヒニ

「コンセント使えます」と「50gから豆買えます」のどちらによりつられたのかは言うまでもない。

谷1~谷4は仕事をするサテンには事欠かないのだけど、それでもバッテリ席は時間帯によってどこもアウトでさまようことはあるし、1丁目から順に下って4丁目についてしまったときの徒労感は結構。なので、スタバのまだずいぶん手前で見つけたこの看板に引き寄せられました。

こういうオシャレ系のお店はいくらwifiとコンセントを謳ってても、その対象はだいたいiPhoneなので、ガッチリスーツのサラリーマンが入ってくるとほぼ間違いなくスタッフの皆さんギョッとしてこちらを見ます。すごく場違い感、アウェー感満載になりますが堪えて仕事1時間。

僕が入った時間は空いていて集中して仕事できました。静かでテーブルの高さも椅子の高さもよい感じ。オーダーしたのはコロンビア スプレモ、豆はカフェインレスのコロンビアスプレモとエチオピアイルガチェフコンガをそれぞれ50g。家に帰って早速カフェインレスコロンビアスプレモを淹れてみたら、カフェインレス独特の「泡がもこもこしない」感じで入っていって、味のほうはというと同じくカフェインレス的なベリークリアでした。香りは全然落ちていないので、リフレッシュコーヒーにちょうどよいです。

アワヒニ 大阪市央区船越町1-2-9ドエル天満橋1F