企業秘密

僕はIT企業に勤めているので、定期的に新製品の社内説明会というのがある。

新製品に投入されている新技術は、お客様に説明するかどうかはさておいて、社員はきちんと理解していなければいけなそうなものだが、現実にはなかなかそうではない。

有名なところでは、コカ・コーラの材料と製法は、(日本)コカ・コーラの経営トップでも知らされていない(それが本当かどうかはさておいて)というように、社員でも知らないケースももちろんある。

なぜ、自社製品のことなのに社員にも知らせないのか、というのは様々考えられる理由があって、例えば、その社員が転職した場合に情報が持ち出されるとか、転職せずとも不用意に知人に話してしまうことによる漏洩を抑制する、とか。

食べ物の材料・製法と、ITのような製品の技術とは、納得して買いたいというレベルが違うよ、とお客様には言われそうだが(でもどっちかって言うと命に直結する食べ物のほうが大事なんじゃないの?と思わなくはない)、ITであっても、そういうことはある。

いわゆる「企業秘密」だ。

新製品説明会を受けてる最中、その「説明のつかない」技術がひとつ出てきて、このことを思い出した。それは企業秘密というよりは、説明している人にもその技術詳細が知らされていない、というパターンだったのだけれど、これをお客様に自分が説明するとき、必ずお客様から「理屈がわからないとなあー」と言われるな、というイメージがすぐに浮かんだのだ。

なんとなく、昔はそういう、「その製品の特徴」のようなものは、「こらすごいでんな。どないなってまんのや?」「そらお客さん、企業秘密ですわ」みたいな会話で、「よしこうた!」となったイメージがある。それは、実際にその製品の特長たる機能が、実際にそのように動作するからだったと思うけれど、最近は、説明責任だなんだと言い始めて、理屈で説明できないものは買わない、という流れが一般的に感じている。

でも、説明のつくものなんて、実はたかが知れていて、そんなんではイノベーションは起きない。そういうことも、知っている。その上で、「よしこうた!」にならなくなってしまった時代の流れも判っていて、根深い問題だなあと考えている。

Training for NOT 若草山ヒルクライム#04

若草山ヒルクライム出場が絶たれ、糸の切れた凧みたいになった中、それでも時間が出来たら一応ローラー。

昨日の倍、20分回してAverage Speedで3km弱上げられた。負荷レベルを1段階上げるだけで全く別物になるって実感。今まではキツいのは心肺だけだったけど、足もキツくなり、トレーニングの実感がある。

サドルポジションを早く高めに直そう。

次の目標をどこに置くか・・・この負荷レベルで30分、Average Speedを28km/hで回すことにしようかな。ちょっときついか。

Training for NOT 若草山ヒルクライム#03

油断してたら自分の年代のクラスCは募集終了、若草山ヒルクライムチャレンジは夢と消え、失意の中のトレーニング。

それでも今日から負荷レベルを1段階上げてトレーニングしようと思ったのに、車体が若干傾いてるわケイデンスセンサーがずれてるわ、トレーニング始める前にちょこちょこと直さないといけないことが出て手間がかかってすっかりテンションダウン。10分しか回す気になれず早々終了。これじゃ気分転換になりません!

それにしても若草山ヒルクライム、事務局に「キャンセル待ちできませんか?」と連絡してもレスポンス全くなし。なんというか、奈良のこの手のイベントとかの連絡体制って未整備なことが多いように思う。不慣れと言うか。参加者は、一刻も早くレスポンスが欲しいものだということを、理解していないことが非常に目につくし、中途半端な告知を先出しして、本発表したことを告知しないとか。体質なんかな。

初とうたりんぐ

念願の「とうたりんぐ」に行ってきました!

「とうたりんぐ」は、山崎貴氏や河瀨直美氏の撮影現場にケイタリングしているこみずとうたさんのお店。河瀬監督の映画『朱花の月』の主演男優さんでもあります。

  • サイトは確か11:00~と書いてたと思ったんですが、着いたら12:00 OPENでした(笑)。
  • かぼちゃのイエローカレーを食べました。具としてかぼちゃが入ってるってレベルじゃなくて、カレー自体かぼちゃの味がします!おいしいです。
  • 並を頼みましたが結構な量です。後から来た女性は、僕の並を見て「小で」と言ってました。
  • 店内は狭めです。3、4人くらい?温かくなったら、テイクアウトして公園で、なんかもよさそう。ゴミはちゃんと処理してね!

あの辺、あんまり歩いてなかったんですがところどころ店が増えてておもしろかった!

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1/17

今年は、1/17ということを一切書いたり語ったりせずに一日を過ごしました。

もちろん、1/17という日を忘れてる訳でも、忘れたい訳でもありませんが、去年、3/11があって、1/17への感覚が少し変わりました。

というのは、僕は今関西に住んでいますが、1/17を経験したとは言い辛いからです。

当時、僕は三重県に住んでいました。大学四回生で、卒論の提出に追われていました。確か、締切3日前とかそんな時期だったと思います。朝4時くらいまでワープロ(懐かしい)を打ち続け、目途が立って、やっと一眠りできると思ったら強めの地震が起きて、「頼むから寝かせてくれ!」と布団を被りました。翌日起きてみたら、母親が「えらいことになってるで」と言ってテレビを見させました。

三重は、大学のあった津の県庁の窓ガラスが全部割れた、というニュースくらいだったと思います。大きな被害はありませんでした。もちろん僕もなんの被害も遭ってないのですが、その年に社会人になり大阪に出て、一年間はいろんなところで惨状を目の当たりにしました。阪神高速の崩壊は今もまだ目に焼き付いてます。

関西に住んでいて、1/17を振り返るというのは、特別なことなんじゃないかと思います。人によっては前向きに語るでしょうし、人によっては深刻に語るでしょうし、人によっては軽く語るかも知れません。でもどんな人にとっても多分特別なはずです。それを、コテコテの関西弁を喋るしキツいツッコミもするけれどもその当時関西に住んでおらず経験していない自分が、1/17について振り返るというのは、何か違和感を覚えたのです。3/11があって、それをあんまり「自分事」として捉えてるようにはみえない関西に住んでて。

どんなに真剣に1/17を考えたとしても、あの日被害にあった方々から見れば、やっぱり僕のやってることというのは「余所事やってる」ように見えるのかなと。だったら、1/17について、大袈裟に振り返るような姿勢そのものをやめてみたほうがいいのかも知れない。そう思ったのです。

臥龍坊!

雑誌で見かけてずっと行きたかった「臥龍坊」に、行ってきました!「ウォロンファン」と読みます。

元は三条通りで営業されてたそうです。それこそ何度も何度も行ってるのに全然知らなかった~。

紹介されてた記事で、イートインが2席だけある、ほぼテイクアウト専門のお店と書いてあって、「買い食い」店の大好きな僕は行きたくてしょうがなかったのです。

店頭に立っておじさんとお話してたら迷い始めて、そしたら「寒いから中に入って待ってください~」と言われてお店の中に。看板の台湾バーガーと、併せて酸辣湯麺を買おうかと思ったんだけど、店の名前のついてる臥龍麺を見つけて「これどんなん?」と聞いてみたら、

「醤油ラーメンと思ってもらったらいいですー。3度味が楽しめますー。」とおっちゃん。

「3度ってどういうこと?」と聞いたら、

「最初はそのまま食べて、1/3ほど食べたら豆板醤入れて食べてもらって、また1/3食べたら最後はお酢を入れて食べてもらいます」とのこと。豆板醤はつけてくれるって。

食べ方の説明写真(笑)。
これしかない!と買って帰りました。

台湾バーガーは「割包」、具の豚角煮の油分のとろけ具合とか舌触りとかも抜群で、さらに外皮の饅頭が凄く美味しい!弾力があって食べると跳ね返ってくる。そしてほんのり甘い。これはファンになります。

臥龍麺は、麺が太麺でとてもやさしい味です。辛いの大好きなんでさっさと豆板醤入れようかと思ったんですが、ベースのスープがあっさりしてるのに旨さをしっかり感じられるスープで、そのまま食べきってもいいくらいおいしかったです。

ええ店みっけた。


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Training for 若草山ヒルクライム#02

思いの外雑仕事に手間取り、実走するのが面倒になり室内練習。前回同様30分。

 

前半10分をHR level2、後半20分をHR level3に設定しているものの、基本的には85~90rpmを維持し、後半は前半からリアを1段重くする設定。前回よりもスタート時のリアを1段重くしてみたけれど、平均ケイデンスは3rpmしか落とさなかったので上々。

あまり重くするのは地足を鍛えることに繋がらないそうなので、次回からはローラーの強度を上げてトレーニング。

そろそろ、週に1回でもインターバルを入れたい。それと、早い段階で一度、コースを実走しておきたい。

Training for 若草山ヒルクライム#01

楽しさだけがゴールでそれが満足の人生なら要らない。

誰かの不幸せの上に成り立つ生活(くらし)
昔から気づいてるよ 

若草山ヒルクライムの出場を真面目に決意したので、トレーニングも真面目にやろうと決心。

ヒルクライムのためにはどんな練習が必要か?と調べ考えてみたけど、やっぱり基本に戻って心拍だろうと。特に若草山ヒルクライムは距離にして3.4kmと短距離決選なので、どれだけ心臓が強いかが重要と思われる。

なのでインターバルトレーニングを中心にしようと思いましたが、時間のあるときはできるだけ長い時間乗って地足を鍛えることに。

このペースであれば以外といつまでも回していられる感覚。次回、30分回せる際はもう1段階ずつHRレベルを上げてみよう。

トレーナーの負荷を上げるのも有効のようなので、インターバルトレーニングの際、活用しよう。


YouTubeでどれだけ探しても、『okay』のPVがないんだよなー。

B003UIUBT4 Hadou
稲葉浩志
バーミリオンレコード 2010-08-18

by G-Tools

誰ひとり 待ってはいない
それを 知っていても
大事なこと 感じてみたい
だから 行ってみよう 

そしてそれは、楽しいことだけではないはずだ。 楽しくなくても、大事なことがあるはずだ。

ごめんで済んだら警察いらんのじゃ!

警視庁失態 平田容疑者を“門前払い” - 社会ニュース : nikkansports.com
同庁は応対に問題がなかったか詳しい経緯について調べる方針。警視庁管内をはじめ、全国の警察署では平田容疑者の等身大ポスターを入り口などに掲示している。平田容疑者を“門前払い”してしまうなど緊張感の欠如を象徴する事案の発覚で、関係者の責任問題にも発展しそうだ。

指名手配犯の出頭を「見過ごす」という大失態なのに、追及を続けるマスコミはほとんど見かけない。この記事を探し出すのにも随分苦労した。今日は広島から受刑者が脱走というニュースもあり、社会の治安と国民の安全を守る警察機構の怠慢ぶりに危機感を募らせ、厳しく指弾しなければいけないと思うのに、あっさり扱わなくなっている。

「警察がどれだけ失敗しているか、という情報を流すほうが、一般市民の不安を煽り、かつ、犯罪を志向する者に、実際に犯罪遂行の一歩を後押ししてしまう」というような理屈は、尤もらしそうで本当に単なる怠慢のための言い訳でしかない。警察というのは、「万に一つの失敗も許されない」使命なのだ。最近、どこかで聞いたことがある。そう、原発に対しては「万に一つの失敗も許されない」と朗々と読み上げるのに、なぜ警察に対してはその姿勢が取れないのだ?

知らせないことが、事を穏便に済ませられる秘訣だと考えるような社会が、発展繁栄する訳がない。自分たちの住む国は、世界にも稀な凶悪テロの指名手配犯の出頭を見逃すような警察が治安維持の役割を担ってる国だという自覚は、そして、それを粘り強く指摘し続けることはマスコミの役目ではないということになっている国だという自覚は、持っておくべきだと思う。

Take me out of the rain

please don't say
It's too late 

このどうしようもない憂鬱が過去へのベクトルから来るものだというのなら
今度という今度は行けるところまで浴びてやる

In this town,
People don't care for thier neighbors