『PRESIDENT2010年5/17号』

B003G4STQE PRESIDENT (プレジデント) 2010年 5/17号 [雑誌]
プレジデント社  2010-04-26

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p32 クリス・アンダーソン
「マサチューセッツ州ウェアハムにあるオープンソース型の自動車メーカー、ローカル・モーダーズ」「マイクロ工場」「クラウドソーシング」
「日本に特に問題があるとは思わない。」「日本ではメディア業界に問題があるのかもしれないが、アメリカにも違う問題がたくさんある。規制があるからといって悲観する必要はない。」

スタートアップは製品開発を外注すべきか

p50 リンクナレッジ

p63 せどり携帯サーチ … ネットは距離を縮め格差を無くすのではなかったか?なぜ差を生んでいるのか

p118 大野修理大夫

『1Q84 BOOK3』/村上春樹

4103534257 1Q84 BOOK 3
新潮社  2010-04-16

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まず何よりもびっくりしたのは、「青豆と天吾のラブストーリーがどうなるか」を楽しみにBOOK3を読んだ人が結構いるってことだった。ネットで感想をいろいろ漁ってみると、BOOK2で青豆が死んでしまったのかどうか、そしてBOOK3で青豆と天吾が無事再会できるのかどうか、そこに興味のほとんどを集中させて読み、その顛末にやきもきあれこれ書いている人が少なからずいたことにびっくりした。はっきり言って、青豆と天吾がどうなるのかなんて、BOOK2を読み終えた時点で、もしBOOK3が出るとしたらこうなるしかないってストーリーだったし、この二人の「ラブストーリー」的なところには全然ウエイトがおかれない。もちろん、青豆と天吾が主役なんだから、そのストーリーは大事に違いない。でも、青豆と天吾の力を借りて、語りたかったことが他にもいっぱいあると考えるのが普通はとても自然だ。

BOOK3では、「さきがけ」のような、宗教に纏わる問題や、日本の現代社会を取り巻く精神的な諸問題を解き明かすことは、作者は「お断りを入れて放棄している」と解釈している文章もいくつか目にしたけれど、僕はそうは思わない。なぜなら、「比較的」複雑な事情を持たされて物語に登場したのが青豆と天吾なのだから、その諸問題について語ることを「放棄した」BOOK3なんて考えたくもないからだ。そして、その諸問題にどう対面していけばいいのか?それについては、単に諸問題を詳らかに記載するのみで対面の姿勢は書き記されないことは考えられるけど、BOOK3はちゃんと姿勢も指し示してくれているような気がする。そのキーポイントは何だろう?BOOK1&2では指し示してなくて、BOOK3で指し示してくれたような「気がする」キーポイントは何だろう?と考えると、やっぱり、BOOK3で突然、章を受け持つことになった牛河の動静と、その牛河の死(殺され方)にあるんじゃないかと思う。自分が知らず知らず青豆と天吾をひきつける役割を果たしていて、なおかつ、客観的な第三者的な視点の役割を担っていて、そうして最後に知ってることを洗いざらい話させられ突然殺される。そして青豆と天吾が残る。僕には、あの、偶然に偶然が重なって、牛河の前に天吾と青豆が現れずに済んだシーンがとても美しく心に残っている。

『オー!ファーザー』/伊坂幸太郎

4104596043 オー!ファーザー
新潮社  2010-03

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四人の父親がいる高校生・由紀夫が、徐々に徐々に事件に巻き込まれて・・・というか絡んでいく。

小気味よい台詞回しと、重層的なストーリー展開。好きな人間なら誰しも「これが伊坂ワールド」と納得する構成なんだけど、僕は「なんかもうひとつスムースじゃないなあ…」と思いながら読んでたら、後書で本作が新聞連載だったと知って、それはそれで納得。そしてもうひとつ、「これが第一期伊坂幸太郎最後の作品」と書かれていて、それもそれで納得。

随所に張り巡らされた複線、ちょっとだけ斜に構えてるがゆえに本音の温かい部分を受け入れやすいキャラクター達、何が起きているのか簡単には掴ませられないミステリー部分、娯楽小説としては確かに「第一期終幕」を飾るに相応しいと思います。ただ、「伊坂幸太郎を読みたいんだけど何から読めばいいかな?」と誰かに聞かれたら、僕は本作はオススメしないです。そう考えると、これはやっぱりファン向きなのかなーと思いました。 

竜田川沿いに道の駅へぐりへ

特段行き先を決めずReal Streamを漕ぎ出し、なんとなく南へ。
今日は今まで以上に自転車ツアーしてる人を見かけました。
いい天気だったし、走った道が竜田川沿いで、自然溢れるルートだったのもあるかな。

目的地を決めずに出発したということで、純粋にサイクリングだけを楽しんでみて、
思ったのは、Real Streamは意外と軽いので、実はそれほどアシスト要らないかも?ということ。
実際には奈良はやっぱり坂だらけなので、
僕みたいに「ちょっと楽しみたい」くらいの自転車乗りにはアシストがあるのがちょうどいいんだけど、
前回も今回も、バッテリをほとんど使わずに済んだし。

で、今回は、途中から「猛烈にスピードを出す」ことをテーマに。
アシストを入れておくと、ほんとにあっという間に8段のトップスピードに乗れる!
アシストはあくまでアシストなので、漕ぐ力は必要でちゃんと体力使うんだけど、
同じ体力使うならスピードが出てるほうが楽しい!
短期間で猛烈にスピードが上がっていくのはめちゃめちゃ楽しいです。

とは言え、アシストは電池に限りがあるので、アシストを当てにしてる限り、
サイクリングできる距離も限られるんだよね。
そのうち、凄い遠出がしたくなって、ロードバイクが欲しくなったりする気もする。

今日思ったこと:
  • ボトルホルダーは必須。早く買おう。
  • サドル堅いと思ってたけど、慣れてきたら大丈夫かも。サドルカバー買うのは様子見。
  • 帽子は要る! 

 


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ココログから移行

ココログはMetaWebLog APIをサポートしている、とうたっているから、posterousからautopostを設定して、ココログのサイトも残そうと思ってたのだけど、posterousのサポートに問い合わせたら、「このサイトはMetaWebLog APIをサポートしてない」と回答返ってきたので、業を煮やして、justanotherlifeはposterousに全面移行することに。

MetaWebLog APIをサポートするブログ更新ツールなんかで試してみると、確かに認証通るんで、仕様の揺れとか、そういうところの問題だと思うんだけど、本家本元のTypePadならきちんと認証できるツールで認証通らないんだから、非はココログにあると言ってよい。

そんな訳で、justanotherlifeはケータイから投稿をスムーズにしたいというのもあって、posterousに移行することに決定。ココログで作り上げてたレイアウトとか名残惜しいし、リンクとか作らないといけないし、posterousで改めてcss書くの面倒だし、とかいろいろあるけど、ちゃんと標準に乗っかってない使い辛さに我慢なんないのだ。

読書百"篇"はもう自分のためのノートサイトなので、別になんでもいいからココログのまま残すけど、justanotherlifeはもちょっと幅を広げたいがために作ってるものなので、あんなクローズドなブログじゃなあと思うに至ったのだ。

県立矢田自然公園サイクリング

 

生駒側から国道308号線で県立矢田自然公園へ。
少しきつい登りがあるだけで、自然公園から郡山側へはほとんど下りで出られる!
下りた先は霊山寺。すごく立派な造り。
無心が近いから寄ってみようかなと思ったけど、案の定の行列でスルー。

 

所要時間3時間。これくらいが現状の目いっぱいかな?

矢田自然公園サイクリング

生駒側から国道308号線で県立矢田自然公園へ。
少しきつい登りがあるだけで、自然公園から郡山側へはほとんど下りで出られる!
下りた先は霊山寺。すごく立派な造り。
無心が近いから寄ってみようかなと思ったけど、案の定の行列でスルー。

所要時間3時間。これくらいが現状の目いっぱいかな~。