GIZMON HALF D買った!

オトナの…もとい、オッサンのオモチャ、マイクロトイデジ”GIZMON HALF D"買いました!

見ての通り、手のひらサイズも手のひらサイズ!ひとつ前のエントリの、奈良公園の写真はこのGIZMON HALD Dで撮ったものです。

ITガジェット系ブログ「GIZMODE」で知ったトイデジで、名前の「HALF」は、縦長ハーフサイズ800x1200ピクセルモードがあるから。スクエアサイズ1200x1200も撮れる。エフェクトも10種類前後あるし、動画も撮れるし、MicroSD挿せるし、コンバージョンレンズつけられるし、タイマー撮影も連写もできるし、もう十分。

なぜこんなちっちゃいものが欲しくなったかと言えば、もちろんロードバイク乗って連れていく用です!ケータイのカメラでもいいんだけど、僕のメイン機のBlackberryもHT-03Aもどっちも、カメラ起動が遅い。さらにBlackberryに至ってはバッテリの持ちが悪い。ツイッターとかでリアルタイムで飛ばしたいときはケータイ使うことにして、その他はこれでささっと撮りたい。かな。

B004KPXY8Q GIZMON HALF D
Gizmon

by G-Tools

アフター奈良3”乾さんといっしょ #01” #jbnsgt3k #jbnsgt3

乾さんは顔バレOKだそうなので、乾さんのショットを載せさせてもらおうかと思ったんですが、さすがに気が引けましたので、心安らぐ奈良公園のショットをお楽しみください(笑)。ちなみに飛火野園地というエリアです。

さて、地味に「おかあさんといっしょ」に引っ掛けている、誰も気づきそうにないこのタイトル。”自分の仕事"を考える3日間に参加後、図書情報館の乾さんにお時間頂いてお話させてもらって以来、「一度飲みにお誘いさせてください」とお願いし続けてたんですが、先日のビブリオバトル meets 奈良県立図書情報館で乾さんがプレゼンされた『編集進化論』を読んだ感想をブログに書いたら、乾さんがコメントを下さり、その往来でタイミングが合って遂にご一緒させて頂けました。せっかくの機会なので、アフター奈良3メンバーにも呼び掛けたところ、上杉さんが合流。一軒めは乾さん行きつけの焼き鳥屋、二軒めは乾さん行きつけのバーと乾さん縋りだったんですが(笑)、めちゃめちゃ楽しかったです。最近、乾さんとやり取りさせてもらってた内容が、僕にとっては結構シリアスというかハイレベルで、その教えを生で乞うという手もあったんですが、なんとなく、いつもの自分のどストレートなのは引っ込めたほうがいいんじゃないかと思い、乾さんが問題なさそうなら、「目上の方とおもしろい酒を飲みに来ました」というカンジで行こう!と思い、実際もう完全にそんな振る舞いに(笑)。

と言いつつ、キモになる話題もあったのですが、まず今回の教訓:

  • チャック屋にはビール2杯以上飲ますべからず。

大事なことなので2回言ってもいいくらいです(笑)。

そして今回の話題を例によって箇条書き:

  • 編集と認識論とRaw Dataの話を、もっと深堀りさせてもらおうかなと思ってたんですが、ちょっと乾さんの性格も読めてたので(笑)、自分の理解が間違ってないかを確認させてもらうくらいにしました。それでもやっぱり、それだけでもこのテーマはおもしろくてたまりません。
  • 図書情報館の使い方について、どうしてもその二つの使用方法について、そこまで差がつくのかがまだわかんない。僕は、自分が何も持っていない人間なので、何も持っていない人間でも、ある種の「主体性」を持って関われるような活動で、参加する母数が増えるのがいいんじゃないかと思っている。
  • そう思いながら、自分のブログの乾さんと初めてお会いしたときのエントリーを見たら、少し、それがわかるヒントが。
  • 「乾さんとゆかいな仲間たち」は早急に奪取するべし。
  • サロンの話が出来なかったのは痛恨。乾さんが振り出してくれたし、上杉さんもいたので、ちょうどよかったのに。ただなぜサロンの話に乗っからなかったかと言えば、その話の先にあるのは、僕の中では図書情報館の使い方についての話だったからで、そういう意図で話をするのは僕だけかな、と思ったので。
  • 乾さんがツイッターを見ていたことに衝撃。
  • 乾さんからB'zの曲についてネタふりされたことに衝撃。B'zファンは自分たちのことをレアケース扱いしているので、他人から振られると硬直します(笑)。
  • アフター奈良3 @乾さん宅、要検討。
  • やっぱり僕は目上の人と飲むのは好きですね。最近、そういう機会があまりなかったので、本当に貴重でしたしありがたかったです。議論がおもしろいのと、飲みがおもしろいのと、両方あるのはなかなかないですね。

 

リハビリテーション#03

おもしろくはないけれど、リハビリするにはもってこい、ローラー台でトレーニングです。
自分の適性心拍数を計算した結果、140前後だったので、30分間心拍数140前後を維持するというWorkoutをEdge 800に設定、いざローラー。

①ローラー台負荷2・フロントアウター・リア2段 で30分

前回同様、フロントアウター・リア3段で回そうと思ったのが、開始5分であっさり140bpmを越してしまい、しばらく回してもまったく収まらなかったので、情けなさでいっぱいになりながらやむなく2段に落とす。140bpm前後のHR Zoneを守る、という基準で30分回すと、平均速度18.1km/h、平均ケイデンス63rpmというほんとに情けない数値。

でも焦りません。笑われても、あくまでマイペース!

B00008ILOS EASY COME,EASY GO!
稲葉浩志 B’z
VERMILLION RECORDS 2003-03-26

by G-Tools

リハビリテーション#02

写真は、本文と何の関係もございません(笑)。

無二の親友が奥さん・6か月の娘さんを連れて遊びに来てくれる予定だったので、今日は屋内でローラー。Edge 800で初めてWorkoutとか設定してみたけどうまく記録されてなかった…。

①ローラー台負荷2・フロントアウター・リア3段 で15分
②ローラー台負荷2・フロントインナー・リア3段 で15分

①で心拍数は160台、②に負荷を落とした後も140前後から落ちることはない…。ローラーを降りてしばらく計測を続けたけど、15分計ってみて100台。

安静時心拍数は座って計るものだと昨日初めて知って改めて計ってみたら、78前後だった。
通常80として、心拍数160と言えばその倍だもんな…。

220-実年齢が、負荷をかけてもよい最大心拍数らしく、 それでいくと僕の最大心拍数は181。このベースに負荷強度をかけてトレーニングで持っていく心拍数を決めるんだけど、通常の最大と言われる負荷強度80%をかけると144.8。②でもう限界ってことになる。フロントインナー・リア3段だよ…。17km/hくらいしか出てなかったよ…。

別の目標心拍数の計算式でも、「持久力アップと基礎体力をつけたい」場合の強度70%~85%で計算すると、強めで見ても162.85。フロントアウター・リア3段で限界…。これはもう、地道に持久力アップのため練習を続けるしか、ありません。

リハビリテーション#01

”ナンバーナイン"くらいだとカタカナで書いた方がかっこいいんだけど、"ナンバーワン"だと「アタックNo.1」みたいになるから#01で!

3月中旬から扁桃腺炎に苦しみ続け、気が付いてみればなんと1か月半のブランク。すっかり体もロードバイクを忘れてしまってるでしょうということで、まずリハビリがてらに軽く平地を流すことに。

2月末には準備してた、nari/furiのブルーのzip parkacannondaleのブルーのサイクリンググローブを遂に初装着!ゆくゆくは全身ブルーで、グフのコスプレのつもり(ガンダム占いがグフなので。ザクとは違うのだよ、ザクとはぁ!)なんだけど、よくよく考えたらこれ、忍者ハットリ君ちゃうん・・・。

5月頭というのに暑くて暑くて、このウェア、初着用で着収めか!?と泣きそうになったけど、まだ大丈夫だよね・・・。

平地を5,6km走っただけなのに結構心臓に。今回、Edge 800のハートレートモニターも初使用してみたんだけど、安静時心拍数が89という数字で仰天した上、大した坂もないのにMAXが180とかなってて、いかに自分の心臓が弱いかを痛感。これを克服するのはLSDしかない。近道なし。体調もほぼ前回したし、そろそろ真面目にローラーを回すときがやってきた!

セグウェイ x 平城宮跡!

天平祭でセグウェイに乗れる、というのでさっそく乗ってきました!!

去年まで遷都祭として行われていたお祭りが、今年から天平祭という名前で行われるそうで、「たぶん寂しいカンジなんちゃうかなあ~」と、地元をこよなく愛する僕としては応援してあげる気持ちで行ってみたら、意外や意外、結構来場があってびっくり。平城宮跡ってほんとだだっ広いだけの、大阪ドーム20個分くらい?の公園なんだけど、すごく気持ちのよい場所です。と言いながら何度も来てる僕は、セグウェイツアー受付に向かってずんずんショートカット。第一次大極殿の前提を突っ切…ろうとしたら左前方に見覚えのあるトリッキーな動作!あれはせ・ん・と・く・ん!!生せんとくん、初めて拝みました(笑)。

セグウェイなんてすごい人気ちゃうんかな~と思ったんだけど、あんまりアピールされてなかったからなのか、意外と混んでなくて簡単に受付済ませられました。スケジュールは10:00~16:00の間、1時間に1回ツアーがあります。1回2,500円。ちょっと高めだけど絶対オススメ!バランスを取るだけで前に進んだり左右に動けたりするのはとても不思議な感覚。少し慣れてくると結構乱暴な動きもできるけど、それよりも滑らかーに滑らか―に動かせるようになるのがすごく楽しい。滑らかに加速して、一定の速度を保ったり、カーブも滑らかに切れるようになったり。

ツアーといっても、平城宮跡内の道を使う関係上、200mくらいの短いルートを往来するだけです。ですが、僕もこのセグウェイツアーに参加しなかったらたぶん一生知らなかったし行かなかったであろう場所が平城宮跡内にあって、すごく良かったです。それは「東院庭園」。

平城宮跡内の酒宴場だったそうですが、結構広い庭園で、眺めておく価値ありだと思います。もうひとつ、「宇奈太理坐高御魂神社」というのも教えてもらいました。

ビブリオバトル#01@奈良県立図書情報館 #bibliobattle

3/13の#00を経て、いよいよ第一回を迎えたビブリオバトル#01@奈良県立図書情報館に、スタッフとして参加してきました!!

ビブリオバトルが公立図書館で開催されるのは図書情報館が初とのことで、これも”「自分の仕事」を考える3日間"のおかげですねー。図書情報館の乾さんと、ビブリオバトル推進者のひとり、中津さんがお知り合いになったからですね。

#00を実施して、発表したいという人も出て来てくれて、着実に図書情報館でのビブリオバトルが定着していけるのかな?という雰囲気。今日は発表者含めて参加者は20名弱だったと思いますが、もう少しボリュームが出てきて、かつ、もう少し参加層がバラエティに富んでくれば(知り合いで纏まって来られる方々で埋まるとか、誰かの知り合いが多数、というのではなく、もっといろんな人が参加してる状態)になってくると、パブリックな場で実施するビブリオバトルとしてはいっそう盛り上がってくるかなーと思いました。ただ、そうなるとMCにとってはハードルが上がりそう(笑)。

スタッフとして何をやったかというと、ツイッター係です(笑)。#bibliobattleで検索してもらうと、13:00~16:00にかけて僕の悪戦苦闘のツイートが見てもらえると思いますが、ツイッタでの実況って、意外と体力が要ります!終わった時、マジでちょっと肩で息をしてたような…。発表は5分なので、最初に本のタイトルを紹介されたとき、きちんと聞き取れるかどうかがまず決定的に重要。そこから、紹介内容を聞きつつサマリしながらツイートするのは慣れと技術と頭が必要です(笑)。

ちなみに発表するとしたら、と思って準備していったのはリディア・デイヴィスの『話の終わり』です。

ビブリオバトルの状況は別途どこかに掲載されると思うので、僕は僕の目線で思ったことを:

  • 乾さんの『編集進化論』、発表された内容はとても面白かったですしよく理解できました。もちろんこの本も読んでみるつもりです。ただ、僕は「編集」という作業の神話性に少し懐疑的なほうなので、そこに突っ込んでみたかった、突っ込んでほしかったなあという気持ちもあります。でもそこまで行くと、オーディエンス、ひいては票を選ぶので、難しいですね。
  • 今回の発表者の方々は、発表内容をかなり作りこんでいてクオリティの高い発表ばかりだった気がします。そうなったらそうなったで、ライブ感に若干欠けるのかなあという無いものねだりも。故に、当日言われて当日あれだけの発表をなさった乾さんは凄いなと。
  • 何を持ってチャンプ本を選ぶのか?というのを相当考えさせられた回でした。「読みたくなる」のクオリティと向き合うべきなのか、イベントとしての閾値のバランスを考えて、そこは考えるべきではないのか。
  • 終了後の立ち話で少し出た、「amazonは日本国内ではないので税金は日本に落ちない。一般の人はそこまでわかってないので」という話がひっかかる。僕たち消費者は利便性で方法を選択する。日本に税金を落とすために、本を買うのではない。と思いつつ、被災地への支援活動と考えをリンクさせ、利便性に関わらず行動を規範するべきなのか、と思ったりもしてみたけれど、やはりそれとこれとは話が別だ。消費者に対して価値が提供できているかどうかが基本的には勝負の分かれ目であるべきで、日本人だから国産を、というのは、政策レベルでどうこうするのは是是非非ありつつ現実だろうけど、個々人に対して「日本に税金を」と強制・半強制的なアプローチをするのが妥当と見られるのはどうかと思う。
  • 刺激がなくてもやることはやるための精神性はどうすれば確立できるのか?「競争」がなければやることをやらない、という競争神話からの脱却の哲学がいよいよ本気で必要では?

『The Apples』/吉井和哉

平々凡々選んでも運命の指令はドSです
何かしら起きては治まって自分との戦いであります 

『VS』/吉井和哉

相変わらずエロい。そして、相変わらず愚直。楽勝楽勝、ではアルバム創らないのね、この人、やっぱり。

B004IRQBOA The Apples (初回限定盤)(DVD付)
吉井和哉
EMIミュージックジャパン 2011-04-13

by G-Tools

「ほとんどすべての楽器を吉井自身が演奏」と前知識があったので、『at the Black Hole』みたいに、吉井の陰鬱なフィーリングはどっぷりだけどグルーヴというかビートというかノリというか、そういうのは二の次になっちゃうのかなーやっぱり、と心配してた。やっぱり、Dragon Head Miracle Tourのときのジョシュ・フリーズは忘れられないし、それぞれのパートはそれぞれのパートの専門のスキルのほうが、バンドサウンドとして好みのものが出てきそうな気がするし。『VOLT』はそういう重厚感満載だったし。

で、聴いてみたら、確かに一度目は『LOVE & PEACE』がぐわっと前面にくるカンジだったんだけど、二度目からはそれぞれどの楽曲も前に出てくる。それと今回は歌詞がかなり書き込まれているというか、「このくらいの言葉遊びでいいだろう」的なのがない。どれもなんかちゃんと言おうとしてる。それが嬉しい。いちばん最初に耳にグッと来たのは『HIGH & LOW』。でもって、最初に引用した『VS』。『VS』の歌詞は年食った人間の味がめいっぱい出てる。

同じように歳喰った人間の味がめいっぱい出てて好きなのが『CHAO CHAO』。ちょっといつもの言葉遊びで埋めてるところもありつつ、どこまでも果てしなく目指していかなければいけない人生のタフさにめげそうになったとき、気力をくれるようなことを歌い上げてくれるカンジがいい。

the pillows HORN AGAIN TOUR@Zepp Osaka 2011/4/16

燃え尽きました!「”音楽”ってものを見せてやるぜ」という、ピロウズの魂がビリビリくる熱いライブでした。

(ネタバレありありです)

当日になってやっと発券したチケットは整理番号Dだったので、18時過ぎにZeppへ。物販に並んでみたものの、寒い寒い!風吹きすさぶ、南港の寒いこと寒いこと!おまけに列は全然進まない!買う人がもたついてるのか、スタッフがもたついてるのか…18:20にはなんと「AからDまですべて呼び出し完了しております~」のアナウンス。当日券出てるらしい、とか聞いたし、それって呼び出しかスムーズなのか、前売りが少ないのか!?と若干心配しつつ、会場にやっと入れたのは18:50。50分も物販並んだの初めてだよ、B'z以外で…。

さて会場は「これで当日券出てるの?」と僕は思いました、いつも通りに入ってたんじゃないかなあ。ぎりぎりに入ったものの、うまく隙間をついて、フロア後方の機材?エリアの真ん前、どセンターでさわおさんライン真正面に陣取りました。

セットリストは、BIGCATのときとずいぶん変わってた印象。でも見比べてみると、そうでもないような、いや結構変わってるような…。BIGCATのときは『サードアイ』と『RUNNERS HIGH』と『LAST DINOSAUR』があって、どれも好きな曲でZeppでも演るって思い込んでいってたんで、演らなくて「あれー?」ってカンジだったんだけど、その後半の盛り上がりはBIGCAT以上のものがあったと思う。BIGCATのとき、「大阪にはこの後Zepp Osaka 2daysでもう一度来るから、リクエストを募集しようと思う」って言ってた「懐かしの名曲リクエスト」をほんとにやって、選ばれたのが『Nowhere』!僕はまったく予想もしてませんでした。この『Nowhere』からの畳み掛け方はハンパじゃなかった。まったく息を継ぐところがないカンジ?そして『LITTLE BUSTERS』!煽るだけ煽って、もう一回『Doggie Howl』で畳む!!病み上がりのオッサンにはキツいです(笑)。

たぶん、初めて正対してさわおさんのアクトを観たんですが(笑)、ライブを見始めた頃よりも、ここ最近どんどんソリッドになってる印象があります。ソリッドってのは尖がってるって意味じゃなくて、ものすごい真剣って意味で。ちょっと前は、「オレ天才だから、こんなくらい余裕で出来んだよ~ちょっと遊び持たせてさ~」みたいな空気をちょっとまとって、めいっぱいではやらないような(やってるんだけど)、そんなカンジを受けることがあったんだけど、今は、もちろんシャカリキにならないといいものが出せないという訳じゃぜんぜんないんだけど、ものすごい真剣に歌詞のいっこいっこも放ってくるカンジがあります。

ダブルアンコールは、ツイッタなんかでちょっと見ちゃっててなんとなく『No Surrender』が来ることは判ってたんだけど、判ってたんだけどあのカッコいいド真面目なMCと重ねられた日にゃあ、やっぱちょっと泣けますね。「5,6,7,8!」と叫んだあと、オッサンはちょっと心臓に不安を覚えたくらい、全力で楽しめたいいライブでした!

セットリスト(頂きものです)

01.Limp tomorrow
02.Give me up!
03.Hello,Welcome to Bubbletown's Happy Zoo(instant show)
04.YOUR ORDER
05.Biography
06.Purple Apple
07.Moon is mine
08.Sad Fad Love
09.Nobody Knows What Blooms
10.Comic Sonic
11.オレンジ・フィルム・ガーデン
12.Lily, my sun
13.EMERALD CITY
14.Nowhere
15.Brillinat Crown
16.Sweet Baggy Days
17.Movement
18.その未来は今
19.LITTLE BUSTERS
20.Doggie Howl
(encore-1)
21.TABASCO DISCO
22.HEART IS THERE
(encore-2) 23. No Surrender

目指すは次の世界 明日はもうここにはいない

鏡で自分ばっか 眺めて恨み節 うたうのはやめます
そして出てゆきます

(『さよなら傷だらけの日々よ』/B'z) 

もう何も言うことないです。力強いとかそんな一面的な言葉じゃ言い切れない。

B004OVDJ68 さよなら傷だらけの日々よ(初回限定盤)(DVD付)
B'z
VERMILLION RECORDS 2011-04-13

by G-Tools

この曲にはB'zファンにはおなじみの、稲葉の歌詞の2大要素が入ってる:

  • 自分を台無しにするのは、いつだって誰かのせいじゃなくて自分自身のせいだっていうこと。
  • 現状に満足するのではなくて常に次のステージを。そのとき、現状は捨ててしまおう。しがみつくのはやめよう。

ひとつめの「自分自身のせい」というのはこの辺に:

気づいてしまったよ ボクを傷つけたのは
このボクだったよ Baby そうさ So Sad

 (『さよなら傷だらけの日々よ』/B'z) 

ふたつめの「常に次のステージを。」というのはもう至るところに。「別れとは辛く 新しいものだろ」の一言なんかもそう。「初めの一歩は震えても」なんかもそう。そして、びっくりするのは「さよなら傷だらけの日々よ」という言葉が、「辛い過去から決別する」という印象を持たないこと。

普通、「さよなら傷だらけの日々よ」と言われると、「今までが相当辛く苦しい日々で、やっとそこから脱却できる、逃げ出せる、もうこんな生活嫌だ!だから新しい日々に行くんだ!」的な、逃走のような、そういう印象をまず受ける。僕も最初タイトルだけ知ったときはどんな展開にするんだろうと疑問だったけど、曲全体を聴いてみたら、「辛く苦しい日々から逃げ出す」みたいな印象はまるでない。むしろ、「いまこの場所でやるべきことは、もがきながらやりきった。だからここを出て行って、次の世界に行くんだ」という印象になる。一生懸命生きている人間にとっては、いつだって過去は「傷だらけの日々」のはず。その「傷だらけの日々」から、また新しい「傷だらけの日々」を過ごせる「次の世界」へ。果てしなく続く、挑戦の日々。

これが僕らB'zファンにとっておなじみの稲葉の歌詞のモチーフなんだけど、『さよなら傷だらけの日々よ』は、ラストに微妙に今までと香りの違う言葉が添えられる。「ありがと 悔いだらけの日々よ 今ならば言える」と前置きした後で:

人はたやすく変わらぬけど
いつの日か本当に戻るべき場所を知る

(『さよなら傷だらけの日々よ』/B'z) 

「いつの日か本当に戻るべき場所を知る」ここは結構、重要かなあと思う。「戻る」。すぐに連想できるのは『HOME』のモチーフだけど、もちろんあれだけじゃないと思う。