読書について

最近、大学の友人と続けて11年目を迎えたサイトを纏めようと、過去のエントリを読み直してて、ついでにいろんなところに書いてる日記やエントリを振り返り読んでたら、なぜ自分は読書をするのか?という、こんなエントリが出てきた。

  • けして理解できないものの存在を認めるため。 
  • まだ知らない物や事や感情がたくさんあるということを知るため。 
  • 自分がいかに「知らない」かを確かめるため。 
  • 僕じゃないのに僕の感情を理解することのできる、つまり、ある人の立場になってその人の感情を書き表すことのできる、そういう能力があることに恐れ戦くため。 

もちろん今でもこういう想いをもって読書をするのは変わらない。だけど、これだけじゃない何かが知らない間に生まれてきていたなあ、と少ししみじみしたり。「未知」を求める姿勢は今でも変わらないけれど、何を「未知」と思えるかという視点や角度が、やっぱり圧倒的に増えてるなと自分でも思う。同じ「未知」でも、真裏からとか下からとか見ることもできるし、知ってることでも未知のように扱えたり。でもそれはそんなに大事なことじゃないなと思う。自分が「知っている」と傲慢にもならず卑屈にもならず、ただ淡々と「知っている」と認めることができるようになったことや、それ以外にも「読書について」大事なことが生まれているなと、それこそ淡々と認識できた。

今、少しずつ行先も歩み方も枠を形作りつつあるなか、そのために自分に足りているところ足りていないところを考えてみた:

足りてないこと:

  • 度胸
  • 正確性、微細性、厳密性
  • 失敗の数

足りてること:

  • 包容力
  • 想像力
  • 求心力
揚げ足は、どんな鉄壁の正論からでも取ることができるもの。そうそう、そもそもおつきあいしてはいけないものだった。

静寂の花火、チョコクロと事故

教訓:徒歩でも運転免許証は携行しよう。

いつから山焼きはこんなに日程が自由なカンジになったんだ~?っていうのももう古いか。もともとは成人の日の15日だったと思うんだけど、成人の日が第2月曜になってからというもの、もうしっちゃかめっちゃかに(笑)。山焼きの謂れって定説がいくつもあって定かじゃないものの、それなりの伝統行事のはずなのに、3連休を外したほうが観光客が来てくれる日が増えるからずらしちゃおうとか(かどうかは知らないけど)、どうにもこのフリーダムでいい加減なカンジがわれらが奈良。それもこれも徹底して「いい加減じゃない」ものがあるから安心してできることなんだけど。

そういう訳で、若草山焼きを見に行こう!とCRRを駆り出す。
せっかく奈良まで足を伸ばすので、 ついでに近くのどっかに…と思い、新薬師寺に行こうと。東京出張したとき新薬師寺が「うましうるわし奈良」のCMで使われてたし。HOLGA持って、写真撮りにいって、若草山のふもとまで行って、花火見て山焼き見て帰ってくる、こんなプランだったのでした。

ちなみにHOLGAにつけたNinja Strapは、CRRに乗る分にはぜんぜん役に立ちませんでした!!

  • 滑る。ロードバイクのランディングフォームでサイクルウェアであのストラップでは滑る滑る。
  • HOLGA自体どえらい軽いので、これも滑る要因。走って3秒で背中から滑り落ちて前に来る。

という訳で走って1分でHOLGAフロントバッグ入り(笑)。

で、新薬師寺→若草山プランは、早々におじゃんになることに。

久し振りの走りにも拘らず結構快調に飛ばせて、今日はなるべくスピード重視で走ってみようとしていたのでした。308号を快走し、中でも大好きな快走ポイント:三条大路に掛かり、思い切って飛ばしていた訳です。

ふと、前の車がスピードを緩めました。「ん?そこのホームセンターに入るのか?」でもウィンカーは出ません。なんだなんだ??路肩に止めたいのか??三条大路は路肩が広いので停車する車が割とあって、それがときどき走りにくい。「路肩停車はするなよな~」と思いつつ脇を走り抜けようとスピードを挙げだしたところで左ウィンカー!!

「まずい!!」

あーオレこのままこの車に巻き込まれんのかー今更左に逃げてもそのまんま倒れてしまうよなーどうする?いちかばちか走り抜けるか?接触した時点でいくらなんでも気づくからちょっとはスピード落とすやろう…

こんなことを考えながら、僕の右手はその車のドアミラーに接触。右足はボディに接触。が、奇跡的?に通り抜けることには成功、通り抜けてそのまま倒れることもなく停止。CRRは軽く見まわしてみたところはフロントホイールが明後日の方向を向いちゃってるだけで、これはステムを緩めればもとに戻せるハズ。

と、いう訳で危うく大怪我するところでしたがちょっとした掠り傷で済みました。相手の人も悪い人じゃなく、きちんと対応しましたし、警察を呼んで事故対応を済ませました。事故対応のとき、「なにか身分証明書はお持ちではないですか?」と言われ、基本ロードバイクに乗るときは財布も持たないので(定期入れに札を数枚と小銭入れだけ)、何も持ってないことに気づきました。徒歩でも身分証明になるものは持ち歩くべきだなと、健康保険証は持ち歩くべきだなと、得難い教訓を得ました。

教訓:

  • 常に免許証と健康保険証は持ち歩こう。
  • 自転車保険に加入しよう。

そう言えば、308号で尼辻を越えたあたりで、「もし前から車が突っ込んで来たら、CRRを離れてフロントボンネットに飛び乗れるかなー体重が重いから、今はできないだろうなー。やっぱり軽いということはいろんな意味で有利になるよなー。痩せよう」とか思ってたところでした。予兆。そして、常に大怪我には至らないような試練をちょっと振り掛けれる我が人生。軽い火傷で「勉強しろよ」と言ってくれる我が人生。

事故調査に思いのほか時間を取られ、冷え切って冷え切って奈良について新薬師寺はキャンセル。JR奈良駅前のサンマルクでブレンドで暖。奈良にいったときはどうもあそこが一服ポイントになる予感。

若草山焼きは東大寺北西の池のとこから見ました。花火、思っていたのより随分と盛大で、長くて、美しかった。睦月の花火、静寂の花火。冷え切った空気の中に上がる花火を、静寂とともに観る。それは割と乙なものでした。あれは毎年観てもいいかも知れない。

ホンエビス十日戎

今更ですが十日戎の話。

今年は10日がお休みだったので、10日の本戎に。僕は堀川戎派です!
”「自分の仕事」を考える3日間”の最終日で、クロージングセッションが終わった後も、参加者がたくさん残っててめいめいお話してて、そこに関わりたかったんだけど、十日戎にお参りするためお暇。

こういうの、世間から見ると奈良県人っぽいと見えるのかどうか判んないけど、僕は結構年中行事を大事にします。初詣だって十日戎だって、言ってしまえば気の持ちようだってもちろん思いますよ。だけど、こういうのが全然無くなった世の中って、なんか侘しいよね。バレンタインだってクリスマスだって構わないから、ほんのちょっとの謂れの知識と、誰かを思いやる気持ちとがそこにあれば、ただはしゃぐだけでも年中行事ってあっていいなって思うんだ。

今年の御神籤は大吉でした!春日大社の「2枚の中吉」(まったく同じ内容の御神籤を2枚引いた)も悪いこと書いてなかったし、なかなか好調な出だしですな。笹はいつものようにフル装備で熊手だけ別。そんなけったいなオーダーするヤツは僕だけなのだ。 

図書情報館乾さんとお話させて頂きました #jbnsgt3

なんでも「それを思いついた人」の想いというのを聞いてみたいのが性分で、勢いで乾さんに「話きかせてください」とメールしてみたところ、快く引き受けてくださったので、お時間取って頂きました。

いちばん印象に残っているのは、「例えばタツミさんのほうから、図書情報館にこういう協力をしてほしいとか、グループ研修室をつかって何かやってみるとか、どんどん使ってもらったらいい」と仰られたこと。自分が何か行動するということはほとんど頭になくて、そうかそういうふうに考えればいいのかとはっとさせられた一言でした。もちろん何かをするためにはいろんなハードルはあるのでそれは判っていますが、だからといって頭からその選択肢を消していた自分はよくないな、と。

  • 3回とも雰囲気が違ってて、特に第2回と第3回は雰囲気がずいぶん違っていたと仰っていた。第3回は第2回に較べておとなしかったそう。第2回のときはそれこそ毎晩あちこちで夜通し飲んでるようなグループがたくさんあったそうだ。
  • このフォーラムに触発されて、参加した個々人が何かにつなげていけばそれでよい。小さいコミュニティが生まれるならそれもまたよし。第2回の参加者で、そういう活動を続けてる人達もいるとのこと。
  • 乾さんご自身は、こういうフォーラムがあっても参加するかどうかは微妙と仰ってて、それはなんか、こういう企画を立ててやり通した方としてよくわかる気がした。その他のことに関する御発言も含めて、徹頭徹尾リアリズムだと思う。
  • 山本ふみこさんのセッションに関する感想が深かった。
  • 企画・集客を考えられるスタンスの現実的な視点。例えばこの3年間は地元観光に貢献していたり、歴史もの企画であれば集客は読めたり。母数の多さは無視できないということであったり。
  • カルシファーの話。
  • やっぱり過去2回との違いというのが印象深かった。自分が出た回だからひいき目があるのかも知れないけど、僕は第3回はかなりよい意味でシリアスだったと思う。あまり重いことがよいのか悪いのかという議論はあると思うけれど。

うーん、まったくメモを取らなかったのであんまりうまく纏まりません(笑)。

鈴木昭男さんに最初質問しようと思っていたこと #jbnsgt3

もう1週間経ったんだなあ。初日から。
初日、車を駆って阪奈を下って大和郡山方面の案内に沿って308号に逸れたとき、その先に見える奈良市一体のすぐ上空万遍なくうす雲のような霞がかかっていたのを思い出す。「たなびく」っていうの?神秘的で胸が騒いだ。

「自分は何をするのか」と考える熱源。
ときどき、3日間で思ったことを、思い出すように書いてみようと思う。

2日目の鈴木昭男さんのセッション、離婚に関する質問を思い切ってしてみたんだけれど、最初の30分のお話を聞いている最中は、全然違うことを考えてた。なぜか、質問しようということだけは最初から思っていて(質問しないという想定はゼロだった)、自分のなかで質問を醸成しながら聞いてた。

当初、頭の中で湧いてきた質問は、「僕は貴方のことが嫌いです」というものだった。

今、世の中には、「自分の仕事にやりがいとか楽しさを感じない」という人がたくさんいる。そういう人たちの中には、自分のやっている仕事に「感謝」を貰えない人達が少なくないと思う。例えば日々送電の保守をやっている人がいたとして、その人の作業がなければ電気を使った便利な暮らしは成り立たないのに、目立った感謝の言葉を貰うことは少ないと思うし、その仕事の話をしても「ありがとう」と言われる局面は少ないと思う。その上、家族にもほとんど日々の働きの感謝を伝えてもらえない人が少なくないように思う。かたや、鈴木さんは、いわば好きなように、好きなことを追究して生きて、こうやって一席ぶって、それで、さっきまで見ず知らずだった鈴木さんに「ありがとうございました」と本気で感謝する人達がたくさんいる。なんで、僕たちは身近な人の頑張りに感謝できないんでしょう?

こういうことを、ぐるんぐるんと考えていた。そしてそのうち、自分は、自分の働きと、生活というものが切り離せないことに気づき、お話を伺った後の3人でのディスカッションで、たまたまお相手が女性2名だったので、

「正直、鈴木さんみたいな男性って、旦那としてはどう思う?」

と聞いてみた。そこから急速に、先に書いた僕の質問はバカみたいになっていって、自分の中での「働く」ことに関する根本的なところにどんどん踏み込んでいって、初めて鈴木さんが語ってくださったことの根本の部分がわかったし、追加で質問して聞いてみないと判らないことも明確になった。

そこでもって、ディスカッションしてくれた女性2名が「質問しなきゃ!」と背中を押してくれたので、いの一番に手を挙げ質問することが出来た。

今思い返してもあれは稀有な体験。原点に立ち戻れたし、「考える」スタート地点に立たせてくれた。

THE BIG ISSUE 158号 x 浦河べてるの家

仕事始めの1/4に買ったTHE BIG ISSUE、読んでなかったの思い出して読んでみた。
ドーチカのあのおっさん、そろそろオレの顔覚えてくれてもええような気ぃすんねんけどなー。
全然、覚えてるような雰囲気あらへん。今度買うときはちょっとゆってみよ。「覚えてるかー?」とか。

 「浦河べてるの家」は、先日参加した”「自分の仕事」を考える3日間”の、昨年開催分のゲストのインタビューを掲載した『みんな、どんなふうに働いて生きてゆくの?』に掲載されていた。向谷地さんのことは、今年の参加者からもよく口にするのを聞いて印象に残ってます。『みんな、どんなふうに働いて生きてゆくの?』を読んだ時も、最も鮮烈に印象に残ってたのは僕も向谷地さん。

本誌には、べてるで暮らしている「当事者」の方4名のインタビューが掲載されてる。「当事者研究」の精神が、より具体的にリアルに読めるのでお勧めです。

「自分の仕事」を考える3日間 1/10

”言った後で急に 僕は何故だかわからず泣いた”
(『FRIENDS』/B'z) 

B00005F5BX FRIENDS
B’z 
BMGルームス 1992-12-09

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自分の出不精を差っ引いても不思議なもんで、
初日当日の朝、「参加者同士が話し合うように進行する」などといった、前年の記録を思い出しながら、「あーめんどうなもんに申し込んでしまったなーそれも3連休3日とも使ってー」と思っていたのが、昨日のセッションが終わる頃には既に「祭りの後」「宴の後」を思ってメランコリック。

しかしこのイベントは参加した場で刺激を受けたり楽しい時間を過ごしたりするのが狙いのイベントじゃない。だからこのイベントが終わってしまうことを残念がるのは少し筋違い。なにより寂しさに感けて今日のセッションを台無しにしたら意味がない。 

最後のまとめで西村さんが仰っていた、「こういうものは区切りをつけてなければならない」という言葉の意味は痛いほどよくわかる。痛い程、というのは心中お察ししますという意味じゃなくて残念で仕方がないけれどそうでなければならないという意味で「痛い程」。何かを感じ意欲が湧いたら、「やってる人じゃないと」とか「思いだけじゃないくて実際にやりだしやり続ける工夫」とか、大事なヒントはいっぱいもらってる。

  • 皆川明さん
    • 僕に取っては、昨日の中村さんのお話以上に、最高にリアルなビジネスの深いところが聞けた。
    • リレーするとき、「最高のスピードで」というところが印象に残ると(西村さん始め)たくさんの方が仰っていたが、僕は「苦しくてもノリノリで繋ぐ」と仰った言葉のほうがより鮮明で感動した。
    • 価値の下がらないもの、ゴールはない、100年続くブランド→100年でいいのか→創業15年経った今も「ここから最低100年は」
    • ミナペルホネンのオマージュは意味がない。
    • ロングスパンでみた大量生産。質量。
    • ガンジーセーター
    • 皆川さんは計算に強いと言っておられた。中村さんは計算が苦手と言っておられた。

ほんとうになんだかよくわかんないんですけどこのタイミングで僕はなぜか涙ぐんだんですよ。

  • 伊藤ガビンさん
    • 訳わからん。と人には言わざるを得ないほど、自分がどう解釈したかを伝えるのが誰にとっても難しいセッションだったと思う。
    • 西村さんはガビンさんをラストに持ってくることを最初から意図してたような気がする。最後にありきたりの結論にならないよう、引っ掻き回したんだろうか?
    • 口ロロは知ってたけどいけすかん感じで聴いてなかった。聴こう。
    • 歴史にマッピング vs 答えの出ていないものが好き
    • それぞれの人がどこに意識を分散するか もしくは集中するか

関心空間のたかはしさんと話が出来たり、得難い体験を得難い質量でぎゅうぎゅうにインプットした3日間。最初にも書いたけどこれが今日だけのことで終わってしまっては意味がないし、単に楽しいというだけでこのイベントはもちろん関係性をつなげていくだけでは何にもならない。僕が仕事上で悩んでいることは分かりやすくはないけれど表に出しているので、仕事に関する行動や考えの記録をオープンにしていこうと思う。

今日の自分に向かって手を振ろう。

"問題は依然、解決しない 
うまい話も基本的にない
明日怖い?怖いのは自分 
そんな毎日を生きるのも自分
今日の自分に向かって思い切って

手を振ろう さぁいま 手を振ろう"
(『手を振ろう』/稲葉浩志) 

B003UIUBT4 Hadou
Koshi Inaba 稲葉浩志
バーミリオンレコード 2010-08-18

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「自分の仕事」を考える3日間 1/9

いやこのすばらしいイベントがあと1日で終わりなんて。
そして全3回の第3回が終わるということで、もう今後参加できることはないなんて。
参加するだけでは意義はないことは判っていても、なくなるってことは寂しいもんだよね。

元来、早め早めに目的地に移動してしまう性で、
今日は昨日の実績を活かしていくらか遅く家を出たのにそれでも8:20くらいに到着してしまって、駐車場開門の列に並ぶ(8:45開門だった)。休日朝の阪奈道が空き過ぎてんだよ!(笑)

昨日の行きはラジオが流したのがミスチルの『未来』でなんか暗喩的で格好いいのでそれをリンクに貼ってみたけど、今日は帰りのラジオが流したのが槇原敬之の『もう恋なんてしない』でなんかなあ。なのでそれはリンクせず、会場の朝カフェとランチでお世話になってる「庭禾」さんのリンクで。撤収前でディスカウントになったピタサンドを買って帰りました~。

瀬戸暮らし日記

via niwakalife.exblog.jp

昨日の御三方は「社会活動」「公人」的な色合いが濃淡はあれ共通したところだったけど、今日の御三方はそういう面は少なく(中村さんは「社会問題的な面はあんまり」と仰っていたし)、そういう意味で昨日のように「大上段」に構えたことを考えずに済む分、自分の問題に引き付けやすかった。しかしながら、引き付けやすい分現実的で出口のない話になりがちで難しい面もあった。

  • 鈴木昭男さん
    • たどたどしく、離婚に関する剛速球質問をさせて頂いたが、少し困られた表情をされていらっしゃったけれど、鈴木さんは僕の目を一度も外さずにお答えしてくださった。お答え頂いた内容もさることながら、あの姿勢は心から誠実な人の姿勢だと思うし、一朝一夕に身につくものじゃないと思う。
    • でもやっぱり不躾な質問には違いないと思い、後からお礼とお詫びにいきました。そこで言葉を交わさせて頂いた空気感が極上。あれだけで僕の中では鳴ってます。
    • 「鈴木さんのような男性と結婚するのはどう思うか?」という素朴な問いが、まさか次の山本ふみこさんのセッションにつながるとはこの時点では夢にも思っていない。
    • でもANALAPOSはセックスかも知れないってことは僕は一目見たときから判っていましたよ。
  • 山本ふみこさん
    • 僕の中での「主婦=仕事か」議論にひとつの終止符。
    • いかに自分のアクティビティーにかかるストレスを減らすか。これは『グーグル時代の情報整理術』と同じことを言ってて面白かった。
    • 「成り行き」のこころは僕は完璧に理解できていると思う。
    • 3人組になった方の、図書館勤務の話はかなり重いテーマだった。
    • 山本さんはかならず質問者の正面まで移動されてた。
  • 中村好文さん
    • エンケルハウスのことも秋篠の森のことも、奈良県民なのに知りませんでした。情けない。
    • 中村さんの話を聞きたくて参加したという人を何人も聞きました。
    • 仕事に関するスタンスとしては、実際にそれを選択するかどうかは別として(背伸びもしないし卑屈にもならない、とか)、自分が一通り考えてきたことと最も合致する方だった。
    • 相性。相手が本来持っている能力を引き出せなかった。
    • 事務能力がなかったことが「有利に働いた」・・・ある種の戦略性
    • 計画性がないこと
    • クライアントに設計会社があるが、そう言えば中村さんのような物腰の方がほとんどのように思う。なぜだろう?

  •  

    「自分の仕事」を考える3日間 1/8

    待ちに待った”「自分の仕事」を考える3日間”。
    ミクシィで「奈良県立図書情報館」コミュを運営しているくらい(と言ってもほとんどトピックも立たないけど)溺愛している奈良県立図書情報館でこんなスゴいイベントをやってたことを、第1回の2009年に知れなかったことを残念に思いつつ、念願の参加です。

    車で阪奈道路に乗る前、fm802が流してきたのがMr.Childrenの『未来』で、なんか印象的な。

    「生まれたての僕らの前にはただ
    果てしない未来があって」
    (『未来』/Mr.Children)

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    全体を通じては、「自分の”働く”ということについて」引き付けて考えることが、多少はできたけどとにかく難しかった。ゲストの方の話の、ご自身の仕事の活動そのものを題材に考える面と、仕事で関わられた対象を題材にする面とがあって、何を主語にして会話すればいいのか、躊躇することがしばしばあった。

    • 広瀬敏通さん
      • 「 今、災害が起きたら何をするか?」という質問の仕方と、それに対する回答。
      • 参加者17万人というのは日本の人口の0.1%ちょっとで、社会に浸透しているとは到底言い難いと思う。その状態で、創業者が退いてよかったのだろうか?
      • 自分の目で確かめること
      • 誰かに仕事を頼むこと。広げること。
    • 坂口恭平さん
      • 社会化するということ
      • 説得力の生み出し方
      • 言語化しないで共感を生む方法-喋りに喋って仲間にすることは意外と簡単
      • 何をやって食っていくのか?突き詰め方
      • パス-人脈
    • 川口有美子さん
      • プロ観として自分にいちばん近かった
      • 川口さんのセッションまで聞いた時点で、「今日の3人には共通点がある」とグループディスカッションで言われたことが衝撃的
      • 稼ぎを生む働きと、稼ぎを生まない働き-今の自分の仕事は、いかにすべての時間を「稼ぎを生む働き」にするかということにフォーカス
      • ALSに財源が傾斜配分される-他の病気よりもALSということか、困ってるなら各々立ち上がれということか
      • 戦略性-どうすれば実現するのか、方法・手段を知る重要性
      • ここでも、他人に頼む仕事が出てくること=拡大=仕事になるという図式

    ”「自分の仕事」を考える3日間”に参加します

    奈良が誇る超かっこいい図書館、奈良県立図書情報館で開催されるイベント、”「自分の仕事」を考える3日間”に参加します!

    2009年から3年連続で開催されていて、今年が最終回の第3回。
    僕は去年2010年の回が終わった直後にこういうイベントがあったことを知って、来年こそは忘れないようにしようとマークしていたのでした。

    「仕事」や「働き方」に対するスタンスは、長年の経験上、フラットに維持していくのはたいへん難しく、時々何かの刺激や誰かの心意気のようなものに触れることで、また新しく、自分の理想のスタンスで仕事に迎えるということがわかっています。このイベントで、そういう刺激の極上版に数多く触れたいし、根本的に自分の仕事のスタンスを見つめ直したり作り変えたり新しいスタンスを得たりヴィジョンを生み出せればいいなと思います。