リハビリテーション#02

写真は、本文と何の関係もございません(笑)。

無二の親友が奥さん・6か月の娘さんを連れて遊びに来てくれる予定だったので、今日は屋内でローラー。Edge 800で初めてWorkoutとか設定してみたけどうまく記録されてなかった…。

①ローラー台負荷2・フロントアウター・リア3段 で15分
②ローラー台負荷2・フロントインナー・リア3段 で15分

①で心拍数は160台、②に負荷を落とした後も140前後から落ちることはない…。ローラーを降りてしばらく計測を続けたけど、15分計ってみて100台。

安静時心拍数は座って計るものだと昨日初めて知って改めて計ってみたら、78前後だった。
通常80として、心拍数160と言えばその倍だもんな…。

220-実年齢が、負荷をかけてもよい最大心拍数らしく、 それでいくと僕の最大心拍数は181。このベースに負荷強度をかけてトレーニングで持っていく心拍数を決めるんだけど、通常の最大と言われる負荷強度80%をかけると144.8。②でもう限界ってことになる。フロントインナー・リア3段だよ…。17km/hくらいしか出てなかったよ…。

別の目標心拍数の計算式でも、「持久力アップと基礎体力をつけたい」場合の強度70%~85%で計算すると、強めで見ても162.85。フロントアウター・リア3段で限界…。これはもう、地道に持久力アップのため練習を続けるしか、ありません。

リハビリテーション#01

”ナンバーナイン"くらいだとカタカナで書いた方がかっこいいんだけど、"ナンバーワン"だと「アタックNo.1」みたいになるから#01で!

3月中旬から扁桃腺炎に苦しみ続け、気が付いてみればなんと1か月半のブランク。すっかり体もロードバイクを忘れてしまってるでしょうということで、まずリハビリがてらに軽く平地を流すことに。

2月末には準備してた、nari/furiのブルーのzip parkacannondaleのブルーのサイクリンググローブを遂に初装着!ゆくゆくは全身ブルーで、グフのコスプレのつもり(ガンダム占いがグフなので。ザクとは違うのだよ、ザクとはぁ!)なんだけど、よくよく考えたらこれ、忍者ハットリ君ちゃうん・・・。

5月頭というのに暑くて暑くて、このウェア、初着用で着収めか!?と泣きそうになったけど、まだ大丈夫だよね・・・。

平地を5,6km走っただけなのに結構心臓に。今回、Edge 800のハートレートモニターも初使用してみたんだけど、安静時心拍数が89という数字で仰天した上、大した坂もないのにMAXが180とかなってて、いかに自分の心臓が弱いかを痛感。これを克服するのはLSDしかない。近道なし。体調もほぼ前回したし、そろそろ真面目にローラーを回すときがやってきた!

セグウェイ x 平城宮跡!

天平祭でセグウェイに乗れる、というのでさっそく乗ってきました!!

去年まで遷都祭として行われていたお祭りが、今年から天平祭という名前で行われるそうで、「たぶん寂しいカンジなんちゃうかなあ~」と、地元をこよなく愛する僕としては応援してあげる気持ちで行ってみたら、意外や意外、結構来場があってびっくり。平城宮跡ってほんとだだっ広いだけの、大阪ドーム20個分くらい?の公園なんだけど、すごく気持ちのよい場所です。と言いながら何度も来てる僕は、セグウェイツアー受付に向かってずんずんショートカット。第一次大極殿の前提を突っ切…ろうとしたら左前方に見覚えのあるトリッキーな動作!あれはせ・ん・と・く・ん!!生せんとくん、初めて拝みました(笑)。

セグウェイなんてすごい人気ちゃうんかな~と思ったんだけど、あんまりアピールされてなかったからなのか、意外と混んでなくて簡単に受付済ませられました。スケジュールは10:00~16:00の間、1時間に1回ツアーがあります。1回2,500円。ちょっと高めだけど絶対オススメ!バランスを取るだけで前に進んだり左右に動けたりするのはとても不思議な感覚。少し慣れてくると結構乱暴な動きもできるけど、それよりも滑らかーに滑らか―に動かせるようになるのがすごく楽しい。滑らかに加速して、一定の速度を保ったり、カーブも滑らかに切れるようになったり。

ツアーといっても、平城宮跡内の道を使う関係上、200mくらいの短いルートを往来するだけです。ですが、僕もこのセグウェイツアーに参加しなかったらたぶん一生知らなかったし行かなかったであろう場所が平城宮跡内にあって、すごく良かったです。それは「東院庭園」。

平城宮跡内の酒宴場だったそうですが、結構広い庭園で、眺めておく価値ありだと思います。もうひとつ、「宇奈太理坐高御魂神社」というのも教えてもらいました。

ビブリオバトル#01@奈良県立図書情報館 #bibliobattle

3/13の#00を経て、いよいよ第一回を迎えたビブリオバトル#01@奈良県立図書情報館に、スタッフとして参加してきました!!

ビブリオバトルが公立図書館で開催されるのは図書情報館が初とのことで、これも”「自分の仕事」を考える3日間"のおかげですねー。図書情報館の乾さんと、ビブリオバトル推進者のひとり、中津さんがお知り合いになったからですね。

#00を実施して、発表したいという人も出て来てくれて、着実に図書情報館でのビブリオバトルが定着していけるのかな?という雰囲気。今日は発表者含めて参加者は20名弱だったと思いますが、もう少しボリュームが出てきて、かつ、もう少し参加層がバラエティに富んでくれば(知り合いで纏まって来られる方々で埋まるとか、誰かの知り合いが多数、というのではなく、もっといろんな人が参加してる状態)になってくると、パブリックな場で実施するビブリオバトルとしてはいっそう盛り上がってくるかなーと思いました。ただ、そうなるとMCにとってはハードルが上がりそう(笑)。

スタッフとして何をやったかというと、ツイッター係です(笑)。#bibliobattleで検索してもらうと、13:00~16:00にかけて僕の悪戦苦闘のツイートが見てもらえると思いますが、ツイッタでの実況って、意外と体力が要ります!終わった時、マジでちょっと肩で息をしてたような…。発表は5分なので、最初に本のタイトルを紹介されたとき、きちんと聞き取れるかどうかがまず決定的に重要。そこから、紹介内容を聞きつつサマリしながらツイートするのは慣れと技術と頭が必要です(笑)。

ちなみに発表するとしたら、と思って準備していったのはリディア・デイヴィスの『話の終わり』です。

ビブリオバトルの状況は別途どこかに掲載されると思うので、僕は僕の目線で思ったことを:

  • 乾さんの『編集進化論』、発表された内容はとても面白かったですしよく理解できました。もちろんこの本も読んでみるつもりです。ただ、僕は「編集」という作業の神話性に少し懐疑的なほうなので、そこに突っ込んでみたかった、突っ込んでほしかったなあという気持ちもあります。でもそこまで行くと、オーディエンス、ひいては票を選ぶので、難しいですね。
  • 今回の発表者の方々は、発表内容をかなり作りこんでいてクオリティの高い発表ばかりだった気がします。そうなったらそうなったで、ライブ感に若干欠けるのかなあという無いものねだりも。故に、当日言われて当日あれだけの発表をなさった乾さんは凄いなと。
  • 何を持ってチャンプ本を選ぶのか?というのを相当考えさせられた回でした。「読みたくなる」のクオリティと向き合うべきなのか、イベントとしての閾値のバランスを考えて、そこは考えるべきではないのか。
  • 終了後の立ち話で少し出た、「amazonは日本国内ではないので税金は日本に落ちない。一般の人はそこまでわかってないので」という話がひっかかる。僕たち消費者は利便性で方法を選択する。日本に税金を落とすために、本を買うのではない。と思いつつ、被災地への支援活動と考えをリンクさせ、利便性に関わらず行動を規範するべきなのか、と思ったりもしてみたけれど、やはりそれとこれとは話が別だ。消費者に対して価値が提供できているかどうかが基本的には勝負の分かれ目であるべきで、日本人だから国産を、というのは、政策レベルでどうこうするのは是是非非ありつつ現実だろうけど、個々人に対して「日本に税金を」と強制・半強制的なアプローチをするのが妥当と見られるのはどうかと思う。
  • 刺激がなくてもやることはやるための精神性はどうすれば確立できるのか?「競争」がなければやることをやらない、という競争神話からの脱却の哲学がいよいよ本気で必要では?

『The Apples』/吉井和哉

平々凡々選んでも運命の指令はドSです
何かしら起きては治まって自分との戦いであります 

『VS』/吉井和哉

相変わらずエロい。そして、相変わらず愚直。楽勝楽勝、ではアルバム創らないのね、この人、やっぱり。

B004IRQBOA The Apples (初回限定盤)(DVD付)
吉井和哉
EMIミュージックジャパン 2011-04-13

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「ほとんどすべての楽器を吉井自身が演奏」と前知識があったので、『at the Black Hole』みたいに、吉井の陰鬱なフィーリングはどっぷりだけどグルーヴというかビートというかノリというか、そういうのは二の次になっちゃうのかなーやっぱり、と心配してた。やっぱり、Dragon Head Miracle Tourのときのジョシュ・フリーズは忘れられないし、それぞれのパートはそれぞれのパートの専門のスキルのほうが、バンドサウンドとして好みのものが出てきそうな気がするし。『VOLT』はそういう重厚感満載だったし。

で、聴いてみたら、確かに一度目は『LOVE & PEACE』がぐわっと前面にくるカンジだったんだけど、二度目からはそれぞれどの楽曲も前に出てくる。それと今回は歌詞がかなり書き込まれているというか、「このくらいの言葉遊びでいいだろう」的なのがない。どれもなんかちゃんと言おうとしてる。それが嬉しい。いちばん最初に耳にグッと来たのは『HIGH & LOW』。でもって、最初に引用した『VS』。『VS』の歌詞は年食った人間の味がめいっぱい出てる。

同じように歳喰った人間の味がめいっぱい出てて好きなのが『CHAO CHAO』。ちょっといつもの言葉遊びで埋めてるところもありつつ、どこまでも果てしなく目指していかなければいけない人生のタフさにめげそうになったとき、気力をくれるようなことを歌い上げてくれるカンジがいい。

the pillows HORN AGAIN TOUR@Zepp Osaka 2011/4/16

燃え尽きました!「”音楽”ってものを見せてやるぜ」という、ピロウズの魂がビリビリくる熱いライブでした。

(ネタバレありありです)

当日になってやっと発券したチケットは整理番号Dだったので、18時過ぎにZeppへ。物販に並んでみたものの、寒い寒い!風吹きすさぶ、南港の寒いこと寒いこと!おまけに列は全然進まない!買う人がもたついてるのか、スタッフがもたついてるのか…18:20にはなんと「AからDまですべて呼び出し完了しております~」のアナウンス。当日券出てるらしい、とか聞いたし、それって呼び出しかスムーズなのか、前売りが少ないのか!?と若干心配しつつ、会場にやっと入れたのは18:50。50分も物販並んだの初めてだよ、B'z以外で…。

さて会場は「これで当日券出てるの?」と僕は思いました、いつも通りに入ってたんじゃないかなあ。ぎりぎりに入ったものの、うまく隙間をついて、フロア後方の機材?エリアの真ん前、どセンターでさわおさんライン真正面に陣取りました。

セットリストは、BIGCATのときとずいぶん変わってた印象。でも見比べてみると、そうでもないような、いや結構変わってるような…。BIGCATのときは『サードアイ』と『RUNNERS HIGH』と『LAST DINOSAUR』があって、どれも好きな曲でZeppでも演るって思い込んでいってたんで、演らなくて「あれー?」ってカンジだったんだけど、その後半の盛り上がりはBIGCAT以上のものがあったと思う。BIGCATのとき、「大阪にはこの後Zepp Osaka 2daysでもう一度来るから、リクエストを募集しようと思う」って言ってた「懐かしの名曲リクエスト」をほんとにやって、選ばれたのが『Nowhere』!僕はまったく予想もしてませんでした。この『Nowhere』からの畳み掛け方はハンパじゃなかった。まったく息を継ぐところがないカンジ?そして『LITTLE BUSTERS』!煽るだけ煽って、もう一回『Doggie Howl』で畳む!!病み上がりのオッサンにはキツいです(笑)。

たぶん、初めて正対してさわおさんのアクトを観たんですが(笑)、ライブを見始めた頃よりも、ここ最近どんどんソリッドになってる印象があります。ソリッドってのは尖がってるって意味じゃなくて、ものすごい真剣って意味で。ちょっと前は、「オレ天才だから、こんなくらい余裕で出来んだよ~ちょっと遊び持たせてさ~」みたいな空気をちょっとまとって、めいっぱいではやらないような(やってるんだけど)、そんなカンジを受けることがあったんだけど、今は、もちろんシャカリキにならないといいものが出せないという訳じゃぜんぜんないんだけど、ものすごい真剣に歌詞のいっこいっこも放ってくるカンジがあります。

ダブルアンコールは、ツイッタなんかでちょっと見ちゃっててなんとなく『No Surrender』が来ることは判ってたんだけど、判ってたんだけどあのカッコいいド真面目なMCと重ねられた日にゃあ、やっぱちょっと泣けますね。「5,6,7,8!」と叫んだあと、オッサンはちょっと心臓に不安を覚えたくらい、全力で楽しめたいいライブでした!

セットリスト(頂きものです)

01.Limp tomorrow
02.Give me up!
03.Hello,Welcome to Bubbletown's Happy Zoo(instant show)
04.YOUR ORDER
05.Biography
06.Purple Apple
07.Moon is mine
08.Sad Fad Love
09.Nobody Knows What Blooms
10.Comic Sonic
11.オレンジ・フィルム・ガーデン
12.Lily, my sun
13.EMERALD CITY
14.Nowhere
15.Brillinat Crown
16.Sweet Baggy Days
17.Movement
18.その未来は今
19.LITTLE BUSTERS
20.Doggie Howl
(encore-1)
21.TABASCO DISCO
22.HEART IS THERE
(encore-2) 23. No Surrender

目指すは次の世界 明日はもうここにはいない

鏡で自分ばっか 眺めて恨み節 うたうのはやめます
そして出てゆきます

(『さよなら傷だらけの日々よ』/B'z) 

もう何も言うことないです。力強いとかそんな一面的な言葉じゃ言い切れない。

B004OVDJ68 さよなら傷だらけの日々よ(初回限定盤)(DVD付)
B'z
VERMILLION RECORDS 2011-04-13

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この曲にはB'zファンにはおなじみの、稲葉の歌詞の2大要素が入ってる:

  • 自分を台無しにするのは、いつだって誰かのせいじゃなくて自分自身のせいだっていうこと。
  • 現状に満足するのではなくて常に次のステージを。そのとき、現状は捨ててしまおう。しがみつくのはやめよう。

ひとつめの「自分自身のせい」というのはこの辺に:

気づいてしまったよ ボクを傷つけたのは
このボクだったよ Baby そうさ So Sad

 (『さよなら傷だらけの日々よ』/B'z) 

ふたつめの「常に次のステージを。」というのはもう至るところに。「別れとは辛く 新しいものだろ」の一言なんかもそう。「初めの一歩は震えても」なんかもそう。そして、びっくりするのは「さよなら傷だらけの日々よ」という言葉が、「辛い過去から決別する」という印象を持たないこと。

普通、「さよなら傷だらけの日々よ」と言われると、「今までが相当辛く苦しい日々で、やっとそこから脱却できる、逃げ出せる、もうこんな生活嫌だ!だから新しい日々に行くんだ!」的な、逃走のような、そういう印象をまず受ける。僕も最初タイトルだけ知ったときはどんな展開にするんだろうと疑問だったけど、曲全体を聴いてみたら、「辛く苦しい日々から逃げ出す」みたいな印象はまるでない。むしろ、「いまこの場所でやるべきことは、もがきながらやりきった。だからここを出て行って、次の世界に行くんだ」という印象になる。一生懸命生きている人間にとっては、いつだって過去は「傷だらけの日々」のはず。その「傷だらけの日々」から、また新しい「傷だらけの日々」を過ごせる「次の世界」へ。果てしなく続く、挑戦の日々。

これが僕らB'zファンにとっておなじみの稲葉の歌詞のモチーフなんだけど、『さよなら傷だらけの日々よ』は、ラストに微妙に今までと香りの違う言葉が添えられる。「ありがと 悔いだらけの日々よ 今ならば言える」と前置きした後で:

人はたやすく変わらぬけど
いつの日か本当に戻るべき場所を知る

(『さよなら傷だらけの日々よ』/B'z) 

「いつの日か本当に戻るべき場所を知る」ここは結構、重要かなあと思う。「戻る」。すぐに連想できるのは『HOME』のモチーフだけど、もちろんあれだけじゃないと思う。

初陣@ビブリオバトル天満橋 #bibliobattle

3回目にして、遂に初めて発表者として参加させて頂きました。結果は同点1位で、決選投票の結果チャンプ本を逃しましたが、非常に充実した時間を過ごせました。主催者の中津さんからは、「ぜったい発表者として出た方がおもしろい」と言われてて、そりゃもちろんそうだろうなあ、頭では理解してたんですが、いかんせん人前で喋るのが得意ではないので悩んでましたが、発表できて良かったです。

4309709575 クーデタ (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 2-5)
ジョン・アップダイク 池澤 夏樹
河出書房新社  2009-07-11

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  • 初めてオーディエンスとして見たときから、「自分が発表したら絶対小説でやる」と心に決めてました。小説というのはビブリオバトルの発表にはあまり向かない、難しい、というのを小耳にはさんだので、小説を愛する僕としては、絶対に小説でやると決めてました。
  • 選んだのはジョン・アップダイクの「クーデタ」。
  • 発表者として挙手して、じゃんけんをしてるくらいのときに、「この本のチョイスでは、ウケないんじゃないか」と急に不安に。
  • 発表は4番手。「この本ではウケないんじゃないか」という思いを振り払って、自分の文学への愛を恥ずかしげもなく全面に出すよう心がけて、話す。
  • 結果は先に書いた通り、同点1位。自分の発表が終わったときは、質問が少なかったこともあるし、場の空気が静まり返ってたこともあって、「こりゃ一票も入らないんじゃないか。もうちょっとフレンドリーなテーマの本を選ぶべきだったのかも」と猛烈に後悔したけど、だからこそ、たくさんの人が票を入れてくれて嬉しかった。小説を勧めてみて、小説を読んでみたいと思ってくれる人がそれだけいたというのは、僕に取っては凄い救いだった。きちんと話せば、小説を読んでみたいと思ってくれる人がいるんだというのは。

初陣でチャンプ本が取れればそれは最高に良かったんですが、逃して残念というよりも、「小説を、それもとっつきやすい訳ではない小説を取り上げて、あれだけの人が票を入れてくれた」というのが、(自分に票を入れてくれたということではなくて、小説に入れてくれる人がそれだけいたという意味で)とても幸せな出来事でした。

今日のビブリオバトルはオーディエンスも非常に多く、多少かしこまった雰囲気でしたが、あの「少しパブリックな」緊張感というのは、それはそれでビブリオバトルのひとつの可能性かなと思いました。

    アフター「アフター2011奈良3 vol.2 『マイルストーン』」 #jbnsgt3 #jbnsgt3k

    1月の第一回から2ヶ月強、アフター奈良3 vol.2を、奈良県立図書情報館で開催できました!
    場所と機材を 快く都合してくださった乾さん、ほんとうにありがとうございました!!

    ちなみになぜ図書情報館にしたかというと、

    • 奈良3で知り合った仲間なので、たまに場所が奈良でもいいかな
    • 土日でないと参加が難しいという方がいらっしゃったので、土日なら奈良まででも来れるんじゃない?
    • 4月と言えば、図書情報館の前の佐保川の桜!川沿いに延々続く桜並木は絶景です

    という訳で図書情報館に(笑)。休み時間設けて桜並木を散歩してみましたが、ちょうど満開直後というところで、花びらも綺麗に舞うし、見ごたえ十分でした。例年ならもう1週間早いところなんですが、これはやはり幹事の人徳のなせる業でしょう!(笑)

     

    今回は、前回も参加された8名、今回初参加の3名の合計11名。前回参加で今回不参加の方についても、事前に近況を聞いておいて皆さんに報告しました。転職を実現されたり、自分のやりたい企画の実現に邁進されていたり、「思う」だけでなく実際に「する」に繋げている話は、やはり刺激です。

    さて今回は単なる宴会だけでなく、「語る」セッションを準備しました。

    1.  「トリセツ」 13:00 - 14:50
    2. 「自分の仕事を語る」 15:10 - 17:00

    「トリセツ」は、「自分の仕事について、10枚の写真を用いて10分で説明する」というもので、中津さんがアイデアをくれました。ペチャクチャナイトに想を得られたそうです。これは、有志5名にご準備を頂いて、プレゼンテーションして頂きました。

    この「トリセツ」セッションがかなり盛り上がり、予定の時間を結構オーバーしたので、休み時間の佐保川散歩を経て、後半は、初参加の方2名の自己紹介と併せて、「トリセツ」発表者以外の方の自己紹介、という形で進めました。

    ※ちなみにもともとの「自分の仕事を語る」セッションは、3人1セットで、一人五分で自分の仕事を説明する、というのを、セットを変えて繰り返し繰り返しやり続けていく、という企画のセッションでした。

    結果的には、時間をうまく使うことが出来、万遍ないセッションが展開できて、おもしろい展開になってよかったなーと思ってます。そして、奈良3よろしく、今日の感想を皆さんに書いてもらって、セッション終了。


    そして、幹事としてやり終えた感想なんですが:

    • 体調がまだ万全でなかった、というか、頭がうまく働かなくて、仕切りが不十分でした。
    • 幹事としては、前回同様、「これでよかったのかな」という想いは多分にある。みんなが、どれだけのものを持って帰れたのか…。
    • ジェネラルな内容でなく、もっとゴリゴリに押していくようなセッションでも大丈夫なのかも知れない。
    • 自分も何かを得よう、というスタンスは、捨てないと続けられないなと思った。だからと言って、gainのない仕組は必ず頓挫する。
    • 夜の部で、人と話す体力は残ってなかったです。
    幹事として、絶対に口にしてはいけないことというのはもちろんあって、そのあたりはこの回のキモと完全にクロスしてしまうところなのでそこがかなり苦しいところなのですが、僕はやり遂げてみたいなと思います。

    緊急地震速報の経験

    緊急地震速報を、初めて経験しました。

    長めの東京出張もほとんど体調不良で何やってたのか分からないような過ごし方で、いよいよ最後の木曜の夜。テレビをつけたままうつらうつらしていたら、緊急地震速報が流れました。

    緊急地震速報自体は、電車乗ってるとき周りの人のケータイから流れたりしたのを聞いたことあったけど、なぜか「これは来る」と確信持たされるようなのは初めてで、揺れに備えてみました。

    果たして、確かに揺れました。

    この東京出張中、2度ほど震度1レベルの揺れをベッドで感じたんですが、震度1くらいだとテレビも速報しないんだなと思ってたところだったので、緊急地震速報が伝える地震の怖さを身を持って知りました。震度3だったと思うんですが、あの揺れを「結構」と書くべきなのか、「程度」と書くべきなのか、僕にはわかりません。

    ただ言えることは、あんな揺れがちょくちょくあるようじゃ、全然気が休まらないなというのはよくよくわかったということです。余震の怖さというのは、いつかほんとに終わるのか?という不安だということです。今、被災地にいない僕ができることは、忘れないことだと思います。