『プレジデント 2010年5/31号』

B003HMGJ0S PRESIDENT (プレジデント) 2010年 5/31号 [雑誌]
プレジデント社  2010-05-10

by G-Tools

p21「政治とカネ」

「鳩山、小沢両氏のケースでも二人は監督責任を問われたが、選任つまり会計責任者を選んだ段階で”相当の注意を怠った”とまではいえなかった。これを立証することは事実上不可能で、法律に実効性を持たせるには”選任及び監督”を”選任または監督”に変更し、監督責任だけで刑事罰を科すようにすべきです」
「鳩山首相に対する議決書にも「選任さえ問題なければ監督不十分でも刑事責任に問われないのは、監督責任だけで上司等が責任を取らされている世間一般の常識に合致しないから改正されるべき」

p12「経営時論 激安戦争を脱するヒントは伝統産業にあり」

「メーカーに対する価格交渉力を高めていく必要がある。そのためには量をまとめなくてはならない。量をまとめようとすると、ますます低価格を訴求せざるをえなくなる。」
「しかも、いったん交渉力を獲得してしまうと、それに安住して、メーカーの努力ばかりが要求され、自らのオペレーションの効率化が怠られてしまう。小売業者の能力も高まらず、低価格戦略に頼らざるをえなくなってしまう。」
→ どんな尺度で能力を検証すべきか?それぞれの役割を果たせているかを具体的に話せる尺度を考えることが重要

「長い歴史を持つ地場産業では、低価格競争に陥らないようにする慣行が生み出されている」「商人や職人たちは、競争を仕掛けてくるユダヤ人商人を街から追い出したが、住民は、ユダヤ商人たちが移り住んだ隣町まで買い物に出かけたという報告もある。」
→ 守るべき価値があるのか、という問い。慣行は閉鎖的であり硬直化する弊害があることを念頭において考える

『誰でもカンタン!電動アシスト自転車メンテナンス-オールカラー』/スタジオタッククリエイティブ

4883933652 誰でもカンタン!電動アシスト自転車メンテナンス―オールカラー
スタジオタッククリエイティブ  2009-12

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Real Streamを買ってから思ってた以上に気に入って乗りまわしてるので、ロードバイクの知識やメンテナンスの知識を増やしたいなと思い、まずは電動アシスト自転車のメンテナンスを調べてみようと思い探してみたらぴったりの本が。幸い、図書館にあったので早速借りてみました。

「電動アシスト」特有のメンテナンスというのはそれほど多くなくて、通常の自転車メンテナンスがやっぱり大事なんだとわかる構成でした。いちばん驚いたのは、電動アシスト自転車専門の店が東京にはあって、カスタムなんかも手掛けてるということ。やっぱり東京は凄いなあ。

気に入ったのでこれは買います!

帝塚山大学学園前キャンパスまで

寺島実郎氏の特別公開講座「世界の構造転換と日本」を受講に、学園前まで、Real Streamで。
学園前のあのキャンパスって、大学のキャンパスもあったって初めて知った。
あそこは付属高校?中学?だけだと思ってたよ。

今回は初めて目的のあるサイクリングなので、自転車を止めなきゃなんない。
ネットで軽く調べてみたけど、学園前に駐輪場があるかわかんない。
キャンパスの駐輪場が使えるのかどうかもわかんない。
ま、近くにスーパーかなんかあったと思うから、最悪そこに止めればいいか、と思って行ってみたら、
ちゃんとありました。駅前駐輪場。一時貸し150円。

もう学園前は余裕で行けます。
もう2,3か所、街乗りで余裕で行ける場所を見つけよう。
といっても、奈良線沿線上しかないか~(笑)。
いや、ならやま大通りがあるな。

京セラドームビスタルーム

VIPルームのことを、ビスタルームというのです。

お客様に誘ってもらって、観戦。
ここ最近毎年一回誘ってもらってるんだけど、毎回お客様ひいきチームが勝って僕の肩入れチームが負けます。これはこれで運持ってる?

奈良自転車道

の、一部を走ってきました(笑)。

風邪気味なのと風邪薬のせいとで体がだるくって、でもこういう状態で会社に行くとたいてい治るので、きっと体を動かすとましになるぞ、と思いReal Streamを駆り出す!

もともと今日は暗峠越えに挑戦するつもりだったけどさすがに体調が心配なので止めといて、さてどこ行こう?と何も決めず漕ぎ出して、結局実家へ。
実家は大和郡山にあって、所要時間は片道約50分。My Tracksで振り返ったら、完全に行きが下りでした。
奈良には奈良自転車道というのが3つあって、偶然途中でその1つに。こんなとこ通ってたんだ~。

今日もたくさんのツーリストに出くわしました。年齢層の高い、地元ツーリストが多かったな。 

epub & Blackberry

Blackberryでepubフォーマットを読もうとすると:

epubフォーマットファイルを直接Blackberry上で読める。

Moblipocketはmobipocket方式が読めるアプリで、epubフォーマットを直接読める訳ではない。
けれど、Windows上のMobipocketで、epubファイルをmobipocket形式に変換してBlackberryに転送できる。
Office文書、PDF文書、テキスト、HTMLなどをmobipocket形式に変換できるので、こちらのほうが便利かも。

そのepubフォーマットファイルを作成しようとすると:

「後で読む」式のサービスだけど、保存したhtmlファイルをepubフォーマットに変換して出力できる。
epubの他、kindleフォーマットにも変換可能。kindelフォーマットって、mobipocketとは違うの?・・・違わない。kindleフォーマットで出力させるとprc拡張子のファイルができるけど、mobipocketフォーマットにするとprcにmbp拡張子のファイルができる。

Kindle for Blackberryで読めばいい、と思ったけど、Kindle for BlackberryはAmazonでKindle形式の電子書籍を購入して閲覧するだけで、ファイル転送して閲覧することはできなそう。トータルで便利そうなのはMobipocketかなあ。 

『モバイル・コンピューティング』/小林雅一

4569775691 モバイル・コンピューティング
PHP研究所  2010-02-06

by G-Tools

「モバイルったって、パソコンが小さくなるだけだろう?」程度の認識しかなかったところを、インターフェースの変化・進化をたどって根本的なところを理解させてくれた良書。モバイル・プラットフォームで始まっている主導権争いの構図は概ねこれまでのIT業界で起きてきた主導権争いの構図で理解できるけど、「モバイル・コンピューティング」の本質的なところは、インターフェース抜きでは理解できないところだった。「モバイルだからキーボードをつける余裕がない」程度の話じゃなかったのだ。

モバイル・コンピューティングは、「モバイル」だから、いつでもどこでも「情報処理」ができる、もしくはそれを実現する、ということ。古くはホストコンピュータの時代は情報処理ができる場所は「ホストコンピュータの設置場所」で、それがパーソナルコンピュータとなって「パーソナルコンピュータのある場所」となり、パーソナルコンピュータがノートブックになって「ノートブックが置ける場所」になった。そして「モバイル」になると、もはや置く場所も問わなくなる。いつでも「持っている」。その代り、どうやってコンピュータに情報処理を「させるのか」というインターフェースの問題が現れる。だから、インターフェースを理解しない訳にはいかなかった。
実用的な情報処理、例えばアドレス帳管理とか写真管理とかは、処理のバリエーションはそれほど多くなく、従ってそれほど多様なサービス提供者も求められないと思う。写真管理で言うとPicasaかFlickrとあと1種類くらいが世界で提供されてば十分。それは裏を返すと、この分野での仕事に従事できる人間がそれだけ少なくて済むということで、それだけ仕事がなくなることを意味する。これまでは、ローカルマシンで処理するが故に、ローカルマシンで動作するアプリケーションを選択することになり、それだけ開発の仕事があった。iPhoneとAndroidというプラットフォーム/マーケットが新たに現れたけど、本質的にはアプリケーションの規模と寿命はどんどん短くなると思う。小規模な開発体制で開発できる環境ということは、1つのアプリケーションはそれだけ短期間しか収益を上げられないということだ。矢継ぎ早にアプリケーションを提供し続けない限り、その開発団体は事業継続できなくなる。でも、ゲーム以外にそんなにバリエーションのあるアプリケーションカテゴリがあるか?ゲームですら、出尽くした感があるというのに。
この「仕事が無くなる」漠然とした問いへの解の道は、第6章「キンドルと出版産業の未来」にかすかに提示されているように思う。

p9「HTC DreamのCPUの処理速度は初代クレイの6.5倍、メモリーの容量は実に48倍」
p12「携帯電話端末の売上は2008年に3589万台と、前年よりも29.3%減少、また2009年上期には前年同期比で14%も減少」
p20「2種類のモバイル端末向けチップ ムーアズタウン メッドフィールド」
p46「ABC(Activity Based Computing)」
p70「1984年」
p71「キャリアを中心とするモバイル産業の構図は、少なくとも、つい最近まで、日本と米国とで驚くほど似通っていた」
p78「2007年7月31日に採択された」「無線インフラのオープン・アクセス規制」「700MHz帯の電波」
p82「契約利用者を獲得するには、一人当たり50~100ポンド(7500~15000円)もかかる。
p100「コンピュータがユーザの置かれた状況(コンテクスト)を感知し、そこで必要な仕事を自動的にこなしてくれる。」
p127「AR」
p131「ビジュアル・マーカーARに向けて、ARToolKit」「奈良先端科学技術大学院大学の加藤博一教授が開発」
p139「恐らくモバイル・コンピューティングに適しているのは、」「音声を中心とするコマンドだろう」「アンディ・ルービン氏が自ら開発した携帯OSにアンドロイドという名称をつけたのは、モバイル・コンピューティングの未来に対する、そのようなビジョンに基づいていたのだろう」
p147「結局、これまでのアクセル要因が、全部逆転する」「新機能を搭載するのはもう止めて、むしろ昨日の利用率を高める方向に舵を切るべきだ」
p162「キャリアにとってアイフォーン・ビジネスは非常に利益率が高い」
p163「マイクロペイメントの仕組みをもっていること」
p173「NFC Near Field Communication」「RFID(電波による個体識別技術)
p182「いちいちダウンロードするよりは、ウエブ上の共通アプリを使用した方が効率的で処理も早くなる」
p183「モバイル・サービスは遅かれ早かれ、必ずクラウド・コンピューティングに向かう」
p209「2009年前期における電子ブックの売上は前年同期比で136.2%増の1400万ドルを記録」
p225「ひたすら情報機器の高性能化や多機能化に向かって突っ走るよりも、ペンやインクのように我々の生活に馴染んだ使い易さを優先する、という姿勢」
p232「たとえば教育があまり行き届いていない地域でも、ワイヤレス・インフラは存在する」

Goodreadsはchromeでimportできない

なんでだろうなー。chromeでimportしようとすると、ずーっとアイコン回ったまんま。
Firefoxでimportするとすんなりできる。今後はFirefoxで。

最近のウェブサービスは昔ほどブラウザで挙動違ったりしないけど、
まだたまにこういうことがあるな。

昔気質

僕は昔気質で、いいことばっか聞かされると、それの悪いとこはなんだろう?と、いいところ・悪いところ両方知りたがる。
でも最近、誰もがみんないいことばっか聞いてそれで動くんだなあとつくづく思うことが多い。
仕事をしていても、いいことばっか聞いて購入してしまうお客様が最近少なくないし、その上、競合製品の悪口を割とそのまま真に受けたりする人さえ多い。僕なんかは、競合を悪く言う人はあんまり信用できないなと思ってしまう。なぜなら、競合の欠点を言いたくなるのは当たり前のことだから。そんな当たり前のことを当たり前にしかできない人は、仕事ができないにきまってるのだ。

で、なんでこんなこと思ったかというと、アフィリエイトサイトって絶対持ち上げてんだよな、という当たり前の事実を突き詰めてみたから。僕もamazonアフィリエイトはってるけど、全然売れない。当たり前、あんなレビュー書いてたら。当然、「こんなにおもしろい」「こんなに役に立つ」的なこと書き倒したほうが売れるに決まってる。でもそれってどうなん?それってわざわざ情報発信することなん?自分がおもしろがってやってることだし、そこは曲げちゃいかんなと思うわけだ。