希望とは目の前にある道
いつもと目立って何かが違う訳じゃないのに、翌日朝起きたとき思い出したら温かい気持ちが湧きあがる、そんなライブでした。
開場前、グッズのトートバックにグッズを満載にして自転車で走って行った高校生3人を見て、「オークションかなんかで売るためにグッズ買いに来たのかな~」と淋しいことを考え、「アメリカ公演が思いの外はけなかったから、日本で追加公演やったってことじゃなければいいけどな~」と考えてはいけないことを考える。
SHOWCASEもB'z in your townも(あれもSHOWCASEか)一回も当たったことがなく、まして本編のLIVE-GYMでも城ホールの設定があったときに当選したのってspirit looseのときだから16年振り?まさか生きてるうちにもう一度城ホールでB'zが観れるとはほんとに思ってなかったな。
セットリストは、他の日本公演同様、ほぼアメリカ公演と同じ。
Love Bomb(愛のバクダン 英語バージョン)
GO FOR IT, BABY -キオクの山脈-
ultra soul(英語バージョン)
Splash(英語バージョン)
Brighter Day
Easy Come, Easy Go!
MOTEL
もう一度キスしたかった
愛しい人よ Good Night…
ZERO
ミエナイチカラ ~INVISIBLE ONE~
ねがい
Into Free -Dangan-
juice(英語バージョン)
IT'S SHOWTIME!!
衝動
Home(英語バージョン)
HEAT
BLOWIN'
HEAT(ミュージックビデオ撮影)
"Brighter Day"を凄く楽しみにしてて、真剣に聴きました。あの少し影のある曲調であの歌詞が載るところがたまりません。若干ムード歌謡的になってた(笑)"もう一度キスしたかった"に続いて、"愛しい人よGood Night..."が。"愛しい人よ"も大分今の歌い方で歌ってたと思うんですが、昔のイメージそのまま再現されたような感じで不思議でした。すごく良かったです。
セットリストで変わったところはそこだけで、準備するのも大変なんだろうなあと考えてしまいました。基本的には"c'mon"ツアーと同じメンバーだから、"c'mon"からの曲ならできるのかも知れないけど、舞台演出とかもあるし、演奏の練習もしないければいけないし、もともとアメリカ公演向けに選ばれた曲群なので、そうそう簡単に曲を入れ替えたりできないんだろうなあと、そういうことを考えながら聴いてました。
今回いちばん盛り上がったのは"衝動"。
”希望とは目の前にある道"。
世間的には無邪気に信じて掲げていい年じゃないということはちゃんとわかっていつつ、実はそういう単純で純粋なことがいちばん強力だということもわかっている。
ただ、そのためには場所は選ばなければいけない。そのことを強く思わされた一曲だった。
アンコールも、予定通り?他と同じでHOME(English ver.)/HEAT/BROWIN'。HOMEは凄い好きなので嬉しかったけど、HEATとBROWIN'ってやっぱ若干季節外れだよな~とか思ってたら、「いつもはここで終わるんですが~」の稲葉のMC。なんでもHEATの映像収録をするとかで、撮影のためにもう一回HEATを演奏すると。会場大盛り上がり。演奏後、「不自然なくらいに盛り上がってくれてありがとう。やっぱ大阪すごいわ」と言う通りの盛り上がりぶりでした。
今回、稲葉のMCは少な目で、ACTIONやc'monのときのような、気の利いたセリフを並べることもなかったんですが、なぜかとてもあたたかいものがありました。それは、やっぱり日本でも、日本のファンのために少なくてもライブをやろうとした彼らの「ホームへの気持ち」が、伝わってきたからじゃないかなと思ってます。けして会場が自分がいつも行けてるドームに較べて小箱だったからじゃないと思います。
"Brighter Day"はここに収録されてます:
THE CIRCLE B’z バーミリオンレコード 2005-04-06by G-Tools |