”何かの罰か誰かのいたずらなのか”(B'z/『パルス』)
"いつもは考えないなのになぜか今やりたいことだらけなんだ"(B'z/『パルス』)
”何かの罰か誰かのいたずらなのか”(B'z/『パルス』)
"いつもは考えないなのになぜか今やりたいことだらけなんだ"(B'z/『パルス』)
毎回輪行していた山口に、深い事情の理由で持ち帰らず、そして二度ロードバイクで訪れた防府に今度は自動車で。その過去二度のツーリングでも、人生には様々なステージがあり、その都度その都度に応じて愉しめるようになるほうがいい、ということを教えられたのだけど、今回もまた、過去のツーリングを思い出させる場所に偶然連れられて、過去のツーリングを思い起こして今の状況に照らし合わせることで人生のステージについて考えを新たにされるという、不思議なめぐりあわせの防府。今はまだ、去年や一昨年の、防府が絡んだツーリングを思い出しても克明な映像と記録として頭に浮かぶだけだけど、何年も何十年も経てば、今、学生時代を過ごした街を思い起こすと胸に去来するノスタルジーと同じような感情を伴って振り返るようになるのだろうか?
その防府に来た目的は、チームラボアイランド。これまた、偶然にも『プロフェッショナル・仕事の流儀』でチームラボを観たところで。チームラボはとても凄い。これを実現するために、投資を仰げる説明力・説得力の現場が一番知りたいところだし、一番凄いところだと僕は思う。そして、チームラボがその名にチームを含めているように、何かを成し遂げるためには多かれ少なかれ仲間・味方が必ず必要になるということ、独走会も独走を旨としているけれど孤立主義ではなく、如何に独走の仲間を増やせるかが大切だと思う。
休息日には加えて本。『日本会議の研究』を、この県で読み終える。日本会議というのは荒っぽく言ってしまうと、太平洋戦争の負けを認めたくない青年が、老人になった今も続けている活動で、自分が大日本帝国憲法に馴染んでいるからそっちに戻したいだけで、単なるノスタルジー以上のものではない動機でやっているものだと理解した。ちょっと前に、「憲法を変えたいヤツって、結局、現憲法が保障した自由を謳歌できなかった、クラスのイケてる連中に入れなかったイケてない連中が拗ねて反抗しているようなもんでしょ」と書いたんだけど、まさか本当にそうだったとは思わず割とびっくりした。今、学生時代を過ごした街を思い起こすと胸に去来するノスタルジーを、彼らは卒業することができずに執念深く年老いていったのだ。青年のまま、目覚めることなく。安保闘争を「あれは学生の時の話」と安直に自分は変わりましたと言えた厚顔な連中とどちらがどうなのか。
自宅に戻ったら、ローラー用のホイールが、部屋の熱気が原因と思われるまさかのパンク。まだ休息日を続けろというのか。
日本会議の研究 (扶桑社新書) | |
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過ぎた時間はすべてDESTINY。
梅雨入り前に長距離を走る日を家族に工面してもらえたので、雨に降られても走れるようにとSUGOIのHydroLite JacketとCAFE DU CYCLISTEのRAIN SHOE COVERSまで準備。毎朝、「今日これから走るとしたら…」とシミュレーションしてメンタルトレーニング。甲斐あって当日は5:30に起床でき、天気も上々、17:00に帰宅すればOKというスケジュールで7:00に出発。
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体力が落ちてきてあまり走れないというのも悪いことばかりでもないなんて思ったりなんかしたりして。
長い距離を走るつもりにしたときの、あのいつもの億劫になる感はどうにか克服できて朝6:00に起きれたものの、家族の時間の心地よさには抗えず、しかしだからと言ってまたそれでライドを取りやめて、そしてまたしばらく「ライドできなかった」という不満感を抱えて働くのはメンタル上マイナスでしかないので、とにかく「走る」ことに比重を置きつつ、事前にあんまり決め事をしないライドに。
漠然と遠回りして奈良に出て帰ってくる、というのがこのパターンの場合の方針で、前回はくろんど池経由という北側ルートだったので今回は168号を竜田川沿いに下る南側ルートで。王寺手前で東向いて、富雄川で自転車道へ。遠くへ行くことが目的ではなくて、ただただ限られた時間を少しでも多く乗っていたいというとき、自転車道のありがたみを痛感。
書きたいのは『スペツナズ』。『MUSIC VIDEO』は俄かファンが書かなくてもいいでしょう。
写真を抱いた泣きじゃくる老婆待ち望んだ言葉はいつも「ただいま」
(『スペツナズ』/岡崎体育)
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ランナバウトというのは、ご近所ぶらぶら、という程度の意味の言葉だそうです。
もちろんできれば100km以上を走りたいのですがなかなか難しく、それならばご近所さん交流したいし、もうひとつ切実な思いで神社仏閣参りをしたいというのもあって、奈良公園往復走しました。
PILOT COFFEE。この朝初めてひとりで店に立つデビューの日だったそう。記念すべき日に変な客が来てごめんね、と謝りました。
くろんど池。ほんとにストレートに奈良公園往復走では物足りないので、くろんど池挟んでみました。が、これだけで結構遠回りした感満載。
転害門。この前の369号線って、全然走りやすくない道なんだけど行くと必ずサイクリストに出会います。本格的な恰好の方々はおそらく布目ダム行ったり帰ってきたりなのかなと思うのですが、普通の方々はなぜまたこの道を??といつも不思議に思います。
春日大社。今日はいつもにもまして外国人環境客の方が多かったです。藤目当て?
大仏殿。こちらは修学旅行生が多かったです。
二月堂。初めてお堂に上がったのですが絶景でした。二月堂はお水取りで有名で、お水取りは無病息災祈願なので二月堂へのお参りは健康祈願に向くのかなと思いお守りも頂きました。ここの二体の十一面観音は絶対秘仏だったり、なんとなくおっかない印象なんですが御朱印所の方は戒壇院の方に勝るとも劣らないくらい気さくな方でとても心地よかったです。
その戒壇院に寄る道すがら一息つこうと工場跡をのぞいたらなんと休業日で、どうしようかなと思うまでもなく大好きフロレスタへ。走りながら食べたネイチャーの包み紙はもちろんジャージのバックポケットに。
帰りに、富雄の超絶かっこいい自転車屋TRANSITに立ち寄ったのですが、ここはあまりに馴染みすぎて居心地よ過ぎてまるで自分ちみたいでいつも写真撮るのもチェックインするのも忘れます。数分、店主とくっちゃべって冷やかして休憩させてもらって、とりみ通りの登りをイヤイヤのぼって帰路につきました。50kmくらいかな。もっとたくさん顔出したいとこあったんだけど、これからいい季節になっていくんで今後のお楽しみに取っておこうということで。
読み終えて一番思っていることは、「我々はいずれ必ず死ぬのだ」、ということだった。この物語に登場するキャシー、トミー、ルースたちは特殊な事情で、特殊な生を受け、特殊な使命を負わされ果たしてそのとき死んでいくことが予め決定されていて予見もされていて、それが非常に辛く残酷なことだと感じるが、「死ぬ」ということ自体は彼らだけに特殊なことではなく、我々は皆、いずれ死ぬ。だから、死ぬこと自体はそれほど絶望しなければならないことではないし、しかしながら重大なものとして常に日々意識して生きていかなければいけないと思わされた。それは特にこの一文にたどり着いたときだ。
それは、時間切れ、ということです。やりたいことはいずれできると思ってきましたが、それは間違いで、すぐにも行動を起こさないと、機会は永遠に失われるかもしれない、ということです。
ひとつだけ、彼らは100%子供をつくることができない身で生まれている。そして、人を愛するという心に強く引き付けられているにも関わらず、相手は誰でも構わないからとにかくセックスがしたいという瞬間があるという描写がある。彼らがとにかく「生」を全うしたい、燃焼したい、という、生命体としての本能を無意識に全開にするところに触れるたび、逆説的に、自分も残り時間を無駄にしないように、時間切れにならないように生きていかなければならない、と繰り返し思った。
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わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) カズオ・イシグロ 土屋政雄 早川書房 2008-08-22 by G-Tools |
我が家の一番人気デカフェ、モトマチブレンドを求めて再訪です。
神戸に来ることはそうそうないので、チャンスがあったら、寄れるかな?と工程を考えてしまいます。もうちょっと三ノ宮よりにあると行ける機会作りやすいのにと思ったり。初訪問した1/14の後、お店が改装に入られ、屋号も"GREEN"に変わってました。前回来たときより店内が無骨にロースターな見た目な印象でした。僕はああいうシンプルで無骨な作り、好きです。テイクアウトドリンクも昨夏で取りやめにされ、ロースター一本にしているのも好ましいし、やはり先駆者というべきか、ロースターの世の流れを的確に掴んでいるように感じます。
なかなか来れないので200gを、100gを豆で、100gを挽いてもらいました。挽いてもらってあったら忙しくてもさっと飲めるしね。でも200gを挽いておくとちょっともったいないし。挽いた豆は冷凍で保存してくださいと説明書きがあって、勉強になりました。
グリーンズ 神戸市中央区元町通1丁目9-5
たったこれだけのことをメモするのが5日後になる、それくらい忙しい毎日を過ごしています。
仕事と仕事の合間で移動もできない時間ができた京都駅界隈で、書店を覗こうと少し離れたイオンモールの大垣書店に。フロアを歩いていると紀伊国屋書店出版部の60周年フェア「本は、原点」の棚が目に留まり、ラインアップを眺めていたらふとちょっと前何かの書評で見て気になっていた本著を思い出して購入。
本著を思い出すきっかけになった、「本は、原点」フェアに陳列されていた書籍もものすごく気になるものだったんだけど残念ながらメモを忘れていて、「本は、原点」で検索してもラインアップがわかるサイトもなかった。ので、近々また大垣書店イオンモール京都店に行かないと。
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「反戦・脱原発リベラル」はなぜ敗北するのか (ちくま新書) 浅羽 通明 筑摩書房 2016-02-08 by G-Tools |
有名どころロースター巡り第3弾!”西のブルーボトル”と行ってみて僕が勝手に思ったタカムラコーヒーロースターズです。
大阪市内をターゲットにロースターで検索すると必ず確実に上位に現れるのではないでしょうか、TAKAMURA COFFEE ROASTERS。元ワイン屋さん?細かい情報はよく読まずよく頭に入れず、とりあえず場所が江戸堀なので、会社からの帰りの日なら寄って帰ることができるな、などと機会を伺っていたところに立ち寄れるタイミングがあったのでいざ訪問。
まあびっくりしたのがその外観で、ウェアハウス的なその作りそのデカさは見事にオシャレ。ある種無造作に配置されたシートでコーヒーを飲んでいるお客さん方の常連感と言ったら半端じゃない。そんな敷居の高さ満点、スーツ着てるだけでアウエー感満載の状況の中、デカフェをオーダーしてきました。