街の本屋で本を買う - 2020/07/31 旭屋カルチャースクエア イオン奈良登美ヶ丘店『一人称単数』/村上春樹

まさかこれを知らなかったなんて、本に対するアンテナが相当相当鈍っている。

歯のブリッジが外れて噛み合わせが狂っていって吐き気を伴う頭痛が酷くなって慌ててかかりつけの歯医者へ。ついでに本屋に立ち寄って、何気に入り口付近に大画面モニターに流れていた『本当の自由を手に入れる お金の大学』という書籍の販促ビデオを眺めていて、ふと平積みに目を落としたら聞き覚えのない村上春樹のハードカバー。吃驚して手にとってレジに直行。

ここ数年、書評を読む機会も減り本に対するアンテナは鈍っているなと思ってたけどまさかここまでとは…。村上春樹は次作どんな形を出すんだろう、このまとまった時間を極端に取りづらい細切れ瞬発力の夜の中で、と思っていただけにこの新刊はすごく納得して読んだ。

旭屋カルチャースクエア イオン奈良登美ヶ丘店


独走会 200607 宇治田原 77.5km/ 867m elev.gain

"風に身を任せて 息でも吐くように"
(『かぎろひ』/LOSTAGE)

5月下旬に30分くらい近所を流したのを除くと3ヶ月ぶり、50km超えとなると去年の年末の布目ダム以来だから半年ぶり。外を走れることの有難さ楽しみさ加減を自覚しつつ、あまり肩肘はらずかつ久し振りだから慣らしのつもりでわかりやすくて70km前後のルートで考えて、宇治田原に出て信楽までは行かず途中に南下して信楽木津線に合流する、というルートで。

時代に楔が打ち込まれたのは事実で、落ち着いたら全くの元通りの社会にできるとしても、一度経験したことは消えはしないので必ず何某かの変化が起きる。と思いながらもあんまり頭でっかちにならず、自分の足で遠くまで行けるロードバイクのリアルの楽しさを満喫することに集中。だいたい誰もが言っていることだけど、バーチャルでおおよそ代替できるからといってすべてがバーチャルになる訳ではなくて、いろんなものの良さをより見出し見極める力が必要になるということだと思う。zwiftは手軽だし楽しいしトレーニングとしても緻密だけれど、zwiftのコースは限られているし、仮にzwiftが地球上のすべてのルートを網羅したとしても、突然通行止めになっていたりパンクを誘発しそうなガラス破片が飛び散っていたり追い越そうとした車が何を思ったのか横で速度を緩めたりとか、そういうアクシデントやアクシデントだけではなくて不意に力がみなぎってくるような路面の状況とか、そういった感覚は実走に勝ることはないと思うから、いいとこ取りを心がけるのがますます大事になると思う。

だいたい毎日zwiftしたり、ときどきzwiftのイベントに参加したりした2ヶ月はやはり大きかったみたいで、前半は上りだらけのコースを持ってきたけど、速くはなってないけど辛くは全くなかった。南下に使った府道283号線は最高で、このルートはこれと言ってめぼしい寄り道ポイントがないことを除けば走って楽しいいいルートだったと思う。でも867mしか上ってないんだよな。強度的には同じくらいの距離でも布目ダムルートのほうが圧倒的に上ってる。そして、法隆寺行ってちょっと寄り道して帰ってくるだけのルートが、この宇治田原ルートの約半分もあるというのにも驚いた。これから梅雨に入り、開けたらもう昼間走るとかなり厳しいコンディションになるので、今日走れたのは非常に幸いでした。

以下振り返り:

  • とにかくバイクツーリングにめちゃくちゃ出くわした。いつも書くけど、なんでバイクの人ってあんなにつるみたがるんだろう・・・ソロツーリングの人ってほとんど見かけない。
  • 車が来ないというのが走りやすさを大きく改善するという事実。これを突き詰めていくとグラベルに行ってしまう・・・。
  • これでどこかに1時間くらい、昼ごはん食べる時間とってあと30kmで100km、だと楽勝。そう考えると、去年か一昨年か、津まで5時間で行けたのは相当好調だったんだなーと思う。

額はさておきカネを出す - 2020/05/10 change.org 【要請】東京高検・検事長黒川弘務氏の違法な定年延長に抗議し、辞職を求めます

https://www.change.org/p/%E5%86%85%E9%96%A3%E7%B7%8F%E7%90%86%E5%A4%A7%E8%87%A3-%E8%A6%81%E8%AB%8B-%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%AB%98%E6%A4%9C-%E6%A4%9C%E4%BA%8B%E9%95%B7%E9%BB%92%E5%B7%9D%E5%BC%98%E5%8B%99%E6%B0%8F%E3%81%AE%E9%81%95%E6%B3%95%E3%81%AA%E5%AE%9A%E5%B9%B4%E5%BB%B6%E9%95%B7%E3%81%AB%E6%8A%97%E8%AD%B0%E3%81%97-%E8%BE%9E%E8%81%B7%E3%82%92%E6%B1%82%E3%82%81%E3%81%BE%E3%81%99

森友とか加計とか共謀罪とかいろいろあったけど、この検事長黒川弘務氏の定年延長のいちばんわからないのは、これで一体誰に何の得があるのか?という点だ。もちろんこれは空とぼけて言っている。森友とか加計とかはまあ誰かが儲かるというわかりやすい話だし、共謀罪はどこかの国からどうにかしろと言われたのか言われないのかわからないけれどまあそういうものがないと何かやりにくかったんだろうという意味でまだわかる。

でもこれは得をするのは黒川弘務氏だけなのだ。定年が延長されて、もうちょっと仕事をしていられる。それだけの話だ。ある個人が長く仕事できることを積極的に肯定できる理由がどこにも見当たらない。逆にいうと、どんなに優秀な人間であっても、期限がここまでと決められていたらそれを破ってはいけない。そうじゃなければ、その個人がどれだけ優秀であったとしても簡単に独裁に転がってしまう可能性があるからだ。それは人間である以上仕方のないことで、当然のことであるにも関わらず、なぜとある個人の定年の延長をそうまでして進めないといけないのか、その理由が見当たらないのだ。もちろんこれは空とぼけていっている。

という訳で、change.orgのキャンペーンで「賛同」をしたことは何回もあるけれど、今回始めて金銭的支援を行いました。この定年延長に賛成する人の気持ちは知れない。それは自分がいつどんな目にあっても構いません、と言っているのと同じことだから。

『Maximum Huavo』/INABA/SALAS

辛辣!一言で言えば「辛辣」。このEDM?ダンスミュージック?僕らくらいの世代ならかなり懐かしい感じのエレクトリック加減をイマ風にかっこよくなった曲にこの辛辣な歌詞を乗せる稲葉さん。アーティストももっと政治を語れよといつもB'zに思ってるんだけど実はB'zは案外政治的な歌詞も歌ってるんだけど、この『Maximum Huavo』は辛辣過ぎる!最初にタイトルの由来聞いたときは、音がダンスミュージック的だから、それと極になる感じで「男気」的なノリでつけたのかな、と思ったけど多分違った、これは「オレたちはタマ持ってるぜ!」って堂々と言ってる感じだね。

『Mujo Parade ~無情のパレード~』の”意味ない目標掲げ八百長/そいつに一票入れたのはオレ"とか"不満は垂れ流すけど/革命とかに興味ない"とか、"愛情は給料何ヶ月分?""ヒエラルキーの灯りの下で"とか。そしてその状況に「オドリマショオドリマショ」と、踊るしかない踊ることしかできないっていう無情な感じ!

もっと直接的に『Demolition Girl』は"忖度なんかないよ"とか出てくるし。『Violent Jungle』の"騒ぐ子どもにちょっと注意したら/短気な隣人は急に怒鳴り散らし"から始まる流れもなんというか救いがない。誰もがわかってるけど何もしない預言書みたいな趣がある。

でも最初全体一回聴いたときは「体が動くけどなんと救いのない雰囲気…」と思ったけどやっぱり「全部自分のせいだと思えばいい、そこから立ち向かっていけばいい」という稲葉節は健在で、繰り返し聴けば聴くほど勇気が湧いてくる。あんなに辛辣で「踊ることしかできない」って雰囲気漂わせてるのに立ち上がらせるのが『Maximum Huavo』の凄さだと思う。

インスタでも話題になった『IRODORI』も、なんだろうこの現状とのシンクロ感と思ったし、"どんな辛い試練もこの人生の彩"と説教臭い言葉がそのまま投げられるんじゃないところが受け取る側が受け入れられる言葉になって届いてくる素晴らしい曲、だけど個人的にはやっぱり『U』。これ一生聴いて生きていける。

そして稲葉さんの「親目線」の歌詞が逐一身に刺さる!今回そんな雰囲気が2曲もあってしみじみ聴き入る。発売前のもろもろの記事で、のれるダンスミュージック集的なイメージしか持ってなかったから、余計にこの「タマ持ってるぜ!」に感化されてしまう!


額はさておきカネを出す - 2020/04/04 竹田恒泰氏による山崎雅弘さんへの名誉毀損裁判費用への寄付

内田樹の研究室:竹田恒泰氏による山崎雅弘さんへの名誉毀損裁判費用への寄付のお願い http://blog.tatsuru.com/2020/03/29_1226.html

 

生駒市民としてあまりない恥ずかしいと思っていることのひとつが、かつて竹田恒泰氏の講演会が開催されたことで、それはけして「多様な考え方に接するようにしよう」とまで考えられたものではなかった感じだった。それに、多様な考え方を認めるというのは差別的な言動でも受け入れるということではない。
山崎雅弘氏の著作は『日本会議 戦前回帰への情念』を読んだ。本著はそうではないが、著者の言説に対する様々な論戦があるのを見聞はしている。けれど、内田樹氏が以下のように書く通り、

「経済的に余裕のある人間はいくらでも名誉毀損裁判を起こして、論敵を経済的に追い詰め、その本業を妨害することができる」ということです。これはアンフェアだと僕は思います。

カネのあるヤツの声がでかい社会は間違いが起きやすいし、それに対しては絶対に抗わなければならない。

という訳で微々たる額ですが寄付しました。差別に対して、ヘイトに対して、常に憤っている方はぜひ寄付してください。1円でも2円でもいいんです。内田樹氏がこれも書く通り、

だいじなのは金額ではなく、支援の意志です

です。今どき、スマホから1分で送金できる時代です。テクノロジーを活かせ!

独走会 200307 法隆寺 31.7km/363m elev.gain

とにかく最近、奈良の自動車の運転マナーが酷すぎると思う。特に高齢者。

ウィークデーから天気が落ち着かない中、めずらしく当日はツーリングにうってつけのよい天気。最近脚力がめっきり落ちたのを自覚してるのでどこまで行けるか後ろ向きになるものの、おおむね予定通り起床でき準備も整えられいざ出発し序盤の慣らし15分くらい経った頃、ふとダウンチューブに手を伸ばすも空振り・・・まさかのビドン忘れ!一気にテンションダウン。春を超えるような陽気になると天気予報でわかってもいたので、これはもうショートトリップで家路だな・・・と法隆寺へ。法隆寺はあまり来ることがないので比較できるほどのイメージがないけれど、いくら早朝でも誰一人いないってことはないでしょうってくらいひとけがありませんでした。先月、東大寺に行ったときも思ったけれど、観光地の寺社とは言え、やはり静寂は寺社に似合うと思いました。

さて今回のライドはそんな顛末で小一時間で終了でしたが、たった小一時間のうちに何度も不快な目に遭わされましたクルマに・・・。

 ・信号待ちからのスタートで先に行かせようとしているのに行かずにつけてくる
 ・逆に信号待ちの前の車が、スタートのとき「徒歩か?」というくらいのペースの出発で、こっちがスタートで加速できない
 ・と思ったらしばらくして急加速で前の車に追いつく
 ・対向車線側のお店から出てこちらに合流してくるのに、わざわざ僕が到達するくらいのタイミングで巻き込むかのように合流してくる
 ・ウインカーを出さずに交差点で左折しようとして巻き込まれかける

まだまだあるけど極めつけは激坂で小休止してたとき、登ってきた車が同じ地点で停車して、先に行かせようと待っていたらUし始めたので「なんだ行かないのか」と思って登りを再開したら結局登ってきて後ろに張り付いてきた

どれもこれも思い出すだけで忌々しいけれど、運転手を見れる限り見てみたら全員70歳前後の老人男性だったんだよね。なんか昨今のニュースといい、70歳前後のご老人はろくなことしない感。

街の本屋で本を買う - 2019/01/04 KUMAZAWA BOOKSTORE +Stationery(なんばパークス)『1兆ドルコーチ』/エリック・シュミット他

これは旬のものだし。

初買いで難波に出向いたついでに。タイトルがあざとくてどうだろうと思っていたところに、広告記事を読み通したら存外中身がありそうだったので。タイミング的にも今読まないと。去年はCEOご推薦の『FACTFULLNESS』だったな。

街の本屋で本を買う - 2020/01/02 啓林堂書店近鉄生駒店『100分de名著 貞観政要』/出口治明

2020年の初買本はこちら。

実家から自宅に引き上げて、特に何するでもなく近所の近鉄の本屋をぶらぶらしてたら魔の「100分de名著」コーナーへ。最新号は今までの文学系・宗教系とまったく趣を異にする学問系。帝王学ってだいたい何言ってるか検討つくし、別に自分には必要ないと二の次だったんだけど、ここで出会ったのは何かの定めと思いお買い上げ。やっぱり出口氏というのはポイント高かった。

独走会 191229 布目ダム 77.3km/1,344m elev.gain

"ゴールはここじゃない 安住の地などない"
(『兵、走る』/B'z)

今年の走り納め、時間もあるのでビワイチにしようかと思ったものの、渋滞と旧賤ヶ岳トンネルが冬期通行止めということで早々に諦め(賎ヶ岳トンネルを通ればいいのだけど相当危ないらしいので)、三重に向かうことにし、163号は車がとにかくイヤなのでまたしても柳生越ルートを選択。前回、このルートで途中で止めたのでそれを払拭したいという思いもあったんだけど、なんと序盤早々で気持ちが切れてしまった。特に疲れている気もしなかったのに、ほんとに「プツン」という音が聞こえるようなくらい突然気持ちが切れた。新奈良ゴルフクラブを抜けてちょっと行ったくらいのところ。再び登りが始まる地点。

こないだ青山越を諦めたのはおろか、去年、同じような感じで南にエスケープした大柳生にすら届かない。それでももうやめようかと思うくらいの気持ちの折れようだったけど、まあとりあえず一回落ち着こうとじっくりそこで足を止める。そうすると、「確かに調子は上がらないしロングはできないかもしれないけど、今日は時間はどこまでもあるんだから、適当にもうちょっと走ればいいじゃないか、そもそも今日はしんどくなるたび止まるくらいで楽しめばいいと思ってたじゃないか、と思い直せて再スタート。

前回の反省で山程補給用のスイーツ買ってジャージポケットに詰めてたので、再スタート前にその一個を食べたのが効いたのか、切れていた気持ちは吹き飛んで、さてどこまでどう走ろうか?というマインドになり、足も割と普通に戻る。柳生郵便局過ぎたくらいで30km超えてたので、これだと布目ダム回って帰ったら70kmくらいでちょうどいい距離と時間かな、と思い、今まで言ったことのなかった布目ダムへ。

布目ダムは行ってみたら、なるほどこれはサイクリストが目的地にするなあと理屈じゃなくて光景で理解できた。県道80号の西行きは水間トンネルまでこれでもか!という登りだったけど、きつかったけどやめたいという感じはなくて、今思えばやっぱりあの序盤の気持ちの途切れがどうしても理由がわからない。とはいえ、その原因不明の気持ちの途切れに身を任せることなく、その時の自分の少しでも長い距離を走ろうとできたのはこれまでの積み重ねの賜物だと思う。

振り返りを箇条書き:

  • 明らかにトレーニング不足。やっぱり回せてない。ペダリングの改善にもう一度取り組む。
  • 寒さというのはやっぱり影響度が相当高いと改めて感じた。毎年のように冬は出発とかルートとかでうだうだしていたのは、寒さと暗さ(朝早く出発しようとしても日が出てなくて暗いので体内が起きない)からだとはっきりわかった。
  • 右肩を痛めた。疲れて体幹が効かなくなって、ダンシングができなくなって力が入るから。ダンシングの練習ももう一度。
  • しまなみってそんなに距離走れてないよなと改めてみたら今日と同じくらいの距離走ってて、それで獲得標高が倍違ったらペースも違うよなというのと、しまなみくらいだったらあれくらいのペースで走れるんだというので一安心。

独走会 191208 しまなみ街道 瀬戸田ー糸山ラウンドトリップ 78.5km/649m elev.gain

"歌えるだけ歌おう 見るもの全部 なかなかないよ どの瞬間も”
(『RUN』/B'z)

家族みんなで尾道トリップ。もちろん僕がしまなみ海道を走りたいからなんだけど、尾道は家族にとっても魅力的だったみたいでとても好評。僕も「旅のしおり」を作って渡すくらいの入れ込みよう(娘には全ひらがな・カタカナバージョンまで作った)。当初は新幹線を考えていたけど、時間的に車でも新幹線でも似たようなものだったので、それなら荷物とか、何よりロードバイクの運搬がラクなので車で移動。おみやげとか持ち歩き気にせず買えたのでやっぱり車で正解!

初日は昼過ぎに尾道について三人で散策。下調べはしてたけど決め事はなんにもないのでほんとに気ままに散策。ぶらぶら歩いて気に入ったお店に入って、娘に「何したい?」って聞いたらロープウェーに乗りたい!って言ったところにちょうど乗り場近くだったのでロープウェー乗って千光寺参ってそのまま下って。二日目は別行動だったんだけど、合流してからもみんなとても楽しかった感満載。娘に「何がいちばんよかった?」って聞いたら「ホテル!かっこよかった」ってのもなんかほのぼのした。家族旅行がこんなに楽しいものになるって実はそんなに予想してなかった。12月と思えない天気に恵まれたのもあるけれど、家族みんなほんと楽しかったという思いを胸に帰ってこれて、あの旅行ほんと楽しかったね、と言い合える思い出、またあんな旅行したいね、と言い合える思い出を持つってほんといいもので大事なことなんだなとつくづくと思った旅行だった。

しまなみライドは、家への帰路の都合上、尾道を15時には出発したかったので、そうすると尾道に14時に帰ってこなければならず、どんなに朝早く出発できたとしても渡船の関係で6時になるから、140kmを8時間というのは無理ではないにしても若干不安はあって、失敗は許されないので(笑)無理なくできそうなプランとして瀬戸田に朝一の渡船で渡り、7:45頃スタートで糸山まで往復する、というプラン。尾道出発で途中で折り返せばいいじゃないか、というところだけど、やっぱり愛媛側にたどり着きたくなるのが人情というもので。

しまなみ海道はもちろん平坦が多いというのが走りやすい理由だと思うんだけど、島から島をつなぐ橋が次々出てくるので、走ってて全然飽きない。ランドマークが次々現れるというのは走っていて楽しい。しまなみ海道はほんとによくできたサイクリングルートだと改めて思った。